はじめに・ご挨拶

ご覧頂きありがとうございます！
山形県酒田市にあるバイク店 SUZUKI MOTORSを運営する (株)CARRYの鈴木貴大と申します。
SUZUKI MOTORSは祖父が創業し、今年で60年目を迎えます。
創業当初より地元のお客様から支えて頂いた「街のバイク屋」です。
生まれてからずっと、祖父、二代目である父、働いてくださる従業員の方が熱心に仕事へ打ち込む姿を見て育った私は、東京の明治大学へ進学後も『バイクの仕事がしたい！』という想いが強すぎて、技術の世界に入るならば一日でも早い方がいいだろうと中退を決意。

ご縁を頂き、なんとバイク界国内最高峰のレーシングチームでメカニックとして修行しました。

修行したことで日本のバイクの素晴らしさ、そして海外での人気ぶりを感じた私は、
頂いたご縁を元に2014年、現在の株式会社CARRYという輸出会社を創立。
台湾、香港、フィリピン、マカオへ地元の酒田港より輸出をするビジネスモデルで、順調に成長していました。

一方でバイク店は、1980年代に訪れたバイクブームを境に業界全体が右肩下がり。当店もお客様に支えて頂いているものの、全盛期に比べると経営はなんとか持ちこたえている、そんな状況でした。 

そして創業者である祖父は高齢により体力的にも限界が見え始めた時、ふと見えてきた選択肢は
『いつ店を閉めようか・・・』ということでした。

幼少期から見ていた祖父のまだ薄暗い早朝から熱心に仕事をしている姿、父や従業員の方が汗水垂らしながらお客様の愛車を直す姿、常連のお客様たちの楽しそうな笑い声・・・全てが一瞬で脳裏に浮かんだ私は、

『だめだ！だめだ！絶対にこの店を閉めてはならない！なんとしてでも存続させないといけない！』
そしてそれこそが私の使命なんだと強く思いました。

そこで私は自身が経営していた(株)CARRYでSUZUKI MOTORSを運営してしていくことを決めました。もちろんこの企業買収は、メリットばかりではありません。
時代の流れに乗ることができないバイク店は存続自体が難しい世の中です。

日に日に経営は厳しさを増し、困り果てた私は当時付き合っていた彼女に『支払いができなくなったら会社は終わる。僕の人生も終わる。将来を考えていたのに申し訳ない。』と伝えた程でした。
(ちなみにその当時から支えてくれていた彼女が現在の妻です。妻曰くこの人なら絶対になんとかするだろうと思っていたそうです）

この時代の中でSUZUKI MOTORSをどう生き残らせていくのか。悩みに悩んで出した結論は「何か一つに特化すること」でした。「SUZUKIのディーラーで日本一になる！」当時ははるか彼方に見えた目標も、現在山形県内で4年連続ダントツ1位という表彰を頂いています。
また 『YouTubeでのオンラインネット販売』を4年前より始め、現在はチャンネル登録者数が15,000名を超えています。

ネット販売によって中古車はもちろん、全国どこでも買えるはずの新車までも全国（北は北海道、南は鹿児島まで)のお客様よりご注文を頂ける状態になりました。

また『自分のバイクを買取してもらってYouTubeで紹介して欲しい！』というお言葉まで頂いております。動画の影響力は凄まじく、車両の説明動画をアップした翌日には20件近くものご注文を頂くこともあります。

現在は祖父から引き継いだ当初から年商6倍まで達成することができました。  

しかし、2020年2月からのコロナウイルスの猛威。

新しい仲間もどんどん加わり、次のステージへチャレンジしたい！もっとお客様に喜んで頂きたい！より良いバイクライフを提供したい！そう思っていた矢先でした。もちろん当店も大きな打撃を受けました。
ご来店のお客様の激減。毎月開催していた試乗会やツーリングイベントも全て中止。好調だったレンタルバイク事業も全面停止。もちろん車両売上も激減。
今までの戦略の甘さを思い切り痛感させられた今期でした。

だが、バイク業界が激動の今こそ動かないと未来はない、そう感じここで人生最大のチャレンジ「新店舗移転」をすることを決意しました。

国道7号線沿いの市内ど真ん中という最高の立地です。ただ移転するだけではなく、既存のSUZUKIディーラーの他に新しく2つの海外メーカーの取扱も始め、東北最大規模のディーラーになります。

コロナ禍で大打撃を受けましたが経営の抜本的な立て直し、そして事業を成長させていきたいと考えております。

さらにその先の展望としては、山形県を中心に東北6県にバイク店を出店、大規模用品店、教習所事業にも取り組みます。二輪の『ゆりかご』から全てを支えていきます。

そして店舗拡大後に取り組みたいのが「全国のバイク屋さんの買取(M&A)です」
お客様もたくさんいる、素晴らしい技術を持った従業員の方もいる、ご商売もうまくいっている。にもかかわらず経営者の方の高齢により廃業を余儀なくされるお店が現在急増しています。これは業界全体の課題なのです。
そういった素晴らしいお店を、これからもその土地でご商売を存続していけるお手伝いをしたいのです。

何故そのように思うのか、それは私自身が祖父の店をそうしたからです。

絶対に根を絶やしてはいけない。

そう強く感じております。斜陽産業と言われているバイク業界の発展のためにも人生をかけて尽力していきます。

バイクが好きなお客様、バイク店で働きバイクの魅力を伝えていくスタッフ、これからバイクに乗る将来のライダーの方々の為にも活動していきます。
そして当社が二輪業界に携わる方の雇用を増進し、バイクが好きなお客様が増えることにより二輪業界全体の発展にも寄与していきます。私たちがバイク業界の次代を創っていきます。

私たち株式会社CARRYのVISION（ビジョン）は、

「この世界を楽しみ尽くしたい人へ充実したLifeを！」

大切にしている5つのVALUE（バリュー）は、

・プロフェッショナルであり続ける
・認識の範囲を拡大し続ける
・時代に合った価値を提供し続ける
・ご縁に感謝し優しさと思いやりを持ち続ける
・自分たちも楽しみ続ける

です。

今回応援・ご支援頂いた資金は全額、新店舗で発生するテーブルや椅子、メーカー指定什器、移転に伴い必要となる備品の費用（合計1,131,395円）の一部に当てさせて頂きます。

またそれぞれの金額に応じてリターン品もございます。

どうか皆様の力をお貸しください。皆様のご支援よろしくお願いします。

新店舗予定地：山形県酒田市東両羽町7-23（セブンイレブン様となり）

株式会社CARRY 代表取締役社長
鈴木貴大（現在27歳）

今後のスケジュール

・2020年2月：クラウドファンディング実施期間
・2020年3月〜4月：クラウドファンディングでご支援頂いた方々へのお礼
・2020年4月：工事完了→引渡し→OPENへ向けて準備
・2020年5月：新店舗OPEN予定★

＜All-in方式の場合＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。