こんにちは!「農業をやりながら、農業を助ける活動がしたい!」GRowの切田澄礼です。
ご覧いただき、ありがとうございます。
私は、現在大学院に通っている、学生です。
一見、普通の学生ですが、私にはやりたいことがあります。
それは、「農業をやりながら、農業を助ける活動をすること」です。このやりたいことの一部を実現するために、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。
ここでは、
・なんで農業に関する活動をしているのか?
・今回成し遂げたいことはなんなのか?
について、お伝えできればと思っております。
最後まで確認していただき、よろしければご支援よろしくお願いいたします。
私がこのプロジェクトで実現したいことは「恩返し」です。
私は農業に出会って、人生が大きく変わりました。
農業が人生の軸になりました。
農業に関する活動を主体的に行っていくうちに、多くの人が応援してくれました。
「私はその応援してくれた人たちに、自分なりの方法で恩返しがしたい」
そういう想いで、日々を過ごしています。
さて、具体的な恩返し方法は3つあります。
1つ目は、オンラインで農家と触れ合える場を作ること。
2つ目は、オフラインで農家と触れ合える場を作ること。
3つ目に、私自身が農家になることです。
短期・中期・長期目標と言い換えたら、わかりやすいでしょうか?
今回はこの中の、1つ目(短期目標)を実現するために、クラウドファンディングに挑戦しております。
では、1つ目(短期目標)で具体的に何をするのか?
それは、、、
『ONLINE × FARMERS MARKET』です。
『ONLINE × FARMERS MARKET』とはなんなのか?
みなさん、Zoomというオンライン会議ツールをご存知でしょうか?
会議などで使ったことがある方が大半かと思います。
『ONLINE × FARMERS MARKET』は、そのZoomを用い、ファーマーズマーケットをオンライン上に創造します。
ファーマーズマーケットにこだわる理由私がここで作りたいのは「農家と若者が気軽に触れ合える環境」です。
なぜ、農家と若者が触れ合うことにこだわるのか、、、
それは私自身が農業(農家)と触れ合い、「人生が変わった」からです。
これは、私に特有なことかも知れません。
でも、私みたいに人生が変わるきっかけとなるものと触れ合える機会を、他の人にも提供したいと思いました。
また、農家と触れ合っているうちに「若い人に農業へ興味を持って欲しい」「農業にかける想いを消費者に伝えたい」と考えている農家さんがいることを知りました。
だったら、消費者を触れ合える機会を創造するお手伝いを、私がしたらいいのではないか?と思いました。
ファーマーズマーケットは、農家さん自身が作られた作物を直接消費者に販売します。
そこには会話が生まれ、触れ合いができます。
さらに、ファーマーズマーケットで触れ合うことで農家さんの“作物を売る”という商売も成り立ちます。
・私が触れ合う場を提供したい
・農家さんが若者と交流したい
・若者と十分に交流することができる
・農家さん自身の商売を犠牲にしない
これらの理由から、ファーマーズマーケットを選びました。
なんで、オンラインなのか?
オンラインと聞いて、昨今のコロナ情勢を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
確かに、コロナ情勢は『ONLINE × FARMERS MARKET』実現の後押しとなりました。
しかし、オンライン開催を選んだ理由はもっと他にあります。
「ファーマーズマーケットもいいけど、一日中店頭に立っている時間がないよ」とある農家さんから頂いた声です。
ファーマーズマーケットのメリットでありデメリットでもあるのは、農家さんが付きっきりで販売を行うことです。
確かに、農家さんのお仕事は作物を販売することもありますが、一番には栽培することです。
そして、栽培は天候に左右されることが多く、とても晴れている(農作業に適した)日に一日中ファーマーズマーケットに時間を費やさないといけない。。。
「ファーマーズマーケットに行きたいけど、行けない」
そんな農家さんでも参加できる形態として、オンラインで開催することにしました。
今まで、2回企画を開催してきました。
そして、この記事を公開している「今日」3回目の企画を行なっております!
2019年 11月 大津・女性ビジネスコンテスト グランプリ受賞
→体験でのファーマーズマーケットやその他の対面企画・サービスを展開することで賞をいただきました
2020年 4月 コロナが猛威をふるい、行政とのコラボが決まっていた対面ファーマーズマーケットが白紙に。。。
2020年 8月 オンラインファーマーズマーケット構想が動き出し
2020年 11月 『ONLINE × FARMERS MARKET』が初開催
→プレ開催であったため、大赤字。しかし、企画自体は大好評
2021年 2月 『ONLINE × FARMERS MARKET 2』開催
→二度目の参加者が4割を占める
2021年 6月 『ONLINE × FARMERS MARKET 3』開催
郵送費(GRow独自集荷含む):300,000円
集荷倉庫レンタル料(1年間):60,000円
広告宣伝費(HPサーバー費含む):200,000円
Zoom利用料:24,000円
オンライン決済手数料:26,000円
オリジナル梱包袋製作費:100,000円
リターン製作費:200,000円
手数料:90,000 円
計:1,000,000
※本プロジェクトはAll-or-nothing 方式で実施します。目標金額に達した場合のみ、計画を実行し、リターンをお届けします。
切田澄礼(きりたすみれ)
奈良先端科学技術大学院大学 M2
大学で畑を開梱した経験から、農業に興味を持ちました。
農業の発展に貢献したく土壌分析や共生微生物についての研究を行っている傍ら、今の時点で私にできることはないかと考え、今回クラファンに挑戦しています。
元々は山口県下関生まれの農業よりも漁業が盛んな地域で生まれました。
小さい頃はもっぱら海で遊び、深海25000に乗る!という夢を小学校の時に掲げていました。
しかし、水産学を専門でやっている大学に受かることができず、、、
「海も陸もつながっている!」という観点から、陸についての知識を深めるのも悪くないなと思い、立命館大学に入学しました。
そこからは海そっちのけで農業にのめり込み。
土壌学について学んだり、実際に学内で畑を開梱したりと座学と実学両面で学びを深めていました。
環境についての関心も高かったため持続可能な農業に関する研究を行いつつ、もっと若者が農業に関わった方がお互いハッピーなのではないか?と考えています。そのため、開梱した畑を中心に様々な交流イベントを開催していました。
私たちの活動で農業を身近に感じる若者をたくさん増やしたいと思っています。
吉越萌(よしこしもえ)
立命館大学食マネジメント学部 4回生
「農業って知れば知るほど面白い!」
農業ってなんとなくダサい。はじめはそう思っていました。
たまたま農家さんと交流する機会があり、農業って面白い!と思えるようになりました。
一番衝撃的だったのは、水口かんぴょう作りをしたときです。10kgはあるんじゃないかという「夕顔」を特注の機械にセットして、電源をオン。1時間見ても見飽きないような美しい工程を経てかんぴょうができあがります。
しかもこれが、東海道五十三次の絵にもなるほど昔からあったと思うと、ドキドキが止まりませんでした。
私は農業について何も知らず偏見をもってダサいと思っていたことに気が付きました。もっと多くの人に私が体験した農業のイメージの変化を味わって欲しい!農業を盛り上げたい!と考えています。
まずは「知る」機会を私たちが提供できたら嬉しい。消費者と生産者が手をつなげるような距離になるように、身近なところから挑戦していきます。
坪山智香(つぼやまちか)
立命館大学生命科学部 3回生
私は、1回生の頃からたくさんの農家さんと交流する機会がありました。
そこで人手不足で悩んでいたり、重労働で大変な環境で働いている農家さんを目の当たりにしました。
「私が何か力になれることはないか?」と思い、まずは人手不足の問題を改善するために「農業を学生の身近なものにしよう!」と考えました。現在は、主な活動である『ONLINE×FARMERS MARKET』を行なっています。
昨年度、大学からの支援もあり無事に初回の『ONLINE×FARMERS MARKET』を成功させることができました。
普段交流することがない農家さんとの交流で、参加者からは「農業っておもしろい!」「農業体験に行きたい!」という声を多くいただきました。今年度はそういった声を実現するとともに、「農業っておもしろい!」と思う若者を増やすために『ONLINE×FARMERS MARKET』を継続して開催したいと考えています。
数年後、私たちの活動で「農業っていいな」「農業を助けたいな」と思う若者が増え、多くの若者で農業を盛り上げていく環境を作りたいです。
最後に、少し長くなりますが私が農業に関わった経緯をお話しして、この場を締め括ろうと思います。
私の人生の軸は「農業をやりながら、農業を助ける活動をすること」です。
この軸が定まるに至ったきっかけは、幼少期からありました。
私は「自然が大好き」なんです。
私は地方の田舎で育ちました。
幼少期から遊び場は自然で、森に入って秘密基地を作ったり、ため池で泳いで怒られたりしていました。
自然の中での遊びはネタが尽きず、自然は私にとってどんなおもちゃよりも魅力的に映っていました。
自然に関することには全て興味があったので、NHKの『ダーウィンが来た!』とか、映画『オーシャンズ』を舐めるようにみていました。しかし、映画『オーシャンズ』を最後に私は自然から目を逸らしました。
目を逸らした理由、それは『人間によって、自然が苦しめられている』という事実を知ったからです。
いまだ脳裏に焼き付いているシーンがあります。
それは「北極の氷が溶けて、白熊の赤ちゃんが海に流されるシーン」です。
人間が出す二酸化炭素排出量によって、地球温暖化が進み、北極の氷が溶けてしまう現象ですね。
「あ、私が生きているだけで、私の大好きな自然を傷つけているんだ。。。」
当時、8歳ながらにこう思ったことを今でも覚えています。
普通に中高と過ごした青春時代。
私は、普通の学生と変わらず、カラオケにもいくし、車にも乗ります。
でも他の人と少し違っていたのは、それらの行為に少しの罪悪感を感じていたことでした。
罪悪感を感じながらも、多少の節電をするくらいで、私は何もすることはできませんでした。
農業との出会いは、そんな私のやるせなさをガラッと変えてくれました。
農業は私がずっと探していた『人間が自然とともに生きていく最適解なのでは?』と思ったんです。
私が出会ったのは完全有機の有機農法で、雑草が生い茂っている空き地を開梱し、そこで有機農業を行うという活動を3年間続けました。
その活動を続けているうちに、農業は自然の力を借りて、自然と対話をしながら進めていく生業であること、植物が成長するために土に足りない成分を作物と土壌にとって負荷がかからないように入れていくこと、病気が生じたら作物のことを一番に考えて薬を投与すること、、、
そうやって、自然(作物と土壌)のことを第一に考えて進めていく「農業」を「その活動」をやりたい!と思いました。
今回のクラファンは、私が今までやってきたことの総結集verです。
今まで関わってきた農家さん、活動についてくれた仲間たち、応援してくれるみんな、
全員で挑戦に挑みたいと思っております。
どうか応援よろしくお願いいたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、『ONLINE × FARMERS MARKET』の開催及びリターンのお届けはございません。8月の開催をもって、GRowとしての『ONLINE × FARMERS MARKET』を閉じるつもりです。しかし、現在ご協力いただいている農家さんと協力し、また別の企画は実施するかもしれません。クラファンの達成が一番の目標ですが、達成できなくても、今一緒に歩んでいる方たちと農業に関する活動は続けていきます。
応援よろしくお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見る【報告】クラファン終了記事を書きました。
2021/08/27 20:24こんばんは!クラファンが終わって2週間が経過しましたが、やっとクラファン終了報告記事を書きました。↓↓クラファン終了報告記事↓↓https://note.com/grow2020/n/n0ec08c990bd0クラファンが終わってから返礼品の準備や次の企画の準備、クラファンでできたご縁から新たな企画の準備など、、、毎日忙しくも充実した日々を送っております。クラファンを開始する前には想定もしていなかった嬉しい叫びです。応援してくれた皆様のおかげです。今後とも、GRowをよろしくお願いいたします。 もっと見る
クラファン終了まで、、、2時間!!!
2021/08/13 21:15こんばんは!なんと?!クラファン終了まで残り2時間となりました!初のクラファンで目標の100万円までなんとか漕ぎ着けていますが、クラファンが終わる最後の最後まで私たちの活動を皆さんにお伝えしたいと思っております。そこで、、、、Facebook Liveを用いたライブ配信を本日の22:30~行うことにしました!!!あと、45分後です!配信はFacebookを用いて行います。クラウドファンディングが終わる1時間30分間。私たちとお話ししませんか?ふらっと参加してくだされば幸いです。よろしくお願いいたします!GRow Facebook アカウント もっと見る
【『ONLINE × FARMERS MARKET 4』やりました!】
2021/08/13 19:538/12に行われた『ONLINE × FARMERS MARKET 4』本日、配送も無事に終わりました!本日で終了予定のクラファンも無事に達成し、今後の継続して『ONLINE × FARMERS MARKET』を行なっていきます!継続するにあたって改善しなければならない点なども団体で話し合い、方針が決まりつつあります。次回の開催は9月!ここから毎月開催したい!と思っています。進化を忘れずに前進し続けますので、今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
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