ミニマムサイズと収納力を両立したスマートウォレット

欲しいのは、自分に必要なものをコンパクトに運べる収納力ではありませんか?

CATAe(カタエ)は、キャッシュレス時代向けハイブリッド構造の小さく薄い革財布です。沢山のカードとコインを同時に収納しても、そのミニマムなデザインをキープ。パンツの前ポケットにもすっきり収まるコンパクトなサイズに、あなたの必要なすべてが持ち運べる”スマートウォレット”です。 


収納スペースをシェアする特許構造「シェアポケット」

CATAe(カタエ)の構造は、従来の財布とは全く違います。カードを減らすとコインの収納量が増える新構造。ポケットを柔軟に変化する間仕切りでゆるやかに分けることにより、使用しないスペースを極力無くし、限られた空間を最大限に活用します。

 収納スペースをシェアする仕組み「シェアポケット」は、その構造の優位性、有用性とユニークさから特許を取得しました。(2021年5月取得 特許第6879604号) 


カードが多い派でも1,000円分のコインを、少ない派ならその分多くのコインを収納

財布の使い方を限定しません。キャッシュレス化が進む社会に向けてカードだけ財布に入れる人も、紙幣・コイン・カードなど普通の財布の使い方をする人も快適に使えるハイブリッド構造の薄い二つ折り革財布です。

キャッシュレス派なら、コインの代わりにUSBメモリ等の小物を収納

目指したのは、すべてに人にとって使いやすいコンパクトな財布。スペースを共有する発想で、収納の自由度を高めました。


ミッションは「世界に通じる新しい財布」


デザインを担当したのは、プロダクトデザイナー 遠藤 知里 。100を超える試作の末に、使う人に合わせてフレキシブルに変化する 「シェアポケット」を開発しました。

2009年 TETSUSON2009 特別審査委員長賞 受賞
 2009年 間伐材を生かすモノづくり森づくりコンペティション入選
 2012年 Good Design 2012 Aria design 入選
 2012年 TOKYO DESIGNERS WEEK young creator 入選
 2018年 ADC 2018 入選
 2019年 ADC制作者賞 2019 受賞

「今までの財布は、収納するモノ・数・場所が決められていて、ユーザーは財布に合わせた使い方を強いられました。カードの枚数が少ないと使われないスペースが生まれたり、小銭が増えると財布が膨らんだり。そうした不自由を解決し、身軽に出かけられる『最小のカバン』 を目指してデザインしました。」 

「財布には成熟した基本構造があり、まず既存のデザインから脱却することが大変でした。色んなアイディアを出す過程で、カードが多い人もコインが多い人も使いやすい財布を作りたいと思い、シェアポケットのアイディアが生まれました。

紙で試作を重ね、どう使い勝手を良くするかをミリ単位で調整していきました。 財布にとって1mmはとても大きな差です。100個以上の紙模型を作り検討を重ね、その後革で何度も調整を重ねました。特にコイン入れは使いやすさを重視し、最後まで調整しています。」

「ものをコンパクトに収納するシンプルな暮らしは、“wabi-sabi”の文化につながります。限られた空間を最大限に活かすこの財布の開発は、日本の美意識を追求するものづくりでもあると考え、デザインしました。」 


中身を入れても薄さをキープ&使いやすい

CATAe(カタエ)は、余分なスペースを徹底的に削ぎ落してデザインしています。
パンツの前ポケットにもすっきり収まる約9cm角のサイズ。コシの強い芯材入りの構造なので、小銭が増えても膨らみにくく、薄さをキープします。


カードエリアには、カードを10枚まで収納

クレジットカードやポイントカードなどを、10枚まで収納できます。良く使う交通系ICカードは、札入れ側に収納。自動改札機や電子決済時に財布を開く必要がありません。

交通系ICカードもカードエリアに収納するだけで、そのままタッチ利用が可能です。 


入れやすい・取り出しコインエリア

コインエリアは、取り出し口が広いデザイン。見つけやすく、取り出しやすい、計算された構造です。フラップが受け皿になるので、立てたまま使ってもコインがこぼれ落ちません。

コインエリアの内部はすべり台のような構造。財布を傾けるだけでスマートに出し入れできます。 

コインエリアには、カード10枚が入った状態で、充分な枚数のコイン(1000円分)を収納。カードを減らせば、空いたスペースにさらに多くのコインを収納できます。

キャッシュレス派なら、硬貨の代わりにUSBケーブルやイヤフォンなどの収納に活用できます。 


紙幣やレシートを露出させない配慮

紙幣入れを簡略化すると、紙幣の枚数やレシートなど、見せたくないものまで露出してしまいます。
CATAe(カタエ)はプライバシーに配慮し、深いポケットでお札をしっかり包みました。もちろん、折らずにそのまま収納できます。


持ちかえなしで、スマートに支払い

収納スペースを内面にまとめているので、一度開けばカードもコインも紙幣も取り出せます。裏返したり、持ち変えたりする無駄な動作なしで、スマートにお支払いが完了します。


フラップには、キーポケット

コインポケットのフラップは、キーポケットを兼ねています。小さなスペースですが、鍵を収納したり、もしもの時のために紙幣を入れたりと、便利に使えます。


フル収納でも、薄さをキープ

フルに収納しても、厚みは20mm以下。パンツの前ポケットや、シャツのポケットに入れてももたつきません。


様々なシーンに合う色とデザイン

「用の美」を追求したシンプルなスクエア型。色は裏地・ステッチを含め、単色で統一されています。


製造は、材料選定から縫製までを一貫する革製品ファクトリー

製造は有限会社ラドウィック。1988年の創業以来「完全Made in Japan」にこだわり、有名ブランドの製品からOEMまで豊富な実績を持つ革製品の工房です。

「CATAe(カタエ) は、ずっと持っていたくなる、コンパクトで使い勝手の良い財布だと思います。一番苦労したのは、小ささ・薄さと収納量の両立。試作ではミリ単位で修正を繰り返しました。
周辺はヘリ返しの技術で作っていますが、これは0.2~0.3mmまで薄く漉かないと実現できません。芯材が入る部分は厚みを変えて漉き、裏地をつけるなど目に見えないところを工夫して薄さと耐久性を両立しています。」

実は、革漉きだけで20~30工程。扱いの難しいイノシシ革の加工や緻密な縫製など、ひとつひとつの工程に時間がかかるため、月に生産できる財布はたった400個です。この難しい組み立てを実現しているのが、ラドウィックの職人技とクラフトマンシップ。職人がすべて手作業で仕上げる安心の製品です。


10年使える品質を目指した

CATAe(カタエ)は「10年は使える」耐久性を目指して開発しました。
日本国内の職人が作る製品だからこそ、修理・メンテナンスが可能。長くお使いいただけます。


素材は、野生の「イノシシ」の革

素材には、日本の野生イノシシからとれた革を使っています。近年、猪の農業被害が全国で問題となっており、毎年60万頭が害獣として駆除されています。本来イノシシ革は耐水や耐摩擦性に優れ、牛革よりも軽量でキズに強いのが特長。人の手の油分がオイル代わりになるのでメンテナンス不要です。ジビエ革とも呼ばれ、野性味のある独特の風合いが魅力。しかし、革の加工に手間とコストがかかるため、その多くが利用されず廃棄されてきました。

私たちはこのイノシシ革に注目し、「命を無駄にしない」というメッセージを込めて、財布の素材として利用しています。


リターンのご紹介

リターンとして、CATAe(カタエ)本体を化粧箱に入れてお送りします。


国産の野生のイノシシ皮をフルタンニン加工でなめし、手触りとツヤを高めた天然皮革を使用しております。猪革は軽量でキズに強く、人の手の油分がオイル代わりになるのでメンテナンスが不要。ジビエ革とも呼ばれ、野性味のある独特の風合いが魅力です。耐久性を高めるため丁寧に裏地をつけ、防水加工を施しています。

お手入れ:当製品のイノシシ革は基本的にメンテナンス不要な皮革です。自然の風合いと経年使用で手に馴染む過程をお楽しみください。


改善点

今回のリターンで以下2点の改善を行いました。

・コインポケットのフラップの両脇ささえパーツの革厚みを0.2ミリ厚くしました。
・本体全体の革漉きで厚みを0.2ミリ厚くしました。

この2点の改善でデザインや使い勝手を低下させず、強度と耐久性を向上させました。


ご注意:野生イノシシ天然皮革を使用のため自然の活動でできた傷がある製品もあります。

日本国産の野生イノシシ天然皮革を使用しているため、表面に自然の活動でできた傷がある製品もあります。多少の傷は天然の証としてご了承ください。

できるだけ目立つ傷を避けて使用、製作しておりますが、多少の傷がある革も使用しておりますことをご了承ください。明るい色の財布ほど傷が目立つ傾向にあります。


製品情報・仕様

寸法:90×93×高さ 14mm(未収納時)

重量:42g

材質:イノシシ革(日本産 フルタンニン加工・防水加工)
   綿布、紙製芯材、金属パーツ(ホック)

製造:日本

特許構造使用:シェアポケット(2021年5月取得・特許第6879604号)

特定商取引法に関する記載

事業者名:ソナタ株式会社

代表者名:菅野洋一

所在地:963-8013 福島県郡山市神明町10-20 サンプラザ東明B-202 

連絡先:お問い合わせは当ページの「メッセージで意見や質問を送る」ボタンよりお願い致します。
※電話、メールによる当該製品に対するお申込み、質問等は受け付けておりません。ご了承ください。

リターン価格:各リターンに記載(消費税・送料込)
※リターン価格とは別にCAMPFIREシステム利用料として1支援毎に200円(税別)が支援者様の負担となります。(システム利用料は当社が受領するものではございません。)

申込期限:当ページ記載のプロジェクト終了期限

支払い方法:クレジットカード払い(Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express)/コンビニ払い(全国の主要コンビニエンスストア)/銀行振込(銀行ATM・ネットバンキング)/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い/ドコモ払い

支払い時期:本プロジェクトはAll-in方式で実施するため、目標金額に満たない場合でも契約が成立します。お申し込みと同時に決済方法に応じてご請求を行い、リターンをお届けします。

配送方法:ヤマト運輸(通常便)で配送いたします。配送料はリターン価格に含みます。

お引渡し時期:各リターン詳細に記載の発送予定月を引き渡し時期とします。但し、開発・生産状況によって遅れが生じる場合がありますのでその際は当プロジェクトページ内の「活動報告」または購入者へのメール等で連絡します。また申し込み多数の場合、追加生産となり遅れが生じる場合がありますのでご了承ください。その際も本プロジェクトページ内の「活動報告」または購入者へのメール等でご連絡いたします。

キャンセル・返品:本プロジェクトは「All-in型」の為、お申込み完了をもって契約が成立いたします。お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。
尚、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきます。商品到着後7日以内に「メッセージで意見や質問を送る」、または納品書記載の連絡先までご連絡ください。


最後に

ソナタ株式会社の菅野(すげの)です。
弊社は福島県郡山市にあります。

東日本大震災で原発が爆発し、生活が大きく変わりました。10年経った今でも身近に避難生活をしている方がいたり、農林水産物の制限があるなど、震災の影響を感じながら生活しています。

そのような環境にある福島県でオリジナルの商品を企画、開発し、世界に向けて発信できるビジネスの種をつくりたくて、革財布「CATAe」プロジェクトを始動させました。

このプロジェクトが福島県の人たちへの希望の一つになればと思っております。
福島県で生まれた企画、デザイン、製造する革財布を皆様にお届けします。

本製品の開発はコロナ禍で不安材料が山積みの時期に行われましたが、この財布を通じて以下の3つの提案をしたいという思いを込めて、デザイナー遠藤知里様、製造現場の須藤健太様と一緒になって開発にあたりました。

(1)キャッシュレス化へ移行する世の中へ、新しい構造をもった財布の提案
(2)大量生産・大量消費、情報過多な世の中で「必要最小限」を身に付ける提案
(3)ジビエ、イノシシ革のを活用し持続可能な社会へ「命の大切さ」というメッセージ

少し詳しく説明します。

(1)キャッシュレス化へ移行する世の中へ「ハイブリッド型」財布の提案

時代がキャッシュレス化する中で、ちょうど今が財布も転換期になっていると思います。
この財布はカード派と紙幣コイン派の両方のユーザーが使える「ハイブリッド型」と言えると思います。どちらの派にも使えるよう工夫し、小さく薄いサイズにしたのが特徴です。もちろんSuicaなどICカードも使えます。

カードと紙幣だけ財布に入れる人も使え、カードとコイン、紙幣の両方を財布に入れる人にも使えるように作りつくりました。

特許取得済(特許第6879604号)の新構造「シェアポケット」 という部分がミソで、入れるカードを減らせば想像以上の収納スペースがうまれるのが特徴です。

(2)大量生産・大量消費、情報過多な世の中で「必要最小限」を身に付ける提案

社会は大量生産、大量消費の時代から「自分に必要なものを少しずつ」「良いものを長く使う」へと変化しています。カーシェアやシェアオフィス、シェアハウスなどシェアビジネスが一般的になってきて、物を所有し消費する意識も変わりつつあります。この価値観の変化はコロナ禍でさらに加速すると思います。

2010年頃から日本でも自分の持ち物を「必要最小限」という意識の人「ミニマリスト」が増えました。(欧米では2000年ころからミニマリストが増加)この財布はミニマリスト向けではありませんが、一般的な財布を使っている方でも「必要最小限」の価値観を実践でき、長く快適に使って頂けるようつくりました。

「財布一つで出かけよう」がテーマで、限られたスペースに必要最低限のモノをしまう「小さなハンドバッグ」をイメージして開発しました。

(3)ジビエ、イノシシ革を活用し持続可能な社会へ「命の大切さ」というメッセージ

この財布はイノシシ革と牛革で作られています。害獣扱いされているイノシシの革をあえて使用しているのは、製品に込めたメッセージ「命を大切にする」があります。この想いが循環型社会の一躍になればと思ったからです。

本当は、革の素材も含めてオールFUKUSHIMAにしたかったのですがイノシシ革は石川県の業者さんから仕入れています。それは価格と安定した品質と供給のためです。 福島県のイノシシ革の使用を模索したのですが、福島県内には安定提供を可能にするイノシシ革がありません。製品としての革を作るまでには多くの工程があり、大量生産を可能とするだけの物流システムがないのです。将来的には福島県内のイノシシ革で作った製品で世界に提供するブランドにしたいと願っておりす。

「CATAe」というブランドは、イノシシ革だけではなく、ジビエと言われる猪や鹿などの革を再利用し、おしゃれの一部として「命を大切にする」 運動を広めようと計画しております。 


クラウドファンディング活用した理由

全国の理解いただける方から資金をご提供いただき、ビジネス展開ができることへの証明をつくりたい。

弊社は英語教材のネット通販会社ですので製造した財布を運営店舗で販売することは可能です。それをあえてクラウドファンディングを活用するには理由があります。

理由はコロナ禍で多くの業種で通常通りのお仕事ができず、収入減や事業継続が困難になるなど厳しい状態が私の周りでも数多く起きています。そんな状況下で、1.アイディアと試作品、2.伝える手段、があれば、個人でもクラウドファンディングを活用し、資金を集めて新たなビジネス展開ができることを証明したく、定価で販売する前に、あえてクラウドファンディングを活用することにしました。

この革財布プロジェクトがクラウドファンディングを通じて資金を調達し、ビジネス展開を可能にすることで、多くの方に希望を与えられればと思います。もし失敗したとしても、失敗という経験から多くを学べれば良いと思うのです。

将来は福島県内で駆除されたイノシシの革を活用して「CATAe」ブランドで様々な財布、バッグ、ペンケースなどの革製品の製造を目指します。

上記(3)とも重複しますが、今回商品化するこの財布は石川県の業者様のイノシシ革を使用しています。将来は福島県産のイノシシの革を使い、「福島ブランド」として世界に発信していきたいと思っております。福島の特産品としてのイノシシ革の製品需要を創り出せれば素晴らしいと考えております。福島県内で安定した品質のイノシシ革を提供できる供給、物流などの仕組みができればと思い、専門家にコンタクトを取り検討中です。

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