はじめに・ご挨拶

兵庫県三田市の社会人劇団「劇団やる気」と申します。

劇団やる気は2018年オリジナル演劇「夜明けじゃ!」で旗揚げをしました。

翌年2019年にはブロードウェイミュージカル「回転木馬」を正式なライセンスを取得して上演。

一年おきに演劇とミュージカルを行うというスタイルで、地域の人達に演劇の楽しさ・すばらしさを知っていただくための活動を行っています。



2020年は誰もが知っているミュージカルの名作「サウンド・オブ・ミュージック」にチャレンジするべく早くから準備をしておりました。

アメリカの権利元から上演許諾を正式に取得し、オーディション日程も決まり、さぁこれからいよいよというところでコロナがやってきました。


稽古場として使わせてもらっていた市民センターが使えない。

本番の会場であるホールが使えない。

そんな状況ではオーディションの開催も無理ということになり、泣く泣く断念をしたのが2020年3月のことでした。



そこから1年。

まだ世間はコロナで大変な状況ではありますが、我々は一度やろうと決めた「サウンド・オブ・ミュージック」に再び挑戦することになりました!





このプロジェクトで実現したいこと


ミュージカルの開催はいろいろな面で課題があります。最も大きいのが経費面の課題です。

舞台を彩る大道具、照明や音響などの演出、生演奏の音楽、出演者の衣装、などなど。普通の演劇以上に経費が必要になってきます。

それに加え、コロナの影響三田市総合文化センター・郷の音ホールの収容人数が若干曖昧な状態です。


というのも、コロナ感染対策の観点からつい先日まで定員の半分が上限とされていました。368席のホールですので、約170席です。

7月11日から一応定員については100%に戻ったものの、これが一体いつまで続くのか不安なところです。

対策としてチケット代金は大幅に値上げすることも考えましたが、さすがにそんなわけにはいきません。

例年よりは少しだけ値上げをさせていただきましたが、経費はカツカツというところです。



そこで、今回のプロジェクトでは、公演費用の一部を皆様からご協力いただければと思っています。





配信の許諾


コロナ禍での開催ということもあり、アメリカの権利元は非常に大きな英断をしてくださいました。


それは配信の許可です。



サウンド・オブ・ミュージックに限らず、こういった有名作品の多くは上演の許可を得ることが出来ても収録の許諾を得るのが大変厳しいとされています。特にサウンド・オブ・ミュージックは別格で、一部の学校公演を除き、日本国内での収録の実績はこれまでありません。


しかしホールの収容人数が半分になることが判明した時点で、配信の許可を得ることが出来ないかと交渉を重ねた結果、3日間の限定ではありますが、日本ではじめて配信の許可をいただくことが出来ました。

これは、コロナ禍という状況を理解し、権利元と粘り強く交渉をしてくださった日本総代理店の担当者さまのおかげです。本当にありがたいと思っています。



もちろんお芝居は生で見るに越したことはないのですが、現状それもなかなか叶いません。

しかし配信という技術を使うことで、一人でも多くの方、そして遠方の方にも届けられるというのは非常に嬉しいことです。




資金の使い道とリターンについて



今回皆様にご協力いただく費用はCAMPFIREの手数料を除きすべて当日のパンフレットの印刷代に当てさせていただく予定です。

本来であればお礼の代わりにチケットをお渡しして公演をご覧いただくというのが筋なのですが、今回はチケット枚数が非常に少なく限られてしまっていますので、それが叶いません。

せめてご協力くださった皆さんのお名前を当日のパンフレットに印刷し、記録と記念に代えさせていただければと思っております。


また、今回出演者が稽古着として着用するオリジナルのTシャツもリターンとして一部使用させていただきたいと思っています、



スケジュールについて

8月10日 クラウドファンディング終了
8月12日 プログラム校正完了
8月19日 プログラム完成
8月21日 公演日初日
8月22日 公演千穐楽

8月25日 配信開始

8月26日以降 リターン発送(予定)


最後に


コロナ禍なのだから、特別な無理をしなくてもいいのかもしれません。

落ち着くまで首をすくめて待っているのが賢いのかもしれません。


しかし、大きな外部環境の変化にも対応し、立ち向かっていくことも芸術文化のこれからに必要なことなのではないでしょうか。


今回の公演には地元三田市からだけではなく、遠方からも多くの参加者が募ってきています。その多くは「サウンド・オブ・ミュージックをやりたい」「いまだからこそミュージカルをやりたい」という思いを持って集まってきてくれています。


手指の消毒・検温・マスクの着用等々、ミュージカルの稽古とはまた別の次元で注意をはらい、時間を重ね、みんなで準備をしています。



戦時下でも歌うことを止めなかったトラップ一家のように、我々もコロナに屈することなく地元三田市でこの素晴らしいミュージカルをお届けし、我々の歌声を響かせたいと考えています。


ぜひ一人でも多くの方のご賛同を賜われればありがたいです。


どうぞよろしくお願いいたします!





<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


<特定商取引法に関する記載>
 ●販売事業者名: 劇団やる気
 ● 事業者の所在地:兵庫県三田市三田町29−9 平瀬方
 ● 事業者の電話番号:Tel: 050-5867-9246
 ●送料:送料込み
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。

  • 2021/08/05 13:02

    また昨日もまん延防止地域が広がりましたねぇ(-_-;)申し方がないとは思うものの、、これが自分たちに直接的な被害として降り掛かってくると、けっこう大変だったりします。そうなんです。サウンド・オブ・ミュージックを公演させていただく郷の音ホールが、このまん防の影響で20:00退館となってしまい、初...

  • 2021/08/05 12:57

    一昨日の神戸新聞朝刊に、紙面の半分くらいのサイズでデカデカと「サウンド・オブ・ミュージック」の記事を掲載いただきました!!ご覧いただけましたでしょうか?重要な役どころの面々はもちろん、演出の秋津先生にもきちんとインタビューしていただき、コメントを掲載してくださっています。神戸新聞さんには稽古前...

  • 2021/08/01 15:13

    毎土日はサウンドのお稽古!というスケジュールが始まってしばらく経ちました。今日も絶賛お稽古中でございます!そんなわけで今日の稽古場をチラ見せ!トップの写真はシスターズのお稽古風景。サウンドオブミュージックの主人公・マリアは修道院育ち。修道院というと一般的に厳格なイメージがありますが、我々が誇る...

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