☆はじめに・ごあいさつ

 私たちは、島根県益田市にある放課後等デイサービスタッチです。放課後や長期休みに障がい児へ療育活動を提供しています。本部は山口県萩市にある社会福祉法人E.G.Fです。このたび、クラウドファンディングに初挑戦することになりました!「活動基地タッチ」が実現できるように、ご賛同よろしくお願いいたします。



☆タッチの考え

 タッチでは、まず第一に身体づくり心づくりをする療育を大事にしています。障がい児と呼ばれる児童は、目に見えて分かりやすい身体的特徴のみならず、脳機能障がいの影響をうけて生まれてくる児童も含みます。

 そのため、ほかの児童に比べ、人の真似をして試すことやバランス感覚を自分で獲得することや多動で落ち着くことに難しさがあります。

 ですが、その中で子どもたちは授業についていく事を求められます。毎日難題を突き付けられ、なんとか学校生活を送っている状況があるのです。

 その結果、チャレンジをしても出来ないという劣等感を抱え、周りとの差が生まれることにつながります。そして、ついにはチャレンジすることさえ諦めてしまいます。

 そこで、その悪循環を断つために、算数や国語のプリントをやるよりも、まずは体力を十分につけて集中できる身体づくりをすること。そして、人との関わりの中で「できた!」という達成感や自信、「やったらできるかも」という見通しがもてる心づくりをすることが何よりも大切なのではないかという考えに行きつきました。  

 そのために、身体作り、心づくりの療育が必要なのです。そして、左ヶ山という最適な場所で療育を実現をしたいと考えています。

 また、現代においては、障がい児だけに関わらず、身体づくり、心づくりは多くの児童の問題と共通しているのではないでしょうか。

 療育を障がい児だけのものにせず、様々なニーズへの対応の根幹として取り入れることを模索しています。


 


障がい児が大自然の中で遊び、学ぶ。そんな一人ひとりが身体も心も成長し、将来自分が思い描いた生活を目指す。この療育の実現のため「活動基地タッチ」を作る支援をお願いします。

今回のプロジェクトでは、島根県益田市左ヶ山で年間通して活動するための拠点を作るためのハウスと児童、島根県立益田翔陽高等学校、関西国際大学学生、職員総勢40名で活動するテントとキャンプ道具、沢登道具一式の支援をしていただきたいのです。また、すぐ近くで流れている清流日本一、高津川で療育活動をするためのカヌーとボートへの支援も合わせてお願いします。





2020年4月、世界では新型コロナウィルスが発見され、日本でも流行し始めました。

そのため、タッチでは活動場所に悩んでいました。

身体作り、心作りの療育の実践を掲げているタッチでは身体を動かす活動は欠かせません。

切羽詰まった場面に直面しました。

そこで、元々、夏休みに沢登り活動で利用していた左ヶ山での活動ができないかという思いから、元住民の許可を得て、左ヶ山の整備をすることとしました。

山仕事に不慣れな職員が整備をすることは大変でした。

ですが、昔、日常的な6㎞程度の山道及び生活道として使われていた道を整備した時の事です。

その時出会った元住民の方から「この何十年、子ども達の声はなく、子どもの声がうれしくて、うれしくて」という言葉をいただき、喜びと共に深く心に残っています。

微力ながらも私たちの行動が地域に何か還元できるではないかという気持ちがわきました。 

 


左ヶ山はかつては分校があり、家も50軒以上ありましたが、今では住む人はいません。 

今はいのしし、タヌキ、キツネ、テン、イタチ等々が出迎えてくれます。

定年を迎えた元住民が週に何度か左ヶ山地区に入り、木や竹を切ってハイキングコース(12㎞~20㎞)の整備をしてかつての生活道を守っている現状があります。 


昔は木登りや川遊びで自然と体力がついていました。学校帰りに川で魚を捕まえて弁当箱にいれて持ち帰り、夕飯のおかずにしていたという話も聞かせてもらいました。

集会場だった建物も今は崩れかけています。

左ヶ山を実際に利用してみると、 わらびやぜんまい、フキ、タラの芽等山菜が取れる、竹が豊富で工作の機会も増える、沢登りや散策で体幹が鍛えられる、キャンプができる、杉林でアスレチックができるなどなど実際にはできることが山ほどありました。

そして、子どもたちが成長していくために最適な場所であることがわかりました。 

春には桜や野花が咲き誇ります。フキをとって調理をしました。子ども達にとって初めての経験!

そのことから、左ヶ山を本格的に整備し、キャンプ場やアスレチック、登山、沢登りができる基地にしたいという思いが徐々に募るようになりました。

そして、このプロジェクトを成功させることが、左ヶ山が活気づく「きっかけ」になるのではないかという強い思いを持っています。




☆これまでの活動
開所当時から療育キャンプを行っています。関西国際大学の大学生も一緒です。

沢登りのおもしろさが知らず知らずのうちに足腰を鍛え、体力や気力、達成感となります。自らの心身のバランスが身につきます。

島根県立益田翔陽高等学校の学生も毎年ボランティアに参加してくれています。

息を合わせて漕ぐのは大変な作業です。机に座ってワークを受けるのでなく、実践で協力を学び、自助となります。

倒れた木をくぐったり、またいだりして進みます。自然とバランスを鍛えます。 




☆推薦者

応援メッセージが届きました!













☆社会福祉法人E.G.Fの紹介

社会福祉法人E.G.F本部は山口県萩市にあります。今年で設立13年目になります。

私たちは、障がい者の方と農業に取り組んでいます。そして、一級品のイチゴ、メロン、野菜を作っています。

また、社会福祉法人で初めて、国から農業をする認可を取得したことで話題になりました。

法人が野菜のカット工場を持ち、収穫、加工、販売を手掛ける6次産業を行っています。


EASY GOING FARM 広報誌vol.12

EASY GOING FARM 広報誌vol.11


※寄付型クラウドファンディングの税制優遇について

いただきましたご支援は、社会福祉法人へのご寄付となり、当法人が寄付金の領収書発行を行います。

個人が非営利の特定の法人に対し、事業に関連する寄付をした場合、所得税(国税)の計算において、寄付金特別控除(所得控除)を受けていただくためには、確定申告を行うことにより、所得税の控除を受けられることがあります。税制上の優遇措置がこのプロジェクトにあるかどうか、また優遇措置の試算の詳細は当法人にお問い合わせください。

※寄付金特別控除(所得控除)をお受けいただくためには、確定申告の際に、当法人が発行した「領収書」の提出が必要となります。「領収書」はクラウドファンディング募集期間終了後、郵送にてお届けいたします。

※領収書はGoodMorninng又はCAMPFIREではなく、当法人が発行・直送いたします。


☆おわりに

 このプロジェクトに興味をもっていただき、私たちの考えがより多くの方に広がることをうれしく思います。 ありがとうございました。

<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/06/17 19:01

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/07/12 23:02

    5月10日〜7月9日までの50日間、たくさんの方にご支援いただき、ほんとにありがとうございました!なんと!目標以上の 3,194,000円。心より、感謝申し上げます。さて、プロジェクトは終了しましたが、ここからが本番です。おひとりおひとりの感謝を形にして返すのが私たちの使命です。購入する物品や...

  • 2021/07/08 12:53

    遂に‥300万円達成しました!ありがとうございます。まさかここまでのご支援を頂けるとは‥本当にありがたく感謝です!最後の追い込み、みんなで頑張りました。熱く熱く、このプロジェクトへの思いを伝えてきました。身体作り 心作りの大切さ。でこぼこ道や不安定な川底を歩く事によって、培われるバランス力や踏...

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