一般社団法人トップアスリートグループは、2015年に国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)「誰も置き去りにしない」というコンセプトに賛同し、積極的に貢献したいという観点から、車いすテニス部門を立ち上げ、車いすテニス選手の競技環境整備や積極的な海外遠征サポート事業を行うことに致しました。

障がい者として生きる選手たちが、健常者の選手たちと同じように遠征し、同じように活躍できる”インクルーシブな世界の実現”に、この事業を通じて少しでも貢献したいと考えています。

2021年度につきましては、弊グループがサポートする以下5名の選手たちの活動費を捻出する為、クラウドファンディングによる資金調達を実施致します。是非とも本事業、本プロジェクトの趣旨にご賛同頂き、ご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


船水梓緒里(三菱商事)
高野頌吾
川合雄大(写真右端)

城智哉(左)/小田凱人(右)




数ある案件の中から、当プロジェクトをご覧頂きありがとうございます。初めまして。 一般社団法人トップアスリートグループ代表理事の長谷川光です。

私は20代前半に、日本のTOP10に入る男子プロのコーチとして活動していました。未熟ではありましたが、AIGジャパンオープン(現楽天ジャパンオープン)にも帯同させて頂き、フェデラーを始めとする世界のトップ選手のプレーを間近に見る機会にも恵まれました。彼らのテニスは、身震いするほどの感動と衝撃を与えてくれましたが、それと同時に、日本のトップ選手と世界のトップ選手のレベルの違いをはっきりと認識させられることとなりました。

この時の体験を通じ、私は、「日本一になってから世界を意識していては遅すぎる。日本一になる前、小学生から本気で世界を目指さなければこの差は絶対に埋まらない。」と考え、選手育成に特化したh2エリートテニスアカデミーを愛知県に立ち上げ、本格的なジュニア育成活動をスタートさせました。

幸いなことに事業は軌道にのり、全国制覇7人、グランドスラムジュニア出場など、国内トップクラスのジュニア選手を多数育てることに成功しました。しかしながら、世界に出ていく選手が増えれば増える程、自らが遠征帯同する回数や期間が長くなり、ホームクラブの指導が手薄になってしまうことに気付きました。とは言え、ホームクラブをメインにしてしまうと、世界のトップを目指す選手を引き上げられない。つまり、自分が思い描く理想的な育成環境を実現する為には、選手を安心して預けられる海外遠征経験の豊富なコーチと共に、二人三脚で選手を育てる必要があったのです。

とはいえ、そんな優秀なコーチを雇うような経済的余裕はクラブにはありませんでしたし、海外遠征に行きたいときだけ帯同してくれる、選手側にとって都合の良いパートタイマーのようなコーチなど見つかるはずもなく、新たに見つかった課題を目の前にして、途方に暮れる日々を過ごしていました。

ただ、これらの悩みを抱えているコーチは、私だけではありませんでした。今まではライバルだと思っていた各エリアのトップクラブのコーチたちに悩みを打ち明けたところ、全員が同じ課題感を感じていたことがわかったのです。

そこからはあっという間でした。意気投合した私たちは、自身が育てた選手を安心して預けられる、互いに信頼できるコーチたちに声を掛け、世界を目指す選手たちを協力して育てる全国ネットワークを構築しました。更にはグラスルーツから国内のトップオブトップまで、全てのレベル、カテゴリで選手を育成するピラミッド型の育成システムを創り上げ、一般社団法人トップアスリートグループとして活動することになったのです。

グループ設立の際、特にこだわったのは加盟クラブのスタンスです。加盟クラブは互いに依存することなく、それぞれが自立して今まで通り選手を育成しつつも、足りないところは補い合い、協力し合うことで、Win-Winを目指す形をとりました。押し付け合うこともなく、過度な干渉をすることもないこの絶妙な距離感は、トップアスリートグループという物理的機能に集合知と柔軟性を持たせることに成功。数あるクラブが自分たちの都合の良いようにグループを活用することで、それぞれが今まで以上の成果を挙げられるようになっていったのです。

特に海外遠征においては、コーチ同士日程を合わせて互いの選手を預け合うことにより、ホームクラブをおざなりにすることなく十分な頻度の海外遠征を行うことができるようになりました。結果として、海外遠征に出るジュニア選手の数も飛躍的に増加。設立から4年後の2019年には、男女合わせて190人の日本人ジュニア世界ランカーが海外を舞台に戦うようになりました。

今後もグループ全体の活動を通じて、世界を目指す選手が一人でも増えることを願っています。



また、設立からわずか2年で全日本テニス選手権を制覇、2019全豪オープンジュニアでは5人が本戦出場を果たす等、グループとしての活動も着実に実績を積み重ねています。テニス界の”公共財”とも言えるべきこの新しいシステムは、様々な人やクラブ、場面で活用されることで、その価値をより一層高められるはずだと確信しています。

そして私たちは、次のステップとして、この日本では唯一と言っていい全国規模の育成システムを車いすテニスに水平展開し、車いすテニスの選手たちにも、健常者と同じ環境を整備し、健常者と同じように、スポーツを通じた自己実現を達成してもらいたいと考えました。

日本を代表する車いすテニス選手を輩出するべく、私たちが持っているノウハウやスキルをフル活用し、世界トップで活躍する車いすテニス選手を継続して育成する環境を構築していきたいと考えています。

私たちは、これらのテニス事業を通じて、”誰もが世界に挑戦できる世の中”を実現します。皆様のご支援、どうぞ宜しくお願い致します。




はじめまして、一般社団法人トップアスリートグループ、車いすテニス部門の貝吹健 (かいふく たけし)です。 私は2004年から車いすテニス選手の指導に携わり、2017年からは車いすテニス日本代表選手の海外遠征帯同や、強化合宿での選手サポートをしてまいりました。トップアスリートグループの育成強化システムに、私がこれまでの活動を通して得てきたネットワークと知見を加え、車いすテニスにおいても、世界トップの選手を継続的に輩出すべく尽力したいと思います。

現在、車いすテニスにおいて日本は世界屈指の強豪国であり、男子・女子・クアードの全クラスにトップ選手が存在します。しかしながら、国内の競技環境はまだまだ十分とは言えず、世界トップの選手を継続的に輩出する為には、更なる環境整備が必要だと考えます。特に、車いすテニスという競技のツアーピラミッドの頂点にあるパラリンピックやグランドスラムに出場する為には、世界ランキングポイントを積み重ねられる環境を整備しなければなりません。

国内の大会数は年間5大会と減少しており、全ての国内大会に出場し勝利しても、充分なポイント獲得は不可能となっています。このような状況の中、世界トップへの鍵となるのが海外遠征です。グランドスラムやパラリンピック出場を目指すためには、多くの海外の大会に出て勝ち続けなくてはならないのです。

とはいえ、次世代の若手選手にとって、複数の海外大会へ出場できる環境を自力で整えるのは容易でありません。特に資金面では、健常者以上に苦労することとなり高いハードルとなっています。しかし私は、障がい者だから、車いすだからと言って、選手たちに夢を諦めさせたくありません。障がい者であることが、夢へのチャレンジを断念する原因となることは絶対にあってはならない、むしろ彼らがチャレンジドアスリートであるからこそ、私たち健常者と同じチャンスを与えてあげなければならないと考えています。

皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。




ITF(国際テニス連盟)が管轄する車いすテニスツアーは、UNIQLO WHEELCHAIR TENNIS TOURと呼ばれ、グランドスラム4大会を頂点とした6カテゴリのピラミッド構造からなっています。2019年には170大会が開催されました。

国内では、ジャパンオープン(飯塚国際)を頂点に全7大会が開催されましたが、2019年を最後に広島ピースカップと北九州オープンが消滅し、2021年4月現在では5大会のみが開催の可能性を残しています。(コロナ禍においての開催は未定)

なお、グランドスラムの賞金総額は1大会あたり25~30万$前後です。グランドスラムを除く残りの大会の賞金総額の合計が約180万$であることを考えると、グランドスラムに出場することがどれだけ価値のあることなのかがご理解頂けるのではないかと思います。

このグランドスラムに出場する為には、世界ランキングで7位以内に入らなければなりません(後の一人はWC枠で、車いすテニスのグランドスラムは総勢8名で行われます)。

前述した通り、世界ランキングを上げる為には、海外遠征に出てグレードの高い大会に出場し、できるだけ多くのポイントを積み重ねなければなりません。しかし、いきなり上のグレードの大会に出場できるわけではなく、ピラミッドの最下層となるITFフューチャーズやITF3の大会に出場し、地道にポイントを積み重ねながら頂点を目指さなければならない為、グランドスラム出場への道は長く険しく、また、莫大な活動資金が必要となるのです。

ただ、冒頭でも述べさせて頂いたように、日本は車いすテニスの競合国であり、日本のトップ選手であれば、グランドスラムやパラリンピック出場は現実的な目標になります。日本で車いすテニス選手として活動を続ける以上は、"目指さなければならない舞台"と言っても過言ではないかもしれません。

そこで本プロジェクトでは、このピラミッドに含まれる大会にトップアスリートグループがサポートを行っている次世代の期待の若手選手たちを出場させ、選手たちの世界ランキングを上げることを目標とします。グランドスラムやパラリンピックへの出場の為の大きな一歩を、皆様のご支援で踏み出させて頂ければと考えています。

ちなみに、日本人選手のツアー参戦者は、2021年4月5日現在では男子50人、女子23人です。東京パラリンピックに出場する為には、日本人の中でランキング上位4名に入りつつ、男子は世界ランキング上位40位以内、女子は22位以内(2021年6月7日現在のランキングが適用)に入らなければなりません。2024年のパリパラリンピックではどういった選考基準になるかわかりませんが、パリパラリンピック出場に向けて、一歩一歩前に進んで行けたらと考えています。

ジュニア日本代表として十分な実績のある選手達であれば、出場だけでなく、メダル獲得も視野に入れた長期の育成計画の元で活動するべきだと考えています。

未来ある若者の為にも、本プロジェクトへのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。




今回のクラウドファンディングは、以下5名の若手有望選手たちの海外遠征資金調達を目的としています。中学生1人、高校生2人、大学生2人という非常にフレッシュなメンバーです。選手たちの輝かしい未来の為に、是非ともご支援くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


2006年5月8日生まれ/出身地:愛知県一宮市


みなさんこんにちは。小田凱人(おだ ときと)です。

僕は9歳の時、左股関節に骨肉腫がみつかり人工股関節になりました。それまではサッカーをやっていましたが、大好きだったサッカーを諦め、代わりになる競技をということで車いすテニスに転向しました。始めた時から、僕と同じ9歳で車いす生活になった国枝慎吾選手が憧れであり目標です。

昨年、世界ジュニアマスターズで優勝し最年少世界一になり、今年の4月には世界ジュニアランキングで1位になることができたので、次はシニアでの最年少世界ランキング一位(恐らくですが、イギリスのアルフィー・ヒューイット選手が記録した20歳1か月23日)を目指して頑張っています。そのためには、2026年7月10日までに世界ランキングで一位にならなければなりません。これから積極的に海外のシニア大会に出場しランキングを上げていきたいと思っています。僕が強くなることで車いすテニスをもっとメジャーにしたいです。

そして、入院中、国枝選手の活躍を見て勇気づけられたように、今度は自分が病気で苦しんでいる誰かを勇気づけられたらと思っています。応援、よろしくお願いします。


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●ランキング(2021年4月26日現在)
ITFランキング:57位 ※キャリアハイ
ITFジュニアランキング:1位 ※キャリアハイ/日本男子史上初のランキング1位

●主な戦績
・2020 世界ジュニアマスターズ:シングルス優勝、ダブルス優勝
・2020 世界国別対抗戦ジュニア日本代表

骨肉腫になる前はサッカーをプレーしていました



2004年5月14日生まれ/出身地:群馬県高崎市

皆さんはじめまして。川合雄大(かわい ゆうだい)です。

私は生まれつき二分脊椎という障害を持っており下半身がほとんど動きません。幼い頃から車いすで、なんで自分は他の子と違って動けないのだろうと思っていたこともありました。しかし、6歳の頃母親に誘われて車いすテニスを始めて考え方が変わりました。車いすでも全力で運動出来るんだとその時初めて思うことができました。

そこからは全力でテニスに打ち込みました。テニスをやることが何より楽しかったのです。

小学校二年生から大会にも出始めました。勝つことの快感、負けることの悔しさ、両方を味わいながら技術を磨いて来ました。

初めて結果が出たのは中学校一年生の時です。今まで一度も勝ったことのない選手に勝つことが出来たのです。その時の快感は今でも覚えています。本当に嬉しかったです。そこからは勢いづいて連続で優勝し、その年の日本車いすテニスジュニアランキング1位になることができました。

中学校二年生からはシニアの大会に出始めました。最初は中々勝つことが出来なかったものの練習を重ねて勝てるようになっていき、世界ランキングのポイントがつく大会に出る様になりました。

現在は次世代育成強化指定選手にも選ばれ、昨年行われる予定だったワールドチームカップにもジュニア日本代表として出場する予定でした。コロナ禍により叶いませんでしたが、それでも世界を目指す気持ちは変わっていません。世界ランキングトップを目指すには世界の大会を多く回る必要があります。現在日本の大会は全て停止しています。しかしもう世界の大会は動き始めているのです。

私には夢があります。世界1位になることで今までお世話になった方々や親、そして車いすテニスというスポーツに恩返しがしたい。そして私のような障害を持って生まれてきた子供に夢を与えてあげたい。これが私の夢です。この夢を叶えるために私はより一層自分に厳しくしていきたいと思います。

皆さん、応援よろしくお願いします。


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●ランキング(2021年4月26日現在)
ITFランキング:177位 ※キャリアハイ:163位(2019年8月5日)
ITFジュニアランキング:26位 ※キャリアハイ:24位(2021年1月4日)

●主な戦績
・2020 世界国別対抗戦ジュニア日本代表

大会で優勝したときの写真



2003年6月14日生まれ/出身地:福岡県小郡市

ページを見て頂きありがとうございます。高野頌吾(たかの しょうご)と言います。

僕は6歳の時に当時流行していた新型インフルエンザに感染し、意識不明の重体で救急搬送されました。母が言うには、ICUでECMO(人工心肺装置)を装着し、三日間生死の境を彷徨ったそうです。何も覚えていないのですが、意識が戻った時には、下半身が動かなくなっていました。障害名は、インフルエンザ由来の呼吸不全、心筋炎に併発した脊髄梗塞による両下肢の機能全廃です。

それからは車いす生活となりましたが、元々スポーツをすることが好きだったので、車いすでもできるスポーツはないかと探し始め、並行して月に一回、東京のリハビリ施設にも通うようになりました。そこで出会ったのが国枝慎吾選手です。

国枝さんからは、車いすテニスの魅力をたくさん教えて頂きました。それだけでなく、「福岡のジャパンオープンを見に来て欲しい」と誘って頂きました。そして8歳の時、福岡県飯塚市で開催されたジャパンオープンで国枝選手のプレーを見て、こんなにもかっこいい競技があったなんて知らなかった、自分もやってみようと思ったのが、車いすテニスを始めたきっかけです。

これからは、僕が国枝さんに憧れて車いすテニスを始めたように、自分の姿を見て車いすテニスを始める子が出てくるようになりたいと思っています。その為には、海外遠征にたくさん出て、世界ランキングを上げ、目標とするグランドスラムやパラリンピックに出なければなりません。目標は高いのかもしれませんが、絶対にできると信じて頑張りますので、応援よろしくお願いします。


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●ランキング(2021年4月26日現在)
ITFランキング:107位 ※キャリアハイ:94位(2020年1月27日)
ITFジュニアランキング:7位 ※キャリアハイ:3位(2020年1月27日)

●主な戦績
・2020 世界国別対抗戦ジュニア日本代表

5歳の頃



2002年12月8日生まれ/出身地:愛知県愛西市

はじめまして。城智哉(たち ともや)です。

僕は先天性の二分脊椎症です。子供の頃に2度、小学5年の時に1度、大きな手術をしました。2歳のときに身体障がい者に認定され、それ以来、ずっと車いす生活です。テニスは幼少期にほんの少しだけプレーしたことがありましたが、本格的に始めたのは12歳のときでした。

当時、麻痺性の左股関節脱臼の為手術をしましたが、体が拒否反応を起こして感染症となり、1年以上入院することになりました。入院が長くなるにつれ、何かスポーツをして体を動かしたほうが良いのではないかと思い、先生に相談して許可をもらい、車いすテニスの体験会に参加しました。とても楽しく、自分に合っていると感じたので、退院後はすぐに地元のテニス教室に通うようになり、体験会で知り合った貝吹コーチに指導を受けるようになりました。車いすテニスという競技を見つけてくれたお母さん、教えてくれている貝吹コーチ、そして応援してくれるみんなにはとても感謝しています。僕の活躍を通じて、周りの人に元気や勇気を与えたいと思っています。

母子家庭なので、車いすテニスに出会わせてくれた母をグランドスラムのファミリーシートに招待したいです。同じような境遇を持つ方たちの光となるべくこれからも努力し続けますので、応援お願い致します。


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●ランキング(2021年4月26日現在)
ITFランキング:157位 ※キャリアハイ:141位(2019年8月12日)
ITFジュニアランキング:最高4位(2020年1月20日)

●主な戦績
・2020 世界ジュニアマスターズ:ダブルス優勝
・2020 世界国別対抗戦ジュニア日本代表

テニスヨーロッパに出場したとき



2000年11月8日生まれ/出身地:千葉県我孫子市/所属:三菱商事 

はじめまして!船水梓緒里(ふなみずしおり)と申します。

私は中学生の時に旅行先でけがを負い、両下肢に障害が残った為に車いす生活となりました。幼い頃から体を動かすことが好きで、ソフトボールやスキーなど多くのスポーツに親しんでた為、医師から「二度と歩くことは難しい」と宣告された時には目の前が真っ暗になり、どん底に叩き落された気分になりました。そんな中、両親の勧めで全日本車いすテニスマスターズ選手権を観に行き、目の前でみた国枝慎吾選手の動きに驚かされたことで、車いすテニスをやってみようと思うようになりました。

当初はリハビリの一環で始めた車いすテニスでしたが、高校1年生の時、東京で行われた世界国別対抗戦(ワールドチームカップ)のジュニア日本代表に選出されたことがきっかけで、本格的に競技として始めることにしました。試合では全く歯が立ちませんでしたが、国を背負って出場している外国の選手たちの姿を目の当たりにして、いつか追いつき追い越したいと、自分の中でスイッチが入ったのです。

そこからは2年で世界ジュニアランキング1位になることができました。私の持ち味となったのは、ソフトボールで鍛えた強い肩と左利きでした。レフティーならではの球筋で相手を崩し、試合を有利に展開することで、結果が出るようになっていったのです。

現在は、学業と競技の両立をしながら、日本代表強化指定選手としてグレードの高い海外の大会へ出場し、パラリンピック出場、メダル獲得を目指しています。車いすテニスの世界も、健常者のテニスと同じように、年間20~30大会ほどの試合に出場してポイントを積み重ねなくてはなりません。しかしながら、国内だけではパラリンピック出場に必要なポイントを獲得することができない為、必然的に海外遠征を繰り返す必要があります。

近年では、障がい者であっても、世界で活躍する選手はメディア等で取り上げられることも多くなり、社会的な関心や認知度を向上させることができるようになってきています。私は、パラリンピックに出場し、その立場や経験を活かし、障がい者スポーツの普及と発展に貢献したいと考えています。そして、車いすテニスのトップ選手として、たくさんの人にこの思いを伝えることで、世界は変わると確信しています。これが私の「車いすテニスで世界を目指す」理由です。

皆様のご支援どうぞよろしくお願いします。


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●ランキング(2021年4月26日現在)
ITFランキング:20位 ※キャリアハイ:19位(2020年8月26日)
ITFジュニアランキング:最高1位(2018年8月6日)

●主な戦績
・2016,2017 世界国別対抗戦ジュニア日本代表
・2018 世界ジュニアマスターズ:ダブルス優勝、シングルス準優勝
・2020 世界国別対抗戦女子日本代表

中学生時代は、ソフトボール部に所属(県大会出場)




今回、クラウドファンディングで集めた支援金は、5人の選手の海外遠征資金の一部とさせて頂く他、リターン返礼品の手配や発送作業費、梱包資材費等に使用させて頂きます。




2021年6月末まで クラウドファンディングによる資金調達実施
2021年9月頃    リターン返礼品発送
2021年度内    各選手海外遠征実施
※各選手の遠征中の様子は、こちらにもアップさせて頂きます
※各選手遠征終了から約一か月後を目途に、活動報告メールを送付させて頂きます




今回のクラウドファンディングでは、IKEUCHI ORGANIC株式会社様、株式会社テニスジャパン様、プラス株式会社様、HEAD Japan株式会社様にご協力を頂きまして、以下商品をご用意させて頂きました。

①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
※海外遠征報告メールならびに遠征中に撮影された動画は、各選手帰国後から概ね1か月以内に送付させて頂きます。全選手のメールと動画の送付完了は2021年度内を予定しています。


④プラス株式会社様文房具セット(色は選べません)
 ・リングノート A5 3冊パック
 ・消しゴム「AIR-IN」
 ・テープのり「ノリノポッド」
 ・修正テープ「ホワイパープチ」
 ・携帯はさみ「フィットカットカーブ ツイッギー ポーチサイズ」
  ※リターン商品では「フィットカットカーブ スマート」と表記してありますが、正しい商品名はこちらです
 ・クリアーホルダー「Pasty」

プラス株式会社様文房具セット

⑤IKEUCHI ORGANIC オーガニック120 バスタオル 
(og120-BT/本商品はサンプル商品になります。ごく僅かなキズなどある場合ございますが、使用上は通常商品と何ら変わりません。また、色は選べません)

IKEUCHI ORGANIC オーガニック120 バスタオル

⑥HEADミニチュアラケット(ラジカル2021モデル/全長約25cm程度)
HEADミニチュアラケット(ラジカル2021モデル )

⑦テニスラケット(いずれか1本お選びください/グリップは全てG2/ストリングとステンシルはついていません)
ウィルソン「ウルトラ100 V3.0」(品番:WR033611)
ダンロップ「CX200」(品番:DS22102)
バボラ「ピュアドライブ」(品番:101436J)
ヨネックス「Vコア98」(品番:06VC98)
HEAD「ラジカルMP2021」(品番:234111)

ウィルソン「ウルトラ100 V3.0」 

ダンロップ「CX200」 

バボラ「ピュアドライブ」 

ヨネックス「Vコア98」 

HEAD「ラジカルMP2021」

⑧選手5人とのzoomミーティングに参加頂く権利(1時間)
※ミーティングの日程は、全選手の遠征終了後にご連絡させて頂きます


⑨ヨネックステニスラケット「Eゾーン 98 NO リミテッド(品番:06EZ1NO/ホワイトゴールド)」(グリップはG2/ストリングとステンシルはついていません) 
※6月25日追加商品
※追加販売の為発送時期は当初手配分より遅くなります

Eゾーン 98 NO リミテッド(品番:06EZ1NO/ホワイトゴールド) 


⑩ウィルソンテニスラケット「ウルトラ 100 V3.0 ロメロ ブリット(品番:WR075410)」(グリップはG2/ストリングとステンシルはついていません)
※6月25日追加商品
※追加販売の為発送時期は当初手配分より遅くなります 



これら商品を組み合わせて、以下の通りリターン返礼品とさせて頂きます。



◆1,000円:
①選手5人からのお礼メール
選手から心のこもったお礼のメールをお送りさせて頂きます。


◆3,000円:
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
選手から心のこもったお礼のメールと、海外遠征終了後の活動報告メールをお送りさせて頂きます。


◆5,000円:
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
選手から心のこもったお礼のメールと、海外遠征終了後の活動報告メール、遠征中の様子がわかる動画をお送りさせて頂きます。

 

◆7,000円:(合計80セット)
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
④プラス株式会社様文房具セット(色は選べません)
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、プラス株式会社様の文房具セットをお送りさせて頂きます。


◆10,000円:(合計10セット)
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
⑤IKEUCHI ORGANIC オーガニック120 バスタオル
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、IKEUCHI ORGANIC株式会社様のタオルをお送りさせて頂きます。
※リターン商品発送時期が2022年8月となっていますが、正しくは2022年3月となります


◆15,000円:(合計3セット)
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
⑥HEADミニチュアラケット(ラジカル2021モデル)
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、HEAD Japan株式会社様のミニチュアラケットをお送りさせて頂きます。


◆40,000円:(合計5セット)
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
⑦テニスラケットいずれか1本
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、テニスラケット1本をお送りさせて頂きます。


◆45,000円:(1セット)※6月25日追加商品
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
ヨネックステニスラケット「Eゾーン 98 NO リミテッド(品番:06EZ1NO/ホワイトゴールド)」
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、テニスラケット1本をお送りさせて頂きます。


◆60,000円:(1セット)※6月25日追加商品
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
⑩ウィルソンテニスラケット「ウルトラ 100 V3.0 ロメロ ブリット(品番:WR075410)」
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、テニスラケット1本をお送りさせて頂きます。


◆100,000円:(10名)
①選手5人からのお礼メール
②選手5人からの海外遠征報告メール(画像付/帰国後の送付)
③選手5人からの海外遠征中に撮影された動画(帰国後の送付)
⑧選手5人とのzoomミーティングに参加頂く権利(1時間)
選手からのお礼のメール、報告メール、動画の他、zoomミーティングにご招待させて頂きます。




100年に一度と言われる感染症拡大により、当たり前の日常が、当たり前ではなくなりました。それは、我々大人だけでなく、輝かしい未来が待っていたはずの子供達にも影響を与え、多くの人が夢と希望を失ってしまったのではないでしょうか。

しかしながら、これからも日常は続きます。ジュニア選手たちは、この後、選手としての全盛期を迎えます。今できることをやらなければ、彼らの選手生命はただただ短くなるばかりです。だからこそ我々大人が彼らの為に、今できること、やれることをやらなければならないと考えています。

未来ある子どもたちの為にも、是非とも皆様のお力をお貸しください。

何卒よろしくお願い致します。



<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください