はじめまして!名古屋のカフェで発達障害だけど店長をやっているアスペルガー店長ことあすてんです。



今回初めてクラウドファンディングに初挑戦させていただきます。


理由としては、ぼくが経営している名古屋の発達カフェ「デカフェ」がコロナショックにて打撃を受けていること。


その状態を乗り切りながら、まだまだ発達障害に対する認知を広めていきたい&発達障害や生きづらい人の居場所を作り続けていきたいから。


です!!!!!!


といってもこいつ誰やねん…!って思う方もいると思うので、簡単な自己紹介だけさせてください!

私アスペルガー店長(あすてん、または伊藤佑哉)は、名古屋市の中川区のカフェの店長をしております。


自分自身、4年前に心療内科で発達障害の診断を受けた当事者であり、ASD(自閉症スペクトラム/アスペルガー症候群)を持っている当事者の1人です。

そんなぼくが店長をやっている理由はたった一つ。


自らが発達障害の店長として情報発信&当事者の居場所づくりをすることで、発達障害の生きづらさに困っている人、悩んでる人に「人生捨てたもんじゃねえな」ってキッカケを持ってほしいから。


そんな思いの元、3年間ほど通常営業や発達障害コンセプトのイベント、また発達障害関係なくいろんな人が集まれるイベントの開催や、お客さんが主役になれる「1日店長制度」を作り、お店を経営しています。



ここまで見ると「いまは楽しく店長やってるんだし、発達障害って言ってもさほど困ってないんじゃないの?」と思われるかもしれません。

しかし、発達障害(自閉症スペクトラム/アスペルガー症候群)を持っている人の中には、発達障害に見えづらい(分かりにくい)人も多く、だからこそ生きづらさを抱えている人もたくさんいます。


ぼくも、発達障害に見えないとよく言われる側の人間でした。



学生時代から人間関係はうまくいかず、不登校やイジメ経験もあり、バイトを始めるもぜんぜんうまく行かず、飲食店やペットショップ、ドーナツ屋さんやコンビニなど10個以上の仕事に挑戦しても、人間関係のすれ違いでうまく行かず退職。


バイトはうまくいかなくとも、正社員なら今度こそ頑張れる!と思い本気で就職活動を乗り越えてホテルマンを選択するものの、仕事の中でのコミュニケーションがうまくいかず、上司との関係性も最悪。


最終的にはうつになり人生のドン底まで落ちました。


当時は、本気で頑張ろうと思ってた自分とは全く逆の結果が出たので「もう人生終わったな〜」と思い絶望してたんです。


もう人生適当でいいや〜と思いながら正社員時代に貯まった貯金を、人との出会いやつながりに使うために、いろんな場所やイベントに顔を出してた結果、、いまのデカフェというカフェに偶然出会いました。


最初はお客さんとして通い詰めていたのですが、通ううちに自分でカフェをやりたい。そんな気持ちになり、店長という立場でフリーランスになることを決意。

そして、今度こそ人生のすべてをかけるべく、店長として毎日営業をやることになります。

そこで「せっかくやるなら誰かの価値になることがしたい…!」と思い、自分が発達障害であることから、そんな人たちの居場所になるカフェにしたいと思い、それから毎週金曜日に発達障害の会を開催することに決めました。これが2018年前。おおよそ2年前です。


といっても、当時は右も左もわからなかったので、手始めにTwitterで情報発信を初めて、毎日デカフェのことを知ってもらうように、少しでも発達障害の人が喜ぶ・助かる情報を発信しようと、1日8時間以上Twitterに張り付いて発信していました。


お店の営業も同時進行でやっていましたが、最初はお客さんも少なかったので、きてくれたお客さんを大事にしたい思いから、1人のお客さんとコーヒー1杯でも3時間以上話を聞いたり、発達障害でもうまくやっていくには?みたいな情報を話し続けました。



それでも最初は何をしてもミスばかりで、結局バイト時代の人間関係の失敗や、正社員時代のうつを思い出して自信を無くしたり…。


自分を責める日が何日も続きましたが、今回こそは本気で人生をかけてやりたい。そんな思いで、発達障害の発信を続け、お店も営業していきました。


結果的に、Twitterのフォロワーはいまでは4000人を超えて、全国からも発達障害の人が集まるカフェとして認知も増えてきて、各都道府県から何十人何百人と当事者の方が来てくれて、、、、


自分発信の行動でここまで発達障害で悩む人や困っている人と繋がれる。居場所として大切に思ってくれる人が増えてほっっっんとうに嬉しいなって思ったんです。


お客さんもデカフェのために友達を呼んでくれたり、Twitterでの宣伝を通して集客を手伝ってくれたり、どんどん応援&協力してくれることで、発達障害の人のつながりが増えていくのを間近で見て「3年前から地道にコツコツと発信し続けて良かったなぁ」という気持ちと「多くの人が協力してくれたおかげで本当に助けられたなぁ」と感謝の気持ちでいっぱいでした。



そんな感じでTwitterの集客や、お客さんとの協力、他サイトの運用やブログでの発信などを始め、全国的に「デカフェに行きますね!」といい流れが生まれた直後に起きたのが、少しずつ知られるようになってきた矢先に、蔓延したのが…………コロナウイルスです。


1年前のコロナウイルスの報道から、少しずつ客足は途絶えました。


最初は地元の人も応援してくれたり、Twitterや発達障害関連のお客さんもランチに遊びに来てくれていたのですが、、


緊急事態宣言が発令&延長するごとに、少しずつお客さんの来る頻度も減り、ぼくのメンタルも少しずつブレるようになってきます。


続けていきたいけど自分の収入は落ち続けている…でもやり続けたい…でもモチベーションを保つのが難しくなる…そんな感じで、恥ずかしながら数日間プレッシャーに負けてお店を休むこともありました。



こんな自分ではやっぱり乗り切れないかも…と弱気になることもありましたが、やっぱり自分が店長として発達障害のつながりを広げていかないと、皆の居場所も失ってしまう。


過去に来てくれた人が「また来たい」「友達に紹介する」「デカフェがあってよかった!」と言ってくれた人を思い出すと、まだまだこんなところでくじけてはいけないなと思ったんです。


なので、クラウドファンディングによって支援してもらい、その支援をもとに、コロナを乗り越えてまた発達障害カフェとして認知を広める活動を今度5年10年と続けていきたいと思っています!!!


3年前の自分みたいに、仕事がつらくてもうやっていけない…。と絶望を感じている人にとっても「このカフェがあるからまた仕事頑張ろうかな」「少し元気ができたし居場所としてここに通えばなんとかやっていける」と思う人をやっぱり増やし続けていきたいんです!!!!


ぼくの中で3年前に決意した「発達障害の人や生きづらい人を集めて居場所としたい」という価値提供を、まだまだこれからも続けていきたいんです!!!!!


※コロナ前の画像です。



今はまだ時間短縮でイベントの企画くらいしかできないですが、コロナウイルスが収まってきたら、また昔みたいに夜遅くまで皆で熱く語ったり、真剣に人生相談をしたり、あの時間を取り戻すために頑張っていきたいと思っています。


なので、発達障害の方々にとっても居場所となる発達カフェ「デカフェ」をこれからも継続していくために、ぼく自身のことを応援してくれると嬉しいです!


そして支援金額は、お店のリニューアル費用やメニュー開発、イベント業務での材料代の補填などに使う予定です。



いまはコロナの状況で難しいですが、コロナウイルスが落ち着いた日には、営業時間を伸ばして夜営業なども計画し、よりお客さんが来やすいようなカフェにもしていく予定です。


といった感じで、つらつらとお店都合や店長都合のお願いばかり伝えてしまったのですが、


デカフェに行ったことがあるし遠くからも支援したい!

少しでも居場所として長く継続して欲しいので応援しよ!

昔から気になっていたけどいく機会がないので投げ銭したい!

なんだか憎めないヤツだから投げ銭でもしとくか!


と思っていただけた方は、支援していただけると本当に嬉しいです。

複数購入も可能なので、検討のほどよろしくお願いします!



最後に

これからも発達障害の方が気軽に集まれるカフェとして、デカフェの運営を頑張っていく予定です。


多くの常連さんが大切に思ってくれる場所、

多くの人が出会いつながって学び笑い合える場所、

デカフェがキッカケに付き合ったり結婚したり人生のかけがえのない思い出を作る場所、


として多くの価値を提供できるカフェとして、続けていきたいと思うので、どうか応援よろしくお願いいたします!


店舗の詳細情報(住所・営業時間・アクセス等)

【住所】

愛知県名古屋市中川区太平通7-7 デカフェ


【営業時間】

毎日営業:AM7:00ーPM15:00


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/09/02 16:15

    こんにちは、あすてんです。タイトルの通りですが、初挑戦のクラウドファンディングにて無事目標達成することができました!!ありがとうございました!!最初はどうなることやら不安ばかりでソワソワしていましたが、開始4日目にて目標金額の100%を達成。最終的に1ヶ月間で143%を達成しました。この結果に...

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