目標達成ありがとうございます!
多くの方々に支えられている事、とても嬉しく思います。
もっと多くの方に知ってもらうため
ネクストゴールを設けさせていただきました。
次の目標は、達成率150%です。
どうぞよろしくお願いいたします!
はじめまして。エコアートアーティストの綾海(あやみ)です。
この度はこのエコアートプロジェクトに目を通してくださりありがとうございます。
小さい頃から好きだった絵が、
「誰かの心に残るといいな」
「誰かの役に立つといいな」
「誰かを幸せにするといいな」
「多くの人の幸せに繋がるものにしたいな」という想いで
今、画家として活動しております。
きっかけは、林業を営まれている小森胤樹(つぐき)さんからのご提案。
『間伐した切り株からは新しい木は生えてきません。朽ちて土に戻るだけなのでそこに絵を描いてみませんか?』
と森林の中で絵を描く機会をいただきました。
森林を汚してはいけないと思い、絵の具の素材について調べました。
普段使っている絵の具は、石油などの限りある資源を多く使う事、動物にとって有害なものも含まれている事がわかりました。
同じ時期に、ペライチ創業者である山下翔一さん主催の沖縄の環境問題のシンポジウムに参加しました。沖縄の海に沈んでいる白い珊瑚を見て、綺麗だと思いました。
しかし、それは珊瑚の死骸でした。
専門家の方が、この場所の美しい海はもう数年も持たないのだと断言されていました。その時の悲しそうな顔は今でも忘れられません。
地域の悩みに触れ、日本の海の現状に触れ、地球の課題に触れ、その課題に真剣の取り組んでいる人たちを見て、私にできる事はなんだろうと考えました。
私は、限りある資源を無駄使いすることなく、地球環境にとっていい材料で絵具が作れないか?
と考えるようになりました。
そこで目に留まったのがさまざまな廃材です。
捨てられてしまうものから絵の具を作ることができれば、ごみ問題を自動的に解決できるシステムが作れると思いました。
このシステムの実現を目指した事が、エコアートの始まりです。
ご縁あって佐賀県太良町にある牡蠣養殖場を訪れました。
牡蠣養殖に取り組む「海男」代表の梅津聡さん、シンクロアート財団代表理事の坂本大地さんに
牡蠣の殻を使ったアートを作る機会をいただきました。
牡蠣殻は普段、山に数年放置して風化させた後、海に戻すのだそうです。
貝殻を活用したものは世の中に多くあります。
日本画の白い絵の具は牡蠣殻のものもあります。
他にもアクセサリーや水の浄化のフィルタ、肥料にも使われていますが、それ以上に廃棄されるものが多いのが現状です。
それから私は、日本の廃材についての情報を集めました。
すると、廃材にはゴミが多く出ている事以外にも数々の社会課題が関わっているのだとわかりました。
【竹害】廃材:竹林整備の竹
佐賀県で椎茸を育てていらっしゃるせふりん農園の山本幸英さんは
竹林整備の際の竹の有効活用方を探されており、炭にした竹炭を絵の具の材料としていただきました。
竹林整備はその農家の方々のボランティアで成り立っているのが現状です。
【ヘドロ】ヘドロ公害
「海に沈んでいるヘドロを絵の具にできないか?」という相談も受けました。
ヘドロは家庭や工場などから出る生活排水や工業排水に含まれる有害物質や廃液、プランクトンの死骸などが水底に集まり固まってできたものや、ダイオキシンを含んだものなど有害なヘドロもあります。
これらは異臭がすごく、海に生息する生き物も育たなくなってしまいます。
【後継者問題】廃材:果物
後継者がおらず手入れが出来ていないために、販売出来ずに大量に処分している果物がありました。
販売が出来ないものでも収穫をしないと、猪などのけものたちが食べに来て、周りの農家さんの果物も荒らしてしまう可能性があります。
『あらゆる社会課題』に直面し、
廃材を出してはいけない。廃材にしてはいけない。そのためには資源として循環させないといけない。廃材をアートの力で循環させたい!と思うようになりました。
廃材をアートに変える、という
「生まれた廃材をどう活用するか」という解決法ではなく
「廃材を廃材にさせないように循環させないといけない。廃材の元栓を締めないといけない」と思いました。
私はエコアートを通じて、大まかな社会問題ではなく、
地域の方の想いや、生産者の苦悩、現状を正しく全国に届けたいと思っています。
今、私に出来ることはこの3つです。
私には課題の元栓を締める力はまだありません。
ただ、地域を訪れて人々と触れ合い想いを描き、正しく発信する事が出来ます。
今、アートを通したメッセンジャーとして日本各地を周っています。
いろんな地域や企業さんの想いを
その場所で産まれたものを使い、その場所で作品にして、多くの人に発信していきたいです。
日本一周をして、日本各地で多くのエコアート作品を作ります。
作品づくりを通じて、地域や企業さんのそれぞれの課題に向き合い、
多くの人に課題を考えるきっかけを提供していきたいです。
- ガスコンロや鍋、粉砕機などの画材化の道具をキャンピングカーに積み、日本各地を巡ります。
各地で産まれた廃材を画材に変えて絵を描きます。 作品発表時は、
・作品写真
・作品説明
・生産社(者)の想いと情報- を記載します。
※上のサイトはイメージです。
また、サイトには廃材情報を記載しており
廃材情報を登録、閲覧、入手出来るようにします。
一人の力で出来る事には限界がありますが、
たくさんの人の意識が少しずつでも変われば大きく変えられるからです。
そのための伝播活動の一環として、このプロジェクトを立ち上げました。
今、地球温暖化などのさまざまな原因から、地球の美しさが失われつつあります。
しかも、私の知らないところで、知らない間にさまざまな社会問題が深刻化しているのです。
地球にあるさまざまな社会問題について、まず、より多くの人に知ってもらう事が重要だと思いました。私たちは知る事ではじめて行動する事ができます。
私一人では、沖縄の海を含め、地球上にある様々な課題を解決する力がありません。
ただ、エコアートを作る事で、一人でも多くの人に今あるリアルな現状、課題の情報を届けて、一人一人の意識を変え、課題解決に向かえばいいなと思っています。
沖縄の白骨化した珊瑚を使い、エコアートを作りたいのですが
沖縄の珊瑚は外に持ち出せないのだそうです。
当日本一周エコアートプロジェクトが沖縄に着く頃には、沖縄の珊瑚でエコアートを作れる実績を作っておこうと思っております。
■ みかんを絵の具に変えて課題解決
和歌山県下津市のみかん農家さんから、廃棄されるみかんを箱ごともらいました。
後継者が居らず放置状態になっており、ただ収穫しないと猪が食べに来て近隣の農園も荒らしてしまうのだそうです。収穫したみかんは、手入れしていないので売ることもできません。
みかんのエコアート活動を見た方が、手入れをしていないみかんも受け入れているお店にお繋ぎしてくださり、課題が解決しました。(薄黄色の部分がみかん絵の具です)
■ 鹿の角を絵の具にしてジビエを広める
岩手県大槌町の鹿肉加工工場の方から鹿の角をもらいました。
自然豊かな大槌町では、近年増え続けた動物による農作物への被害に悩まされ、人の手で管理する必要が出てきました。大槌町のハンター達は狩った命へ感謝を持っていただくことを大切にされており、その命への価値づくりに取り組まれています。
鹿の角を絵の具に加工して、命の循環を表現した作品を制作しました。
郡上エネルギー株式会社
代表取締役 小森胤樹さん
綾海さんとの縁は、事業を通じた社会課題解決を目指している経営者の会。画家さんも居るんだと。私の父が画家というのも興味を持った理由でした。私は“森林総合監理士”という立場で、林業×○○と常に考えており、○○に“絵”って有りか?と切り株に絵描いてみる?と半分冗談で言いました。森林空間利用として、切株をキャンバスに子供達が絵を描いたら面白いなと。 暫くして、“行きますので何時ならいいですか”と連絡が来ました。ほんとにやるのと思いつつ、山へ行きました。 あれから一年、こんなクラファンが始まるとは夢にも思わず。このやり方が正解なのかどうかは私には分かりません。“絵の持つ力”ד沢山いる画家さんの中でこんな行動が起こせる確率”=? この答え、やって見なくては分からなくないですか。彼女はやると決めたらやる人です。この旅が終わるころには違う世界が見えていると思います。皆さん応援よろしくお願いします。
株式会社ソーシャル・ネイチャー・ワークス
代表取締役 藤原朋さん
今年(2021年3月)にここ岩手県大槌町に来てくれた田村綾海さん。 「社会課題を解決」するアートをテーマに全国各地に自ら足を運び、膝を突き合わせて地域の人達と対話し、現場に行き実際に体験する中で課題を感じ、向き合います。 そこで生まれる関係性を大切にしながら廃材・素材を提供してもらい、作品制作に必要な絵具をつくる話を聞いた時はとても嬉しかった。 現場を知ろうとしてくれるだけでなく、同じ目線で見ようとする姿勢や一緒に現場まで行く彼女の気持ちを知って、これは応援したいっ!と思いました。 弊社が取り組む事業とも通じるところ、共感させていただくことが沢山あり、エコアートプロジェクトを支援することはシンプルに未来への投資だと思います。 ゴミがエコアートになるサブカルチャー的な面白さかある一方で、出会って繋がり、繋がって伝播し、関係性が出来るまでのプロセスがエンタメっぽくて好きです。 大槌鹿の角を只今絵具化してもらっている途中なのでどうなるか楽しみです^^ 今度また大槌町に来てくれるそうなので、楽しみです!
MOMIJI株式会社
代表取締役 兼澤幸男さん
初めて会った時、瞬間的になんて透き通った方なんだ。という印象を強く覚えています。 物が溢れている今だからこそ、廃棄されるものに着目し、アートで価値を付ける。 絵の具にする事で、いろんな廃棄物を使用することが可能になり、絵の具に生まれ変わることが当たり前になれば、ゴミという概念がなくなり綺麗な世界が見えるのかな。 その一歩を応援したいです。 頑張って下さい!
ペライチ創業者
取締役会長 山下翔一さん
昨今、我々人間たちに突きつけられている持続可能性。
この責任は、一部の人に留まることなく、地球上の全ての地域、全ての年代、全ての業界において負っていくべきものです。そして、アートの世界においてこの持続性や循環性に挑戦しているのが綾海さんです。綾海さんはアーティスト当事者として自身の作品に高い技術力や表現力を投影するだけでなく、これからのアートの大事な在り方を活動を通して体現されています。
今までのアートの多くは、人類による人類のためのアートでした。自分のために生み出され、自分のために買われ、自分のために受け継がれてきました。しかし、綾海さんのアートには、自己やアーティスト当事者としての想いだけでなく、他者や地球への愛が思想の中に溢れています。
不要とされてきた宝物でアートを生み出し、人のエゴである不変なアートでなく自然に経年劣化を楽しむアートであったり、コレクションし続けることを前提とするのではなくまた自然に還るアート。
綾海さんのアートは「ひと中心のアート」から「自然の一部のひととしてのアート」を体現しているように私は思えます。
古よりアートは、その地域やその時代の世相や思想が表現者によって強く投影されるものです。そういう点において、綾海さんの体現されているエコアート、循環型アートは今の時代において世界規模で求められる今在るべきアートと言え、これからのアートの世界で大きく評価されるべき一つの指標になり、大きな潮流の一つとなることを確信しています。
・キャンピングカー代(2月に納車されます):約400万円
・展示会代(会場代、運営費、DM制作費):約20万円
・1年間のガソリン代、メンテナンス費用:約20万円
・HP制作・管理代:約10万円
・画材代(キャンバス、筆、バインダー等):約15万円
・リターン配送費:7万円
・ CAMPFIRE手数料:全体の17%
・ミニ原画(10cm×10cm)
・日本一周全ての絵をまとめた画集
・展示会特別招待券(展示会初日は招待券を持っている方のみ入場可能)
・スポンサーとしてキャンピングカーの車体にロゴ貼り付け
・綾海の地域訪問(壁画依頼)
・綾海の地域訪問(廃材絵の具作りワークショップ開催)
・指定の廃材の絵画オーダー(8号になります)
・オリジナルポストカード
・ありがとうメッセージ
今回のプロジェクトで制作した作品の著作権の権利は、作家(綾海)本人にあります。
絵画データ二次使用はご遠慮ください。
※「綾海の地域訪問(壁画依頼)」の場合は・プロモーションライセンス利用料もリターンに含まれています。
2022年
2月:キャンピングカー納車。キャンピングカーに絵を描く。
3月:東京からスタート。
4月:九州地方
5月:中国地方
6月:近畿地方(日本海側)
7月:中部地方(日本海側)
8月:東北地方(日本海側)
9月:北海道
10月:東北地方(太平洋側)
11月:関東地方
12月:中部地方(太平洋側)
2023年
1月:近畿地方(太平洋側)
2月:四国地方
3月:九州、沖縄
4月:展示会
※スケジュールは目安です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私はこのプロジェクトが終了した段階が本当のスタートだと思っています。
このプロジェクトで廃材を循環させるモデルをたくさん作り、どんな地域や廃材でも循環させられる社会を目指します。エコアート作品はその循環をまわすひとつの手段です。
廃材として捨てられる物が少なくなり、廃材を資源として活用できる人は新しい資源を買わなくて済む。エコアート作品もたくさん増える。そんな社会を是非想像してみてください。
私は
地域の方、企業の方、応援してくださった方々の想いを背負いながら、絵を描き続けようと思います。
エコアートのキャンピングカーを見かけた時はぜひ手を振ってください。
とうぞ、よろしくお願いいたします。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<プロジェクトオーナーについて>
■特定商取引法に関する記載
請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見る廃材から描く展終了しました。
2023/12/12 13:18こんにちは。綾海です。このクラウドファンディングのプロジェクトの集大成「廃材から描く展」が無事終了いたしました。↓感想ブログはこちらhttps://note.com/ayami_ecoart/n/n7d693d9b1adaひまわり号を迎えて約2年、あっという間でした。来場者アンケートを実施させていただきましたが、その中の質問の一つで「どの作品が好きですか」という意地悪な項目がありましたが偏る事なく見事にわかれていて、とても興味深い結果でした。かくいう私もどれが1番かと聞かれたら、きっとたくさん悩んで、選べないのだと思います。それぞれに想いが詰まっていて、選べないですよね。今回の個展は、妥協しないを目標に、大幅な赤字スタートでしたがみなさんが個展を大成功に導いてくれたおかげで次の活動への大きな前進となりました。来年はもっと、楽しんでもらえるような展示を目指します!プロジェクトは今回の個展をもちまして終了とさせていただきますが、活動は続けてまいりますので、これからも見守っていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 もっと見る
画集が完成&発送いたしました
2023/11/22 16:06こんにちは。綾海です。個展まであと10日となりました。少しずつ準備を進めており、個展のこだわったもののひとつの画集が完成いたしました。旅のスケッチ、日記、作品写真、作品の想いが詰まっています。画集はバインダーの形になっており、今後旅のページや作品が増えたら足していけるようにしています。クラウドファンディングで画集のリターンを選ばれた方には本日発送いたしましたので、あともう数日お待ちください。12/2〜10に行う「廃材から描く展2023」でも画集は販売いたしますので、ぜひご覧ください。個展のこだわりのもうひとつは、おってご連絡いたします。お楽しみに。綾海 もっと見る
足尾銅山をテーマにした作品ができました
2023/11/10 16:58みなさまこんにちは。綾海です。今日は新作のお知らせです。今回のは現在の廃材ではなく、昔の廃材です。昔の廃材で、今を生きる私が未来を描く。タイムトラベルしたような作品になっています。↓https://note.com/ayami_ecoart/n/n542553009476個展まであと少し。準備でバタバタしておりますがみなさまに楽しんでいただけるよう、頑張りますので当日はどうぞよろしくお願いします〜綾海 もっと見る
4000円の画集の追加リターンのご予定はありませんか?