はじめに・ご挨拶

〜愛知県名古屋市生まれ。後に郡上市へ移住〜

はじめまして。チヒロクリーンサービス那須千博と申します。9年前に東日本大震災が発生しました。ボランティアに参加し人生の儚さを目の当たりにしたような気がします。毎晩、暗闇の被災地では母は子を抱きしめ、人の泣き声が響き渡り福島第一原子力発電所がある双葉町から南相馬 山元町 亘理 閖上そして仙台までの沿岸部には瓦礫の山、そして津波の激しい爪痕が残されていたのが未だ心に刻みます。

あの日一瞬にして多くの尊い命と光が闇に消えました。失ったものは取り戻せる筈もなく今後被災された方々の生活と環境を考え不用品の排出、瓦礫の撤去に勤しみました。

時が立つにつれ気づかされた事は不用品や瓦礫の中からも少なからずリサイクル出来る物があるという事です。

リサイクル出来る物が廃棄されていく被災地。それは被災地だけに限った事ではなく身近にも起こりうる事です。

 9割を山林が占める私が住む奥美濃 郡上市 私をはじめ少なからず同じような問題を抱えている方は少なくない筈です。

それは昨今、林業は衰退し森は荒れ果て緑が色褪せて今後、台風や豪雨、大雨による倒木被害も懸念されます。

しかし、豊かな森林は人々に恵をもたらす大切な資源なのです

 飛騨地方から美濃地方にかけて長良川、木曽川が流れています長良川沿いには杉、そして木曽川沿いには檜が多く見られますその中でも奥美濃から飛騨地方の長良川上流で育った杉は長良杉と呼ばれこの地方の杉は冬の4か月間を雪の中で成長するため年輪が細かく色艶が良いため仕上がり後の表情が豊かで柱や梁、桁などの構造材、床材、壁材、天井材、軒天井の内装材や外装材として幅広く使用されています。

このプロジェクトで実現したいこと

森林を整備しCO2を固定

地球温暖化の防止

すでにこのCO2によって地球温暖化が始まっています。南極や北極の氷は溶けはじめ水没の危険にさらされている島国もあると聞きます。温暖化を遅らせる最大の手段として森林を整備し守る事です。空気中の気体のCO2を形あるものにするのは植物しかありません。燃料として使われている液体や固体は、もともと植物がCO2と水素が作り出すものなのです。この現象を光合成または炭酸同化作用と呼びます。しかし、それを行うには短期間で枯れてしまう草ではなく長年にわたってCO2を固定し続ける大木です。近年、地球では森林が急激に減っています。砂漠が拡がっている事や過去にインドネシアとブラジルで何カ月も火災が続きました。先に述べた光合成をする森林はCO2を吸収し酸素を吐き出し大気の状態を正常に保つ働きをし気候や気温を調整したり野生動物を養ったり木材などの自然資源を提供する役割も担っています。森林は私達にとって貴重な資源なのです。

▼隙間無く植えられた森林の間伐は病虫害やスギ花粉症の拡大を防止する為にも欠かせない作業

奥美濃 長良杉を使った薪やペレットの製造販売

建築材料としても幅広く使用される長良杉ですがその他、薪 ペレットとしても活用されています。ペレットは乾燥した木材を細粉にし圧力をかけて直径6~8mm長さ5~40mmの円筒形に圧力成型した木質燃料で一般的にストーブやボイラーの燃料そして猫の砂そして近年、注目されつつある、バイオマス発電の燃料として使用されています。木質ペレットの原料は森林の整備や育成過程で生じる間伐材や育成工場から発生する樹皮のこ屑、端材など再生可能な資源である木材です。そして着火性に優れ他の木材燃料にくらべ含水量が少なく圧縮されておりチップなどをそのまま燃やすより大きな発熱量が得られるのが木質ペレットの特徴です。

 ペレットストーブがもたらす力と効能

CO2の削減そして低コスト 

写真提供  株式会社奥美濃プロデュース 〒501-5124 岐阜県郡上市白鳥町大島1716-26

 常にCO2が降り注ぐ森から発生する、おが粉、小径木、端材からペレットは生まれペレットストーブを使う事によりCO2を削減します。

燃やしても大気中の二酸化炭素を増やさないペレットは環境にやさしい燃料としても注目されています。

燃やした時に排出される二酸化炭素は木の成長過程で吸収したもので大気中の二酸化炭素の増減には影響を与えないとされているからです。

その考え方を(カーボンニュートラル)二酸化炭素中立性と言います。

実際にEU諸国の石炭火力発電所では二酸化炭素排出量を抑制するために石炭に石炭に1~3%のペレットが混ぜられています。また燃料そのものを生産する際に発生する二酸化炭素量においても石油の5分の1 電気の10分の1だと比較するデータもあります。

プロジェクトを立ち上げた背景

近年自動車、家電、衣料にはじまり、あらゆるモノがリサイクル出来るようになりましたが過去日本の経済は消費者の欲望を借り立て、まだ使えるモノを廃棄させ次の商品を消費させると言う事で社会は成り立っていました。その中で林業は一早く還元、循環型の仕組みをとっていました。今後、このプロジェクトを通じて廃棄する社会から還元を取り戻し循環する社会を目指します。

私たちの地域のご紹介

今回のプロジェクトとなる場所は郡上おどり、そして日本の小京都と知られる郡上八幡から車でおよそ10分郡上市大和町神路。約1500平方メートルもの山林です。大和町神路 と言う場所は広大な山々に囲まれた山里です。毎朝森のカーテンに包まれ小鳥の囀りで目を覚ます。郡上八幡から飛騨高山を結ぶ、せせらぎ街道が紅葉の見頃を迎えるこの季節すでに冬の足音が聞こえ始めます。冬ともなればスキー、スノーボード夏ともなれば鮎釣り、ラフティング、キャンプにBBQ。そしてここ数年前には清流長良川の鮎が世界農業遺産に認定されたせいか、道の駅 古今伝授の里やまとには北は北海道ナンバー、南は九州ナンバーと全国からやって来る人々で賑わいを見せる。車中泊をする旅人達は自由な表情を見せ何処か不便さを楽しんでいるようにも伺ます。

真冬の大和町神路

人口3万8千人という小さな町に全国から様々なレジャーやスポーツを求め人が集まる背景には大自然というキーワードがある事だと思います。そして何よりも食の魅力。
この地で最も流通されている飛騨牛の肉質は、きめ細やかで箸を入れるだけで切れる程柔らかく美しい霜降りと口の中でとろける芳醇な香りと味わい山紫水明と謳われる岐阜県の豊かな自然で育てられ優れた技術をもつ生産者たちの手によって安全安心にこだわり手間暇かけてつくられた逸品です。

そして郡上の美味しい水と昼夜の寒暖の差によって美味しく育った郡上のお米コシヒカリ。更には郡上大和の台所でもある郡上旬彩館やまとの朝市には様々な朝採り野菜が並びます。朝採り野菜には前日に貯まった養分がたっぷりと蓄えられ前日の光合成で作りだされた養分が蓄積され朝が一番養分が保たれた状態だからです。

森と食との関係

野菜は収穫してもまだ生きていて呼吸をしています。気温が下がっている朝に収穫する事で収穫後の呼吸による消耗が少なく、みずみずしさが保たれます。美味しい水から出来るコシヒカリ、採れたての野菜そして長良杉茶。これらも森の恩恵だと考えます。植物は「光合成」によって、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収し、我々が生きてゆくのに必要な酸素を供給してくれます。光合成とは、植物や植物プランクトン、藻類など光合成色素をもつ生物が行う光エネルギーを化学エネルギーに変換する生化学反応の事です。育ち盛りの森林だと1ヘクタールの広さで、年間20トンほどの酸素が造成され、40~80人の人間が生きてゆくことができます。
空気だけでなく、水もそうです。森林は「緑のダム」と呼ばれます。山に降った雨水は、森林の作ったふかふかの土にしみ込んでいって、蓄えられ、ゆっくりと土の中を流れて地下水となり、時間をかけながら川へと流れてゆきます。
豊かな森林を抱えた山では、雨が降っても、川はすぐには増水しませんし、水も濁りません。たとえ大雨になっても森が水を蓄え、根が土を守りますから、洪水もおきにくいのです。そして、日照りが続いても、水がゆっくりと流れるので、川は簡単には渇水しません。

森林の土は、腐植土や生物が作った穴によって、その60%くらいが隙間になっているそうです。スポンジのように水を貯えることができます。雨水をしみ込ませる力は、裸地の3倍、草原の2倍です。森が私達の飲み水を貯えているのです。ですから人が住む町の上流には「水源林」が確保されねばなりません。 日本は梅雨と台風の通り道になっていて、毎年、土砂災害がおこります。でも、本当はそうなる前にほとんどが森林によって守られているのです。実験によると、森林から流れ出る土砂の量を1とすると、作物が育っている畑から流れ出る土砂は約10倍、何も生えていない土地では100~1000倍くらいの土砂が流れるそうです。

森に降った雨は、直接土には当らないからです。雨は木の葉や下草にあたった後、雫となってじわじわ地面にしみ込んでゆくからです。そして木の根がしっかりと土を押さえて流れないように守っています。森から流れ出た水は、ミネラルを豊富にふくみ栄養分がいっぱいです。水道水よりはるかに美味しいです。(日本の植生は多様でミネラルのバランスが良く、欧米よりもおいしい軟水がいたるところで流れています。)森の水により、微生物が繁殖し、昆虫が増え、それが鳥や魚の餌となります。森の水は川となって田畑を潤し、海へと流れてゆきます、鉄分を多く含む森からの水は、おいしい海苔やワカメなどの海産物を育てます。そして、プランクトンを繁殖させ、たくさんの魚を育てるための餌にもなります。

森が産み出す様々な工芸品

伐採した木は割り箸や精油工場に持ち込み精油成分を多く含む高品質の精油を作り出す事です。天然の精油は消臭 除菌 芳香 アロマ 浄化 肌ケア 防虫 ウイルス対策の原料となります。残った枝や小径木などは粉砕され亜臨界精油装置に入れ多孔質化したチップ材にし廃水処理材または土壌改良材として使用します。

これまでの活動

2017年非鉄金属のリサイクル業不用品回収業として、チヒロクリーンサービスをスタート。

現在までに、自宅1500平方メートルの森林の整備 幾つもの各家庭の庭木伐採、草刈り、不用品回収等多数の実績があります。

資金の使い道・実施スケジュール

●設備費 エンジン薪割り機

40万円

●バックホー クレーン付トラックリース代30万円

●消耗品(チェーンソー替え刃、ワイヤー等)10万円

●広報費 HP作成費10万円

CAMPFIRE決済手数料約15万円

リターンについて

¥2000心を込めたサンクスメール


¥3000

郡上産コシヒカリ1キロ

郡上地味噌500グラム

『送料無料』

¥5000ペレット5キロ

¥10000ペレット15キロ

樹皮の混じりのない100%無垢の原材料より製造しています。全て国産(主に岐阜県産の檜、杉、松)です。国産は優しい匂いで天然の消臭効果が期待できます。着火も良く、灰分も1%以下の最高級のホワイトペレットです。

仕様

直 径・・・6mm

長 さ・・・1cm~3cm

含水率・・・7%(10%以下)

比 重・・・0.7

灰 分・・・0.5%以下

発熱量・・・4,500kcal/kg

¥20000

¥20000飛騨牛サーロイン200g

きめ細やかな霜降りと箸で切れる程の柔らかさ。背中から腰あたりの、お肉柔らかでう、旨みが高級部位です。
牛や豚 羊などの背中側の肩から腰にかけての広い部位をロースと呼び、そのうちの一部をサーロインと呼びます。サーロインは腰側の背中の真上、背中の中央部辺りにあり超高級で、程よい脂の甘さにジューシーな肉質が特徴です。
名前の由来は古くはフランス語で上の腰部と言う意味でシュールロンジュが語源となりロンジュが腰肉と言う意味のロインに変わったとされています。
また、かつてのイギリスの国王が、このステーキを食べたところ、あまりの美味しさにサーの称号を与えたという逸話や俗説もあります。
●おすすめの食べ方
ステーキ すき焼き 焼肉 しゃぶしゃぶ
ローストビーフ


¥50000

¥50000 飛騨牛A5ランク シャトーブリアン300g

シャトーブリアンとは牛のヒレ肉の中で中央部の最も太い部分になります。牛一頭から取れるヒレ肉は4キロから600g程しか取れない希少な部分です。肉の格付けというのはある一す定の基準が定められており、その基準をクリアすることによって格付けが行われています。

A5ランクとは?

A5ランクのAとは、肉の歩留等級を表しています。歩留というのは、その肉牛がどれだけ太っており、多くの枝肉が取れるかということの規準であります。歩留等級はAからCまで存在していますから、Aというのは太っており、肉牛の枝肉量がかなり多いことなのです。

そして次にA5の5ですが、これについては肉質のランクとなります。そのランク付けの規準としては脂肪や赤身の色合い、そして霜降りなどの脂肪の混ざり具合がそれにあたります。これらのことから、A5ランクの肉は太いお肉であり脂肪の混ざり具合や色合いが良いお肉であると言えるのです。

名前の由来

シャトーブリアンという名前の由来だそうです。起源は2つあり19世紀初頭のフランスの政治家フランソワ=ルネ.ド.シャトーブリアンが料理人に命じて作らせた事から、このようになったそうです。その美味しさからシャトーブリアンばかり食べた事から由来します。もう一つは牧畜と精肉で有名なフランスロワール、アトランティック県シャトーブリアンと言う都市から名付けられたそうです。

おすすめの食べ方
硬い部位は少し薄めにスライスし、その硬さをカバーしたり、するのですがシャトーブリアンは厚くカットしても柔らかく硬さが気になりません。シャトーブリアンの美味しさを最大限に引き出すのであればステーキを、おすすめします。

実施スケジュール

●1月29日クラウドファンディング終了。継続して郡上市大和町神路の森林にて伐採。

●2月上旬よりHP開設。ペレット及び薪の販売開始。

●3月上旬よりリターン発送。

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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