▼はじめに

鳴門市のオーゲ島は「鳴門の渦潮」や「大塚国際美術館」などで賑わっている観光地です。また、ワカメや鳴門金時の産地としても有名です。

瀬戸内国立公園に指定されているその海岸は銀砂のビーチが美しく、最近ではAKB48の姉妹グループSTU48のデビュー曲「瀬戸内の声」のロケ地にも選ばれています。

関西から車やバスで1~2時間。週末に気軽に来られるリゾートで、海岸線にはおしゃれなリゾートホテルが建ち並んでいますが、残念ながらいずれもちょっとハイグレードで、安く泊まれる旅の宿がありません。

そこで私たちが出会ったのが1軒の老舗民宿「うちの海」。女将のチカちゃんは現在85歳。元気いっぱいですが、最近足を手術して、宿の存続が危ぶまれていました。

この「民宿うちの海」をリノベーションし、「UZUSHIO GUEST HOUSEうずしおゲストハウス」と名付けて存続させたいと考えました。

日々の喧騒を忘れて、ゆったりと海を眺めながら、自分の時間を取りもどすことができるような、オーゲ海の小さな旅宿にしたいと思っています。

また島のコミュニティを大切にして、いろんな仕掛けも考えていきたいとワクワクしています。

ぜひお力添えをよろしくお願いします。

▼コンセプトはマリン&アート
美術館で西洋美術に没入 癒し系マリン&アート旅のススメ

 

オーゲ島は、海の美しさを堪能できるとともに、大塚国際美術館という国内外に人気の美術館があります。

世界中の名画を原寸大で陶板に再現していて、その精巧さとスケール感に圧倒されます。

それぞれの名画の収蔵美術館や企画展などでは人が多すぎて、なかなかじっくり鑑賞することができませんが、ここでは、ゆっくりと画家の世界に没入することができます。

海に囲まれた瞑想的な時間の中で、ぜひ、マリン&アートなひと時を楽しんでください。

 

死ぬまでに見ておきたい 鳴門の渦潮の大スペクタクル

 

美術館に隣接して、日本一流れの早い鳴門海峡の渦潮スペクタクルを堪能できる「観潮船」や「渦の道」などがあります。世界中の観光客が訪れ、官民挙げて世界遺産への登録を目指しています。まさに「死ぬまでに見ておきたい絶景」です。

*ゴッホも模写した安藤広重(歌川広重)の「鳴門の風波」

さらにシーカヤックやSUP、シュノーケリング、やかた釣り体験など、眠っていた野生を呼び覚ます(笑)マリン・アクティビティも企画していきたいと思っています。

今回のクラウドファンディングは、このゲストハウス開業に向けたリノベーション費用のサポートをお願いするものです。どうかご協力のほど、よろしくお願いします。

*外観はオーゲ海スタイル!?ドアは白に塗るべきかどうか思案中。

*図面スケッチ。変更あり。共有スペースを削ってロビーのようなものを作っています。

*共有スペース。予算とのせめぎ合いが続いています・・・。

*本革のソファを買いたい!!目を付けたのがあって、家具屋さんにすでに5回通ってます^^;

▼はじまりのストーリー

*初代チカちゃん、2代目チカちゃん

言い出しっぺのムラカミミノルは、買い物難民対策の移動スーパーサポート会社社長&時々本書き。過去には市会議員3期というアヤシイ経歴を持つが、母親がオーゲ人で、幼少のころから日曜日の遊び場はオーゲ海だった。なので大人になっても夏には毎週末、オーゲ海に身を浸して魂の再生をはかっている。

そんなムラカミが、4月のとある日曜日、母の従姉妹であり、「民宿うちの海」の女将でもあるチカちゃん(85歳)と話をした。

そこでチカちゃん「50年続けてきたけどもうでけん。足痛い。あんた、続けてやってくれんか?」。

いきなりきた。が、ムラカミはなぜか躊躇することもなく「やる」と答えてしまった。

まったく考え無しのアホ的反応だったが、もともと「オーゲ島で何かやりたい」と強い思いを持っていただけに、体が勝手に返事をしてしまったのだ。

*写真は駐車場ライン引きDIYが完了して雄たけびをあげるムラカミ

さて「やる」といったものの、ムラカミは移動スーパーの仕事で日曜も無いぐらい忙しい。そこであちこちツテを頼って「誰かいない?」と発信したところ、ガチャ(松田チカコ)と出会った。ガチャはガチャンピンに似ているからガチャと呼ばれているのだが、5月まで某航空会社の社員で、空港で働いていた。が、なんと「ゲストハウスをやりたい」という熱い思いだけをもって、故郷の徳島にUターンしてきたところだったのだ。

さっそくガチャを捕獲したムラカミは、美しいオーゲ海を見ながら熱く語ったところ、彼女は「やる」と答えた。

ガチャも、少し前に滞在したアメリカ西海岸のポートランドのDIYな人々に打たれ、「徳島で面白いことをしたい」という熱い思いを持っていたのだった。しかも神ってることに、ガチャも同じ「チカちゃん」だった。ここに2代目チカちゃんが誕生したのである。

こんなわけで初代チカちゃんの思いを継いだ、ムラカミ×ガチャのゲストハウスプロジェクトはスタートしたのだった。

▼ゲストハウスを拠点に「オーゲ海文明」(笑)を興したい
*妄想だけど本気度100%!

 

オーゲ海文明(別名うずしお文明)は、2017年頃、鳴門のオーゲ海周辺で興ったオーゲ人による文明である。オーゲ人とは、オーゲ島の原住民、もしくは新しく移住した人のことを指す。島外にも「名誉オーゲ人」、「なんちゃってオーゲ人」が存在する。一般的なオーゲ人の考え方は「労働は大切である。しかし自分の時間も大切である。なので、程々の労働で楽しく生きていけるのが理想である」というもの(笑)。

*オーゲ人のカタチはそのまんまオーゲ島(鳴門町)のカタチ。アタマのグルグルは渦潮の鳴門公園の位置。犬ではないが「犬だね」と言われても否定はしません。

 
オーゲ海文明の特徴(20年後の妄想です)

 

・エネルギーフリー……世界有数のポテンシャルをもつ潮流発電で島内のエネルギーは無料。さらに売電で得た利益で水道料金などを補てんしているのでライフコストが安い。

・スマートアイランド化によるシェアリング……島全体がスマート化、IOT化している。カーシェアリングやクラウドソーシングによって安く生活ができる。

・空き家利用とタイニーハウス……シェアリングの島なので、立派な家に引きこもるという指向が無い。空き家のリノベーションやタイニーハウスで注目され、さらに相乗効果で視察や移住者が増える。

・食……全国に名だたるブランド食材に恵まれているため、日常的に安く、美味しいものを食べている。

・マリンアクティビティ……島民は美しい山と海に囲まれ、アウトドアアクティビティに親しんでいるため、心身ともに健康である。

・アート……美術館に知的刺激が無尽蔵。また、空き家などを利用したアーティストインレジデンスで新しいアートも生み出されている。

・教育……世界中から新しい生き方を学びに来るため、活性化、多様化している。

・防災……高速道路上などに「逃げるシステム」が構築されている。被災時も、日常のDIYノウハウが生かされ、タイニーハウスの建設などを主に、復旧スピードが早い。

▼資金の使い道

1.アートな共有スペースを作りたい(約60万円)

2.昭和レトロなお風呂を改装したい(約10万円)

3.エントランスをエーゲ海(オーゲ海)風にしたい(約10万円)

4.ふんわりなお布団をそろえたい(約10万円)

5.クラウドファンディング手数料

*共有スペースの扉をターコイズブルーに塗るガチャ。

*昭和なお風呂。手前のレトロなタイルは残す方針です。

*昭和な洗面。壁は白に塗って、鏡の周りをマリンな感じにしたいな~。

▼リターンについて

・宿泊券

・オリジナルTシャツ

・田村さんの鳴門金時3キロ

・鳴門海峡のおさかな干物セット

・「お披露目DAY」ご招待

等々。

*オリジナルTシャツデザイン中。白と水色。

▼最後に

実は今回のリノベーションは新館(平成生まれ)なので、けっこうやりやすいです。来年ぐらいには第2弾として旧館(昭和生まれ)を考えているのですが、これは難産になりそう。完成したら収容人数50人の大ゲストハウスになります!なので、また継続してご支援ご指導をお願いしたいと思っております。なにとぞよろしくお願いいたします。

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