はじめに

僕たちは生まれ育った松島が大好きでこれからもずっと松島で暮らしていきたいと思っています。

島は食材の提供や人々の心を癒す場所といった大切な役割をもっています。
人と人との繋がりや自然の中で過ごす時間は人の心を豊かにします。

「訪れた人の第二の故郷になる、島の人が笑顔でお迎えできる」そんなグランピング施設を作ろうと思っています。

どうか最後まで読んでいただけると嬉しいです。

上空から見た松島

グランピングとは?

グランピングとは、「優雅な」といった意味の”glamorous"(グラマラス)と"campinng"(キャンピング)を合わせた造語で、贅沢にアウトドアを楽しむ新しい宿泊スタイルのことをいいます。

僕たちが作る松島のグランピングでは、体験や体感を大切にし地域が持つ力を感じられるような施設にしたいと思っています。

「グランピング」贅沢なアウトドア体験

夕食は松島の魚介類や島野菜などを使用したBBQスタイルの食事です。
準備や片付けなどの大変な作業をする必要はなく、キャンプをやってみたいけれどやりかたがわからない方や、テントやキャンプ道具を持っていない方も気軽にアウトドアを楽しむことができます。
また、ドームテントを使用した客室は冷暖房を完備しホテルのような快適な空間なので、テント泊に不安がある方でも安心して宿泊することができます。

BBQスタイルの夕食
ご挨拶


僕たちは「Island MATSUSHIMA」(アイランドマツシマ)というチームでグランピングプロジェクトをおこなっています。
メンバーの本業は、漁師や釣り船の船長といった海に関する仕事をしています。
また、海に潜ってアワビやサザエをとる男性の漁師さんのことを「海の士(サムライ)」とかいて、「海士(あま)」と呼びます。
海で活躍する「海のサムライ」たちが作り運営していくグランピング施設ということでこのタイトルにしました。


自己紹介


プロジェクトリーダー:宗秀明(そう ひであき)

1994年松島生まれ、松島育ち。
中学卒業後、佐賀市内の高校に進学するため島を離れる。
高校卒業後、唐津市内の鉄工所に就職。
三年後、海士(あま)になる夢を諦めきれず鉄工所を退職し島に戻る。
父のもとで海士の腕を磨きつつ養蜂や塩づくり、耕作放棄地を開拓し野菜を栽培するなど新たな特産品づくりに挑戦中。


小学3年生の時に書いた文集

お父さんのような海士(あま)になることが小さい頃からのでした。
唐津市内の鉄工所に就職し三年間勤めましたが夢をあきらめきれず島に帰ってきました。

しかし想像していた島の姿は変わっていました。
地球温暖化の影響で魚介類が著しく減ってしまい、思い描いていたようなはありませんでした。
また過疎化の影響で人口が減りかつてあったはずの活気も失われていました。

それでも島が大好きな気持ちは変わらず、漁の合間の時間を使って養蜂や塩づくりに挑戦したり、祖母から野菜づくりを教わったりして、漁業だけに頼らない新たな取り組みに挑戦してきました。

岩の下をのぞきクロ(メジナ)を銛で狙う
松島に自生するさまざまな花から集められた百花蜜(ひゃっかみつ)は、採れる量が少ないとても貴重な蜂蜜です。
百花蜜(ひゃっかみつ)とは1種類の花の蜜だけではなく、さまざまな種類の花から集められた蜂蜜のことをいいます。
島の人は野菜の栽培に農薬を全く使用しません。なので蜂蜜にも農薬が入ることがない安心安全な蜂蜜で、新たな特産品として販売もおこなっています。

西洋ミツバチの巣箱の中を掃除する作業

塩づくりをはじめたのは三年前です。島の東側に海底湧水(かいていゆうすい)という海底から海水が湧き出る場所があります。
海底湧水でつくった塩はミネラル分豊富でにがりを抜かなくても美味しい塩ができます。
もっとも美味しい塩ができるといわれている満月新月の日にだけ塩づくりをおこないます。
大量生産ができないとても貴重な塩で、島の特産品として販売もおこなっています。

海底湧水を丁寧にかきまぜる

耕作放棄地を開拓して祖母から教わりながら野菜づくりに挑戦しています。
化学肥料を控えて海藻肥料(かいそうひりょう)を使うなど肥料にもこだわっています。
海藻肥料とは、海からとってきた海藻を乾燥させてから小さくちぎって作物の周りにまく肥料のことです。ミネラル分豊富でえぐみが少ない野菜ができます。
少しですが特産品として販売もおこないました。

農作業をする島のおばあたちの高齢化イノシシ被害で、野菜作りをやめていく人が増えてしまっているのが島の現状です。

グランピングの食事でこの野菜を使うことで島のおばあたちのやりがいにも繋がればいいなと思っています。

祖母と一緒にごぼう掘り


このプロジェクトで実現したいこと

僕たちは生まれ育った松島が大好きでこれからもずっと松島で暮らしていきたいと思っています。

7年前頃から僕と同じように島を離れた若者たちのUターンラッシュがおき、松島は一気に活気を取り戻しました。

しかし今、少子高齢化漁業の衰退が急速に進み、島での生活がさらに苦しくなりました。
結婚すると同時に家族を養うためにしょうがなく島を離れる仲間や、帰って来たくても島に仕事がなくあきらめざるをえない仲間。そんな悲しい現実が今まさに起こっています。

そこで、松島の未来の希望となるようなグランピング施設を作りたい、観光業として新たな産業づくりに挑戦し仲間たちと働ける場所を作りたい、と思い準備を進めてきました。

これからも安心して島で生活ができ、安心して家族をつくったり子育てをしたりできる環境が必要です。

事業計画書

グランピング施設ができることでたくさんの仕事が生まれます。
その仕事を島の人みんなで手分けして行なっていくことで島で働ける場所ができます。
家事の合間に働きたい主婦や漁の閑散期にアクティビティのインストラクターとして働ける漁師など、島の人が活躍できる場所が生まれます。

また、松島の食材を島で食べていただくことで地産地消にも繋がり、コロナの影響で起こっている市場の値崩れで出荷に困っている島の生産者を助けることもできます。

新たに生まれる仕事の案

私たちの地域のご紹介

佐賀県の離島、松島は人口が約50人ほどの小さな島でスーパーやコンビニ、信号機や病院など何もない島です。港には松島のシンボルであるカトリック教会があります。今でも毎週日曜日にはミサが行われていて島民が集まる大切な場所です。

今から約170年ほど前に長崎県の隠れキリシタンの漁師が移り住んだとこらから松島の歴史がはじまっています。

島の周囲は約4kmほどで、主な産業は「潜って魚介類をとる海士」と「釣り客さんを釣りのポイントまで船で運ぶ瀬渡し」です。

松島のシンボルのカトリック教会松島には、島の食材を使用した海鮮イタリアン料理のレストラン「リストランテマツシマ」があります。
を通じて島の活性化に繋げたいというオーナーシェフの想いで生まれたレストランです。

松島生まれ松島育ちの宗勇人(オーナーシェフ)は父が漁師で自分も将来は漁師になることを夢見ていました。しかし、中学生くらいの頃から父の漁の水揚げが激減していることを知り、島の将来に危機感を感じはじめました。
そこで父や島の仲間の漁師がとった食材を自分が料理してお客さんに食べさせれば魚が減ってしまっても島で生きていくことができるかもしれないと思い料理の道を選びました。

レストランが軌道にのるまでは自ら海に潜って漁をしたり、畑を耕し野菜を作ったりもしました。

そうやって生まれたレストランは、島内外のたくさんの人から愛され、今ではなかなか予約がとれないほど大人気のレストランとして島の活性化に大きく貢献しています。

リストランテマツシマ

松島には「とんこ山」という夕日が見える場所があります。
ハイキングで夕日が見える「とんこ山」まで歩いて登り、玄界灘に沈む夕日を眺める体験は特別です。
「とんこ山」まで安全に登れるよう、島のみんなで協力して道の整備もおこなっています。

とんこ山からの夕日

プロジェクトを立ち上げた背景

①松島の魅力を伝えたい

松島には豊かな自然や美しい風景や文化、漁師がとる新鮮な魚介類やおばあが作る無農薬の野菜などの特産品。時の流れを忘れさせ、人々の心を癒す緩やかな時間などの魅力がたくさんあります。
その魅力をもっとたくさんの人に知ってほしいと思っています。

 1日限定レストラン「松島の休日」

②島の新たな産業づくりで島の活性化を図る

島の主な産業である漁業は地球温暖化の影響で1980年代をピークに漁獲量が10分の1にまで減少しました。
また、島の奥さんたちが就けるような仕事がほとんどないのが島の現状です。

漁業を補完する新たな産業、島の奥さんたちが働ける場所が必要です。

1隻の船に乗り合い漁に出る海士(あま)

③松島を第二の故郷のように感じてもらいたい

僕たちと皆さんとがお客様という枠組みを超えていつでも「ただいま」や「おかえり」を言い合えるような関係を築いていきたいと思っています。「松島」をいつでも気軽に帰れる故郷のように感じてもらえると嬉しいです。

小松島に沈む夕日

このプロジェクトのもう一つの目的

松島でのグランピングでは「漁体験」や「野菜作り体験」や「塩づくり体験」など、島の仕事を体験できるようなアクティビティを準備したいと思っています。
そこで、生産者と時間を共にすることで「食」に対する関心を深めてもらえたらいいなと思っています。
そして松島でのグランピング 体験が現代を生きる私たちの「心の豊かさ」をとり戻すきっかけになればいいなと思っています。

海に潜って漁をする海士漁は体力が必要でとても過酷な仕事です。ですが楽しくもあります。漁を一緒に体験することで食材を確保する大変さや苦労、また楽しさを感じてもらえたらと思っています。
そして自分で調達した食材をBBQで食べたり、お土産として持って帰ったりして松島でのグランピング体験を楽しんでもらえたら嬉しいです。

アワビをかごに活かす海士素手で土にさわり手が汚れてもぜんぜん気にしない島のおばあ。僕たちは手が汚れるということだけでも抵抗を感じてしまいます。
土が落とされ、きれいに袋づめされて並ぶスーパーの野菜は、そうやって汗水たらして野菜を育ててくれている人がいるからこそ食べることができています。

畑での体験は、私たちに食材やそれを作る生産者に対して感じる感謝の気持ちを再確認させてくれる体験になると思います。

サツマイモを植える島のおばあ全速力で海に飛び込む島の少年たち。島は遊ぶものが少ないので自然の中で遊ぶことが多いです。夏になれば毎日のように海で遊び、自然は最高の遊び場です。
島は時間がゆっくりと流れていて、自然の中で過ごす時間は人の心を豊かにし穏やかにしてくてます。

松島でのグランピング体験で自然と遊び日々の疲れを癒してもらえると嬉しいです。

防波堤から海にダイブ!!


これまでの活動

2019年8月から11月までの間におこなったクラウドファンディングでは、たくさんの方から支援応援のメッセージをいただきました!本当にありがとうございました!

一度目のクラウドファンディング成功!


【2019年11月】一度目のクラウドファンディングに成功。グランピングプロジェクトスタート!

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施設設計・準備期間(25か月間)

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【2021年12月】施設建設工事スタート

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【2022年3月末】グランピング施設完成予定

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【2022年5月〜7月頃】オープン予定



みんなで作る!松島グランピング施設!

島のみんなで協力して土地の整地を行いました。
島の人の想い期待がつまったグランピング施設です。

これからは僕たち島の若手が中心となって松島を引っ張っていけるよう頑張っています。



松島グランピング施設について

グランピング施設の場所は島の北側の海に面し、晴れた日には長崎県の壱岐島(いきのしま)が見えます。
また、6月から8月ごろにはイカ釣り漁船の漁火(いさりび)が夜の景色を彩る特別な場所です。

グランピング施設建設場所

松島のグランピング施設は1棟のみで、1日1組だけのプライベート感あふれる贅沢な体験ができるよう設計しました。

松島の美しい景色を眺めながら快適な空間でアウトドア体験ができ、松島の新鮮な魚介類や島野菜を使用したBBQ、シュノーケリングや海士体験などの松島ならではのアクティビティを楽しむことができます。

グランピング施設 図面

テントはツインドームテントを導入し、テント内は快適に過ごせるように冷暖房を完備する予定です。
テント内の窓からはが見えます。

室内イメージ

[施設概要]
ツインドームテント
面積 :42㎡(冷暖房完備)
セミダブルベッド:4台

※参考画像 (同一テント起用のグランルーク飯綱高原より)

 

僕たちの活動がさまざまなメディアに取り上げられました!


出典元:佐賀県 県民だより「さががすき」 2020年11月号


出典元:情報誌「からっちゅ!」最終号 2020年12月号


出典元:BE -PAL2021年1月号


資金の使い道

CAMPFIRE手数料とリターンにかかる費用(商品代や送料)を差引いて、
支援金は全てグランピング施設建設にかかる費用(借入・自己資金1200万円の補完)のためにに使わせていただきます。

施設建設に必要な費用の内訳は次のようになります。


【グランピング施設建設に必要な費用 合計2250万円】

●施設建設工事(ウッドデッキ、安全フェンス、給排水設備など)1700万円
●上下水道工事 65万円
●ドームテント 355万円
●電気引込み用電柱設置 25万円
●備品(宿泊用品、アクティビティ道具、家具やインテリア)105万円


【資金内訳】

次のような資金の内訳でお支払いを予定しています。

◯一度目のクラウドファンディング支援金150万円(手数料+リターン商品費用差し引き後の金額)
◯佐賀県未来アシスト補助金900万円
◯借入・自己資金1200万円


松島の裏側の風景

プロジェクト実施のスケジュール

施設建設中!3月末完成予定です!

2021年12月20日よりグランピング施設建設工事がスタートしました。
施設基礎工事、ウッドデッキと小屋の建設、安全フェンスの設置、ドームテント組み立て、家具や備品の設置と進めていきます。

グランピング施設構想

ウッドデッキ、小屋用木材のペンキ塗り

建物の基礎

最後に

グランピング施設ができることで松島の魅力を発信していく新たな場所になり松島の未来をつくっていく大きな一歩になると信じています。

グランピング施設を無事オープンさせ、みなさんに楽しんでいただけるようしっかりと運営していきたいと思っています。

今回のクラウドファンディングの目的はグランピング施設建設に必要な費用をまかなう追加の資金調達です。

新型コロナウイルスの影響で木材の価格が高騰、また離島での施設づくりには資材を運ぶフェリー代、業者さんの宿泊費や松島と本土間を毎日船で送迎する船代などをはじめ、予想以上の費用がかかってしまいました。
その費用をまかない施設を無事完成させるために二度目のクラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

どうか、魅力あふれる施設を完成させるためにみなさんの力を貸してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


とんこ山からドローンで撮影


<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:Island MATSUSHIMA(アイランドマツシマ)      
 ●代表者:宗秀明
 ●事業者の住所/所在地:〒847-0406 佐賀県唐津市鎮西町松島3488-1
 ●事業者の電話番号:Tel: 08084183054
 ●食品衛生責任者:宗秀明
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


\応援メッセージ/

高橋博之 (たかはし ひろゆき)/ 株式会社ポケットマルシェ 代表取締役社長

人口40人あまりの小さな島「松島」に、20代の若者が7人も暮らしていると聞いたときは驚きだった。しかも、すべて島出身!島が好きで、父親の跡を継ぎ、海士や釣船をやっているのだという。他に小学生がひとり、幼稚園児がひとりいる。高齢化が急速に進む地方の島で、全人口に占める若者の比率・若者の定着率を考えると、これは異例の島と言える。

 なぜ、この島には若者が残るのか。なぜ、この島には若者が帰ってくるのか。その理由を探るため、一昨年、松島の宗秀明くんを訪ねた。

 海が一望できる見晴らしのよい秀明くんの自宅にお邪魔すると、お父さんが出迎えてくれた。僕は早速、島の謎に迫った。「息子さんは、この島がとにかく居心地がいいと言う。他の若者もそう。たいていは窮屈で居心地が悪くて田舎から若者が出ていくものですが、この島にはなぜ、若者が残るんでしょうか?」。

 お父さんの答えはシンプルだった。「この島には、若者が新しく何かしようとするとき、それをサポートする文化が昔からある。それは、若者を今、大事にしないと、将来、自分が大事にされないですから。今の自分の親世代の80代も、自分が20歳で島に返ってきたとき、同じようによくしてくれた。だから、今度は自分たちが今、親世代を大事にしている。それだけのこと」。

 コンビニもスーパーも交番も信号機もないこの島には当然、介護施設もない。大好きなこの島で最後まで暮らし続けるためには、最後は島で子どもたちに面倒を見てもらうしかない。もし嫌だと言われれば、本土の介護施設に行く他なくなる。だから若者たちを応援する。今の日本社会では考えられないことだが、とても自然なことのように思えた。人間が生きるとは、こういうことだったんじゃないだろうかと深く考えさせられた。 

なぜ、島で生きることを選んだのか。改めて秀明くんに聞いてみた。彼の答えもシンプルだった。ここでの暮らしをまだ見ぬ子どもたちに受け継ぎたい。そのための準備をしているのだ。過去には乱獲もあり、海がだいぶ貧しくなってしまった。海が豊かじゃなければ島での生活はできない。「海を休ませるのが一番の薬だって、お父さんがいつも言っている。採り尽くすと、種が残らない。だから、海の資源はどうしても守らないといけない。子どもたちの代が食べていけるように。だから、海で採るのは少しにして、その分、ハチミツや塩、野菜、グランピングで稼いでいこうと思う」。 

宗秀明、27歳。日本にもまだこんな若者がいることを希望に思う。今回のチャレンジを多くのみなさんに応援してもらいたい。このチャレンジは、日本の未来を照らす希望の光になると確信しています。


小林希(こばやし のぞみ)/ 株式会社Office ひるねこ/旅作家

人口減少、高齢化のすすむ数ある日本の島で、島出身の若者がぞくぞくUターンして、地元のために頑張っているのが松島。私も何度か遊びにいきましたが、その度に塩づくりや養蜂など、さまざまな挑戦をしていてとても刺激を受けます。
今回もまた、「グランピング施設を作りたい!」と大きな夢をもって行動しています。
松島には、島の恵みが詰まった食材を使ったレストランの「リストランテマツシマ」があり、港には可愛らしい教会があります。急峻な斜面にある集落からは、美しい海が一望できます。
隠れリゾート地のような島だなぁと思います。宿泊してゆっくり過ごせるようになれば、きっと毎年「帰りたくなる島」になるはず。みなさんも一緒に、海のサムライたちの夢を応援してみませんか?


新井章吾(あらい しょうご)/ 株式会社海藻研究所 所長 

松島の明るい景観は、住む人の優しさが自然環境に作用して形成されているようで癒やされます。この島の風土が好きな若い島民が多く、若者の比率が高い島になっています。
しかし、海水温の温暖化によって、藻場が衰退し、沿岸域における漁獲量は減少し続けています。そのため、島の若者たちは少なくなった魚介類を島のレストランで提供したり、ポケットマルシェ(オンラインマルシェ)で販売するなど、より利益が得られるよう工夫してます。
耕作放棄地と山道の再生で得られた薪を燃料とした海底湧水による塩づくり、海藻を肥料とした島の在来種の栽培、無農薬の島での養蜂、それに今回のグランピング施設の建設などによって、島で生活していくために20歳代の若者たちがチャレンジし続けてます。
イベントではない、地道な活動が離島再生のモデルになると確信してます。応援よろしくお願いします。



松島グランピングプロジェクトのメンバーを紹介します!

僕たちはIsland MATSUSHIMA(アイランドマツシマ)というチームでこのプロジェクトを進めています。本業の合間の時間を使って島の活性化のために奮闘しています。

釣り船船長:宗篤司
松島生まれ松島育ち。
遊漁船の船長として釣り客さんを釣りのポイントまで船で運ぶ。自身も釣りが得意。高校も島から船で通うほど島が好きで、島のみんなから頼られる優しくて頼もしい存在です。

海士(あま):宗涼介
松島生まれ松島育ち。
5年前にUターンで島に戻り海士として毎日海に潜っている。海が大好きで泳ぐことと釣りが得意。島の環境を守るためイノシシ対策の中心となってみんなを引っ張ってくれています。

漁師:宗一馬
松島生まれ松島育ち。
2年前にUターンで島に戻り、父が営む遊漁船で腕を磨きながら漁師としても頑張っている。バドミントンやサッカーや野球などスポーツが得意で、いつも笑顔でみんなを楽しませてくれています。

釣り船船長:中尾洸貴
松島生まれ松島育ち。
7年前にUターンで島に戻り、父の船で腕を磨いたのち遊漁船の船長として自ら船を操縦する。自身も釣りが得意で漁師としても頑張っている。バドミントンやサッカーなどみんなでスポーツをすることが大好きです。

釣り船乗組員:宗大地
松島生まれ松島育ち。
5年前に島にUターンで島に戻り、父が営む遊漁船の乗組員として腕を磨く。自身も釣りが得意。明るい性格で島のムードメーカー的なポジションでいつもみんなを楽しませてくれています。

定期船副船長:山中晋也
2年前にIターンで松島に移住し定期船の副船長として腕を磨いている。いつも笑顔の優しい性格で島の玄関口である定期船で頑張ってくれています。特技は相撲で大きくて優しい心の持ち主です。

料理人:宗勇人
松島生まれ松島育ち。
7年前に島にレストランをオープンし、島の食材をつかった海鮮イタリアン料理でお客さんをもてなしている。若手のリーダー的存在でいつもみんなを引っ張ってくてる頼もしい存在です。

  • 2023/12/01 12:05

    グランピング施設にバレルサウナを設置することができました。海を眺めながらサウナを体験することができます。少しづつ新しいアクティビティを増やしていき、宿泊していただいた方に、より満足していただける施設を目指していきたいと思います。もっと魅力ある施設に、もっと魅力ある島にしていけるよう頑張っていき...

  • 2023/12/01 11:39

    10月31日で今シーズンを無事終えることができました。今シーズンも無事運営できたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。支援者の方々もたくさんお越しいただきありがとうございました。皆さまに直接お会いできたことがとても嬉しかったです。ご支援のおかげでつくることができたグランピング施設も2年がたち、来...

  • 2023/04/17 13:08

    こんにちは!大変お待たせしてしまいましたがON THE CLIFFのホームページがついに完成しました!ホームページはこちらからご覧いただけます!        ↓     ON THE CLIFFたくさんの方にご覧いただけると嬉しいです!一般の予約の受付は4月25日よりスタートしたいと思います...

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