はじめに・ご挨拶

私たちのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます! 感謝いたします!

「一般社団法人オーガニック」兼「株式会社女農業道」の代表取締役を務めております直井景子と申します。愛知県渥美半島より、安心して口にしていただける自然栽培・無農薬栽培・在来種のお野菜やお米をお届けしております。私たちの活動は、食べる方の心身を守ることはもちろん、自然栽培・無農薬栽培に力を入れておられる農家さんの暮らしをお支えし、そのことはいずれ自然環境を守ることにつながるとの信念を持って、邁進しております。うちの畑には奇跡的に!?稀にコウノトリが舞い降ります。そして毎年、大白鳥もやってきますので、遠くからから野鳥愛好家の方々が観察に来られます。来年はどんな奇跡がおこるのか?いつもワクワクしています。

このプロジェクトで実現したいこと ~経済的に苦しい女性が持続可能な農業での自立~

新型コロナウイルスにより一層浮き彫りになってきていますが、経済的にも精神的にも追い詰められる方があまりにも多くおられ、心を痛めております。毎日、太陽に照らされ、きれいな風にあたり、野菜や稲の成長を喜び、美味しいものを食べる!そんな、生きものとしてごく当たり前な世界に戻ることができれば、突発的に”死”を選んでしまう方が減るのではないかと思いました。

苦しいからと生活保護を受けると仕事等の社会復活が困難になります。もう一度、這い上がって自分らしい暮らしを取り戻したい方を支援するために何ができるのか真剣に考えました。しかし、調べてみると不登校児や生活に困窮した方を支援する施設を民間が作っても国からの助成金はありません。

『ならば、志を共にできる方とつながりご支援いただける、クラウドファンディングにチャレンジしよう!』

すでに思い切って、海辺にたたずむ中古の宿泊施設を購入しました。なんと40部屋もあります!

『ここを、元気になって農業等で自立できるまでの支援施設にしたい!!』

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【自立までの大まかなステップ】

ステップ1:生活が困窮されている女性やそのご家族にお越しいただき、暮らしながら自分らしさを取り戻せるように、弊社の体に優しいお野菜やお米、卵、目の前の海でとれた地魚等の食事を提供いたします。また、お部屋もプライベートが守られる完全個室、サンセットビーチが目の前に広がる自然豊かな場所で寝泊まりをしていただき、心身を回復させていただきます。

ステップ2:心身が回復されましたら、はじめは簡単なお掃除やお料理などをお手伝いいただきます。

ステップ3:その方が希望される場合は、弊社にて無農薬栽培の栽培方法や、販売・流通のことなどを学んでいただきます。弊社の農業就労研修もありますし、地域の企業(注釈1)の方に研修を行っていただくことも予定しています。

ステップ4:そのまま弊社に就労していただいたり、ご自身で独立していただいたり、また地元にはたくさんの農業関係の企業や農家さんがありますので就労していただき、地域の活性化を目指します。就労までサポートいたします。

※その方が農業とは違う業種にご興味がある場合も、地元のハローワークと連携させていただきながら、自立を目指していただきます。こちらの施設から通勤していただけるようにサポートいたします。

(注釈1)昭和54年岡本農園を継ぎ、平成5年に設立された『農業生産法人 有限会社 新鮮組』。自然栽培のお米やお野菜を作っている田原市の企業の協力を得て農業研修会等を実施する予定です。

【補足】渥美半島がある田原市は全国農業生産額(市町村別)第一位を誇っており、農業や酪農、六次産業の求人が豊富にあります。また、ものづくりにおいても、トヨタ自動車(田原工場)とその関連の製造業が盛んです。私たちの施設を拠点に農業・産業など多様な研修を行ったり、そこから地域の仕事につながり新しい人生のスタートを歩む方が増えれば、地域も元気になると考えています。

 愛知県は東京、神奈川県に続く所得ランキング3位。 田原市は物価も安く、公共施設も充実しており暮らしやすいところです。

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お部屋から朝日と夕陽を眺めることができます ※近くの海水浴場で撮影 

施設の外観 目の前に船着き場や潮干狩り場、すぐ近くに砂浜の海水浴場があります 

現在、少しづつ活動をはじめておりまして、都会に疲れた方、経済的に苦しい方、母子家庭、不登校の子どもさんに滞在していただき、ボランティアとして作業をお手伝いいただいたうえで、無料でご宿泊していただき、自然栽培や無農薬のお野菜や天然地魚のお料理を3食お出ししております。皆さん「また来ます!!」と言って、とっても元気になって帰られる姿に、私たちの目指す自立支援の先駆けとして手ごたえを感じております。

私たちの地域のご紹介

渥美半島は太平洋と三河湾に囲まれ、黒潮の豊かな恩恵を受け、一年を通して温暖な地域です。そのため、農業(米・野菜・果物・お花などの栽培)や酪農(牧場・養豚・養鶏など)が盛んです。名産品を美味しく味わうことができる物産店や飲食店もたくさんあります。「伊良湖岬の灯台」「恋路ヶ浜」等の風光明媚な絶景もひろがり観光客やサーファーの方もたくさん訪れます。皆様もぜひ遊びに来てください!

問題は施設が古く修理が必要なこと

貯金をほぼ使い果たして!?購入した建物ですが、雨漏りがひどく、敷地内の残された放置廃棄物もあり、雑草は伸び放題、皆さまをお迎えする場所としては、とても快適なところとは言えません。良くしていくためには、予想以上にたくさんのお金と労力が必要であることがわかりました。はじめは自分でどうにかしようと奮闘したのですが、資金も尽きて、もうゴミの処分さえできなくなりました。ここで、立ち止まっては、ただの廃墟です。 困っている方をお迎えするまで遠い道のりですが、たくさんの方のご支援を受けて、どうか実現させてください!
快適な環境に近づけたい! 雨漏り・さびた機材の修繕、廃棄物の処理

プロジェクトを立ち上げた背景 ~農業をはじめた頃を写真でふりかえりつつ~

私はシングルマザーとして4人の子どもを育てました。不登校や長患いの病気、わが子の生死に直面したとき、空気・水・食材・薬のすべてに絶望するほど追い込まれました。安全な食べものを自分で作るしかない!貧困と絶望の真っ暗闇から、完治まで必死に歩んだ軌跡が今の道となり、現在では自然栽培・無農薬栽培の会社を運営しております。子どもたちは心も体も健康に育ち、今では自分の決めた進路に進んで、この中古の宿泊施設の片づけもモリモリ手伝ってくれています。

農業を始めたばかりの頃の思い出・素人参入で4人の幼子を抱えて農業をスタート当初色々な苦労がありました。↓台風に遭って小屋が6回も飛ばされました。≪写真:左下≫

・愛知県に来たばかりはお金がなくて、雨もりがひどい家賃無料の所から始めました。「御滝行だ!」と言って笑いながら作業をしていました。御滝行で悟りそうでした(笑)。≪写真: 中央上≫

・自分の車のバッテリーと共有しながら動かしていたトラクターに生活を支えてもらいました(涙)。≪写真: 右下≫

・大好きな作業ズボンは、お金がなかったので破けても捨てられませんでした。何度も縫い直して使っていると体にだんだんあってきて、余計に手放せなくなりました(笑)。≪写真: 左上≫

・300坪の荒地を開拓するために、葛の根を手で集めたら軽トラ3杯分になりました。≪写真: 右上≫ 

いろんな苦労を笑い飛ばして進んできたので、今の自分があります!!

【苦労してきた経験はを全て 未来の日本の農業食糧問題の為に繋げたい】

4人の不登校児のシングルマザー、素人で参入した農業を無借金で経営してきた女性社長としての、長年の経験を生かして、困っている方の支援をしていきたいと思っています。皆様からの熱いご支援をお待ち申し上げます!

資金の使い道・実施スケジュール

【集めた支援金用途】
カビが生えている部屋・剥がれ落ちている外観のリフォーム ・雨漏りしている屋根の修理 500万円

【プロジェクト実施のスケジュール】
・2021年8月 雨漏り・カビが生えている部屋のリフォーム
・工事が終わったお部屋より 滞在される方の受入
(※生活に困窮されている方を受け入れるためにも持続可能な運営のために、一部のお部屋を一般の方の民泊、ウィークリーマンションとして運営します。民泊許可・賃貸登録は済んでおります。 )

リターンのご紹介

渥美半島にて丹精込めて育てやお野菜セットやお米、保存食をお届けいたします。お礼の品を通して、自然の力をお届けして、お口にされた方も元気になっていただきたいです!ぜひ、ご支援ください!




みなさまも ぜひお越しください!

今、社会にはたくさんの問題であふれかえっております。食が原因のひとつではないかと思われるような疾患やアレルギー、精神的な辛さを抱えておられる方。暮らす場にきれいな空気・水・土がなく自然の恵みを感じず、イキイキと生きられない方。そんな方々が、安心して暮らすために必要な環境を整えたいと思っております。みなさまも元気をもらいに、是非お越しください!一般の方には有料でご宿泊・体に優しい食材のお料理・農業体験をご提供しております!皆様の宿泊費等も、支援に活かされます!

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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/07/14 09:00

    ご支援いただきありがとうございます!感謝いたします! 私たちが運営を始めた”女性のための駆け込み寺”にシングルマザー(6人のお母さん)のご一家が移り住んでくれました。うちの広い敷地で朝から夕までのびのびと遊んでおられます。 私がシングルマザーになった当時、子供たちを4人連れて古いアパートに移り...

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