★8月30日追記

8月30日にプロジェクトの目標支援額23万円を達成しました。
ご支援してくださった方々、プロジェクトについてSNSやブログで紹介してくださった方々、
そして応援や助言、共感の言葉をかけてくださった方々、
みなさまのお陰です。本当にありがとうございました。

支援者の皆様お一人一人が、インドや貧困、衛生問題、環境問題に対しての想いを馳せて、
ご支援してくださっていると思っています。
みなさまのそんな想いを代弁し、期待を超えるようなプロジェクトにすべく、
これからも精進します。

そのための第一歩として、

 

より多くのスラムの子供達に石鹸を届けるため、
また、今回だけの一過性のプロジェクトではなく
長期に渡って持続的なプロジェクトにするための新たな目標です。

石鹸は日常的に使うべきものです。
だからこそ、キャンペーンで終わってしまってはいけない。
スラムの子供達が石鹸を使い続けられるように、
必ず、長期的に続けなければいけないと思っています。

現在チームでは、より持続可能且つ社会的インパクトの大きなプロジェクトにすべく、
以下の3点に更に力を入れています。

- Buy1 Give2のモデルでSOLP石鹸を定期的に継続的に購入してもらうための施策
- 衛生状態改善をより効果的にするためのスラムでのワークショップの実施計画
- 日本だけでなくグローバルに横展開する計画

今後とも、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 ↑追記はここまでです。
 
■自己紹介

こんにちは。慶應義塾大学 総合政策学部4年の長岡里奈です。
現在休学してインドでインターンをしています。
先月から、スラムに石鹸を広めるために、石鹸をリサイクルする事業を立ち上げています。

 

■なぜやりたいのか

石鹸が高くて買えないスラム街の住民に石鹸を使って欲しい。
そのために、「1つ買うと2つスラムに届く」リサイクル石鹸を日本に広めたい。

 

「下痢で死ぬ」
なんて考えたことありますか?
世界では、毎年220万人が下痢が原因で亡くなっています。

 

下痢のほとんどは手洗いで予防できます。しかしインドでは7000万人が石鹸を手に入れることができていません。
からだ用の石鹸は高いため、スラムの住民はなかなか買うことができません。
安い衣服用の石鹸を使って肌を痛めてしまう人もいます。

 

石鹸を広めるのに何かいい方法はないか考えていたところ、ホテルでは使用済み石鹸が捨てられてしまうことに気づきました。
例えば、400部屋のホテルでは年間3.5トンもの石鹸が捨てられているのです。
わたしが滞在しているジャイプールは、ピンクシティと呼ばれる観光地として有名で、たくさんのホテルがあります。
それらのホテルから使用済み石鹸を集めてリサイクルして、多くのスラムの人々に石鹸を使って欲しいと考えています。

 

さらに、金銭的に持続可能な活動にするために、日本にて1つ買うと2つスラムに届くモデルにて、日本向けに石鹸を販売しようと考えています。

 

■どうやってやるのか

インドのスタートアップ「Thankyou」という会社の協力を得てやっています。
たまたまご縁があって、7月にインドアイセックの紹介で知った会社です。石鹸リサイクル事業立ち上げを提案したところ、快く受け入れてくれました。
Thankyouは、「World without Waste 」を目指すスタートアップで、リサイクルやコンポストなどを行なっている会社です。

 

■どうやって石鹸を作るのか

■石鹸の紹介

ただ石鹸をリサイクルするだけではなく、色々な人に喜んで使っていただける石鹸にするために、中央が凹んだ握りやすいデザインにしました。

 

コンセプトの「SOLP」には

子供たちを病気からHELPしたい。
リサイクルによって環境問題もSOLVEしたい。

という思いが込められています。

 

 
■どうやって石鹸を広めるのか

スラムで活動するNGOとラジャスタン州の公立学校800校を通じて広めます。
石鹸を買った人は、自分があげた石鹸がどこに行ったのか、トラッキングシステムを通じて知ることができます。

 

■お金の使い道

石鹸を回収し、リサイクルし、輸送するために23万円が必要です。

■リターンの紹介

リターンは、
- 石鹸のEチケット
- 私とスラムの子供達からのメッセージと活動報告(メールにてお送りします)
です。

■Eチケットの使い方

プロジェクト終了と同時にメールにてEチケットをお送りします。
そこに記載されているThankyouのHPにアクセスし、EチケットのIDを入力すると、Thankyouから石鹸を発送します。

 

■最後に

わたしが初めてインドに来たのは2年前でした。その時目にした貧困にショックで涙が止まらなかった。
でも、インド人に「泣いても何も変わらない」と冷たく言われました。
かわいそうだと思ったり、泣くことは簡単だったけど、それだけだったらただの偽善でしかない。
何かアクションを起こして影響を与えない限り。
そう思い続けて、悩んで迷って、やっとひとつアクションを起こしました。

日本人が石鹸選びという小さなアクションから大きな影響を与えることができるような仕組みを作れたら、と思っています。

 

  • 2018/12/06 13:01

    たくさんの方にご支援いただき,ありがとうございました.こちらにて,最近の活動報告をさせていただきます.本日,こばと幼稚園にて,年中さん約70名を対象に石鹸リサイクルワークショップを開催しました.国際バカロレア,プライマリーイヤーズプログラム候補校であるこばと幼稚園では,「より良い·より平和な世...

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