追記

たくさんの暖かいご支援ありがとうございます!!!

無事修理が完了致しましたことをご報告致します。今年は梅雨入りが早そうですが、その前に完成して一安心です。

記念して返礼プランを1つ追加いたしました!


はじめに・ご挨拶

皆様初めまして。

プロジェクトをご閲覧いただきありがとうございます。

サイト運営担当の竹村幸耶と申します。

6年前に茨城県常陸太田市千寿町に移住し、自然のなかで動物たちに囲まれて暮らしています。

受け入れてくれた集落の力になれればと思い、サイト管理を申し出ました。


以下、神社を管理する方々の想いと共に綴っていきたいと思います。

神社をお助けください

茨城県常陸太田市の紹介

住みたい田舎ランキング1位という栄誉をいただきました

新婚家庭への家賃補助や子育て世帯へのおむつ代補助など独自政策多数

こういった施策のおかげか若い移住者も増えています

主な特産品:常陸秋そば、納豆、梨、ブドウ、柿、醤油、酒、他農作物

梨

観光スポット:竜神大つり橋、西山荘、西金砂神社、東金砂神社等

私たちにとっての元金砂神社

この地域で一番古く、ここから派生したとも云われる二大神社があります。

二大神社合同の祭礼の折、

元金砂神社が佇む山の麓で敬礼するが、その意味を知る者もほとんどいません。

元金砂神社にとって、子であるのか妹弟であるのかはっきりしたことはわかりませんが、

彼らの陰でひっそりと存在しています。

小さく目立たないながらも二大神社に敬われるほどの威厳漂うその姿に、

ずっと身近で見守ってくれている母親のような安心感に、

私たちは敬意をはらい、支え続けてきました。

千年以上もの永きにわたって守り、守られてきたのです。


長い歴史を刻み続けてきたこの “元金砂神社” を私たちは再建したいのです。

元金砂神社


二大神社の紹介

二大神社というのが西金砂神社・東金砂神社という立派な神社です


西金砂神社と東金砂神社合同で金砂神社礒出大祭礼という祭事が行われます。

国の無形民俗文化財に指定されている行事です。

神社から日立市水木浜間の75kmを10日かけて行列が往復します。

大祭礼の開催は72年に1度。

日本一開催間隔が長いお祭りです。

動員数は100万人に迫るほどです。


また、西金砂神社では6年に1度小祭礼が行われます。天下泰平と五穀豊穣の祈りを込めて3泊4日で140人以上の神輿行列が市内を回り田楽舞や祭典が行われます。小祭礼は本来丑年と未年に行われていますが今年はコロナウイルスの影響で来年に延期となりました。

その行列の途中奏楽を止め山に向かって礼拝します。

その山というのが元金砂神社の鎮座する山。

行列の途中、ましてや奏楽の最中わざわざ足を止めて礼拝することは、目上の者に対する礼儀・作法であるのです。

元金砂神社もそんな子供たちの立派に育った姿を見られるだけで幸せだったのでしょう。

過去に礼拝を忘れたことがあったそうですが、その時には行列の途中、宮司が落馬して怪我をしまったことがあるそうです。元金砂神社の神様も少し拗ねてしまったのかもしれませんね(笑)


元金砂神社の神様

神 様: 大己貴命・猿田彦命 

御利益: 安産・商売繁盛・家内安全 


長く不妊で悩んでいた方がお参りに来てその後子供ができたというお話もあります。

お酒や供物が置かれているのをたまに目にしますが、

参拝者に何かいいことがあったのだなと嬉しく感じます。


プロジェクトを立ち上げた背景

元金砂神社には樹齢千年を超えるとされる木が二本あります。

社の横に銀杏のご神木、参道にはその木よりもさらに古いとされる “千寿のケヤキ“ 。

元金砂神社御神木千寿のケヤキ

2011年3月に起きた東日本大震災

度重なる余震

大型の台風

そして2021年2月に起きた最大規模の余震

春の嵐

何度も強い揺れに見舞われても耐え続けた樹齢千年を超える御神木の枝が折れ神社に直撃

屋根が崩壊

壁は割れ瓦礫が散乱

1000年以上生き続けてきた木に限界が来てしまったのです。

いつものように神社の見回りに来てその姿を目にしました。

折れた枝や瓦礫の撤去をしました。

雨に濡れないようにシートも被せました。

ブルーシート養生

できることは全部やりました。

ですが再建となると費用かかります。

積み立ててきたお金、敬老会や寿会などの残高を当てても200万円。

再建費用にはまだまだ足りません。

再建には400万円、再発防止のため倒木の恐れのある木の伐採に100万円

合計500万円かかりますが

300万円足りていません。

総会で残りを町民で負担してでも直すことに決まりました。

29世帯80名にも満たない集落です。ほとんどがが年金暮らしの老人です。

大変な負担になってしまいます。

彼らの負担を少しでも減らせればと、

この神社のことを少しでも知ってもらえればと思い、プロジェクトを立ち上げました。


資金の使い道・実施スケジュール

再建費用不足分に300万円

サイト手数料、お返しに100万円

もし余剰分が出たら次世代のために貯蓄します。

木の伐採は4月4日現在進行中です。

神社の修理は4月中旬着工、5月初旬完成予定です。

リターンの実施は8月~を予定しております。

リターンのご紹介

・お礼のお手紙

特産品は常陸太田市産のおいしいお米やお野菜、果物をお送りします。

・御芳名板への記名

ご芳名板

・御芳名版への記名(個別) 

・イチョウの木のまな板(神社名の焼き印入り)

最後に

どうしても治してあげたいのです。


来年実施される記念すべき200回目の小祭礼を見せてあげたいのです。


半世紀後の大祭礼を見せてあげたいのです。


子供が活躍している姿をいつまでも見せてあげたいのです。


大祭礼が実施される頃、私たちはこの世にはいません。


我々の代わりにこの神社に見届けて欲しいのです。


繋いできた歴史を。


子孫たちの未来を。


立派でなくても


大きくなくても


私たちをずっと見守ってくれていたこの神社をなんとか再建したいのです。


集落皆の心の支えなのです。


梅雨に入ってしまう前に町民で負担して修理を行うことに決まりました。

ですがその負担はあまりにも大きいです。

負担を少しでも減らすためのご協力をいただければと思い、不慣れながらクラウドファンディングに挑戦しようと決心しました。


町民の想い

インターネット関連の知識がなく、働き盛りの方、地域おこし協力隊という制度で移住されてきた若い方に力を貸して頂き運営しています。夜や休日を使って動いてくれています。

彼らにとってメリットはあるのか、負担になるのではないかという心配もあります。彼らは彼らで思うことがあって地方に移住しこの土地を選んでくれています。

ただそれは雑用や人足のためではないはずです。どうしても若い人が来ると道路沿いの草刈りや公共物の整備などやって欲しいと頼ってしまいがちです。ですがこういったインターネットを使った作業は彼らに任せきりです。

私たちは私たちのできることを、彼らは彼らのできることをやって協力し合い、結果住みやすい町に繋がれば良いと思います。

此度のクラウドファンディングではサイトの運営は彼らに、返礼品などは私たちでと役割を決めて動いています。それぞれの得意を活かして成功に導ければと願う限りです。

  • 2022/08/10 15:59

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/06/06 12:57

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/05/09 15:48

    神社の修理完了間近となりました。皆様からの暖かいご支援に本当に感謝ですm(_ _)m修理は終わりましても5月29日までクラウドファンディングは継続して参ります。神社の壁面いっぱいにご支援者様のお名前が書けたら素晴らしいと思うこの頃です(*^^*)小さいですが皆様から愛され、誇りに思って頂けるよ...

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