▼はじめにご挨拶

引き出しにたくさん入った筆記用具、冷蔵庫の中でところ狭しと並ぶ生鮮食品。モノ余りの日本では時として廃棄された物、大量の食品ロスが出ます。お金の無駄を省いた使い方で、これを義援金に換え、子供たちの命を救うことができるなら、それはそれは貴重なお金になるのではないでしょうか。私たちはタイで最も貧しいとされるオムコイ村の子供たちを養育し、学校を経営する団体を応援しています。

オムコイはミャンマーに近いへき地にあり、タイの古都チェンマイから南西に300キロほどのところにあります。そこはカレン族が住む山岳地帯で、彼らは古くからの精霊信仰、仏教に加え、キリスト教を信仰している人々もいます。

この地域はケシの栽培が密かに行われており、アヘンを精製しています。村の大人たちは子供たちに教育を受けさせる意識がないばかりか、成長期の子供たちが深刻な薬物のリスクにさらされています。麻薬の密売で親が殺され、あるいは行方不明になったり、警察に逮捕されたりすると、生活の糧を失った子供もまた麻薬に手を染めてしまいます。

8年前、タイ人のアンパイ・マニワーン女史がオムコイで手作りの校舎をつくり、里親として子供たちを引取ってきました。現在、小学校では、多くの子供たちが人間らしい生活を送っています。しかし、ケシの栽培を手伝う子供はまだ他にもおり、この山岳地帯で学校に行ける子供たちはごくわずかです。

私たちは、この地域で何が起こっているのか日本で認知活動を行います。貧困の連鎖から逃れられず、悲惨な生活を送る子供たちをひとりでも多く救うため支援の輪を広げていきます。そのための具体的なプロジェクトを企画しましたので、趣旨をご賛同の上、ご支援を賜りますようお願いします。

NPO JTASHの活動

 ▼このプロジェクトで実現したいこと

2018年3月に東京都内で会議室を借り、オムコイ村の窮状を紹介する写真展、学校の創設者であるアンパイ女史による講演、現地の学校生活を紹介する動画上映、民芸品の販売を行います。参加募集はNPO JTASH、一般社団法人環太平洋アジア交流協会会員、「創る会」の任意団体が中心となりますが、新聞、TVなどマスメディアを通じて広く参加を呼びかけます。このチャリティ活動の収益金は経費差引後、全額を校舎修理および増設のための資金、学校運営の後継者を育成するための優秀な学童の進学資金に振り向けます。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

現在、村の学校はさまざまな課題が生じておりおり、校舎、寮の現状を維持していくための補修が必要となっています。また、キャパシティから入学できる児童の数が限られており、受入れを拡大するためには校舎の増設が必要です。タイ政府の補助だけでは不足しており、国際社会における役割を果たしていくため、日本でも支援の輪を広げて行きたいと思っています。 

▼これまでの活動

8年前からオムコイの子供たちを引き取り、教育を施す活動をしてきました。古都チェンマイから300キロの道のりは極めて道路事情が悪く、雨季になれば現地までは8~9時間かかります。また、周辺の村を巡回しながら家庭訪問を行っており、子供を登校させるよう両親を説得し、1人でも多くの児童を入学させてきました。

学校の施設は校舎、寮の他、保健室、図書棟などがあります。2014年にはオムコイ村で初めて井戸の掘削を行い、困難とされた山岳地の地下水くみ上げに成功しました。飲料に適した水が湧くようになり、私たちはこれを「命の水」とよんでいます。また、日本からの資金、文房具、食料などの支援物資を届けるだけでなく、日本企業の社員が年に1回現地に赴き、人的な支援活動を行いました。現在、小学校は2カ所、計125人の生徒が寮生活(通学を含めると150人)を送っていますが、学校へ行けない子供の数はこの数十倍はあるとされています。

▼資金の使い道

 このプロジェクトは東京での活動を実現させるため、アンパイ・マニワーン女史の渡航費用にあてるほか、展示会、講演会の運営資金に振り向けます。

▼リターンについて 

このプロジェクトに支援していただいた方へのお礼として、次の拠出額に応じて、子供たちによる手作りの作品をお届けします。

●3,000円以下…オムコイ小学校の生徒からの「Thank you letter」

●5,000円…子供たちによる手作りのカレン織り布製ポシェット(小)、「Thank you letter」

●10,000円…子供たちによる手作りのカレン織り布製ポシェット(大)、「Thank you letter」

●30.000円…子供たちによる手作りのカレン織り布製ポシェット(小)、カレン織りの衣装、「Thank you letter」

●50,000円…子供たちによる手作りのカレン織り布製ポシェット(大)、カレン織りの衣装、CD、「Thank you letter」

 ▼最後に

マニワーン女史の学校の子供たちは日本から届けられた支援物資に支えられ、学校で配られた日本の文房具を使っています。ノート、鉛筆には、とってもかわいいキャラクターがあしらってあり、子供たちにとってはおとぎの国から来た物と思っているようです。いつしか子供たちが大人になり、日本へのあこがれが行ってみたい国に変わるかもしれません。

これまで、遠いオムコイ村まで平均年齢70歳のお年寄りが往復し、支援物資を届けてまいりました。しかし、これから先々のことを考えると、もっと若い人たちがこの活動を引継ぎ、支援が断たれることなく、村が自立できるまで続けなくてはなりません。そして、この学校で教育を受け、成長した若者たちが教育の大切さを認識し、次の世代につなげていければと願っています。

 NPO JTASH、一般社団法人環太平洋アジア交流協会、「創る会」

         

  • 2018/01/20 10:53

      アンパイ・マニワーン女史を日本に招いて、東京でオムコイ村小学校の現状を紹介するイベントを予定しています。その準備はこれから本格化します。 イベント会場は、株式会社内田洋行様のご好意で新川本社2階(100名)を貸していただくこととなり、1月18日に下見してきました。 写真でご覧いただけ...

  • 2018/01/14 14:21

    昨日の運動会で初めて下山した子供達、村の子供達との交流に興奮状態の良い笑顔 いつまでもこの汚れ無き笑顔が絶やされんことを祈りたい。古着の寄付で可愛い服を着て幸せな顔が見ているこちらまで笑顔にしてくれます。 彼らに生きる尊さを教え彼らが勉学の素晴らしさに気づき彼らが指導者としてこの山に戻れる...

  • 2018/01/13 19:39

    生徒の親や子供達を山の麓まで送迎しての大規模運動会です対象は小学生以下のためまだ就学していない子供達がたくさん呼ばれました。 これに参加することで学校で学ぶ楽しさを体で体験して欲しいという願いがこめられています。子供達の親もバーンクンメートゥンノイ小学校の卒業生です 山積みのお菓子は子供達...

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