本プロジェクトを次の順番で説明します! 最初の3項は自分の思いを語り、残りの3項は具体的な計画内容をお話します。

1. 那須裕介って誰? 何をしてる人なの?
2. 「暮らす宿」って何をするプロジェクトなの?
3. なぜ支援すべきなの? したらどんな価値が生まれるの?
4. 支援したお金は何に使うの?
5. リターンについて
6. よく頂くご質問と回答

1. 那須裕介って誰? 何をしてる人なの?

 

 
はじめまして、那須裕介といいます! 東京出身の京都在住。特技は動画制作。普段は「開国クリエイター」の肩書きで、日本の魅力を世界に伝えています!

具体的には次の2つの活動をしています。

(1)京都で町屋の宿を運営

1つめは京都で町屋を宿に改修して、世界中の旅人に貸しています。コンセプトは「暮らす宿」。京町家を一軒まるごと貸し出して、地元に暮らすような旅を過ごして頂いています。


(自主制作の京町家のプロモーション動画。モデルは友人たち)

(2)インバウンドYouTubeチャンネルを制作

もう1つは訪日観光動画チャンネル「ジャパネスクエスト」というYouTubeチャンネルを運営しています。コンセプト は「日本を知り、豊かな旅を送る」。日本の名所や文化を英語で世界に紹介しています。


(動画「1分で分かるジャパネスクエスト」 設定から日本語字幕も出せます)

京町家宿と動画チャンネルのどちらも、「日本の魅力を世界に伝える」をミッションに取り組んでいます。

2. 「暮らす宿」って何をするプロジェクトなの?

「暮らす宿」とは、現地に暮らすような体験を提供する宿です。

僕が初めて暮らす宿を体験したのは、2013年に両親とドイツを旅したときでした。

自分は高齢出産で生まれた子供です。幼少時代に甘やかされて育ったせいか、十代の頃は学校をさぼったり高校をやめたりと、両親に負担と心配ばかりかけていました。

両親も今では年金で暮らす年齢になり、遅いながらもせめてもの親孝行と、毎年一回一緒に旅行することにしています。そして実家へ帰るたびに「あの景色はすごかった」「あの料理は美味しかった」と旅の思い出に花を咲かせています。 


(旅先でセルフィーに初チャレンジする家族)

しかし2013年の10月、はじめて海外のドイツを旅したときのことです。その時ドイツではオクトーバーフェストという盛大なお祭り行われていて、世界中から人が訪れてきます。

当然ホテルはどこも予約でいっぱい。全く空きがありません。でも航空券はすでに買ってしまってます。どうしようかと悩んだあげく、普通の住宅を短期間借りれるサイトを使って「現地の家を借りて住む」ことを試してみました。

すると僕たちもびっくりしたのですが、帰ってきてからの思い出話が「窓から見えた公園が素敵だった」「1階のパン屋さんのスープが絶品だった」と、滞在した家を中心とした話題ばかりでした!


(窓から見えた公園。森林浴に最適!)

それ以来、「現地人のように暮らす旅」の魅力に取りつかれ、そして日本に来る海外の旅人にもそんな体験を提供したいと強く思うようになりました。

現在京都でそのような「暮らす宿」を運営していて、様々な海外のお客さんに喜ばれています。何よりただのホテルでない、現地に住む経験を提供することで日本のファンを増やしていると感じています。


(京都の町家で中国からのお客さんと一緒に。)

そこで今回高山でも「暮らす宿」を作り、現地に住む体験をしてもらい、この土地の魅力を世界中の人に知ってもらう。それが「暮らす宿」 プロジェクトです。

3. なぜ支援すべきなの? したらどんな価値が生まれるの?

「暮らす宿」プロジェクトには3つの価値があります!

(1)現地の生活を提供することで、地域に価値

暮らす宿の一番の魅力は、宿だけでなく地域一体で世界のお客さんをもてなすところ。
例えばすでに運営している京都の「暮らす宿」では、お客さんは毎朝隣の喫茶店でモーニングセットを食べて一日がはじまります。

 
(喫茶店「かわもと」のマスター。濃厚なコーヒーが宿のお客さんに評判)

日中に京都の街を観光して帰ってくると、夜は4軒先のお好み焼き屋で晩酌。愛想のよいお店のスタッフが覚えたての英語でもてなしてくれます。


(レストラン「まる」のオーナー。2000円ちょっとでお腹いっぱい食べれます!)

訪日観光客が旅に求める大きな要素が「現地の人との関わり」です。
暮らす宿は地域の住人と一体になってお客さんをもてなすことで、海外のお客さんがその土地に愛着を持ち、海外の故郷と感じてくれます。

この京町家の取り組みは朝日新聞Globeにも大きく取り上げられました。

http://globe.asahi.com/feature/side/2017052200002.html?uid=1&sid=0000000

(2)高山の魅力を動画で紹介して、宿泊者に価値

暮らす宿でユニークなのが、その土地の魅力を動画でお客さんに紹介しているところ。

例えばこれもまた京都の例ですが、地元民だけが知っている魅力的な観光スポット「蚤の市」を紹介しています!


(一点もののお土産を買うには蚤の市がぴったり!)

さらにはお客さんが困りやすいポイントや、お得な旅情報などもしっかりフォローします。


(利用方法が難解なJRパスの解説動画。上手く使えば交通費が数万円変わってきます!)

もちろん押し付けがましく紹介するのではなく、お客さんが知りたそう・気に入りそうな情報を選んで提案します。このように観光情報をイメージの湧きやすい動画で伝えることで、お客さんはより日本を知り、より豊かな旅を過ごせます。

(3)観光資源を発掘&発信して、飛騨高山全体に価値

そして暮らす宿の一番の価値が、撮影した観光資源をそのまま世界に伝えているところ。

京都で訪れるべき名所BEST10の動画は、世界中の人々20万人以上に視聴されています。

Instagramでも地域の魅力を発信。高山の「古い町並み」の写真は1000近くのイイネが世界中から届きました。

もちろん場所だけでなく、人や体験の魅力も掘り起こして世界に発信します。


(TripAdvisorで全国6位の人気レストラン「平安楽」。高山でぜひ取材したいお店!)

このように宿を起点として、地域の観光資源を掘り起こし、動画で世界に伝える。これが自分が生涯をかけてやっていきたい活動であり、皆様に支援して頂きたい価値です!

4. 支援したお金は何に使うの?

支援して頂いたお金は、1. 宿の改修費 と 2.条例適応の維持費に使います。

(1)宿の改修費

宿を旅館業法の基準に適応するための改修をします。安全基準を満たし、街と地域に認められる宿にするには50万円の改修費がかかります。

(2)条例適応の維持費

高山市の条例では、宿の営業許可申請から実際の運営まで60日間の猶予を設けると決まっています。その間の維持費(家賃・光熱費等)が20万円かかります。

(3)家具・家電・インテリア

もしありがたいことに目標支援総額の70万円を超えた場合、残りの支援金は家具・家電・インテリアの購入費用に当てたいと思います。
みなさんから頂いた大切な支援金です。お手頃価格で質の良いものを取り入れ、「日本文化が感じられる作り」にしたいと思っています。


(京都で運営する「暮らす宿」のインテリア)

5. リターンについて

一般の方向けと、インバウンドビジネス事業者の方向けのリターンを用意しました。

一般向けには、宿泊券やガイド冊子やお土産など高山を知れる・楽しめるリターンをご用意しました。

ビジネス向けには、動画制作やスポンサー広告など御社のビジネスを訪日外国人にPRできるリターンを用意しました。

一般・ビジネス両方とも、すべてのリターンにはブログFacebookでの活動報告と、ご希望があればお名前or会社名の紹介(ウェブサイトのリンク可)が付いています。

ご不明な点ありましたらお気軽にお尋ねください!
mail@japanesquest.com

6. よく頂くご質問と回答

Q. 旅館業法の許可は取れるの?

A. はい、取れます!

6月に一ヶ月かけて飛騨保健所・高山市役所・高山消防本部と打ち合わせを重ね、適切な改修をして申請すれば許可を取得できることを確認しました。

Q. 宿が完成しなかったら支援したお金はどうなるの?

A. 宿泊券は全額返金します!

電子冊子・動画制作・動画広告のリターンなどお届けできるものは、お約束したものを責任持ってご提供します。

Q. いつから運営開始するの?

A. 10月9日からの高山祭に合わせてオープン予定です!

高山祭の後は紅葉シーズン、雪の白川郷、春の桜と素晴らしいシーズンが続きます。ちなみに旅館業法の許可は9月中に取得できる見込みです。

Q. 立ち上げ・運営は誰がやるの?

A.那須裕介がやります!

宿の立ち上げには、実際に住んでみて準備するのがベストです。自分が夏の間一人で高山に半移住して、宿の準備をします。運営開始の後は現地の人間を引き入れて二人三脚で宿を盛り上げます。

Q. 場所はどこにあるの?

A.「西町」という地域にあります。

宿はJR高山駅まで徒歩10分の好立地に位置しています。他にも高山きっての観光名所「古い町並み」まで徒歩5分、「 高山陣屋」まで徒歩2分。陣屋前では毎日朝市が楽しめます。

宿は大通りから一本入ったところにあるので、観光から帰ってきた後は静かでくつろぐ時間を過ごせます。

Q. 駐車場はある?

A. はい、お車を一台置けます。

宿には車一台の駐車場スペースがあり、レンタカーや自家用車でもお越しいただけます。

公共交通機関でお越しの場合、高山へは主要都市から高速バスが走っています。電車の場合は東海道新幹線名古屋まででて特急ワイドビューひだ号でJR高山駅までお越し頂くか、北陸新幹線で富山に出てから特急ワイドビューひだ号で高山まで起こし頂くのが良いかと思います。

Q. 宿の中は見れる?

A. 少しですが写真をご用意しました。

まだ内装を手がける前の写真ですのでご容赦ください。これからインテリアを頑張ります!

 

Q. リターンよりも長く泊まれる?

A. はい、泊まれます!

3泊までのリターンをご用意しましたが、より長くお泊りになりたい場合は一度ご連絡ください!
mail@japanesquest.com

最後に、あなたへお願いがあります。

私、那須裕介は高山を旅してその美しさに一目惚れしました。この土地の魅力を世界に伝えたいと心から思っています。

高山とその近郊には歴史ある文化と――

豊かな自然と――

誇るべき食と――

そして愛すべき人々がいます。

そのすべての魅力を世界に伝える、
そのためには"あなたの力"が必要です。
ぜひご支援をよろしくお願いいたします!
  • 2017/08/19 19:13

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2017/08/11 21:17

    高山「暮らす宿」をご支援頂いた皆様へ。 那須裕介です。このたびは皆様のご支援とご協力ありがとうございました。無事クラウドファンディングも終了し、サイト内外合わせて30万円を超えるご支援金をお送りいただきました。皆様には大変感謝しております。 高山の宿の準備は順調に進んでおります。大きな家具...

  • 2017/08/07 12:03

    高山じゃぱねす邸の魅力の1つが、2階の窓から見えるお寺。そこのサルスベリが満開になりました! 窓からよく見えます。 夏は高山の観光ピークなので、来年以降はお客さんに楽しんでもらえることでしょう。今年はまだオープン前なので、独り占めさせていただきます :) ということで、満開のサルスベ...

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