はじめに・ご挨拶
初めまして。京都・四条大宮にてデザイン事務所 株式会社 NAIZ Planning(ナイズプランニング)を営んでおります、伊豆田と申します。
この度は当クラウドファンディングページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今までデザインに関する様々な仕事を行う最中、新たな目標として「おおみや本家」プロジェクトを企画しました。
<プロジェクトメンバー>
このプロジェクトで実現したいこと
1)コロナ禍によるライフスタイルの変化
2020年から現在に至り、いつ終息するか分からないコロナの猛威と共存する日々が続きます。
良くも悪くも、コロナが終息した後も働き方の変化によりリモートワークなどのスタイルも浸透しつつあります。
これらの変化は仕事の効率化のメリットもある一方、相談する仲間がいない、仕事と余暇のON/OFFの境界をコントロールできないなど、メリハリの無い生活様式になる懸念を感じます。
1日の大半を自宅で過ごすことが本当に良いのだろうか?と私たちは考えました。
そこで現状のライフスタイルを踏まえて提案したい。
職場でもない、家でもない、自宅+0.1という場所。→”1.1プレイス” を作ることです。
1.1プレイスとしてのおおみや本家は、「本屋じゃない本家」がコンセプト。
「おおみや本家」をきっかけに、インスピレーション・始まり・ドラマが生まれる場に。新たな人生のストーリーが起こる場を提供します。
おおみや本家では、それぞれが自身のライフスタイルをちょっとずつ広げることができる場所です。もちろん、本を読んでいただけますが、カフェ、ワーキングスペース、ある時はイベントスペースとしても機能します。
家と職場の往復、あるいはリモートワークで自宅中心のライフスタイルから、世界を広げるための場所として活用いただけます。
近隣に在住の方はもちろんのことですが、本と珈琲と町家が好きな方にはぜひ、おおみや本家での時間を楽しんでいただきたいです。
2)本の文化が少しずつ薄れている街に活気と展望を!
書店が経営難と言われており、京都市内中心部も例外ではなく、ここ数年で小型店のみならず、大型書店も中型書店も閉店が相次いでおります。
例:当プロジェクトの最寄駅・大宮駅 ブックファースト2020年12月閉店(▲上記写真)
西院駅(大宮駅から一駅) ブックファースト西院店が2020年11月閉店
烏丸駅(大宮駅から一駅) ジュンク堂京都店 2020年2月閉店
等々・・・・
決して郊外などではなく、駅近でアクセスも良い街中の書店もこのように閉店が見られました。
インターネットやオンラインサービスの充実、さらに外出自粛の傾向より、本離れに加えてオンライン書籍の浸透化でさらにリアル書店の経営がさらに脅かされる状況に。
では、ここでリアルな居場所の提案者としてできることは何か?
「おおみや本家」をきっかけに本に触れる機会を増やし、そして地域経済の活性化への貢献を目指すこと。
オープンから5年先を見据えた際に、私たちが目指すことは「おおみや本家」の認知が広がる先に、同じく「本の家」としての拠点を近隣に増やしていくこと。(アート本の家、絵本の家など、様々なジャンルを網羅できるように。)空き町家の活用や、本に触れるために大宮地域に訪れる人の増加で、「本の町」としての定着と、近隣の地域経済活性化を目指します。
おおみや文庫・オープン予定地とその周辺環境のご紹介
●おおみや本家開設予定地→京都市下京区綾小路通堀川西入妙満寺町580 -1
(現NAIZ plannning事務所)
▲大宮駅前の中心に位置する交差点
∟阪急大宮駅・京福電鉄四条大宮駅から徒歩約3分
∟昔からの近隣住民も多い。
∟オフィス街の四条烏丸も1km程度の距離
∟近隣の街 西院や二条の方が学生は多い(近くにキャンパスがあったり、学校行きの
バスが通っているため)
∟大宮駅周辺は飲食店、カラオケ、スーパー、ドラッグストア、音楽スタジオ、漫画喫茶
スイミングスクール 等生活するにあたり様々な店舗や施設が整っているエリア
∟飲食店については立ち飲み屋や飲み屋の個人店がたくさんあり、アットホーム感が
強かったりディープな店舗も。チェーン店の老若男女を問わず利用できる店もある
∟逆に、生活に密着した部分でのニーズが高いからか、おしゃれなカフェなどは少ない。
∟同じくコワーキングスペースのようなゆったり長時間作業や読書ができる場所が少ない
∟書店をはじめ本を楽しめる場所が大宮駅付近にない。(中規模の書店が2020年末で閉業)
∟一駅離れた烏丸駅近辺には本屋もコワーキングスペースも充実しているが、オフィス街
ということもあり、全体的にビジネスライクな雰囲気。
∟開業予定地は現在当社のデザイン事務所として機能している。
∟築120年の2階建町家を改装して使用中。
▲当事務所のある岩上通り。町家の民家もある。
▲現在、事務所として稼働しているおおみや本家予定地の町家物件。
*生活に寄り添う街 大宮 だからこそ、1.1プレイスとしての「おおみや本家」が
実現できると考えました。
おおみや本家の軸やシステム
●本屋じゃない、本家。(ほんや)
おおみや本家は、本屋じゃない、本家 です。ちょうどいいリズムの四分休符のような役割として、自宅でも職場でもないもう一つの休符のような場としてご活用ください。
●あるもの
・8千冊〜1万冊の文庫本(一部絵本もあり)
→販売・貸し出しは行なっておりません。おおみや本家内での読書をお楽しみください。
・子供が遊べる木のオモチャ
・カフェ(フリードリンク)/日替わりスイーツ(有料) / おおみや本家を利用されない方やお帰りの際向けのto goカフェ(有料)
・書斎のように利用される方向けにコンセント/フリーwifi/コピー機(有料)
・イベント(随時企画) ex.バザー, 読書会, ギャラリー, ワークショップ
●料金システム
単発での利用も可能だが、何度も利用される場合フリーパスや回数チケットを購入した方がお得。
※料金設定及び営業時間は変更になる可能性がございます
●おおみや本家の雰囲気
デザインのテーマ:京町家を白を基調にリノベーションした、本の家。
<イメージ>
<外観>
<レイアウト>
<内観>
これまでの活動
・NAIZ設立以前は、書店(Book&Cafe)や図書館のデザイン業務を、数々手がけていました。
・これまでNAIZで手掛けた店舗や施設には本がある居心地の良い空間を提案してきました。
・自身がデザインに関わった書店を通し、本を読み、人が集まり、コーヒーを楽しみ、時に語らう風景を見て、場が持つことの役割を実感し続けていました。
・そして、こうした急な変化が起こる世の中に「本屋じゃない本家」のおおみや本家を作るということの着想に至りました。
・NAIZ Planning inc. のWEBサイトはこちら→ https://naiz-planning.com/
資金の使い道・実施スケジュール
●資金の使い道
・書籍購入(8000~10000冊)
・内装工事費
・クラウドファウンディング手数料・リターン諸費用
●オープンまでのスケジュール(予定)
4~7月:申請関係
8月初旬:工事着工
9月初旬:工事完了・引渡し
9月中旬〜:店舗研修・本の陳列・グッズ陳列等
10月初旬:オープニングイベント(支援者様ご招待)
10月初旬:おおみや本家グランドオープン
※コロナ禍の状況を見据えながらの進行となるため、スケジュールは変更になる可能性があります
リターンのご紹介
・2000円:お礼のメッセージ
選べるオリジナルグッズAを提供
・3000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できる、おおみや本家の半日利用(6時間)チケット
選べるオリジナルグッズAを提供
オープニングレセプション参加権
・5000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できるおおみや本家の半日利用(6時間)チケット
選べるオリジナルグッズBを提供
オープニングレセプション参加権
・7000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できるおおみや本家の半日利用(6時間)チケット
次回2名まで使用できる2時間チケット(ご本人様+友人やご家族1名のみ招待可能)
選べるオリジナルグッズBを提供
オープニングレセプション参加権
・9000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できるおおみや本家の1日利用(12時間)チケット
次回2名まで使用できる2時間チケット(ご本人様+友人やご家族1名のみ招待可能)
選べるオリジナルグッズBを提供
有料テイクアウトドリンクをおかえりの際に1杯提供
オープニングレセプション参加権
・10000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できるおおみや本家の回数チケット(10000円)提供
オープニングレセプション参加権
選べるオリジナルグッズAを提供
・10000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できるおおみや本家の1日利用(12時間)チケット
あなたの好きな本を1冊、お名前・メッセージを掲載して蔵書致します
選べるオリジナルグッズBを提供
オープニングレセプション参加権
・20000円:お礼のメッセージ
ご来店時に使用できるおおみや本家の1ヶ月フリーパス(20000円)提供
オープニングレセプション参加権
選べるオリジナルグッズAを提供
・30000円:お礼のメッセージ
有料ドリンクチケット5枚提供
ご来店時に使用できるおおみや本家の1ヶ月フリーパス(20000円)提供
オープニングレセプション参加権
・50000円:おおみや本家1日貸切:イベント開催やワークショップ、個人のお祝い行事やミーティングなどに貸切いたします。
● 選べるオリジナルグッズA→しおり / ステッカー / 紙製ブックカバー
● 選べるオリジナルグッズB→ タンブラー / エコバッグ
※引換チケットの期限は全て送付時期から1年以内とする。
※お礼のメッセージはメールにて送付をさせて頂きます。
※グッズ・チケットについてはオープン以前の9月頃を目安に発送させて頂きます。(コロナ禍の影響によりオープンの予定変更の可能性がございます。)
※オープニングレセプションイベントについて
イベントは、10月初旬頃を予定。おおみや本家内にて開催。(日時の詳細情報については、ご連絡させて頂きます。)
人数の都合により複数回実施する場合もございます。交通費等の諸経費については各自でのご負担となりますことをご了承ください。
最後に
僕は本が好きじゃありません。
と、言うよりも本を読むことが苦手です。
子供の頃から読むのがとても遅いからです。
あと、字を書くことや文章を書くことも苦手です。
だから、子供の頃から本を読んでいる人に憧れをいだいていました。
『ボクも、本を読めるカッコイイ人になりたいな。。。』と。
そんな本を読むことが苦手な僕の仕事はデザイナーです。
本を読むことは苦手でしたが絵を描いたり、音楽を作ったり、
頭のなかで何かを想像し人に共感してもらうことが好きだったからです。
デザイナーと言っても色々なデザイナーがいますが、
僕の仕事は大学で専攻していたスペースデザインです。
お店やいろんな施設をデザインする仕事です。
中でも僕は音楽が好きだったのでC DやD V Dを売ったり貸したりしている
会社のデザイン部に入り全国のお店のデザインをしていました。
音楽が好きで入った会社のお店のデザインはとても楽しく大都会から田舎までいろんなお店をデザインしてきました。
ところがC DやD V Dが売れない時代になり、時代の流れとともに主力商品は
いつの間にか本とコーヒーに変わって行きました。
本が苦手な僕ですが、本屋のデザインをすることにはとても楽しかった。
何故なら、本屋をデザインしてはじめて気づけたことがあったからです。
僕がいた会社が特別だったのかもしれないが、C DやD V Dはお客様が商品を
買う為だけの場所だったが、本屋にはそこに来る理由として商品以外の価値がありました。
居心地の良い空間で珈琲を飲みながら、優雅に本を読む・仲間と語らう・仕事をする、
僕が子供の頃から憧れていた『カッコいい人が居る景色』です。
その最高の景色を自分でデザインできることは本当に幸せでした。
特に、時間を掛けて大きなお店をつくる時にはその街に打合せ行くたびに地元の人たちの
期待感が高まるのを肌で感じました。
やっとオープンした日にはお客さんの嬉しそうな顔、本を探すワクワク、程よい緊張感、
いろんな感情をその場で感じる、デザイナーはその瞬間が1番の幸せな時間なのです。
その瞬間、僕にとって『最高の景色に毎日囲まれていたい!』いつしかそう思うようになりました。
長くなりましたが、『おおみや本家』は僕のように本を読むことがの苦手だけど本を読む人に
『憧れている人』や『本が好きな憧れられる人』のための『本屋じゃない本家(ほんや)』です。
ここ『おおみや本家』には難しい本やオシャレな本は置いてません。
その代わりに、夏目漱石から又吉直樹まで、できる限りの日本小説の文庫本を揃えています。
あと、本屋じゃないので本は売っておりません。持って帰ることもできません。
その代わりに、築120年以上の歴史ある京町家で自分の家のように好きな時に、本を愉しんでください。
毎日、美味しい珈琲とおつまみを用意してお待ちしております。
本を読む合間に少し仕事をする時もあるでしょう。
P Cが使える机と電源、コピー機もご用意しております。
もちろん、お子様とご一緒に来てください。絵本とおもちゃをご用意しております。
祝日には本棚に入らなくなった本のバザーやイベントもやってます。
本を読まなくても大丈夫、お絵かき教室など、いろんなワークショップイベントもご用意しております。
最後に、『おおみや本家』を通してこれから『本を読む憧れられる人』なることが夢です。
まずは『吾輩は猫である』の1ページ目から開いて、ゆっくりとマイペースに愉しんで行こうと思っております。
*本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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