はじめに
‟よりよく生きるために”病を治すことだけが健康になる手段ではありません。「からだ・こころ・いのちの全体で健康を捉え、人間の内なる生命場にエネルギーが満ちて躍動する、豊かな人生を送る」健康観を提唱する帯津良一医師は今年85歳。 がん治療専門医として培ってきた健康法の“攻めの養生法”やナイスエイジングな生き方を、ナマのラジオ語りや、講演会や気功実技等の映像で、全国の人々にこれまで以上に広め、豊かで健康な人生の在り方を未来に繋げていきたい。
それがこのプロジェクトの願いです。
解決したい社会課題
2020年春以降、世界中の人々は新型コロナ感染を恐れ以前のような活動が出来ず、自粛と制限された暮らしが続いています。新たに開発されたワクチン接種が始まってもコロナ収束はまだまだ先が見えず、これまで健康が当たり前と思っていた人々は、感染していなくてもこのような生活がいつまで続くのかと不安なまま心身ともに疲弊しています。さらに、うつ症状者や自殺者が増加、とも報道されています。 このように、各人の「生命場のエネルギー」が低下しているだけでなく、「地球の場のエネルギー」も低下していると言っても過言ではありません。このような現在こそ、不調や不具合を抱えながらも如何に健康を維持するか、という「生き方と知恵」が求められています。
この新型コロナウイルス感染に対してもいたずらに恐れることなく、「基本は各自の免疫力を高めてコロナに対処していくこと」を唱える医師は多くなってきましたが、その高める方法を具体的に、無理なく継続していくことを提唱している医師は少ないのが現状です。
さて、帯津良一医師とはそもそもどういう人なのでしょうか?
1936 年川越市に生まれ、東京大学医学部卒。東大病院や都立駒込病院等を経て癌治療での西洋医学の限界を感じて、1982年に地元川越に帯津三敬病院を設立。
- 現在は、帯津三敬塾クリニック院長、帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会名誉会長と85歳になった今でも、西洋医学に中国医学や代替療法を取り入れ人間まるごとのホリスティック医学の確立を目指し、がん患者などの治療にあたっています。
現在の帯津三敬病院(川越市)
帯津良一医師は、死に至る病とされていた癌治療の世界で、西洋医学治療だけでは治せない患者が続くことに限界を感じ、人間全体をまるごと診る医学の必要性を思い、西洋医学の治療+代替療法を駆使して、がん患者の治療に取り組んできました。そして、その中で健康観や、いのちに寄り添う医療などを深く見つめ、従来の医療の枠組みに収まりきらない“自らいのちを正しく養う新しい養生法”を提唱するに至りました。つまり病気の快復を待つだけの養生ではなく、人間としての尊厳を保ちつづけながら、終わりなき自己実現の道を歩み続ける“攻めの養生”を提唱し、さらにその実践方法を提案してきました。
具体的には、生活の中に呼吸法・太極拳・気功などを取り入れ、内なる生命を躍動させ、日々のルーティンにメリハリを持たせる。リフレッシュした新鮮な朝を迎える。この“攻めの養生法”で自然治癒力を回復していくことが、帯津良一医師が提唱する“いのちまるごと”健康法なのです。
このプロジェクトで実現したいこと
この〝攻めの養生法”を学ぶ場が「NPO法人帯津良一 場の養生塾」です。定期的に開講しているのが、川越の帯津三敬病院内の直心館道場で行われている(現在はコロナ対応で、近隣の木野目自治会館の暫定会場で実施)川越養生塾と、現役勤労者のために夜間にIKE・Biz(旧豊島区勤労福祉会館)で開設している池袋養生塾があります。
この養生塾では太極拳・呼吸法・気功(帯津医師オリジナル『時空』等)の練功や講話(川越のみ)、ディスカッション等が行われ、志をもった人々が集い、“攻めの養生”健康法を共に学んでおります。
このほか、このような養生塾を今後とも担っていく人材育成のための「ときめき養生塾連続講座」も開設しています。
今回のクラウドファンディングの目的の1つは、この「ときめき養生塾連続講座」の帯津良一先生講義を通じて明らかにされた、帯津先生が50有余年掛けて学んでこられた“養生の在り方”をDVD化し、皆さんにこの動画を通じて“攻めの養生法”を学んでいただくものです。 この連続講座では実技講習も実施しておりますが、その模範演技DVD製作費用としてもこのクラウドファンディングを活用いたします。
また、このクラウド支援金でご依頼のあった場所への帯津先生の出張講演会を開催し、ナマの声でお話しを聞いていただきます。
一方、このクラウドファンディングでは帯津医師の声を、今後ともラジオ放送で毎週お送りできるよう皆様のお力をお借りして番組を継続していくことにも取り組みます。
具体的には、東京のローカルFM放送局のFM西東京の番組を通じて、御年85歳となられた帯津医師の元気なナマの声を、今年も毎週聴取者に伝えていくことで、このコロナ禍で疲弊した人々に元気を取り戻してもらいたいのです。 しかし、ここに来て、今まで番組提供してくれていた大口スポンサーが支援継続困難となり、番組存続の危機に直面しています。
これをきっかけに、ローカルFM番組であっても、スマホやパソコンがあれば、全国でネット配信で聞けることをPRし、皆さまが幅広く帯津医師の考えに触れて、新たな養生生活へと近づくキッカケを作るものです。
<「帯津良一の達者で生きる」番組収録例;FM西東京提供 >
また、FM西東京さんから、この番組の過去のダイジェスト放送のリンク提供がありましたので、URLを添付します。是非、いくつかの放送内容を聞いてみてください
https://842fm.com/blog/tassha-de-ikiru/19642/
さらに、目標支援金額を達成したのちはその金額に応じて、「NPO法人帯津良一 場の養生塾」の目的の一つである“がん患者支援”のイベント開催に加え、帯津流攻めの養生法の啓発書籍、気功法習得のためのイメージDVDや写真・イラスト集等の作成なども検討致します。
<NPO主催イベント【講演会・シンポジウム】の例>
このコロナ禍であっても多くの人が健康的に生きる術を得て、老齢化しても、がんなどの病気になっても、心身ともに“達者に生きる”ことを実現することにより、社会全体が元気になっていくことを望んでいます。それは、この我々の願いを受けて、帯津先生の考え方に触れた人々が自分なりの健康観を持っていきいきと生活し、それぞれ社会の中で活躍してくことで達成されていくものです。
資金の使い道
▼目標金額は、2,500,000円。
▼具体的な資金の使い道
【1】FM西東京の「帯津良一の達者で生きる」番組継続のための放送料、製作費…115万円(1年間48回分)
【2】“攻めの養生法”を伝授、実践する養生人材育成のための《ときめき養生塾》第Ⅰ~第Ⅳ章の帯津先生の講義動画(1回90分×12回)DVD製作費・・・40万円
- 【3】帯津先生考案の新呼吸法「時空」、及び太極拳等の実演DVD製作費・・・15万円
- 【4】帯津先生の地方講演活動支援にかかる費用(2カ所分) ・・・ 20万円
- 【5】クラウド手数料(17%+税) ・・・ 47万円
- 【6】リターン発送経費(5%) ・・・ 13万円
※支援金額が目標金額を上回ったときは、攻めの養生法の普及啓発活動の更なる展開をするための経費(講演会等のイベント開催、普及啓発PR費等)に充てさせて頂きます。
実施スケジュール
ープロジェクト自体の実施スケジュール
- ①FM西東京の番組継続(4~6月は残存スポンサー支援で暫定継続)
- ②連続講座動画DVD作成(第Ⅰ章~第Ⅲ章までの講義編集分)と、第Ⅳ期の撮影・編集・DVD製作([4月~8月)
- ③時空、太極拳、智能功等の実演DVDの製作[5月~8月]。
- ④地方講演(2021年秋以降に実施(コロナ禍が多少落ち着いた時期以降))
- ⑤リターン時期は、各リターン希望内容ごとに随時実施(早いものは、支援期間終了後から1か月以内に発送等実施《感謝お礼絵葉書発送、帯津カレンダーの発送等》から、DVD製作完了後に1か月以内に発送。地方講演会は開催が可能な状況になってから実施など)
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
ーリターンの紹介(リターン画像・リターンの詳細)
- 1,000円 …
- ・帯津ポストカード(3種) の中から1枚を、感謝を込めての御礼状
- 3,000円 ・・・
- ・帯津ポストカード(3種) の中から1枚を、感謝を込めての御礼状
- ・2021年帯津良一カレンダー1冊、又は練功無料券(1枚)
- (川越又は池袋養生塾で使用可。発行日から2年間有効。以下同じ)
- 5,000円
- ・帯津ポストカード(3種)
- ・練功・講義無料券2枚(川越又は池袋養生塾で使用可)
- ・2021年帯津カレンダー 1部
- 10,000円
- ・帯津ポストカード(3種)
- ・FM西東京のホームページにお名前掲載(希望者)
- ・2021年帯津良一カレンダー1冊
- ・練功・講義無料券2枚(川越又は池袋養生塾で使用可)、又は「養生塾20周年記念シンポジウム」記録DVD1枚 (どちらか)
・帯津先生著作本(下の本の中から1冊、帯津医師サイン入り)
30,000円
・帯津ポストカード(3種)
・FM西東京のホームページにお名前掲載(希望者)
・練功・講義無料券2枚(川越又は池袋養生塾で使用可)
・「養生塾20周年記念シンポジウム」記録DVD1枚、
・帯津先生太極拳&「時空」DVD1巻、又はときめき養生塾連続講義動画1巻(3回分収録)(どちらか)
- 50,000円 …
- ・帯津ポストカード(3種)
・FM西東京のホームページにお名前掲載(希望者)
・練功・講義無料券3枚(川越又は池袋養生塾で使用可)
・「養生塾20周年記念シンポジウム」記録DVD1枚、
・帯津先生太極拳&「時空」DVD1巻、
・ときめき塾連続講義動画3巻(9回分収録)
- 100,000円 …
- ・帯津ポストカード(3種)
・FM西東京のホームページにお名前掲載(希望者) - ・頂いたメッセージを、ラジオ番組内で先生に紹介し、先生が 放送でお返事をお話しする。
-
・帯津カレンダー原画(先生自筆揮毫額装1つ)
・「養生塾20周年記念シンポジウム」記録DVD1枚。
・帯津先生太極拳&「時空」DVD1巻 。
・ときめき塾連続講義動画3巻(9回分収録) 。
- 360,000円・・
- ・ 帯津ポストカード(3種)
・FM西東京のホームページにお名前掲載(希望者)
・ラジオ番組にクレジットとCM放送、又は、講演依頼への対応[1回分](交通費等の諸経費は別途)
・「養生塾20周年記念シンポジウム」記録DVD1枚。
・帯津先生太極拳&「時空」DVD1巻。
・ときめき塾連続講義動画3巻(9回分収録)。
◎番組クレジット、CMの放送例 ・・・
-
【この番組は、みなさまに健やかな毎日を、〇〇〇の提供でお送りいたします。】
【この番組は、あなたの毎日にときめきを、〇〇〇の協力でお送りしました。】
◎出張講演会の例
500,000円 …- ・帯津ポストカード(3種)
・FM西東京のホームページにお名前掲載(希望者)
・ラジオ番組で帯津先生との対談出演(4回分)、又は講演依頼への対応[2回分まで](交通費等の諸経費は別途) -
・「養生塾20周年記念シンポジウム」記録DVD1枚。
・帯津先生太極拳&「時空」DVD1巻。
・ときめき塾連続講義動画3巻(9回分収録)。
最後に
帯津良一先生の「いのちに寄り添う医療」は、いまでこそ多くの医師が発言したり、ジャーナリズムも取り上げてきていますが、先生が医師になりたての60年近く前、多くの医学部教授方先生方は「私が治す人、患者は受け身一方」という風潮でした。 帯津先生も外科医として毎日奮闘していたころは同じような考えを持たれ『患者は病気になった以上、医者の言うことを聞いて寝ていれば良い。』という上から目線の対応であったと自省しておられます。
がん治療の現場で、「身体の臓器の隙間に何かがある?」ということから始まり、たくさんの疑問が次から次に湧いてきて、がん治療はとても今の西洋医学だけでは克服できない、という点にたどり着いたとき、生来の好奇心旺盛な性格が、人間全体を診る医学も必要ということで、その全体性を診ることにたけた東洋医学を学ぶため中国医学を謙虚に学ぶことから始まっています。その後、アメリカで始まったホリスティック医学の考えが日本にも紹介され共鳴し、そちらを極めようと米国のカール・サイモントン博士やアンドルー・ワイル先生などとも親交を結び、日本のホリスティック医学の普及・啓発をすべく、日本ホリスティック医学協会の会長を18年間も務められました。
名誉会長となられてからは、今までのホリスティックな枠組みだけでは“いのち”は捉えきれない、として太極拳や気功などで感じていた“虚空”をも手中に入れる大ホリスティック医学を目指して、今や講演や著作を通じて啓発活動に取り組まれています。
このような大きな思想をもって、提唱・活動をされている帯津先生の存在は現在の医学界では隅に追いやられている感があります。でも、この新型コロナ禍一つを見ても、現代の医学でも未解明の部分は多々あり、短期間では克服出来ないのであります。さらに言えば、人類とウイルスの関係は何億年も前からあるものであり、ウイルスがあったから生物が進化してきたなどの歴史もあるわけです。 人類もこの地球においては生物の一つであり、環境との調和を目指したあり方を、全人類がこのコロナ禍をきっかけに考えること、それが一番大事なことではないかと思われます。そのことも、帯津先生の“攻めの養生思想”には含まれています。
このクラウドファンディングで、全国の不安な気持ちで過ごしている人々に、帯津先生の「もっと、伸び伸びと!」と言われているナマの声や画像が届き、支援者の輪が広がり、ひいては地球全体が元気になって行くこのプロジェクトに、是非とも、お力を貸してください! (「帯津良一の攻めの養生を未来に繋ぐ実行委員会」事務局代表)
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
今回のクラウドファンディングは、帯津良一医師が提唱する‶攻めの養生法”を普及・啓発・実践する場を提供している「NPO法人帯津良一 場の養生塾」と、‶帯津良一の達者で生きる”を放送する「㈱FM西東京」がタッグを組んで『帯津良一の攻めの養生を未来に繋げる実行員会』を作り、帯津思想がこのコロナ禍を乗り切っていく光となり、後世に長く伝え発展させるための資金造成を図るべく、クラウドファンディングに挑戦するものです。
NPO法人は2013年5月に設立、現在会員は200名弱。川越と池袋の養生塾を開催・運営するほか、独自の講演会やセミナーも年に数回開催しています。また全国に展開する地方養生塾をネットワーク化し、そのセンターとして地方養生塾支援活動も行っています。
一方、㈱FM西東京(84.2MHz)は1998(平成10年)年1月に開局。西東京市(旧田無市、旧保谷市)に拠点を持ち、20kmの範囲に地域コミュニティーのための生活情報・防犯情報などを放送しているコミュニティラジオ局です。
おはようございます。 昨日5/15土曜日の朝日新聞の朝刊の書評欄に西平直(著)「養生の思想」を画家の横尾忠則さんが書かれていてとても共感しました。この記事に帯津先生の”ホリスティック医学”が紹介されていました!