昔々から近代まで、お寺はその地域の中心的役割を果たしてきました。今夏リニューアルオープンしました〈TEMPLE HOTEL 高山善光寺〉は、国籍も年代も飛び越えた21世紀の交流の場にふさわしい形で、多くの方々に長く愛されるお寺として発展していきたいと思います。

プロジェクト本文

▼ 2017/09/13更新 | 目標金額150万円を、オープンから2週間で達成することができました!

9月1日に開催したTEMPLE HOTEL 高山善光寺オープニングパーティーにて、クラウドファンディング開始をアナウンスさせていただきましたが、このたび目標金額150万円を達成することができました。ご支援くださった多くの皆さまには、ここより感謝申し上げます。

 

 

◼︎ 「宿坊」から「TEMPLE HOTEL」へ。後世に残る地域と世界に開かれたコミュニティの場に

岐阜県高山市にある高山善光寺は、いまから110年ほど前に建設されました。築数百年のお寺が当たり前の寺院としては、比較的若いお寺です。

明治時代の設立当時から檀家を持たず、お寺の本来の姿そのものを体現した、地域の方々の集う寺院として親しまれ、遠路からの参拝者の方々のために宿坊を併設していました。近年も世界中から高山を訪れる方の国際色豊かな宿としても役割を果たしてきました。

しかし、時代とともに少しずつ、地域とのつながりも途絶えて始めていました。

宿坊運営に関しても、日本人は不便でプライバシーの保ちにくい旧方式の宿坊からは足が遠のいていました。周辺に新しくできたゲストハウスやホテルに泊まるようになり、代わりに、宿泊者の95%が訪日外国人となっていきました。その宿泊者数も、高山駅周辺にゲストハウスや民泊施設が急増したことで近年減少傾向にあり、新たな局面に直面していました。

お寺ステイと出会ったのは、まさにそのような状況の時でした。偶然、代表が高山善光寺の宿坊に立ち寄ったことを機に、今回のプロジェクトの歯車は回り始めます。

 

◼︎ お寺に行くきっかけをつくりたい、身近な存在にしたい

お寺は古来から、その土地の発展の中心的役割を果たし、生きているうちから自分を見つめ、整え、新しい出会いを得られる場所として存在していました。しかしながら、人口減少や効率化を求める現代において、かつてのような役割を果たすお寺は減少の一途を辿っているように感じています。

だからこそ、お寺に行くきっかけをつくり、よりお寺を身近に感じてもらい。地元の人はもちろん、世界中から人が集う場所にしたいと考えています。お寺には、21世紀に則した形で、人々の交流の場になるはずだと信じています。もっとも、2020年に東京オリンピックを控える日本にとって、国境を超えて交流、相互理解する場は大きな可能性を秘めているはずです。

高山善光寺に集う日本人が外国人をおもてなす−−。国籍やバックグラウンドを超えて理解し合う、日本の素晴らしさの詰まったお寺でそれがボーダレスにが広がることを、夢見ています。21世紀のお寺は、1人1人が日本人としてのアイデンティティを再確認し、世界を身近に感じるきっかけとなれると考えます。

◼︎ 資金の使い道 | お寺の修繕のために使用させていただきます

みなさんからご支援いただいた資金については、お寺の修繕に使用させていただきます。

たしかに、TEMPLE HOTEL 善光寺のリニューアルオープン(= 新たな宿坊事業)を行うための工事は、お寺ステイが事業計画を作成し、地元の信用組合と政府系ファンドより融資受けました。現在は、水回りの新規増設と人々が集うリビングスペースのみの修繕を行っている状態です。

下の写真はそれぞれ、水回りとリビングスペースのBefore/Afterになります。

 

▼ 水回り

Before

共同トイレ・お風呂・洗濯機、と水回りが一箇所にまとめられていました

 

 After

3部屋それぞれにトイレ・お風呂・洗濯機を設置しました。木の温もりを感じるナチュラルでモダンな佇まいで、滞在の快適さに貢献します。

 

▼ リビング・共有スペース

Before

床の腐敗がすすみ、狭くこもった空間になっていました。

 

After

床を張り替え、床暖房も設置しました。囲炉裏や家具は元々あるものを生かし、敷居を外し広い空間を確保しました。

しかしながら、未だ、お寺の老朽化に対しては、資金不足のため無着手の状態です。

比較的若いお寺といえど、築100年を超える建物です。実際、老朽化や修繕に必要な面積が広く、その多くが手つかずのままとなっております。安全・安心して人が集う場所にするためには、本堂や畳・天井などを整える必要があります。

この修繕を行うことが、地域の人に愛され、国内外から集まるバラエティ豊かな方々を感動させる美しい高山善光寺を蘇らせることにつながると考えています。

◼︎ タッグを組んだベンチャー企業「お寺ステイ」

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お寺ステイは、日本の歴史・文化が詰まったお寺の素晴らしさを、国籍や年代を超えて体験できるプログラムを展開しています。人口減少に伴う檀家の減少 / 廃寺・空き寺の増加 / 後継者不足、といったお寺問題を解決策を模索し、永続性のあるお寺づくりに取り組んでいます。

宿泊(ステイ)だけを目的とすることなく、日本文化を体験し、その場でしかできない体験や交流を通じ、感動と感謝の気持ちを "シェア" できる、草の根民間外交の場づくりをしています。“Less is more” のコンセプトのもと、「SPACE」「CLEANSE」「MEET」の三大要素をもった心と体をきれいにするセルフクレンズ体験を推進しています。

 

お寺ステイ シェア代表 佐藤真衣

埼玉浦和生まれ。スポーツ系大学卒業後ベンチャーキャピタル就職、その後ベンチャー企業へ転職。2006年に建築・設備施工関連ベンチャー企業を立ち上げる。2016年社寺での感動体験「お寺ステイ」運営会社の株式会社シェアウィングを親友と立ち上げ、シェア社長に就任。

もう1人のシェア社長 雲林院奈央子 の縁で飛騨高山を初めて訪ねたときに、直感的にこの土地の魅力と可能性に共鳴。同時に高山善光寺と運命的に出会い、宿坊事業の継続支援を任せてもらうことになりました。高山に支店を設け、メンバーを募り、TEMPLE HOTEL 高山善光寺プロジェクトリーダーとして新たなお寺の可能性を模索しつづけている。

 

◼︎ リターンについてのFAQ

・「宿泊のリターンは、購入者以外の人が泊まることは可能ですか?」

→ 可能です。ご自分で購入し、お母様に泊まっていただく、などプレゼント的にしていただくことも可能です。

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