~ はじめに~

はじめまして、「NPO法人はるの山の楽校」の代表の蒔田と申します。
私は1986年に静岡県浜松市で生まれ育ち、2021年5月より当法人の代表に就任しました。
昔からこどもが大好きで、大学生の時から始まり社会人になってからも10年以上にわたって、こどもとキャンプをしたり、養護施設で勉強を教えたり、トワイライトスクールで一緒に遊ぶなど、こどもと関わることを中心にボランティア活動をしてきました。

その後、生まれ育った静岡県において、こども達が楽しめる場、成長できる場を提供していくために、2016年12月に「NPO法人ふじこども自然学校」を設立し、いろいろありましたが、無事に5年目を迎えることができました。そんな時、このはるの山の村がコロナ禍の影響を大きく受けて閉鎖したことを知りました。

こどもたちと焼きマシュマロしてる様子

静岡県内のこども達とBBQ小学生向けのキャンプイベント

浜松市内の小学校が日帰りで薪割り体験をしました箸作り体験

経営再建を目指すも高圧電気設備が老朽化により使用できなくなり、事業再開に必要な費用は400万円(復旧工事費200万+年間電気代200万)という大きな壁が・・・

1981年に静岡県の運営により始まった当施設は、学校行事の利用だけでなく、音楽系の部活動やスポーツ合宿、ボーイスカウトなど小中高生を中心に親しまれてきました。
設立時はコテージ10棟、最大受入れ人数は500名でした。しかし、40年間という時を経て建物は老朽化が進み、現在使用できるのは半分の5棟まで減っており、その残った5棟も水道管の破裂・水漏れ、カマドのひび割れなど多くの場所で改修が必要です。


最大の課題は、電力設備の老朽化と高額な施設維持費用です。

500人規模の受入れを行ってきた高圧電力の設備は、電気代だけで年間200万円以上という高額な維持費用が必要です。静岡県が運営していた頃は今よりもずっと多くの利用者と税金等により賄うことができていましたが、現在は完全に民間運営となっており、少子化により年々利用者は減少し、昨年の新型コロナウイルスにより宿泊需要は一気に落ち込みました。終わりの見えないコロナ禍においてこのまま利用者がいなくなり施設が荒廃していってしまうのを何とか避けるべく、現在の状況に即した事業規模で経営再建をすることとなりました。そこで、今まで使用していた高圧電気設備を廃止し、安価な低圧電力での稼働へと移行することにしました。

従来…高圧電気設備(復旧費用200万+年間電気代200万+設備保守費用50万)
      ↓
今後…低圧電気設備(設備変更費用200万円+年間光熱費100万以下)

50名が泊まれる宿泊棟(コテージ)の様子です。同じ構造をした建物が10棟あります

老朽化で修繕が必要な箇所がたくさんあります

電気が使えないことには宿泊業の再開は望めません。しかし、メインの収入源である宿泊業が行えていないためその工事費を用意できず、このままでは資金不足により再度倒産の危機です。
以上のような背景から今回皆様のご支援を募ることにしました。
厳しい状況下の中、はるの山の村を再生させるスタートラインに立つため、皆様のご支援をいただけませんでしょうか?


~現在の運営状況~

50代~70代の地元住民の方々によって運営されていた以前とは運営メンバーは一新し、代表の蒔田をはじめ、静岡県・浜松市にゆかりのある30代~40代の有志のボランティアにより若さを武器に建て直しを図っています!

■現在おこなっている事業
 ・キャンプ場運営
 ・マウンテンバイクのレンタル・コース運営

■今後再開を目指していく事業
 ・コテージ(団体宿泊)の運営(再開目標…2022年春)
 ・ジビエ(鹿・猪)の処理施設の運営(再開目標…未定)

昨年までは、浜松市の子ども中山間地域交流事業やマーチングバンドやスポーツ合宿、ボーイスカウトなどに利用して頂いておりましたが、電気工事や施設の大規模修繕が必要なため、現在は外部団体の宿泊受入れは一時休止しております。
とても大きな施設のため光熱費・修繕費・税金等の最低維持費だけでも年間200万円以上かかり、現状ではそれすらまかなえず早急な宿泊事業の再開が必要です。

また、残り資金も20万円ほどと底を尽き、宿泊事業再開の初期費用を拠出できない状況です。ただ、宿泊を中止している現在でも、多くの個人・団体から再開を求める声を頂いており、再開ができれば建て直しの可能性は十分にあると考えております。


~ プロジェクトで実現したいこと・資金の使い道~ 

宿泊棟3棟およびボイラー室の通電工事+宿泊業の再開に必要な水質検査・防火点検等の費用 150万
・厨房設備の通電工事 100万
・老朽化した建物・トイレの改修 100~200万
・CAMPFIRE利用手数料

このプロジェクトで集めたお金を使って、2022年春に宿泊業を再開し、学校やスポーツ団体等の団体宿泊の受入れを実現します!


~リターンのご紹介~

・サンクスメール
・ロゴステッカー 10枚
・オリジナルTシャツ 1枚&ロゴステッカー 5枚
・マウンテンバイク1日券(10回分)【レンタルなし】
・マウンテンバイク1日券(10回分)【レンタル付】
・マウンテンバイク年間パス【レンタルなし】
・マウンテンバイク年間パス【レンタル付】
・キャンプ場宿泊券(1泊2日)+マウンテンバイク1日券
・キャンプ場宿泊券(年間パス)
・「自然体験こどもキャンプ」優先参加券1名分
・「自然体験こどもキャンプ」優先参加券2名分
・「自然体験こどもキャンプ」優先参加券3名分
・春野産木材のIBITSUテーブル(組み合わせ式3way焚き火テーブル)1台
・春野産木材のキックバイクスタンド(幼児用) 1台
・春野産竹材のはるの竹灯り(2個セット)


~いろいろな支援のカタチ~

・クラウドファンディングで寄付!
・このページへのリンクをSNS等でシェアして広報の協力
・お客様として当施設(キャンプ場・マウンテンバイク等 )を利用
・来年、宿泊事業(コテージ)が再開した時に利用(個人・団体での利用)

~はるの山の村の歩み~

■1981年
静岡県により高校生集団宿泊訓練施設 として「春野山の村」を設立。
静岡県下の高校生に対し、野外学習・自然体験の提供をおこなってきました。

はるの山の村の敷地面積は43ヘクタール。なんと東京ドーム9個分!


■2007年
静岡県の事業仕分けにより「春野山の村」の県による運営は廃止となり、2008年に地元住民の有志により「NPO法人はるの山の楽校」を発足し、運営を継続していきました。


■2018年~
宿泊事業以外にもジビエ事業、マウンテンバイク事業、キャンプ事業などを新しく立ち上げ、地域経済の活性化、春野町の魅力発信をおこなってきました。


■2020年6月
新型コロナの影響により宿泊予約がすべてキャンセルになるなど、甚大な影響を受け、事業の継続を断念。

■2021年5月
新メンバーにて事業再開!


~イベント開催実績~

2021年6月11〜12日には多くの方のご協力のもと、オープンイベントとしてマウンテンバイクの試乗会を開催しました。試乗された方だけでも200名以上お越し頂き、はるの山の村の可能性を実感しました!

イベント特設のテクニカルエリア
ファミリーで初めてのマウンテンバイク
晴れた日に運転できるとより気持ち良いですよ
~最後に~

昔から親しまれてきた「はるの山の村」は、いま存続の危機に立たされています。
静岡県民の財産として、これからもこども達の成長の場、静岡県民の憩いの場として末永く存続できるよう、みなさまのご支援よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトは All-in 方式で実施します。目標金額に満たない場合でもリターンをお届けいたします。


■ 特定商取引法に関する記載
 ・販売事業者名:特定非営利法人はるの山の楽校
 ・代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:蒔 田  宣 雄
 ・事業者の住所/所在地:〒437-0602 静岡県浜松市天竜区春野町杉943-1
 ・事業者の電話番号:053-984-0311
 ・事業者のメールアドレス:info@harunoyama.org
 ・送料:送料込(海外への発送不可)
 ・対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ・ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ・その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄など下記をご覧ください

  • 2022/05/14 19:42

    プロジェクト実施状況の最終報告です。前回報告時には工事中だった厨房の通電工事も終え、宿泊業の再開に必要なすべての工事・点検が終了いたしました。そして、さっそく以前からご利用頂いていたマーチングバンド団体から夏に1回、秋に1回の宿泊予約を頂きました!こちらは山奥という立地上、周りへの騒音問題を気...

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