~~はじめに・ご挨拶~~
こちらのページをご覧いただきありがとうございます。
はじめまして、小城観光まちづくりプロジェクト合同会社代表の江頭正秀と申します。
私は、佐賀県芦刈町の生まれで、1981年に芦刈町役場に入庁し、2020年3月に小城市役所の定年退職まで39年間公務員として仕事をしてきました。昨年退職を機に、古民家等の歴史的資源を活用し、地方の創造と再生に取り組むため(社)佐賀古民家再生協会の参加協力を得て、2020年7月に当該合同会社を設立しました。
私は、役所勤めの時代に中心市街地活性化やまちづくりなどの担当者として、地域の皆さんに多大なご協力とご支援をいただき、また数えきれないご縁やご恩をいただいた方々に支えられて職責を全うすることができたことを心底から感謝しています。
その感謝の気持ち、受けた恩をどのような形でお返しすることができるか、日々自問自答する中、地域の財産である歴史的建造物の維持が困難になり、解体されていくのを目の当たりにして、このまま座して疲弊、解体されるのを待つのではなく、自分でも何かできることがあるはず、地域資源を守り、街を元気にすることで恩返しをしたいとの思いから、今回のプロジェクトにチャレンジすることを決意しました。
もちろん簡単に決意できたわけではありません。悩みに悩んで出した答えです。
市役所在職中お世話になった方々にもご相談し、「あなたがやると決めたことなら、しっかり応援するから」との過分な暖かい言葉もいただき、背中を押していただきました。また、古民家再生のスペシャリストでもある古民家再生協会の方々からも、「一緒にチャレンジしましょう。」とあつい言葉もいただきました。
還暦60歳になって、行政から民間の世界へ転身起業することは、誰もいない真暗闇のプールに一人飛び込むようなものです。飛び込んだ先に何があるかわからない未知の世界でもあります。ぜひとも皆さんに応援していただきたい。
今回のプロジェクトに一人でも多くの方に共感応援していただければ幸甚です。
私たちは、天山から有明海までの小城市の地勢的メリットや豊かな自然と奥深い歴史文化資源を活かし、天山から生まれ出た清流によって育まれた食文化や生活文化と古民家等の再生を掛け合わせ、もの・コトづくりを通じて、地域の課題解決を図るとともに、持続的な地域経済の活性化に貢献することをミッションとしています。
今回、私たちがこの秋、佐賀県小城市にオープンさせようと計画中の小柳酒造の酒蔵活用プロジェクト(小城蒸溜所)にご支援いただきたく、このクラウドファンディングを立ち上げました。
~~このプロジェクトで実現したいこと~~
私たちの取り組みは、創業から200年以上の長年に渡り地域の経済と文化活動を支え、小城城下の良好な街並み景観を形成してきた歴史的建造物の小柳酒造の酒蔵を守り、活かし、良い形で次の世代へ引き継ぎたいとの想いからスタートしました。
私たちが目指す22世紀に残す酒蔵は、単にものづくりの場とか、ものやサービスの売買の場ではありません。
人と人の想いをつなぎ、絆をつくり、そして新しい価値を生み出し、未来へ引き継ぐ場所だと思っています。
自宅のファーストプレイス、職場や学校のセカンドプレイス、そして自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所がサードプレイスと言われています。これらの場所は私たちの暮らしの中でどれもが大切な場所でもあります。
新型コロナ感染症の蔓延による生活スタイルや働き方の変化に伴い、旅行や余暇のスタイルにも変化をもたらすものでしょう。
そこで私たちはニューノーマルな時代にあって日常と非日常が緩やかに融合し、決まった誰かのための場所ではなく、仕事かプライベートか、新しいものを生み出す場所か伝統を守り変わらない場所か、交流の場所か一人になれる場所か、といった2項対立的ではない多様な価値観(目的)をもった人を認め合える場所としての第4の居場所、フォースプレイスを提案していきたいと思っています。
各プレイスが隔離するのではなく、自宅や職場、コミュニティと緩やかにつながっていて、自分のライフステージ、その時の気分や目的によって自分自身でその境界をコントロールしながら自分たちの思いを発信できる場所、自分らしく居られる場所、新しい出会いや発見・学びが得られる場所にしていきたいと考えています。
そしてあらゆる世代や人種・国籍、性別、職業、障がいの有無などの境界線を越えて、交流連携協創する多様で豊かな地域社会づくりに貢献していきたいと思っています。
プロジェクトの具体的な内容は、国登録有形文化財指定の酒蔵を改修整備し、地元の素材を使った新しいお酒(クラフトジン)づくりにチャレンジする「小城蒸溜所」の開設を目指します。
また、「小城蒸溜所」に併設して地元食材を使ったカフェ・レストラン、地元産品の販売所、障がい者の就労施設などにリノベーションします。
さらに、酒蔵をテレワークに対応できるワーケーションオフィスとして改修整備を行い、仕事と余暇を融合・連動させ、新たな旅や生活のスタイルを提供していきたいと考えています。
今回のプロジェクトにより、全国や海外から多くの来場者の方をお迎えし、交流と消費の創出を図り、貴重な日本の清酒文化資源でもある酒蔵の持続的な保全・活用に繋げていきたいと考えています。
~~小柳酒造とは~~
小柳酒造主屋他13棟は、平成14年に国登録有形文化財の登録がなされている歴史的建造物であります。この地は江戸時代から天山山系の伏流水を利用した酒造り等が盛んで醸造業を 営む町屋が立ち並んでいました。
小柳酒造は文化年間(1804年)の創業とされ、明治時代から昭和にかけての酒造工程の建物群が現存しています。このように酒造りに関する一連の施設が現存していることが大変貴重です。
現在小栁酒造は、自酒の製造は外部に委託されているため 窯場、ビン詰場の昭和東蔵だけを使用されているがその他酒造施設は使用されていませんが、江戸時代の酒蔵の雰囲気が今でも残っています。
自社での製造が行われなくなった以降、音楽コンサートや落語講演、アートイベントなどの会場として利用されてきました。
~~《小京都・小城》のご紹介~~
私たちのプロジェクト場所は、秀峰天山の麓、佐賀県小城市中心市街地の北部に位置する上町地区にあります。
上町地区は、天山水系を源とする祇園川の河畔地域でもあり、優れた景観を有し、映画「男はつらいよ」のロケ地にもなった須賀神社(祇園社)の参拝や祇園川の源氏ボタルの鑑賞などの来街者でにぎわう場所でもあります。
また、小柳酒造酒蔵、村岡総本舗羊羹資料館、町家深川家住宅など国登録有形文化財指定の歴史的建造物、その他にも小城祇園祭りなどの有形無形の地域資源が数多く残るなど、今でも小京都小城らしい雰囲気を感じさせる風光明媚な地域です。
周辺には天山・清水の滝と鯉料理、江里山の棚田(日本の棚田百選)などの観光スポットを点在しており、天山の豊かな自然と街なかの歴史文化が感じられる結節地域としての特別な魅力を有する場所でもあります。
「小城」は、大和のクニを中心とした勢力に抵抗したこの地の人々が立て篭もった堡(おき)が「小城」になったと奈良時代に編纂された「肥前国風土記」は伝えています。
中世に入ると武士の時代となり、鎌倉幕府より恩賞地として小城の地を得た千葉氏が下総国(現千葉県)より下向し、千葉城を中心に勢力を広げ、戦国時代には佐賀、小城、杵島の一帯を治め、肥前の国主とまで言われて繁栄しました。
戦国時代の動乱を経て、江戸時代は、小城鍋島藩七万三千石の領地となり、自楽園、藩邸を中心に周辺に小路と呼ばれる武家屋敷がつくられ、街が発展し現代の街の原型が形作られています。
特に小城町の上・中・下三町の祇園社通りの建設は千葉氏の高い文化水準を受け継いだ鍋島氏の壮大なスケールの都市計画によるものであったと考えられています。
また、小城は中世より交通の要衝であり、肥前の産業ネットワークの中心地としても栄え、明治後は、廃藩置県、郡県制への移行などがあり、日本が近代国家へ変貌していくのに合わせて小城も近代的制度へ移行していきました。
明治初期に「小城羊羹」の製造も始まり、日清・日露両戦役を通じて軍の甘味品として太平洋戦争終結まで納入され、今日の小城の特産品となっています。
現在でも小城の中心市街地には20店舗もの羊羹屋が集積する日本一の羊羹の街でもあり、昨年9月には砂糖文化を広めた長崎街道シュガーロード(小城羊羹など)が日本遺産に認定されています。
~~これまでの活動とプロジェクトを立ち上げた背景~~
私は、39年間の公務員生活で、様々なことを経験し、学びました。
まちづくりに関しては、若い時には全く関心のなかったのですが、役所で地域活性化の担当になったことが契機となって、地域の関係者の皆さんと一緒に活動する中で、様々な地域の課題や関係者皆さんの想いが分かってきたところがあります。
故郷の地域を元気にしたいとの想いでボランティア活動をされている方々ともお話しする機会も増えて、自分の中で“まちづくり”の意味というものが自然と落とし込まれていったところがあったと思います。
熱くまちづくりを語る恩師の方にも出会い、その背中を追いかけて、少しでも追いつこうと、そして皆さんの期待に応えたいと悪戦苦闘してきました。そんな中で、悩み困った時には、そっと手を差し伸べて助けていただいたことは、今でも心に刻み込まれ感謝に堪えません。
これまで多くのまちづくり関係者の方々にいただいた、ご縁やご恩をいつかお返ししたいとの想い、また貴重な地域の資源が一つ、また一つと失われていくのを見るのが忍び難く、自分の残された人生の中でやるべきことは、今よりも良い形で街を次世代に引き継ぐことではないかとの結論に至りました。
小城にとって 継承と挑戦、小城にとって 伝統と変革 とは
想いを 継ぐこと・・・とは
カタチを継ぐこと・・・とは
挑戦を続けること・・とは
ここから変えたい
ぜひとも、応援していただきたい。
ご支援お願いいたします。
~~資金の使い道・実施スケジュール~~
ご支援いただきました資金は、国登録有形文化財の小柳酒造酒蔵の補強・改修費や運営費、クラウドファンディング手数料等に使用させていただきます。
~~リターンのご紹介~~
①3,000円
感謝をこめてお礼のメール
ホームページにお名前掲載
★感謝をこめて、お礼のメールを送ります。
★弊社ホームページにてご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
※ホームページは現在準備中です。(10月開設予定)
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいニックネーム等をご記入ください。
②5,000円
感謝をこめてお礼のメール
ホームページにお名前掲載
小城蒸溜所で使えるお買い物券 2,000円分
★感謝をこめて、お礼のメールを送ります。
★弊社ホームページにてご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
※ホームページは現在準備中です。(10月開設予定)
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいニックネーム等をご記入ください。
★小城蒸溜所で使えるお買い物券2,000円分(有効期限1年)
※郵送でお届けします。
※画像はイメージです。
③10,000円
感謝をこめてお礼のメール
ホームページにお名前掲載
あなたのお名前を木名札に記載して酒蔵内の壁面に掲出します。
小城蒸溜所で使えるお買い物券 2,000円分
★感謝をこめて、お礼のメールを送ります。
★弊社ホームページにてご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
※ホームページは現在準備中です。(10月開設予定)
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいお名前をご記入ください。
★木名札にあなたのお名前を小城の書道家『富永正樹 』様に書いていただき、酒造内の壁面に掲出します。
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいお名前をご記入ください。
★小城蒸溜所で使えるお買い物券2,000円分(有効期限1年)
※郵送でお届けします。
※画像はイメージです。
④15,000円
感謝をこめてお礼のメール
ホームページにお名前掲載
あなたのお名前を木名札に記載して酒蔵内の壁面に掲出します。
小城蒸溜所で使えるお買い物券 5,000円分
小城蒸溜所特別内覧会ご招待券
★感謝をこめて、お礼のメールを送ります。
★弊社ホームページにてご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
※ホームページは現在準備中です。(10月開設予定)
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいお名前をご記入ください。
★木名札にあなたのお名前を小城の書道家『富永正樹 』様に書いていただき、酒造内の壁面に掲出します。
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいお名前をご記入ください。
★小城蒸溜所で使えるお買い物券5,000円分(有効期限1年)
※郵送でお届けします。
※画像はイメージです。
★小城蒸溜所特別内覧会ご招待券
オープン直前の小城蒸溜所を特別にご案内いたします。
※2021年10月頃を予定しています。
※郵送でお届けします。
⑤20,000円
感謝をこめてお礼のメール
ホームページにお名前掲載
プロジェクトワークショップへの参加権(酒蔵で販売する商品の開発)
★感謝をこめて、お礼のメールを送ります。
★弊社ホームページにてご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
※ホームページは現在準備中です。(10月開設予定)
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいお名前をご記入ください。
★プロジェクトワークショップへの参加権(酒蔵で販売する商品の開発)
酒蔵で販売する商品の開発とは?
小城蒸溜所にしかない新たな商品を開発するための意見交換会です。
現在稼働中の商品開発の意見交換や、未開発の商品のアイディア等関わる事が可能です。
一緒に作り上げていく楽しさを実感できます。
ワークショップ日程:2021年10月~2021年12月頃まで2回程度)
(進捗状況により、予定が変更になる場合があります。)
参加方法:対面、オンライン選べます。
・対面の場合
場所:佐賀県小城市予定(事前に住所及び地図をお知らせします。)
交通費や滞在費:自己負担になります。
※コロナウィルス感染の拡大でオンラインのみになる場合があります。
・オンラインの場合
zoomを利用予定(事前にURLや参加の仕方をメールにてお伝えします。)
通信環境・通信料に関して:恐れ入りますがお客様でご準備お願い致します。
⑥20,000円
感謝をこめてお礼のメール
ホームページにお名前掲載
プロジェクトのワークショップへの参加権(酒樽活用ワークショップへの参加)
★感謝をこめて、お礼のメールを送ります。
★弊社ホームページにてご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
※ホームページは現在準備中です。(10月開設予定)
※ニックネーム等で掲載されたい方は備考欄に掲載されたいお名前をご記入ください。
★プロジェクトのワークショップへの参加権(酒樽活用ワークショップへの参加 )
酒樽活用ワークショップとは?
現在使用されていない貴重な酒樽を、活用するためのアイディアを出したり意見を出し合います。
参加者みんなで作り上げていく貴重な体験ができます。
あなたのアイディアが形になるチャンスです!
ワークショップ日程:2021年10月~2021年12月頃まで2回程度)
(進捗状況により、予定が変更になる場合があります。)
参加方法:対面、オンライン選べます。
・対面の場合
場所:佐賀県小城市予定(事前に住所及び地図をお知らせします。)
交通費や滞在費:自己負担になります。
※コロナウィルス感染の拡大でオンラインのみになる場合があります。
・オンラインの場合
zoomを利用予定(事前にURLや参加の仕方をメールにてお伝えします。)
通信環境・通信料に関して:恐れ入りますがお客様でご準備お願い致します。
~~スケジュール~~
現在 酒蔵内外の改装工事中
2021年9月 クラウドファンディング終了
2021年10月上旬 HP開設予定
2021年10月上旬 小城蒸溜所オープン予定
2021年10月リターン発送(順次)
2021年11月イベント開催
~~最後に~~
当プロジェクトをご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
佐賀県の小京都小城は、豊かな自然環境に恵まれ、その歴史背景から今でも多くの歴史的建造物が点在しています。
また、街の成り立ちからも天山や祇園川といった自然、歴史や文化と深い関わりがあるとともに、古くから伝統ある祭り(小城祇園祭)や有形無形の文化が継承されています。
街に集積された自然・歴史・文化を感じる建造物や環境を守り、活用を図り、全国に発信できる街の魅力づくりをススメ、国内外から多くのお客さまにお越しいただきたいと思っています。
長い時間の積み重ねの中でつくり上げられてきた日本の誇るべき地域の歴史・文化的資源の建造物や景観は、経済的価値を生み出さないと、いとも簡単に消失してしまいます。
一旦失った地域の宝は再び元には戻らないでしょう。
今回のような大規模な木造建造物の酒蔵を残すことは、簡単ではありません。
補強改修には多額の資金が必要になります。
私たちの力だけでは難しいです。
ぜひとも応援してください。
どうか、ご支援よろしくお願いします。
事業者名: 小城観光まちづくりプロジェクト合同会社
代表:江頭正秀
所在地:〒845-0001/佐賀家小城市小城町903番地
電話番号:9月設置予定(請求があり次第代表者の番号を提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
送料:送料込み
対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る11月20日第一期Open
2021/10/30 14:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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