1.ご挨拶

はじめまして。植田と申します。よろしくおねがいします。

まずは自己紹介を簡単に。私は東京にある築40年以上のマンションに家族と住んでいる40オーバーの社会人です。いわゆる「高経年マンション」に住んでいますが街も含めて住みご心地がよく、とても満足しています。一度管理組合の副理事を任されたことがあります。当時は時間があまり取れず力になれなかったのですが、防犯カメラの導入を担当させてもらいました。

生活は基本インドア派ですがなぜかキャンプは大好きです。あと、猫好きです。

元々は外資系のコンサルティング会社で10年ほど経営管理の仕組み導入のコンサルティングをやっていました。会社をやめてからは短いモラトリアム期間を経て、企業の業務改善などのサポートをこれまた10年ほど行っています(失業保険も頂いた経験ありです)。

そんな私ですが安全安心な世の中を作るために、仲間とともに 合同会社 ろく を立ち上げました。

まずは都市圏の皆さんの身近な問題である「安全・安心な街」を維持するために「経年劣化で悩むマンション」をなくしたい!と考えています。自分たちで適切な状態を維持する活動を行う「仕組み」を「マンションに関係する全ての人が使うアプリ」を中心に実現させていくのです。

この問題はマンションに住んでいるあなたはもちろん、戸建に住んでいるあなたにも関係する大きな問題です。

それでは、これからもう少し細かく説明しますので共感頂けたら嬉しいです。

 綺麗な街並みでいつまでも暮らせるようにしましょう!(写真は本文とは関係ありません)

2.なぜ今やらないといけないか

皆さんの街にマンションはありますか?この問いに多くの方は「あります」と答えると思います。東京だけでも18万棟以上のマンションがありますから(少し古いですが平成25年時点)。つまり多くの方にとって自分の街とはマンションが建っている街になります。

このマンション(もちろん戸建もですが)、物質の宿命である「経年劣化」が避けられません。「経年劣化」するがままでは「老朽マンション」となり、街の美しさだけでなく安全面でも問題を引き起こしてしまいます。これはとても大きな問題です。

日本にはすでに築30年の経年マンションは5万棟以上あり、15年後には現在の2倍以上の11万棟以上になります。現在の東京のマンション数に近い数です(かなり大きな数字です)。

この5万棟以上・11万棟以上という数字が、「街の美しさ」と「安全」に対する潜在的なリスクとなっているのです。今は新築マンションだとしても、15年後は確実に「築15年」のマンションになりますから。

(国土交通省資料に赤字・枠・矢印を加筆) *マンション棟数は一棟の平均戸数35戸から逆算しています

(参考(国土交通省):http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000058.html

もちろん全ての経年マンションが「老朽マンション」となるわけではありません。きちんと手入れをしていれば「ビンテージマンション」として街の自慢の建物になるかもしれません。しかし逆に手入れをしないと「老朽マンション」になり、最悪スラム化に繋がる「限界マンション」となって街の安心・安全に大きな影響を及ぼす建物になってしまうかもしれません。

 

老朽マンション・限界マンションが街の安全・安心へ与えるの影響とは

 

このように経年劣化で悩むマンションが同じ街にあると、あなたを含めた街の住民も大きな影響を受けてしまいます。また、老朽化したからといって簡単に立て替えや解体もできません。立て替えには住民の合意や費用という問題がありますし、解体も費用の問題が大きくのしかかってきます。「老朽マンション」になる前に、早めに手を打つ必要があるのです。

3.目指す姿とやるべきこと

「老朽マンション」化を防ぐには、マンションのきちんとした管理が必要です。ただ、これは「管理業者」任せでは決して実現しないものです。マンションの管理とは「100%提供されるサービス」ではなく「自分たちの主体的な管理+それをサポートする業者(管理会社や工事業者など)」により実現されるからです。そして「設備の現状」や「管理の状況」を自分たちが把握していくことが、適切な管理の実現と管理不全の予防、管理の改善を図るのにとても重要になってきます。

それを踏まえ、今回のプロジェクトは「1.必要性を訴える」「2.仕組みを作る」「3.仕組みを広める」の3つの活動を行います。

特に「2.仕組みを作る」に関しては東京都が平成28年にまとめた「良質なマンションストックの形成促進計画  」で「マンションの適正な管理の促進施策」の目標として掲げている「目標1:管理組合による自主的かつ適正な維持管理の促進」と「目標2.管理状況の実態把握と管理不全の予防・改善」に寄与できる形を考えています。

(参考(東京都):http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/mansion-tokyo/shisaku/01keiseisokushin-dl.html

 

この3つの活動でマンションがきちんと管理され、老朽マンション化・限界マンション化を予防し、最終的に街の安全・安心の維持に一役買う形に持っていきたいと思っています。

 

このような活動・目標を掲げる今回のプロジェクトを「共生」関係から着眼を得て「Ebihaze」と命名しました。「Ebihaze」の仕組みを使うことが、街の安全・安心の一部である「マンションがきちんと管理されている」証明になるようにしていきたいと思っています。

セ○ムステッカーをみて「ちゃんと監視している」と思われるように、Ebihazeステッカーを見て「ちゃんと管理している」と思ってもらえれば。Ebihazeのステッカーを貼っていることでマンションやその街の価値が高まる、そのような姿を目指して活動していきます。

4.ステップ バイ ステップ で やっていきます

「1.必要性を訴える」「2.仕組みを作る」「3.仕組みを広める」の3つの活動を行う今回のプロジェクトですが、長期的+地道な活動が必要なプロジェクトなため、ステップバイステップで少しづつ実行していく予定です。

そこで今回は「マンションの住民自ら適切な状態を維持する活動を行う「仕組み」を実現する」ことを最初のゴールに設定し、以下3点を優先して実施します。

①マンションに関係する全ての人が使うスマホアプリを作り(2.仕組みを作る)、

②アプリを広めるための広報活動を行い(3.仕組みを広める)、

③並行して「マンション住民の主体的な管理」が重要であることを多くの人に知ってもらう(1.必要性を訴える)

この3点を実施することで仕組みをまわし、街全体への効果につなげていきます。

そしてこの仕組みの軸となるスマホアプリはマンションの様々な現状を把握し、評価し、改善していくためのアプリです。別の言い方をすると、主体的な管理を行うためのツールであり、サポートする業者を評価し、かつ高評価の業者と出会うためのツールでもあります。そして自分たちの管理の現状を評価するツールであり、管理状況のよい他のマンションと繋がる場にもなります。

機能は大きく5つで構成されます。

1.マンション単位でグループを作って利用します

2.マンションの修善や清掃などを登録し、結果を評価し、実績を保存して、日々の管理の改善サポートします

3.積立金の残高を独自のロジックで評価し、積立金不足を未然に防ぐサポートをします

4.実績ベースの評価を元にした優良業者を探し、日々の管理の大きな改善をサポートします

5.震災や火災など有事に緊急連絡をするなど、安全確保に関するサポート機能を保持します

マンションの住民・オーナー・業者の方々がユーザーとなり、日々の管理を改善しながら管理体制を整理・見直ししていくことで、マンションの「老朽マンション」化を防ぎ、街の安全・安心の確保に繋がるサービスにしていきます。

5.プロジェクトの現状と今後の計画

優先実施の以下3点に関し、現状と今後の計画をお知らせします。

①マンションに関係する全ての人が使うスマホアプリを作り(2.仕組みを作る)、

②アプリを広めるための広報活動を行い(3.仕組みを広める)、

③並行して「マンション住民の主体的な管理」が重要であること多くの人に知ってもらう(1.必要性を訴える)

現状は①に注力して活動をしています。11月中のリリースに向けて関係者全員が試行錯誤しながら開発を進めているところです。今回作る仕組みは全国展開を予定していますが、まずはマンションの林立する首都圏(できれば経年マンションが多数建っている地区)を中心に広げていきたいと思っています。

(このようにデザインを作成し開発につなげています)

仕組みの展開に合わせて②と③は首都圏を中心に活動していく予定です。前述の通り現在は①に注力しているため②と③は手付かずとなっており、ここの手当をどうにか行うべく、今回のお願いに至った次第です。

 

6.必要な資金とその使い道(予定)

今後活動内容は膨大ですが、そのうち以下の活動に関して資金を募りたく、必要資金を以下の通りに見積もっています。なお以下の見積額には内部の人件費は含まれておりません。あくまでコンサルティング費用含めた外部サービス利用で支払いが必要な費用の見積もりです。

②アプリを広めるための広報活動 の概算費用:合計115万円

展開前広報活動

・プレスリリースなどのデジタル関連訴求:10万円

首都圏展開活動

・SNS向け広告での訴求:15万円 x 3ヶ月 = 45万円

・検索連動型広告での訴求:15万円 x 3ヶ月 = 45万円

・ブログ執筆など上記以外のデジタル関連訴求:5万円 x 3ヶ月 = 15万円

 

③「マンション住民の主体的な管理」が重要であること多くの人に知ってもらう の概算費用:合計105万円

広報活動計画

・PRにつなげる広報ストーリー制作:20万円

広報活動展開

・地方公共団体への提案活動:5万円 x 5箇所 = 25万円

・勉強会等の開催・共催:10万円 x 3ヶ月 = 30万円

・PRサービスによる広報:10万円 x 3ヶ月 = 30万円

②と③の総計:115万円 + 105万円 = 220万円

7.ご支援頂いた「あなた」へのリターン

このプロジェクトはAll-in方式のため、必ず実行されるものです。1名でも多くの方にご支援頂けると大変助かります。ご支援ほど、よろしくお願いいたします。

ご支援いただける皆さまには大きなお返しはできませんが、わずかばかりのリターンをご用意させていただきました。5パターンありますので、是非ご検討お願いいたします。

3,000円のご支援:お礼のメール+3ヶ月ごとのプロジェクト状況報告のメール(2018年3月と6月にお届け予定)

5,000円のご支援:お礼のメール+3ヶ月ごとのプロジェクト状況報告のメール(2018年3月と6月にお届け予定)+オリジナルステッカー2枚  + HPでのご支援者さま氏名の掲載(ご希望時のみ)

10,000円のご支援:お礼のメール+3ヶ月ごとのプロジェクト状況報告のメール(2018年3月と6月にお届け予定)+オリジナルステッカー2枚 +オリジナルクリアファイル 2枚 + アプリでのご支援者さま氏名の掲載(ご希望時のみ)

100,000円のご支援:お礼のメール+3ヶ月ごとのプロジェクト状況報告のメール(2018年3月と6月と9月にお届け予定)+現役ビジネスコンサルタント2名によるビジネスアドバイス(メール往復 x 1回、実施時期は2018年1月から3月の間で別途調整させてください)

500,000円のご支援:お礼のメール+3ヶ月ごとのプロジェクト状況報告のメール(2018年3月と6月と9月にお届け予定)+現役ビジネスコンサルタント2名によるビジネスアドバイス(ビデオ会議45分 x 3回、開催時期は2018年1月から3月の間で別途調整させてください)

オリジナルステッカーとオリジナルクリアファイルは現在鋭意作成中です。デザインはEbihazeマークとロゴ(本文中の説明資料左上で利用)を使用したものです。ステッカーのサイズは5cm x 5cm と5cm x 10cm 程度の2種類で進めています。出来上がり次第CAMPFIREの活動報告で紹介させていただきます。

8.最後に

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

このような街の安全・安心を守るための活動は公共的な面が大きいため、民間がうまく展開していくことは利益や人材など多数の面でとても難しいのですが、国や地方公共団体などを巻き込みつつ発展させていくべきプロジェクトだと考えています。

また、マンションという捉え方をしますと販売や管理など様々なビジネス領域で、規模の大きな企業が価格や時間などの面で力があり、本来あるべき社会とは方向性の合わない力学が働く場合もあります。

我々は、少しづつでも良いので、最終的には街の安全・安心という誰もが求める価値を実現していきたいと思っています。

少しでも興味を持っていただけたら幸いです。また、ご支援を頂けるのであれば、さらにさらに、感謝をさせていただきます。

 

合同会社 ろく 代表社員 植田裕次郎

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください