はじめに・ご挨拶

はじめまして、合資会社 福島屋の笹木と申します。

山形県米沢市にあります開湯500年の滑川温泉というところで、福島屋という築250年の温泉旅館の経営をしております。

滑川温泉はいわゆる『秘湯』と呼ばれるところで、福島屋がぽつんと一軒があるだけの山深い場所です。

やはりコロナで大きな打撃を受けているところですが、負けずに頑張りたいと思います!

このプロジェクトで実現したいこと

東北一の名瀑、滑川大滝を多くの方にまた見てもらいたい!現在老朽化のため通行止めとなっている大滝へ向かうための橋を復活させたい!というのがこのプロジェクトの目的です。


滑川大滝というのは、滑川温泉 福島屋から約1㎞、徒歩20分(滝つぼまでは40分)のところにある滝です。

その大きさは落差約80m、幅40mと巨大なもので、日本の滝100選にも選ばれている日本有数、東北では最大級の名瀑です。

雪解け時などの増水時は複数の滝が現れることもあり、最大落差は150mを超え、その迫力は筆舌に尽くしがたいものがあります。

しかしこの滝は、現在ある理由により幻の滝となっています。

この滝まで行くための吊り橋が老朽化のため6年前から通行不可になっているためです…

川の中をジャブジャブ歩いていくのが現在唯一のアクセス方法ですが、それなりの準備がいりますし、誰でも気軽にできることではありません。また、増水時は無理です。

そのため、真の姿とも言える増水時の滑川大滝は、現状では誰も見ることが出来ない、まさに幻の名瀑です。

この絶景をこのまま埋もれさせてしまうのは非常に惜しいです。

皆様の力をお借りして吊橋を修理し、再び滑川大滝が見られるようにしよう!
というプロジェクトです。

(維持管理のため、現段階では通行料をいただく見込みです。公共性のある事業のため、何らかの補助が得られないか行政と交渉中です。2021年12月末までに最終回答がある見込みで、回答の内容次第では通行料無料もありえますが、今までの経緯を鑑みるに、その可能性は低いと思われます。)

(この橋の所有は福島屋であり、修理する権限も福島屋に帰属します)

私たちの地域のご紹介

滑川温泉及び滑川大滝は山形県の県南米沢市に位置します。

米沢市は滑川温泉も含め8か所もの温泉地がありますが、そのうち実に6か所が滑川温泉と同じように秘湯と呼ばれる温泉地で、それぞれ非常に個性が強く、秘湯銀座とも呼ばれます。

急峻な地形が多いため、白布大滝、火焔の滝など名瀑と呼ばれる滝も多いですが、滑川大滝はその中でも最大の滝であり、他にはない神秘的な雰囲気を持っています。


プロジェクトをやろうと思った理由

この吊り橋が老朽化のため通行不可になったのは今から6年前です。

それまでは徒歩約20分(滝つぼまでは40分)、誰でもちょっとしたハイキング気分で見ることが出来たのですが、吊り橋が老朽化で通行止め。川を自力で渡らなくては行けなくなり、難易度が激増、不満の声が溢れていました。

それでも素晴らしい滝であることは間違いなく、橋が通行止めになってからも某有名テレビ番組でチーム滝通の厳選した日本の滝として紹介。母性溢れる美女?の滝と紹介されました。

落差80m、横幅40mの壮大な分岐瀑で岩肌を滑り散る水はまるで女性のきめ細かな白い肌のよう。

優雅で壮大なスケール感を、山形県で開設した滝のポータルサイトでトップ画像に選ばれたりと露出は増えていました。

シーズンには、見学希望者も毎日のようにいらっしゃるのですが、川を渡る準備をしていらっしゃる方はほとんどおらず、がっかりして帰るケースがほとんど…

コロナ前は外国人の見学希望者も多かったのですが、行くことが困難であることを知った時の残念そうな顔を見るたび何だか申し訳ない気持ちになっていました。

よく聞かされたのは次のような言葉です。

「こんなに有名なのに、橋の修理もしないの?米沢(の観光)はダメだね」

このままでは米沢の観光にとってむしろマイナス要素になってしまう・・・

コロナ禍が明けた後には、たくさんのお客様をお迎えしたいのに、このままの状態では自信をもってお迎えすることが出来ない…

このままではいけない!何とかしよう!

というのがプロジェクト発足の理由です。

これまでの活動

滑川温泉と滑川大滝は距離的に近いため、昔から密接な関係がありました。

地域の誘客に繋がっていたのはもちろんですが、時には道案内をしたり、途中で動けなくなった人を助けに行ったり。これらは完全なボランティアです(笑)

また現在は、せっかく来たのに橋が使えないなんて知らなかった!という方々の苦情やグチを聞く係になってしまっています(笑)

吊り橋の通行止めの理由は老朽化ですので、このような状況になることは前々から分かっていることでした。

そのため、行政各所には10年以上前から吊り橋の修理や日常的なメンテナンス、別ルートの開発を繰り返し陳情してきましたが、残念ながらこれまで特に成果は出せていません。

資金の使い道

吊り橋の修理費 4,620,000円

(内訳:調査費用110,000円 既存吊り橋撤去費用770,000円 工事費用(ワイヤ・床・塗装・吊り金具および取り付け費用)2,134,000円 足場費用330,000円 器具損料・運搬・諸経費 1,276,000円

リターン発送費用及びcampfire手数料、通行券印刷等の諸経費 380,000円

合計 5,000,000円

リターンについて

1000円・・・お礼メール

3000円・・・お礼メール+吊り橋通行券(※1)4人分

8000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+米沢の温泉共通入浴券(※2)5枚

14000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+米沢牛ご自宅にお届け(モモすき焼き用400g)

25000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+米沢の温泉共通入浴券5枚+滑川温泉福島屋宿泊券(※3)1人分(旧館、トイレ無し客室)

50000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+米沢の温泉共通入浴券5枚+滑川温泉福島屋宿泊券2人分(新館、トイレ有客室)

80000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+米沢の温泉共通入浴券10枚+滑川温泉福島屋宿泊券2人分(新館、トイレ有客室)+米沢牛ご自宅にお届け(サーロインステーキ200g×3枚)

100000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+冬期間トレッキング・ファスティングツアー参加券(※4)2人分

120000円・・・お礼メール+吊り橋通行券4人分+米沢の温泉共通入浴券10枚+滑川温泉福島屋宿泊券2人分(新館、トイレ有客室)+米沢牛ご自宅にお届け(サーロインステーキ200g×3枚+すき焼き用リブロース600g)


※1 吊り橋修理完了後に使える通行券4枚。一人1枚/日。有効期限なし。受付時間9:00~15:00。

(行政との協議の結果補助金等により無料通行が可能となった場合、温泉共通入浴券(詳細は下記)×2と代えさせていただきます)

※2 温泉米沢八湯会(http://yonezawa8.jp/)に加入している温泉施設が対象となる日帰り入浴券。1人1枚/回。有効期限なし。利用時間や休館日等は各施設で異なりますので、各施設にお問い合わせください。 

※3 1泊2食付き/2名様1室の1名様分。1名様1室をご希望の場合は追加料金がかかります。日付により1名様1室料金異なりますのでお問い合わせください。有効期間2022年4月~2023年11月(11月初旬~4月下旬冬季休業)満室の際はご容赦ください。ご予約はお電話で。 

※4 冬季間スノーシューでのトレッキング・ファスティング(断食)ツアー参加券。JR峠駅から滑川温泉福島屋までのスノートレッキング・ガイド付き。
 開催期間2022年12月~2023年2月、2023年12月~2024年2月。ご予約はお電話で。
 天候により中止もあり得ます

実施スケジュール

~2021年9月末まで 見積もり取得、クラウドファンディング実施

2021年10月末まで 現地精査、関係機関との打ち合わせ

2021年11月~2022年3月末まで 冬期間積雪のため現地作業中断。PR活動等。行政から援助可否の回答

2022年4月末まで リターン発送及び吊り橋修理。完成!


最後に

滑川大滝は日本に二つとない絶景です!

それだけに、幻の滝となってしまっている現状は本当に残念でなりません。

滑川大滝までの登山道を歩く人も現状ではかなり少なくなっているので、荒れてきています。もしかすると、今回が滑川大滝を復活させる最後のチャンスかもしれません。

コロナで疲弊した地域を救うためにも、何とか皆様の力をお貸しください!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2022/06/22 11:40

    お待たせしております吊り橋の状況ですが、現在ほぼ完成しております!検査などを行いまして、2022年7月5日に完成セレモニーを行い、同日午後より開通とさせていただきます!通行料につきましては、一人200円(往復)とさせていただきます。(福島屋宿泊客は無料)ご支援いただきました皆様、誠にありがとう...

  • 2022/05/09 10:21

    大雪の影響で遅くなりましたが、今日から工事が具体的に動き始めました!まずは詳しい調査から。開通スケジュールが分かりましたらまたお知らせします!

  • 2022/04/22 14:32

    リターンのチケットの発送を開始しました。お手元に届くまで少々お待ちください。なお、吊橋通行券の仕様は吊り橋の工事が完了しましたら使用できます。こちらももう少しお待ちくださいませ。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください