このプロジェクトは本日終了となりますが、
最後までnextゴール達成に向けて頑張っていきます!!


※お時間がない方は、イラストとマルチケースの紹介を見て頂けると嬉しいです!!


またプロジェクトが終わってからも、
引き続き皆さんが気に入って頂けるような
「豚革商品」の開発を進めていきます!


当初の目標金額では資金の使い道を、

・新商品開発費用
・豚革魅力周知の為の活動費

とさせていただいていましたが、この1ヶ月間の活動の中で豚革の魅力を多くの人に伝えるにはさらなる商品数が必要と判断しました。

nextゴール分も合わせた支援金の全額を新商品の開発費用に使わせていただきます。

豚革が無駄なく適切に使われるような新商品開発を心掛けます。


nextゴールの目標金額は40万円です。


新商品開発費①

革代、豚革小物サンプル代、豚革名刺サンプル代、豚革キルトタンサンプル代


新商品開発費②(nextゴール追加分)

豚革エプロンサンプル代、豚革ミトンサンプル代


に支援金を使わせていただきます。


はじめまして。


2021年3月から東京都墨田区を拠点に
「豚革」を広める活動を始めた、
児嶋 真人(こじま まさひと)と申します。


現在は、プロのキックボクサーとして活動していますが、今年の秋に引退し、「豚革の魅力と現状」を伝える活動に専念します。

©︎NOKICKNOLIFE


キックボクシングの才能がなく
周りに笑われながらもプロになれた粘り強さを、
まだまだ課題いっぱいの
「豚革」を伝える活動でも活かしていきます‼︎


そもそも、なぜ「豚革」なの?
 とよく尋ねられます。

私も以前は、
牛革を使った小物の販売に携わっていました。


牛革は、革業界の中でも9割以上のシェアを誇るメインストリーム。


豚革に注目したのも「牛革はライバルが多すぎる。マイナーな豚革で良い製品ができたら、売上も上がるだろう」といった軽い気持ちからでした。


ただ現状、豚革には革素材として牛革にかなわない理由があります。

牛に比べて
・傷やシワが多い
・つるっと感がなく、毛穴が目立つ
・革の厚さが薄い
・薄いので寄れやすく加工がしづらい

などです。

さらに食肉でも牛肉の方が豚肉より高級とされています。


知れば知るほど魅力的なのに、いつも牛の影に隠れてしまう豚が、愛くるしくなってきました。


いつしか、キックボクシングの世界でトップに上り詰められず、スポットライトが当たらなかった自分自身と、豚の立ち位置を重ねていたのかもしれません。


「牛革にない魅力のある豚革を、なんとかして目立たせたい」と思うようになったのです。


さらに、茨城の実家の近くには養豚農家さんが何軒かあり、食卓でも毎日のように豚肉を食べていたことから、自分にとって凄く豚が身近だったことを思い出しました。


今は愛おしさのあまり『豚さん』と呼んでいます。




①豚革を知らない人が1人でも減ること 
→このプロジェクトが1人でも多くの方の目に触れること。


②豚革の魅力が伝わること 
→このプロジェクトの文章の中にある豚革の魅力が少しでも伝わること。


③豚革を使う人が1人でも増えること
→このクラファンを通して豚革を使ってみたいという方が1人でも増えること。


④豚革から始まり、豚肉まで豚さんの価値が上がること
→豚さんは、お肉も革も牛さんの下に見られることが多いので、このプロジェクトが豚さんの魅力を見つけるきっかけになること。


⑤豚革の国内消費を取り戻すこと
→近年、豚原皮の輸出平均価格は高騰しています。海外では評価が上がっている素材なので、国内での評価も上げていくことで国内消費を増やすこと。


上記5つを実現したいです。


豚革新商品の開発費用
に全額使わせていただきます。


豚革に愛着を持ち、
長く使っていただくために、
「皆様の生活に寄り添った豚革製品」
をご提案します。

豚革の活きる道を僕たちがつくっていくことが、豚さんの価値が上がる第一歩になると考えています。


■開発アイテム■
豚革小物
豚革名刺
豚革キルトタン
豚革エプロン
豚革ミトン


豚さんの革には、多くの方に伝えたい魅力があります。

※1 鞣(なめ)し…生ものである皮を、腐敗や劣化から防ぐ加工技術のこと。

※2 サスティナブル…人間・社会・地球環境の持続可能な発展のこと。

※3 副産物…主産物を生産する過程で、それに付随して得られる他の産物のこと。

※文章内では皮と革で表記を分けています。

原皮、皮…動物の皮の鞣し加工される前のもの(その中でも原皮は、腐らないように一時的に塩漬けにしたり乾燥させたりした皮を言います)

…動物の皮を鞣(なめ)し加工したもの



①食肉用の豚さんの皮(副産物※3)を有効活用している

動物の革は、環境保護や動物愛護の観点からマイナスイメージを持たれがちですが、豚革は豚さんをお肉にする過程で出た皮(副産物※3)を活かしています。

モノ余りの時代、すでにある素材の有効活用は、これまで以上に求められています。

「鞣(なめ)し(※1)」という技術を使い、副産物(※3)である皮を有効活用した豚革は、サスティナブル(※2)な素材です。

②国内で自給できる唯一の革素材

動物の原皮の多くは輸入中心ですが、豚革は国内の豚さんの原皮のみを加工しています。

生育から加工まで全て国内で完結しているので、安心して使用いただけます。


③薄くて軽く、通気性がよく、摩擦に強い

どんな革製品にも使いやすいのが豚革です。

薄くて軽いので、持ち運びしやすく、通気性が良いのでカビにくく衛生的。

摩擦に強く、丈夫で長持ちするというメリットもあります。

軽くて優しい肌触りは持っているとクセになります!!

                                


◆豚革の現状◆

魅力いっぱいの豚革ですが、課題もあります。


①日本での消費は減少を続けている 

豚革の知名度の低さ、合皮の技術向上も重なり、日本の豚原皮の9割近くが輸出されています。

国内で唯一「自給自足できる革素材」なのに、魅力を知られていないために活用シーンが限られているのは淋しいし、もったいないことです。


②傷やシワが多く、革製品のメーカーさんに敬遠される 

豚さんは群れごとに仲良く暮らしているのでじゃれあいが多く、皮(皮膚)に傷がつく可能性が高くなります。

現在、傷やシワが目立つ豚革は製品に有効活用されることなく、捨てられることも多いです。

                                   


◆日本一の豚革加工産地もピンチに◆


東京都墨田区は、国内1位の豚原皮の加工産地です。


墨田区で多くの豚原皮が加工される理由は、革加工の技術があったこと、そして東日本での豚肉消費量が多く、豚原皮を運びやすかったからです。

そんな墨田区の豚革産業ですが、縮小傾向が続いています。


豚革を扱う企業数は、20年ほど前には約70社ありましたが、現在は12社~15社ほどに減少しました。

国内消費が減少したためです。


豚革は主に靴の内側やランドセルの内側の素材として使われていますが、どちらも合皮の利用が増えてきています。こうして豚革の国内消費が落ち込み続けると、さらに日本の革加工会社の廃業や雇用の減少などの影響が出てしまいます。


革加工会社の廃業が続くと、日本で生み出せるものが減ってしまい、大きな話をすると国力の低下に繋がります。


雇用が減少すると、街に活気がなくなり街全体が寂しくなります。私の地元である茨城でも、何度も街が寂れていく様子を見てきたので、なんとか食い止めたいです。



まずは豚革触れていただきたい!!

との想いから、いくつかの種類の豚革製品をご用意しました。


※コースターで使用した「アメ豚」は、植物タンニンなめし革を染色後、グレージングでアメ色に仕上げた革です。

良質の豚革からつくられた「アメ豚」は、牛革の最高級品である「カーフスキン」よりも高級な革として取り引きされることもあります。

①とにかく応援
500円

僕たちの活動を応援してくださったみなさまへ、メールでお礼を申し上げます。


②直筆お礼メッセージ                 
1,000円

僕たちの活動を応援してくださったみなさまへ、直筆のお礼メッセージをお届けします。



③スペシャルスポンサー権+直筆お礼メッセージ
10,000円

支援いただいた次の日から10月末までの活動報告時に指定のお名前を,
スポンサーとして掲載させていただきます。



④アメ豚の豚革コースター1枚(ブルーorキャメル)+直筆お礼メッセージ
2,000円


豚さんを型取った、豚革コースターです。

東京都墨田区の老舗革加工会社「墨田キール」さんで、ヌメ革にアメ豚の加工と撥水加工をお願いしました。

環境にもやさしい、植物タンニン鞣しで加工した革です。


感謝の気持ちを込めて、わたしたちがコースターを抜く作業を行います。


※染色加工と撥水加工を施していますが、豚さんの目の部分や外側の切り口はヌメ革の状態なので、水が染みる場合があります。

※職人さんによる手染めなので、若干の色むらが出る場合があります。手染めの風合いを楽しんで頂けると嬉しいです。

※豚さんの個性である傷やシワを活かしているので、コースターに傷やシワがある場合があります。


⑦自分で作る豚ヌメ革の豚さん(5枚セット)+直筆お礼メッセージ
2,500円


水に濡らすだけで簡単に作れる豚ヌメ革の豚さんです。

慣れてしまえば数十秒で簡単に作れるミニチュアの豚さんですが、意外とつくり手の個性が出る面白さがあります。


家族とつくるもよし、友達やカップルでつくるもよしの、豚革で遊ぶコミュニケーショングッズです。


※お手本サンプルで完成された豚さんを1頭お付けします。

※環境に優しい植物タンニン鞣しで加工しているので安心してお使いいただけます。



⑨ミニ財布としても使えるマルチケース+直筆お礼メッセージ
10,000円


職人技術の結晶。

豚革の魅力を肌で感じられるスマートなマルチケースです。

職人の技術と現代らしいこだわりが込められています。


縫製は、創業100年を超える東京都墨田区両国の「有限会社  東屋(あづまや)」さんにお願いしました。

このマルチケース「rana (ラーナ:イタリア語でカエル)」は、東屋さんが30年以上前からつくられていた思い入れがある商品。

そんなロングセラーを、今回は特別に豚革でつくっていただきました。

「OMOTENASHI SELECTION 2018」も受賞している人気商品です。
https://www.azumaya.bz



◼️豚革ならではの質感と優しい色合い

表面は、豚さん本来の色味に近い優しい茶色。内側には豚革の明るいスエードを使用しています。

表面はキズやシワも含めた「豚革らしい風合い」を感じていただけるよう、できる限り手を加えず素上げ(※3)で仕上げています。

内側の革は、鮮やかなブルーで現代らしい遊び心を加えました。


※3 素上げ…染色後の革に、着色剤や仕上げ剤などの薬品をほとんど使用せず、豚革らしい風合いを残したまま仕上げる加工。

色落ちやシミになりやすいといったデメリットがありますが、使い込むほどに深まる色味や、艶などのエイジング(経年変化)を楽しむことができ、豚革の持つ表情や質感を感じられます。


◼️職人技術の結晶「押し口」を採用

繊細な手作業で生み出されたがま口は、金具が内部に収まった「押し口」と呼ばれるもの。

口金をハンマーで潰す作業が難しく、「押し口」をつくりだせる職人は現在ごく僅か。

特製パーツであり、このデザインはほとんど出回っていません。


一般的にはメッキが使われますが、深い色合いや輝きが魅力的な真鍮を使用しています。

真鍮を使うことで重厚感が生まれます。



◼️高い機能性と気分上がるデザイン

がま口のレトロなイメージからは想像できないほどスマートな開閉ができます。

パッと開くと見える、特別な金具とスエードのブルーが目を惹きます。



⑩豚ヌメ革1枚 
15,000円


豚さんの大きさを感じられる縦140㎝×横110㎝ほどの迫力サイズです(大きさは目安です)。
革で物作りをしてみたい方の材料としてもお使いいただけます。

ちょっとしたスペースの敷き物としてお使いいただくのもおすすめです。


※端は一部カットされた状態でのお渡しになります。
※機械で引っ張るため、端には挟んだ跡があります。
※本来のヌメ革を感じていただくために、傷や穴はそのままです。ご了承ください。


⑪【飲食店向け】豚ヌメ革A4サイズプリント(10枚セット) 
45,000円

豚肉をメインに扱われる飲食店の「オススメPOP」や「店内のミニ看板」にいかがでしょうか。


豚革の質感を感じやすいヌメ革を使用し、インクジェットプリントでお好きな図案を印刷します(同データで10枚印刷です)。

サンプル印刷(1回)込みの値段です。

※ヌメ革なので日焼けなどで色が変わりやすくなっています。
※水濡れを避けるなど、通常の革同様の取り扱いをお願いいたします。


◆リターンアイテム協力会社さんのご紹介◆

(株)墨田キールさん
『豚革コースター』『豚ヌメ革の豚さん』『豚革看板』の加工をしていただきました。
https://www.sumidacuir.co.jp/
https://www.creema.jp/c/pigskin_tokyo


(有)東屋さん
豚革小物の縫製をしていただきました。
https://www.azumaya.bz


(株)ニシノレザー
豚革のなめし加工や革小物の表側の革を作っていただきました。
https://ecoleather.jlia.or.jp/jirei/nishinoleather.html


中村貿易(株)さん
革小物の裏地に使ったブルースエードを用意していただきました。
http://www.abctown.net/index.html



◆おわりに◆

牛革や合皮と比べたときに、「豚革」がすべての点で優れた素材だとは思っていません。

それぞれに優れた特性があり、上手く使い分けられたらと思っています。



その上で、誤解されがちな豚革の「正しい情報」をお伝えしたい。

知れば知るほど魅力的な豚革の魅力を伝えたい。


そんな想いを強め、本プロジェクトを立ち上げました。


本プロジェクトを通して、豚革へ向けられる視線が少しでも変化したなら、これほど嬉しいことはありません。

また、墨田区の革加工会社さんや墨田区の革職人さんに注目が集まるきっかけになればうれしいです。


今回、プロジェクトを立ち上げるにあたり、墨田区の(株)墨田キールさん、(有)東屋さん、(株)ニシノレザーさん、中村貿易(株)さんと、多くの企業様にご協力いただきました。


この場を借りて改めてお礼申し上げます。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。


※文章の中で分からない点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。


◆プロジェクトメンバープロフィール◆

プロジェクト代表

児嶋 真人(こじま まさひと)
茨城県出身 29歳
現役キックボクサー
24戦10勝13敗1分け
Japan Kick Boxing Innovation Sフェザー級6位

https://www.scoperta2021.com
【実績】
オリジナルブランドにてローファー180足販売
オリジナルブランドにて牛革小物三種類発売
2021年2月ギフトショー 豚革ブースでの出展

【一言メッセージ】
とにかく豚さんの価値を上げるために、豚革を使った提案を多方面から行っていきます!!


プロジェクトメンバー

大石 文也(おおいし ふみや)
東京都出身 32歳
ブランド品の鑑定士

【実績】
オリジナルブランドにて牛革小物三種類販売
2021年2月ギフトショー豚革ブースでの出展

【一言メッセージ】
他の革では表現できない質感や魅力を豚革で作ることができます。
その第一歩がクラファンのプロジェクトです!!



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/12/14 20:38

    あと3時間で今回のプロジェクトが終了します!気になってくださっている方は最後にチェックしてもらえると嬉しいです!!https://camp-fire.jp/projects/view/695865限定商品の「マルチカラーロングウォレット」「コラボワークショップ」は特にオススメです!

  • 2023/12/14 09:05

    いよいよ本日プロジェクトが終了となります。クラファン限定リターンやワークショップリターンをぜひチェックしてみてください!https://camp-fire.jp/projects/view/695865【クラファン限定】マルチカラーロングウォレットスツール作りワークショップ(SDGs講座付き)...

  • 2023/12/13 11:12

    「カフェバー併設のピッグレザーショップ」オープンに向けたクラウドファンディング。残り1日となりました!!現在55名の方に支援いただいています!本当にありがとうございます。お店のオープンも12/16(土)に決まりました!!お店のオープン準備クラファンのラストスパートどちらも最後までやり切りたいと...

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