ご挨拶

はじめまして、滋賀県米原市にある伊吹薬草の里文化センターの清水啓子です。私たちは、伊吹山の薬草を保護し有効に活用するため活動している団体です。

このプロジェクトはコロナ禍でストレスを感じておられる皆様に、伊吹山の薬草の“香り”をお届けすることで心を癒していただければと思い、新たな商品作りにチャレンジしました。

社会全体がコロナ禍で街が閉塞し、新型コロナウイルスの更なる感染拡大でストレスの溜まる生活を強いられています。

そのストレスを少しでも和らげるお手伝いができないか・・・

私たちに出来ることはないか・・・

薬草を使って"癒し"をお届けすることはできないか・・・

スタッフが集まりいろいろ考えてきました。

▲打合せ風景

伊吹山を代表する薬草“イブキジャコウソウ”。

▲イブキジャコウソウ

「かくとだに」ブランドで販売いたします。

「かくとだに」は、平安時代の小倉百人一首に記載されている藤原実方朝臣の和歌の枕詞を頂きました。伊吹山の薬草は京の貴族にも愛されたようです。

（現代訳：「せめて、こんなに私がお慕いしているとだけでもあなたに言いたいのですが、言えません。伊吹山のさしも草ではないけれど、それほどまでとはご存じないでしょう、燃えるこの想いを。」）

また、『切支丹宗門来朝実記』、『南蛮寺興廃記』、によれば、永禄11年（1568年）、織田信長はポルトガル人宣教師のフランシスコ・カブラルに伊吹山で薬草を栽培させたという史実も残っています。

2020年10月、縁あって兵庫県姫路市香寺町にある香寺ハーブガーデンの福岡社長と出会いました。福岡社長は日本でハーブが知られていない30年前からハーブの効能に着目され、北海道美瑛のラベンダーで有名な富田ファームの社長とともに、ハーブを日本で普及させる活動をされてきました。

香寺ハーブガーデン

香寺ハーブガーデンは昭和59年(1984年)に開園以来、研究開発型のハーブ園として農薬や除草剤を使わずにハーブを育てる一方、大学や研究機関の指導の下、抽出技術や発酵技術を向上させ、ハーブの有効成分、色素、香りを別個に取り出す独自の抽出機を開発。
その技術をハーブティーやハーブパウダー、ハーブを使った化粧品などの商品化に生かすとともに、ゆずやお茶にハーブを加えて発酵させ、発酵過程で得られる二次代謝物質を抽出し、どこにも類のない高機能のエッセンシャルオイルなどを作っています。

福岡社長は、薬草研究と同時に化学薬品を使わない純粋なハーブ製品を作り続け、ユーザーからも高い評価を受けておられます。今回、イブキジャコウソウに深い興味を示していただき、一緒に商品化を進めました。

イブキジャコウソウの収穫（伊吹山麓にて）

▲収穫したイブキジャコウソウを天日で干します

10月下旬、イブキジャコウソウの刈入れです。13kgのイブキジャコウソウを収穫しました。そのあと乾燥させ、香寺ハーブガーデンへ送りました。

香寺ハーブガーデンの工場は、姫路市の山之内地区にある廃校になった小学校の教室を無菌のクリーンルームに改装し防腐剤等の化学薬品を一切使わず商品化します。この限界集落でもある山之内地区に工場を構えたのは福岡社長の村を昔のように元気にしたいという思いからです。

▲廃校の山之内小学校

▲クリーンルームでの作業

福岡社長から応援メッセージをいただきました！

「伊吹山は日本でも屈指の薬草の宝庫です。その代表とも言えるイブキジャコウソウとコラボして商品化できたことをうれしく思います！」

今回リターンとして、制作しました全5商品を個数限定でクラウドファンディング特別価格にてご用意しました。また、単品のコースをはじめ、複数商品を組み合わせたセットのコースもご用意しています。

・ハンドケア（ハーブスプレー）（30ml×2）
【限定20個】定価2,640円→CF特別価格2,200円（消費税込）

・化粧水（100ml×1）　
【限定20個】定価2,750円→CF特別価格2,300円（消費税込）

・保湿クリーム（25g×1）　
【限定20個】定価1,980円→CF特別価格1,700円（消費税込）

・ハーブ石鹸 （100g×2）　
【限定20個】定価2,640円→CF特別価格2,200円（消費税込）

・保湿オイル（60ml×1）　
【限定20個】定価3,300円→CF特別価格2,700円（消費税込）

コロナ禍で不安とストレスを感じる日々が続いている今、この「かくとだに」商品を通じて皆様に少しでも"癒し"と"安らぎ"をお届けできればと願っています。

そして、伊吹山やこの薬草文化のことを少しでも多くの方に知っていただき、コロナが落ち着いた際には、是非皆様に遊びに来ていただけることを願っています。

応援よろしくお願いします！