はじめに・ご挨拶

こんにちは

秋田県鹿角市から、全国に冷凍食品を製造、販売しております株式会社 海星の佐藤と申します。海星の工場は、秋田県の大自然が残る十和田、八幡平国立公園の麓で、地場を中心に、こだわりの食材を使い、少人数で真心を込めて製品を製造、販売しています。

弊社では主に、冷凍食品を大手ホテル様や大手デパート様の通販部門、大手鉄道会社様のレストラン部門、高級居酒屋様などに卸しております。※現在はコロナ渦につき、大手デパート様の通販部門を除いて、ほぼお取引は停止状態です。

直近ではスポーツの祭典へ弊社冷凍寿司の納品、冷凍品販売機への冷凍寿司の納品、在宅ワークの皆様向けにきりたんぽ鍋の納品、さらにネット販売にも力を入れて、なんとかこのコロナ渦を乗り越えようと必死にもがいております。

日常から災害時でも海星の冷凍お寿司等を召し上がっていただき、ほっと一息をついてほしい!そんな思いから今日まで冷凍寿司を中心に商品を製造して、会社を経営してまいりました。

※下の写真は、海星の冷凍枝豆が新聞に取り上げられている様子です。左下が弊社社長の佐藤です。

※下の写真は、食をテーマにしたテレビドラマで、海星の冷凍枝豆が使われた時の写真です。


プロジェクトをやろうと思った理由

泣きっ面にハチの状況とはこのことで、もうどうにも手に負えない状況に陥ってきました。

突然工場冷蔵庫が故障して、原料や完成品も駄目になってしまいました。

クラウドファンディングの申請は、今回で3回目となりますので、再々投稿を非常に躊躇いたしましたが、何とかこの状況を打破したい、との思いから今回の投稿に至りました。

どうか皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。


<冷凍庫故障が起きた日>

 7月中旬、月曜日の朝、従業員が工場に出勤したところ、大変な事態を発見いたしました。

冷凍食品の心臓部ともいえる冷凍庫(完成品保管庫と一部原料保管庫)が壊れていました。

運が悪いことにその日は、工場が2日間の臨時休業日で、冷凍庫の温度が上がっている“警告アラーム”に、誰も気づくことが出来ませんでした。

本来はマイナス30℃に保たなければならない冷凍庫が、夏場という事もあり2日間で10℃まで上昇しておりました。

下の写真は今回交換した部品です。部品や作業賃で約20万円でした。(完全復旧の為にはまだ修理が必要です)


※下の写真は本来24時間稼働してないといけない冷凍庫( 凍結2と書いてあるほう) が、損壊の為か稼働してない様子を写した写真です。



弊社社長 佐藤が冷凍庫故障の第一報を電話で受けた後のひきつった顔、震えた声で “会社もうダメかもしれない、、” という声は一生忘れることが出来ないと思います。

それほど今回の件は、もちろん私もですが、社長にとっても衝撃的な出来事だったのだと思います。大口取引先様の納品まであと2日!というタイミングでの冷蔵庫破損は、それほどのインパクトがありました。

 第2報、第3報がやって来るうちに、作り置きしていた完成品、原料が全てダメになっていることが分かりました。

※食中毒の恐れがあるため完成品、原料は廃棄処分となりました

※下の写真は、食中毒の恐れがあるため、手作りで丹精込めて作ったすべての商品を、泣く泣く廃棄している様子(写真は一部商品)です。


衝撃を受けながらも真っ先に保険会社様に電話をしたところ「天災ではないので保険の通用は不可」とのことでした。

その後、取引先銀行様にご相談したのですが、すでにコロナ関係で融資をしているのでこれ以上は融資いたしかねます。とお断りされました。

又、すぐに冷凍庫メーカー様に来てもらい修理していただいたのですが、完全な修理、そして廃棄になった原材料の調達には、約1000万円ほどかかるとの事でした。

冷蔵庫の心臓部分を直したのですが、これは一時凌ぎにすぎず、人間でいう腎臓や肝臓なども弱っていて夏場ということもあり、壊れる可能性があるのでなるべく早く部品の取り替えや修理をした方が良いとの事でした。

※保証期間の5年も過ぎている冷凍庫です。 

さすがに今回は万事休す、正直に申し上げましてコロナ渦で会社のキャッシュフローも随分と減ってしまい、駄目になったすべての原料購入や、冷凍庫を治す費用など自力ではすぐには難しい状態です。

もう駄目かと、社長も最初のうちは憔悴して暗澹たる気持ちでおりましたが、数日たち、気持ちはまだ折れていない事に気が付きました。なんとか全ての商品を再度作り、納品して、できる限り最後までやり遂げるという強い意志がまだ残っています。

現在は絶対に取引先様の納品するために、従業員一同で再度商品を一から作り直しております。

何とか資金を集めて、復活したい!必ずすべての商品を納入すると意気込んでおります。

どうか皆様のお力をお借りして、この難局を乗り越えさせていただけないでしょうか。

ここまでこの長い文章を読んでいただきありがとうございます。


商品・お店が作られた背景

災害などの非常事態の時に、美味しい食べ物を食べれば心が落ち着くと思います。

私たちはそんな緊急時にも美味しいお寿司を食べてほしい!そんなことから冷凍寿司を研究、味の改良を行ってきました。


有難いことに、取引先のお客様から普通のお寿司と何一つ遜色ないどころか美味しい!お米が冷凍とは信じられない!などのお言葉を頂きまして、有名高級ホテル様や有名百貨店様、高級レストラン様などでこの商品をお取り扱いいただいております。

※海星独自の技術により、極めて白蝋化(解凍後ご飯がぼそぼそになる状態)しにくい美味しいご飯を作り上げることに成功いたしました。(皆様がお米を冷蔵庫、冷凍庫に入れて保存すると、白蝋化しやすいと思われます。)

この技術で将来的には海外の日本食レストラン様等にも納入していけたらと思っております。

※通常、温度変化や長期輸送で劣化が起こりやすい海外への冷凍寿司の輸送は、困難を極めます。

※下の写真は、ご飯が白蝋化している物です。実験であえて白蝋化させています。


リターンのご紹介



リターンの時期

2021年の11月~2022年1月までに順次配送いたします。


資金の使い道・スケジュール

・冷蔵庫修理代/約300万

・返礼品等原材料調達費返/約200万


最後に

コロナの逆境をはねのけ、会社を再度軌道に乗せることが出来ましたら、弊社のお寿司で海外進出もしたいと考えております。

皆様の温かさを消して忘れず、困った人がいれば話を聞いて、手を差し伸べる、そんな会社にしていくのが夢でございます。

これからもおもてなしの心を忘れず、お客様に満足していただき、雇用や納税、地域社会などへの貢献ができるように、どうか皆様の温かいお気持ちで海星に手を差し伸べていただければ幸いでございます。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。 




<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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