ご挨拶
このプロジェクトを実施するのは愛知県に本社を構える企業です。
主に紅茶の製造や販売、紅茶専門のカフェなどを営んでおります。
コロナウイルスの影響を機に興味があったファッション事業に取り組むことを決意し、
新しい試みとして浴衣の反物で制作したセットアップを販売するプロジェクトを立ち上げました。
このセットアップに使用した生地は、京都で明治から100年余り続く呉服屋であるodashoのオリジナルブランド【金子國義ゆかたKuniyoshi KANEKO】。
アーティスティックで他社には絶対まねできない唯一の浴衣の反物で制作するセットアップはたくさんの人から応援していただけるであろうものになると自負しております。
このプロジェクトで実現したいこと
大半の男性が着る機会の多いスーツのオシャレは女性に比べると種類やパターン、色などが限られていると思いませんか?
このプロジェクトでは特に男性のオシャレのお手伝いをするために
アーティスティックな反物で制作したセットアップを提供します。
日本文化である浴衣で制作したセットアップで男性をもっとオシャレにしたい。
加えて将来は世界のマーケットにも挑戦したい。
誰もがもっと気軽に楽しめて、ちょっとしたお出かけや、浴衣を身に着けた彼女とペアコーデ、海外の方へのお土産、プレゼントにも利用できるこのセットアップをより広く知ってもらいたいです。
日本の男子もっとオシャレを楽しもう
キーワードは「友よ、魂のまま遊べ!傾け(かぶけ)、己が道を行け!」
夏のファッションシーンに合うセットアップの提案。
新しい文化・価値・スタイルを発信・提案し、反物と洋服がコラボレーションする、特別な一着の装いを楽しみ喜んでいただきたいです。
また反物の新しい形の使用方法は昨今低迷している呉服業界に新しい風を吹かす第一歩となり、新型コロナウイルスの影響により苦しむ多数の伝統産業の助けにもなると思います。
プロジェクトをやろうと思った理由
コロナウイルスの影響を機に業態変革を含めて新しいことをやろうということになりました。以前より深い縁のある京都の呉服屋さんでこの【金子國義ゆかたKuniyoshi KANEKO】の反物と出会った時、「この柄、この反物でスーツを作りたい!」と直感が走りました。
日本が得意とする、染め・織りを生かし浴衣地を洋服に仕立てる可能性…
和の反物をメンズアパレルに落とし込みたいと感じました。
そして、それを形にして共有したいと思います。
【金子國義ゆかたKuniyoshi KANEKO】とは
独特のエロティシズム漂う作品で傑出した才能を表現し、幅広いジャンルで活躍した画家・金子國義画伯と京都の老舗呉服屋odashoがコラボレートしたオリジナルゆかた。
2002年にデビュー以来、モダンなゆかたの先駆的ブランドとして、長年に渡って人気を博し、年齢層や男女を問わず広く愛好され続けている。
金子画伯の代表作のひとつ『不思議の国のアリス』から「アリス」やトランプのモチーフをアレンジしたデザイン、平安時代の書や江戸時代に描かれた「蝙蝠(こうもり)」やポップアートを匂わせる「マリリン」をコラージュしたデザインなど、古典をふまえ且つ新しいアバンギャルドで粋なゆかた。
《金子國義》プロフィール
1936年7月23日生まれ。日大芸術学部在学中に舞台美術家の長坂元弘氏に師事。
1964年より独学で油絵を描き始め、翌年、澁澤龍彦と出会い「O嬢の物語」の装幀と挿絵を担当。1967年個展「花咲く乙女たち」(青木画廊)で画壇にデビュー。
活動・表現領域は幅広く、『富士見ロマン文庫』『ユリイカ』をはじめとする多くの 書籍・雑誌の装丁画・挿絵本、『不思議の国のアリス』(新潮社)を描いたことで知られる。
活動範囲は絵画のみならず、着物やゆかたデザイン、写真、歌舞伎やバレエの舞台美術など多岐にわたって活躍した。
公式HP https://www.kuniyoshikaneko.com
《odasho》とは
京都で明治から100年余り続く呉服屋。創業以来、長年に渡り、独自制作にこだわって、のオリジナルな呉服ブランドをプロデュースしている。またイベントの企画、映画や舞台、メディアやイベントへの衣装協力など、呉服関連において多岐に渡る事業を展開している。
公式HP https://odasho.co.jp
これまでの活動
プロジェクトをゼロから立ち上げ、京都の染め工場や、多数の実用新案の取得している老舗メンズアパレル工場を紹介してもらい、何度も打合せを重ね、試行錯誤の末デザイン+素材+機能性を合わせたジャケット・パンツ・ショートパンツが完成しました。
インパクトのあるデザインの裏には確かな技術を持つ職人や工場のものづくりが隠されています。
実物を見られた方からは、「カッコイイ」「レディースも作って!」など大変好評を頂いております。
資金の使い道
☆【金子國義ゆかたKuniyoshi KANEKO】の「マリリン」「アリス」の反物を使用したセットアップの制作。
・「マリリン」
古き良き時代のアメリカ、銀幕のセックスシンボルとして知られるマリリン・モンローをデザインしたゆかたは、エロスの画家と称される画伯ならではのモチーフ。金子画伯はのお気に入りのクラシック映画を暗記するほど繰り返し見続けた。登場するヒロインたちは、和洋問わずいつも創造の源泉だった。
・「アリス」
1874年にイタリアのオリベッティ社の依頼により初めて『不思議の国のアリス』の挿絵を描いて以来、金子画伯の生涯のモチーフのひとつであった「アリス」。このゆかた柄は原画「王女に扮するアリス」から引用し、アリスに登場するモチーフのトランプを日本の伝統的な市松模様に配しデザインされた。
・こだわりの素材・綿コーマ
金子画伯曰く「役者が稽古で着ることができるホンモノのゆかた」をつくるため、デビュー当初から一貫してこの生地にこだわり続ける。
綿100%の平織の生地。製糸の段階でコーマ通し(combing=櫛通し)という綿の繊維を整える工程を行うためこの名で通称する伝統的なゆかた用生地。短い繊維を除き、長い繊維のみ平行に揃えるので、毛羽立ちが少なく、太さにムラがない強い糸になるため、肌触りがよく柔らかで艶がある生地になる。
・こだわりの染色・京手捺染
このゆかた生地は、京都で着物をつくる工程と同じように、一反一反ていねいに手捺染で染めている。手捺染とは、日本の伝統的な染色の型染や琉球紅型を起源とした布に柄を染める技法の一種。板場に生地を貼って、職人が型を移動させながら柄を染めていく。職人には非常に高い技術が求められるので、主に絹を用いて高価な着物やネクタイ、スカーフなどに使われる生地を染めるために用いられる染法だが、ホンモノ志向の【金子國義ゆかたKuniyoshi KANEKO】は、この染色にこだわる。
‼CAUTION !!(取り扱いのご注意・洗濯表示)
京都で手捺染という伝統的な職人の技術で染めている浴衣生地を使用しています。
綿の後染め製品なので、新しいうちは、摩擦や汗などの水分で多少の色落ちや下着などに色移りがすることがあります。
手洗い可能の表示をしていますが、慣れない場合はドライクリーニングをお勧めいたします。
ご自宅で洗濯の際、塩素系漂白剤を含む洗剤や酸・アルカリ性の強い洗剤は色落ち、生地の傷みの原因になりますので使用せず、中性洗剤をご利用ください。他のものに色移りする場合がありますので、単品手洗いで洗ってください。
濡れたまま放置しますと、他の部分に色移り色落ちする可能性があるので、洗濯後は速やかに日陰で吊り干ししてください。
洗濯により多少縮みますので、干す際には生地をよく伸ばしてください。
タンブラー使用は生地が縮みますので、お避けください。
綿100%
生地の裁断の都合により 、柄の出方が画像と異なる場合がございます 。
◆製造工場の運転資金
自社ですべての工程を円滑に行うために工場を設立したい
◆次回作の制作費
今後は「アリス(赤色)」、「蝙蝠(こうもり)」のセットアップ制作を予定しています。
・「蝙蝠(こうもり)」
2002年デビューのラインナップ。以来20年近くこのゆかたブランドのトップを独走するデザイン。蝙蝠のモチーフは古く中国伝来から招福の意味を持ち、日本の古典文様として江戸時代に流行した。当時、浮世絵の蝙蝠柄のゆかたを着る美人画にインスパイアされデザインしたという。組み合わせられた文字は平安時代の書で、蝙蝠に合う文字を古書の中に探しコラージュしたという。文字の意味を問われた際には、連歌の返歌なので、特別な意味はなく、ただカッコイイから、と答えた。美に殉ずる金子画伯らしいエピソード。また、多くの著名人が愛好するゆかたで、【金子國義ゆかたKuniyoshi KANEKO】の代表的な柄。
リターンについて
◆28000円→ハーフパンツ
◆32000円→ロングパンツ
◆79000円→ジャケット
デザインは「マリリン」、「アリス」から
サイズはM.L.XLからお選びください。
【パンツ】
ウエスト
M 82
L 86
XL 90
【ジャケット】
着丈 チェスト ウエスト
M 71 103 96
L 72 107 100
XL 73 111 104
送料に関しましては、こちらで負担させて頂きます。
実施スケジュール
2021年
1月中旬 掲載開始
3月19日 募集終了
3月下旬 生産受注数決定
6月 仕立て完成次第順次配送
最後に
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
できるだけたくさんの方に新しいファッションの選択肢を知ってもらいたい。
浴衣の良さを再認識してもらうとともに洋服とコラボレーションすることで誰もが身に着けやすく、尚且つオシャレに着こなせるセットアップを製作します。
何よりコロナ禍のこんな時代だからこそ、
「以前のように出かけられるようになったら…仲間と集まれるようになったら…このセットアップを着ていきたい!」と未来に希望を持ってもらうための支えになりたいです。
皆様のご支援、ご賛同をお願いしたく存じます。
プロジェクトチーム一同
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