1・はじめに・ご挨拶

初めまして、熊本県人吉市にある。「(有)三駒すし」の三代目、三室健一郎と申します。

創業44年、地元のお客様に支えられて、営業しておりました。

しかしながら、令和2年7月豪雨により店舗は3.8mの浸水被害、全壊判定となり取り壊しとなりました。

災害発生時、自分自身は東京で江戸前寿司の勉強の為、家族を地元に残し単身で銀座の鮨店で働いていました。  家族に電話しても繋がらず不安と恐怖を感じた事を今でも鮮明に覚えています。

2・現在の人吉市の現状

災害からもうすぐ1年が経とうとしてますが、人吉市の現状は中々復興が進んでおらず、コロナウイルスの影響もあり厳しいと言うのが本音です。

自分は、災害発生から2日後に帰って来ました。そこには知っている人吉の光景はありませんでした。店の玄関を開けた時の光景は忘れる事は無いと思います。東京の店から2ヶ月の休みを頂き毎日、沢山の力を貸して頂き、店の片付けをしました。

その時、地元でもう一度、寿司店をしたいと思いました。やるからには、以前の店舗、今まで球磨・人吉市に無かった本格的な江戸前寿司の店舗を作り、食を通して人吉の復興に貢献出来たらと思いました。

3・思いと現実のギャップ                         

お店の再建の決心はしたのですが、待っていたのは厳しい現実でした。隠しても仕方ないので正直に言いますと元の店舗で営業を再開するには、莫大な資金が必要でした。祖父ちゃん、父親が必死になって築いた店舗での再開が出来ない事は、自分の力不足以外ありません。  旧店舗は、カウンター、小上がり、宴会場と最大80名入れる大きな店でした。  今回、再建する店舗はカウンター8席のみの店舗となります。

4・プロジェクトで実現したいこと

8席の小さな店舗ですが、三代目として先代・先々代に負けないお客様に愛され、必要とされる店舗を目指します。 豪雨災害から新築での営業再開は当店が初となるので、食での復興の後押しをします。7月4日にオープン出来る様に全力で頑張ります。

5・リターンに付いて

当店で使える食事券・熊本の陶芸家による箸置き 酒器を用意させていただきました。

6・資金の使い方

今回の再建にあたり沢山の補助金も使わせて頂きました。しかし、飲食店にとって重要な食器や鍋などの調理器具などは対象外となります。  当店では、食器は陶芸作家の器を使わせていただきます。 資金は器の購入費と調理器具の購入に使わせていただきます。

最後に

今は、水害によって、チャレンジ出来るチャンスをもらったと思っています。人と人のご縁を大事にして、ご来店されたお客様に素敵な時と空間を提供していきたいと思います。  勝手ではありますが、応援していただければと思います。

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



















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