はじめに

はじめまして。

はるさめサラダ Production代表の河井萌と申します。

高校生で初めて脚本を執筆してから今まで、主に舞台演劇を中心とした脚本を書いてきました。現在も、脚本家を目指して活動を続けていますが、2020年、劇場で公演を打つことは一度もかないませんでした。

私は現在大学四年生で、この春、大学を卒業します。

例年行われていた卒業公演もなくなり、この一年で、共に夢を追い制作していたメンバーとは徐々に連絡が途絶えて行きました。春が近づくにつれ、これで本当に後悔しないだろうか、という思いが強くなりました。

コロナだからできないことはたくさんある。けれど、コロナだからこそできることも、きっとあるのではないかと考え、一念発起し様々なメンバーに声をかけました。

役者のみならず、デザインを得意とするメンバーやシンガーソングライター、プロのカメラマンの方など様々な方にご協力いただき、「コロナ禍に生きる」今の私たちだからこそ描ける作品を鋭意制作中です。

一度きり、だからこそ全員が全身全霊で挑むこの作品制作に、少しだけ皆様の力をお貸しいただけないかと思い、今回クラウドファンディングを募集させていただきます。


映像制作への挑戦と、クラウドファンディングの挑戦

メンバーの大部分が演劇畑出身、所謂劇場を使った作品作りの経験はあるものの、映像作品は今回が初挑戦。
プロジェクトを立ち上げるにあたって、公演形態として、舞台演劇の収録という選択肢も挙がりました。
しかし、ライブ感、息遣い、迫力など、いわば演劇の旨味を画面越しで伝えるのは相性がとても悪い。だとすれば今回、重きをおくべきは画面越しでの「最大限の演劇の再現」ではない。
そこで目標に据えたのが「各々のアピールの場にする」こと。
どうやっても避けて通れない「配信」という形態、これの持つ最大の旨味は拡散力です。
従来の公演において必要不可欠であった、劇場まで足を運んでいただくという過程を取り払い、YouTubeという手軽にアクセスできる手法で作品をお届けすることで、劇場のキャパシティや、アクセスに囚われることのない集客が可能になり、今までより多くの方に作品を観て頂けるようになります。
そしてさらに、今まで経験のない映像という分野への挑戦は、新たな仲間との出会いに繋がりました。

今回初めての映像制作にあたって、サークル関係者だけでなく、多岐にわたる分野から様々な特技、個性を持つメンバーが集まりました。
従来であれば交わることのなかった人たちと共に『蟄雷』という作品を一緒に作り上げていくことは、メンバー全員にとって貴重な経験になると考えています。

しかし、資金面では大変な打撃がありました。
今回の公演はYouTubeでの無料配信のため、従来いただいていたチケット代という収益がゼロになります。
照明機材や音響機材も演劇と映像では異なり、今まで使っていた機材の大半は映像作品では役に立たないため、機材を新しく用意する必要があります。
メンバーのほとんどが学生で充分な資金を用意するには限界があり、この度、クラウドファンディングを行うこととなりました。


YouTubeで配信された完成作品を観て、ご支援をご決断くださる方もいらっしゃるのではと考え、作品の公開予定日は2021年3月17日(水)ですが、それから1ヶ月後の4月17日(土)までご支援の受け付けをさせて頂きたいと思います。

どうか、ご支援よろしくお願い致します。


はるさめサラダProductionについて

本団体は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス演劇サークルの部員、OB・OG を中心に2021年1月に結成されました。

はるさめサラダ Productionは、あらゆる場所から集まったえり抜きの制作メンバー全員の力が合わさることで、雷のように心に強く響く作品を作りたいという思いから誕生した、たった一度きりの映像制作ユニットです。


このプロジェクトで実現したいこと

コロナ禍に生きる今の私たちにしか描けない、今できる最高の晴れ舞台。

本公演は、4回生にとっての卒業公演であり、 新歓、文化祭という公演の場が中止になってしまった現部員の作品作りの機会であり、制作メンバーにとって、この一年間蓄えてきた自分自身の最大威力を発揮できるアピールの場です。

そして、観てくださるお客様を含めこの作品に関わる全員にとって、新たな場所で、あるいはコロナと共に生きていくこれからの日々のなかで、そっと背中を押してくれるような作品になればと強く願っています。


プロジェクトをやろうと思った理由

演劇サークルと書いた通り、私達はこれまで舞台でのお芝居を中心に活動してきました。しかし昨年から続く新型コロナウィルスの流行により、劇場でのお芝居という形の作品作りは非常に難しく、どのメンバーもほとんど活動ができないまま、この一年を過ごしてきました。

中でも私を含めた数人の制作メンバーは今年で大学卒業を迎え、それぞれ新たな道へと進みます。

この一年、たくさんの好きなこと、やりたいこと、思い描いてきた未来を諦めてきた人は、制作メンバー以外にもたくさんいるはずです。お別れをいうまもなく、なくなってしまったものもたくさんあるはずです。

でもきっとこれから先、これが新たな「日常」へと変わっていくのだと思います。私たちは今、その過渡期に立っているのでしょう。

同じ気持ちで、不安や寂しさを抱えている人たちが、どうか少しでも変わりゆく新たな日常の中で前を向けるように。

この春、新たな道への門出に立つ全ての人へ届くことを願い、本作品の制作を決めました。


資金の使い道

制作費、撮影機材代、編集費、撮影場所費、稽古場所費、衣装費、小道具費、交通費、クラウドファンディング手数料、出演料、Twitter企画経費、リターン発送費などに使用させて頂きます。


作品内容

あらすじ

世界を震撼させたウイルスと共生の道を歩む2024年。

友人とオンラインゲームをして、オンデマンドの授業をそこそこに受けて、そんな”普通”の大学生活を送る花田は高校の同期だった尾白が突然グループラインから抜けたため、彼の足取りを追う。そして尾白との最後のやりとりの真意に気づいたとき、花田に雷のような衝撃が走った。

これは、誰しも起こりうる「日常」に鳴り響いた一つのしらせを描いた物語。


タイトルの由来
蟄雷(チツライ):3月5日から3月19日は啓蟄(「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。)である。
蟄虫は地面の中にかくれて冬眠しているもろもろの虫という意味で、蟻、蚯蚓(みみず)などの地虫や蛇、蜥蜴、蛙の類が長い冬眠から覚めて、穴から地上に出てくる春の胎動を表わしているのである。このころはじめて鳴る春雷を初雷(はつなり)といい、蟄虫の目を覚まさせるというので、それを「蟄雷」「虫出しの雷」ともいう。

テーマ
2020年、断絶の1年を経て、初めての春がやってくる。会えなくなって遠くも近くもなった私たちに訪れる別れの季節は、どのような形をしているだろうか。
悲しみを癒す宴はもうない。親友とのしばしとも永遠ともわからぬ別れにさえ、手を振ることも叶わないかもしれない。
『さようなら(左様なら)、』その続きに込める祈りは、なんだろう。
会えなかったことも、本当はあったはずの宴で踊り散らすこともできなかった過去も、どんな祈りを送れば乗り越えていけるのか。
『過去を変えるのは未来だ』と、とある文学作品のなかにはそういうセリフがあるらしい。
私もそうであって欲しいと思う。そのためには、自分の手で選びとらねばならない。『さよなら』の続きも、私たちの別れの形も。

背景設定
時代設定:2024年、今から3年後の春。
ウイルスとの共生は安定し、天気予報のように感染状況を知り、行動を選ぶことができる世界。


【スタッフ紹介】

脚本・演出・監督/河井萌

1998年 東京都出身
『やこうかい』名義で脚本を執筆。主に舞台演劇を中心に活動。

2015年 初執筆作品『ReNear』で、神奈川県高校演劇大会にて優秀脚本賞、最優秀賞を受賞。これをきっかけに本格的な執筆活動を始める。

2020年 4月 シナリオセンターにて映像シナリオを学び始める。

2020年 12月 モノコン2020(必ず二度見返したくなる賞)にて『レンチキュラー』で大賞受賞。

今回初監督作品を撮るに至る。

https://yakokay-s-scenario.studio.site/


撮影・編集/内田智之

1988年生まれ
早稲田大学文化構想学部卒。
都内スタジオ勤務を経て独立。
広告・web媒体を中心に活動中。

http://www.tomoyukiuchida.jp

楽曲提供/eRu.

都内拠点のシンガーソングライター
Twitter(@eRu_official401)
Instagram(@eRu_official401)
TikTok(@eRu_official401)
YouTube( https://youtube.com/channel/UCVdJmgWy2e5h6Bd0lg9xG_w )
Mail(eru.official401@gmail.com)

ドローン撮影/まつもゆ

慶應義塾大学武田圭史研究室


写真撮影/横田幸亮

慶應義塾大学SFC1年 建築・デザイン系研究会所属
中学時代の親友の影響で、映像/写真の世界に興味を持つ。高校時代はインドネシア・ジャカルタで過ごし、高校3年で現地のとある孤児院での子どもたちの生活を収めたドキュメンタリー映画「寛容の国インドネシア〜そこに生きる孤児たち〜」を制作。mont-bell 2019年 山の日フォトコンテスト 入選他。
Twitter: Kosuke (@kosuke_y_uni_39)
BOMBUS creative site (staff): http://bombus-creative.ddo.jp:8080/


【メンバーコメント】

プロジェクトマネージャー/星野良太朗

本来、2年生というのは課外活動を引っ張る時期だったのですが、この1年は演劇をやる学生の集団には厳しく、思い通りの活動をすることが難しい日々が続いていました。その分も、この作品を全力で作り上げたいという気合いで臨んでいます。
演出面だけでなく、スタッフワークもやることからスケジュール管理など何もかも演劇と異なり、試行錯誤しています。それでも、演技や脚本だけでなく、音響や照明なども私たちなりの工夫をしてお届けするので、お楽しみいただければ幸いです!


花田壱織 役/西村滉真

昨年3月に脚本演出を務めた舞台が中止になって以来、とにかく辛抱の1年間でした。もちろん世の中全体が同じような状況で、むしろ自分は大人しく自粛していれば特に大きな問題もなく、かなり恵まれている方だったように思います。家庭菜園とか始めちゃったりして。
ただやっぱり思うところはありました。やりたいこと、やれるはずだったことの消費期限が次から次へと切れていくのを諦観することしかできない。そんな時に自分を演劇の世界に誘ってくれた恩人から企画の話をいただき、今に至ります。
万人に刺さるようなコンテンツは存在しないと言われがちですが、皆が同じような苦境に置かれそれぞれ色んな思いを抱えている今だからこそ、花田壱織と皆さんとの間にどこか少しでも重なる部分を感じていただけるよう、真摯に頑張ります。


尺土ふゆ 役/仲村咲乃

本作品の脚演・監督である河井とは中学校からの同級生で、彼女が初めて書いた台本を夜の海で読ませてもらったときの感動は今でも鮮明に覚えています。
あれから、演劇部の引退、高校卒業、今年、大学卒業。人生における節目とコロナの大流行が重なる年に、この作品に関われることはとても意義深いように思います。コロナによってあらゆる経験の機会が無くなっていくなかで、初めて映像作品制作に携わる機会をいただき、あの夜海で読み合わせをした時のような期待感で胸がいっぱいです。
今回はプロのカメラマンの方に撮影をしていただいたり、オリジナル楽曲を提供していただいたり、ドローンでの撮影があったりと、様々な分野の専門家にご協力いただき、自分たちにできる最大限を作品に注ぎ込んでいます。必ず皆さんの心に響く作品となっておりますので、ぜひご支援いただければと思います。

 
鍬野なる 役/仲村奈那

私は今回、本作品の監督・脚本家である河井さんにお誘いをいただき、参加させていただきました。
元々、脚本家の河井さんを始めとするキャストの方々による過去の舞台作品(透明な)のファンでもあったので、お話をいただいた時は、飛び上がってしまうほどとても嬉しかったです。
この作品が私にとっての初めての自主映像制作で、本当に光栄に思います!
このような社会の状況だからこそ、人々の心に触れるような、美しく、儚い素敵な作品なので、なるとして、そして1人のファンとしても、たくさんの方々に観ていただけるよう、一生懸命頑張ります!!


花田加耶乃 役/豊間根花

今回先輩に誘っていただいてすぐに参加することを決めました。しっかり演劇と関わるのは2年半ぶりです。大学生になってから演劇がしたいという思いはずっとありましたが1年間なにも出来ずに終わるのだろうなと諦めていました。そんな中で、このような素晴らしい作品に携わることが出来て本当に幸運ですし、とても嬉しく思います。
コンセプト、脚本、役者・スタッフの皆さん、全てが魅力的です。少しでも多くの方に見ていただけるよう精一杯努めてまいります。


大馬桂馬 役/橘直雪

2年ぶりのキャストとなります。正直、この情勢ですし、卒業年度ということもあり卒業制作などは望み薄かな…と思った矢先のお誘いで、快諾させていただきました。スタッフ含め、素晴らしい面子です。その邪魔とならぬよう精一杯頑張らせてもらいますので、よろしくお願いします。


リターンについて

オリジナルポストカードと、監督より真心込めたお礼メッセージ
オリジナルポストカードに、本プロジェクト主宰兼監督の河井よりご支援頂いた皆様へのメッセージを記載しお届けします。
※(直筆)と記載があるものに関しては、河井と出演キャストより直筆のメッセージも記載させていただきます。

監督よりお礼メール
監督の河井よりご支援頂いた皆様へのお礼の気持ちを、ご入力いただいたメールアドレス宛にお送りします。

オリジナルステッカーセット
3種類のオリジナルステッカーをセットにしてお届けします。

『蟄雷』製本脚本(PDFデータ)
脚本のPDFデータをご入力いただいたメールアドレス宛にお送りします。

『蟄雷』製本脚本(やこうかいサイン付き)
手作り製本した脚本に脚本家やこうかいのサインを記載してお届けします。

設定資料&レシピ集(監督、キャストサイン付き)
設定資料や作中に登場した料理のレシピなどを掲載したオリジナルパンフレットに、監督と出演キャストのサインを記載しお届けします。

オリジナルサントラCD-R(eRu.サイン付き
作中で登場するオリジナル書き下ろし楽曲を含むサウンドトラックをCD-Rにまとめたものに、作詞作曲を手掛けたシンガーソングライターeRu.のサインを記載しお届けします。

HPにお名前掲載
御支援者様のお名前を公式HPに掲載させていただきます。

主宰とキャストからのビデオメッセージ
監督と出演キャストによるお礼メッセージの動画ファイルを、ご入力頂いたメールアドレスにお送りします。

聖地巡礼動画(ナレーション付き)
ロケ地の聖地巡礼動画にナレーションをお付けした動画ファイルをご入力いただいたメールアドレスにお送りします。

クラウドファンディングオリジナルスピンオフ作品執筆
お好きな登場人物のオリジナルスピンオフ作品を脚本家やこうかいが執筆致します。
完成作品は製本しお届けいたします。

やこうかいによる書き下ろしショートストーリー
脚本・監督のやこうかいがご支援いただいた方のためだけのショートストーリーを書き下ろします。
完成作品は製本しお届けいたします。

※支援時に必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合はCAMPFIREにて使用されているハンドルネームを使用させて頂きますのでご了承ください。また、特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。

実施スケジュール

1月下旬 プロジェクト本格始動
2月上旬 キャスト、スタッフ決定
2月下旬 撮影開始
3月上旬 撮影終了、編集作業
3月17日(水) Youtubeにてプレミア公開
5月中 リターン発送開始予定


最後に

支援してくださった方々の想いに応えられるよう、感染症対策を徹底して行い、最後まで全身全霊で作品制作に邁進してまいります!
どうぞ応援よろしくお願いいたします!


<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/04/04 00:01

    こんにちは。はるさめサラダProductionです!先月17日より、自主制作ドラマ『蟄雷』はYoutubeにて無料公開されております!以下のリンクからアクセスできますので、是非ご覧ください!プレミア公開時よりも美しい画質でお届けできるようになっておりますので、じっくり細かい部分までみていただけ...

  • 2021/03/10 15:09

    こんにちは。はるさめサラダProductionです!今回の自主制作ドラマ『蟄雷』の公式HPが完成いたしました!こちらのリンクから直接サイトにアクセスできますので、是非ともチェックしてみてください!サイトの構成は大きく・TOP・クラウドファンディング・キャスト・スタッフ・予告編の五部構成となって...

  • 2021/03/10 14:30

    こんにちは。はるさめサラダProductionです!この度予告編第一弾が完成いたしましたのでご報告いたします!4本の花火と楽しげな様子が映っていましたが、これはどのようなシーンなのでしょうか...?作品の雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。今後もどんどん情報をお届けいたしますので、是非...

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