2016年6月、渋谷道玄坂に誕生したブックカフェ「BOOK LAB TOKYO」。オープンから一年が経った2017年8月、"つくる人を応援する書店"という原点に立ち返り、書店員×著者×読者が三位一体となって新しい読書体験を創造する『BOOK LAB OWNER'S CLUB』を新たに立ち上げます。

プロジェクト本文

この度、2017年8月より新たにBOOK LAB TOKYOのCEO(最高経営責任者)に就任した西村創一朗です。

昨年6月のオープン以来、超ヘビーユーザーとして毎日のように来店していたBOOK LAB TOKYOですが、数奇なご縁から今月からBOOK LAB TOKYOの舵取りを担うことになりました。

▼なぜBOOK LAB TOKYOのCEOに?

BOOK LAB TOKYOのファウンダーである@mocchiccこと鶴田浩之くんとは、BOOK LAB TOKYOオープン以前から交流のある、数年来の仲でした。

僕自身、最低でも年間100冊は本を読む「読書好き」であることと、前職時代に渋谷・道玄坂のクライアントを担当していたこともあって、渋谷・道玄坂に気に入ったカフェや本屋さんがないことに対して、ちょっとした不満を抱えていました。

そんな中、鶴田くんがCAMPFIREで渋谷に "つくる人を応援する書店"「BOOK LAB TOKYO」を作ります!という、コンセプトも立地も素晴らしすぎるプロジェクトをスタートさせ、見事2700万円もの資金の調達に成功し、オープンにこぎつけたのです。

オープン後に実際にお店を訪れてみると、予想にたがわぬ、いえ、予想をはるかに超えた素晴らしいブックカフェがそこにあったのです。

・店長によってこだわり抜かれたコーヒー豆にエスプレッソマシン。

・思わず手に取ってみたくなる本の選定と、美しいディスプレイ。

・何時間でも過ごせてしまう、心地よい空間。

・仕事をする上でも最適な、高速Wifiと電源を完備。

どこを取っても、本当に素晴らしいブックカフェ。
BOOK LAB TOKYO以上に気に入ったブックカフェには未だに出会えていません。

そんな中、6月のある日、ファウンダーである鶴田くんから僕に突然の連絡が。

「ーー西村さん、6枚目の名刺を持ちませんか?西村さんにBOOK LAB TOKYOの経営企画に関わっていただきたいです」

ごく控えめに言って、ワケのわからない提案でしたが、鶴田くんのことなので、絶対に面白い提案に違いない。

そう思って詳細を聞いてみたところ…

・会社の事業整理の関係で、2年目を迎える BOOK LAB TOKYO を撤退を含めて検討しなければいけない状況になっている。
・現状、月間180万円の赤字の状態
・お店を畳むか、オンラインコミュニティやメディア事業に強い方に、経営企画に関わっていただくかの二択に。
・ファウンダーとしても、このお店を手放すのも心苦しいし、何より出資者とお客様に申し訳がない。
・そんな中、BOOK LAB TOKYOのヘビーユーザーでもあり、お店をより魅力的な空間に作り上げてくれる人、ということで西村が思い浮かんだ

という事情が分かりました。

飲食店も書店も一切経営したことがない僕に「経営企画に関わってほしい」だなんて、相当ぶっ飛んでるなこの人は…

と思いつつも、純粋にお客の一人としてBOOK LAB TOKYOがなくなってしまうのは切実に困りますし、後述する通り以前からBOOK LAB TOKYOに対しては大きなポテンシャルを感じていたので、二つ返事で「やるよ」と引き受けることにしたのです。

▼書店員×著者×読者の三位一体で「まったく新しい読書体験を」

NewsPicksアカデミアのイベント「本3.0」でも話題になりましたが、これからの読書体験を考える上で、「コミュニティ」と、人と人が交差する「リアルな場」の存在は欠かせません。

そういう意味で、BOOK LAB TOKYOは単なる書店ではなく、カフェも併設しており、最大80名規模を収容できるイベントスペースも持っていて、頻繁にイベントが開催されており、非常に良質な「リアルな場」を持っています。

他方で、「コミュニティ」を形成できていたか?というと答えは"No"です。

別々に来店した顧客同士が繋がって交流するような場面はほとんどありませんし、多数のイベントが開催されているものの、それはそれぞれ独立したコミュニティが主催するもので、コミュニティの枠を超えた交流が生まれることも滅多にありませんでした。

これこそが、BOOK LAB TOKYOの持つ最大のポテンシャルです。

「良質なリアルな場」があるのであれば、うまく仕掛けと仕組みさえ作れれば、間違いなく「最高のコミュニティ」を作ることができる。BOOK LAB TOKYOの建て直しのカギを握るのは、間違いなく「コミュニティ」だ。

そう考えた僕は、「まったく新しい読書体験」を生み出す、書店員(スタッフ)と本の著者や作家さん、そして本の読者の三者が三位一体となって形成されたコミュニティ「BOOK LAB OWNER'S CLUB」(BLOC)の新設を決めました。

大変ありがたいことに、BOOK LAB TOKYOでは日々多くの本の刊行記念トークイベントが開催されており、本の著者・作家との「つながり」は豊富にあります。

そして、最近多くの著者さんがオンラインサロンを開設されていることから分かる通り、著者の方々は「読者とのつながり」を求めています。また、著者同士の横のつながりを求める声も多く聞きます。

「BOOK LAB OWNER'S CLUB」(BLOC)では、オンライン/オフラインの垣根を越えて、書店員・著者・読者の三者が相互に交流し、関係性を深め、「まったく新しい読書体験」を共創していきます。

コミュニティの新設・強化に伴い、BOOK LAB TOKYO主催のイベントを強化することはもちろん、同じ志を持っている企業・NPO・コミュニティに対して貢献できる空間作りも強化します。

▼ブックカフェという最強のメディアを武器に。「MEDIA LAB」を新設。

イベントとコミュニティの強化に加え、もう一つの柱となるのが「MEDIA LAB」の新設です。

従前から、僕自身が運営するオンラインサロンやコミュニティに加え、企業主催のイベントにおいても、BOOK LAB TOKYOを積極的に会場として利用していました。

その最大の理由が、BOOK LAB TOKYOという場の持つ空間的な魅力です。

これまで大小合わせて50回以上、BOOK LAB TOKYOで本の著者を招いたトークイベントを主催してきましたが、他の会場と比較しても、BOOK LAB TOKYOで開催したイベントの満足度は非常に高いです。それもそのはず、1万冊近くの本に囲まれながら、恵まれた音響や照明の中で体験するイベントが、大きな特別感をもたらすからです。

そうした空間のもたらす体験と、思わず本を手に取ってみたくなるこだわり抜かれたディスプレイが一際目立つ書棚と、BOOK LAB TOKYOが持つWEBメディア。

メルカリやユニリーバ(リプトン)が表参道にカフェをオープンするなど、マーケティング手法の一つとしてポップアップストアが大きな注目を集める中、こうしたリアルメディアを持っていることは非常に大きな強みになります。

これらBOOK LAB TOKYOが保有するリアル×ウェブメディアをフル活用して、メディアの新たな可能性に挑戦する試みが「MEDIA LAB」です。

・メーカーとコラボレーションして最先端のIoTデバイスを体験・購入できる体験会の開催
・出版社や著者とコラボレーションして、新しい読書スタイルを提案
・教育系の事業会社と組んで、子ども向けのプログラミング教室の開催
・本と共に自社の魅力を伝えるプレミアム会社説明会や内定式の開催

などなど、BOOK LAB TOKYOの持つメディアをフル活用してできることは無限にあります。

▼一人ひとりが、BOOK LAB TOKYOのオーナーです。

上述した通り、「BOOK LAB OWNER'S CLUB」(BLOC)が新生BOOK LAB TOKYOのチャレンジとなりますが、その名前の通り、BLOCのメンバーはBOOK LAB TOKYOのマイクロオーナーでもあります。

マイクロオーナーとして、書店員や著者の方々とディスカッションしながら、「作り手」として一緒にお店づくりをしていただきます。

いろいろ挑戦したいことはありますが、まずは月150万円の赤字を早急にゼロに近づけ、一刻も早く黒字化することが求められます。残された資金を考えると、余命はせいぜい今年いっぱい。

閉店にかかるコストなども差し引いて考えると、9月末までに赤字幅を極限までゼロに近づけることが至上命題となります。

つまり、タイムリミットは約60日間。たった60日間しかないのです。

僕という人間が一人で成し遂げられることは、あまりにも小さいです。


お店づくりの一端を担い、応援してくれるマイクロオーナーの方と、メディアラボに価値を見出し、ROIを見込んでご賛同してくれる事業会社やメディアパートナー(法人・個人問わず)の方をお待ちしています。


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※ 支援の際には、リターン内容をよくご確認の上、CAMPFIREのガイドラインに基づき、申込みをください。
※ 当プロジェクトで用いている「マイクロオーナー」という表現は、協賛及びリターンを規定する会員制度における通称として用いており、運営企業の経営の意思決定に対する議決権の行使、株式その他の仕組みとは何ら関係がなく、会社法・法令等の規定に基づく権利・責任等は発生しません。
※ BOOK LAB TOKYO は、株式会社Labit(東京都渋谷区、代表取締役 鶴田浩之)が運営しており、西村創一朗氏との業務委託契約のもと、BOOK LAB TOKYO 事業部門に限定する経営企画への参画の意でCEOとして招聘したものであり、株式会社Labitにおいて取締役等の人事異動はありません。
※ 万が一、不可抗力や運営会社の事情等により店舗運営の存続が困難になった場合、あらかじめご案内を行うとともに、当月分のご利用範囲から遡って支援額の返金等は行うことができませんので、ご了承下さい。

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