まちの社員食堂を運営している、面白法人カヤックの石原愛子です。
皆さんからは「あいちゃん」と呼んでいただき、食堂のおばちゃん街道を邁進中。
田舎育ち・人と話すことが好き・美味しいものが大好きで、立ち上げからここで店長として働いています。
祖母も母も料理が好きで、お店をやっていました。
小学生の頃からビールケースに乗っかり、お店のお手伝いが日課。
三人兄妹の末っ子で、そういえば幼いころからいろんな世代の人に囲まれていたような気がします。
所属する面白法人カヤックがITをメインとした会社だからか、特に働き方が多様化する中で「働く人の食生活」や「地域コミュニティの大切さ」が問われているように感じています。
地域の拠点として、安心してまちの社員食堂を利用してほしい。そしてこの繋がりを全国に拡げていきたい!そんな思いで、このクラウドファンディングを立ち上げました。
ぜひまちの社員食堂の取り組みを知っていただき、一緒に盛り上げてくださる仲間を募集しております!拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
まちの社員食堂は2018年4月にオープンしてから、おかげさまで3年半を迎えようとしています!
現在は共に運営する会員企業・団体が22社、60店舗近くの飲食店の皆さまにご協力いただき(2021年9月現在)毎週週替わりで地元のお店の味が楽しめる「鎌倉で働く人のための社員食堂」として営業中です!
”鎌倉は観光地でいつも混み合っている”
”ランチの値段が観光地価格”
これらの働く人にとっての悩みを解消するために、まちの社員食堂は生まれました!
会員企業・団体に毎月会費をお支払いいただき、鎌倉で働く人をご支援いただいております。
所属する社員・職員の皆さまは定食代金の割引や、お得なサービスを受ける事も出来ます。
2020年から新型コロナウイルスの影響を受け変化したことは、毎週土曜日に開催していた立ち飲みイベントが中止になったり、セルフサービスメニューの自粛をせざるを得ない状況になりました。
(お客様はセルフサービスでお好きな量のご飯を盛れたり、スタッフも提供オペレーションが助かっていたのですが・・・)
現在は在宅勤務やワーケーションの普及に伴い、リモートワークに取り組む方やお近くにお住まいの方など、どなたでもご利用いただけるようになりました!
日々応援してくださる皆さまに、心より御礼申し上げます。
#鎌倉応援チケット
2020年5月には、多大な経済的打撃を受け続けている鎌倉市内の飲食店を応援するため、鎌倉市主催の飲食店クラウドファンディング「#鎌倉応援チケット」の販売にも協力させていただき、約1300万円を越えるご支援が集まりました!
鎌倉の食文化は大変豊かで、個性溢れる素晴らしいお店ばかりです。
いつも働く人を応援してくださる飲食店の皆さまを私たちが応援することで、地域の繋がりを感じたプロジェクトでした。
東北復興コラボメニュー
2021年の3月には、移住スカウトサービス「SMOUT」とのコラボ企画で、東日本大震災から10年の節目の年を迎える東北地方より食材を仕入れさせていただき、定食代金の一部が寄付される「東北復興メニュー」をご提供いたしました。
10日間の営業で57,396円ものご支援をいただき、災害復旧・復興事業への支援として寄付させていただきました。
東北地方は素晴らしい海の幸に恵まれた地域であり、新鮮な海鮮がいただけるこの週は大変賑わいました!遠出が出来ない今だからこそ、鎌倉の皆さんとその豊かさを共有出来た事がとても嬉しかったです。そして、他の地域との繋がりも拡がり、まちの社員食堂のこれからの可能性を感じました!
コロナ禍でリモートワークが進んで行く中、通勤時間もなくなって時間が有効活用できる!と思いきや、働く人から聞こえてくる声は
「オンライン会議が隙間なく続いて、食事を取る時間がない・・・」
「家で自炊をするのは面倒なので、ついコンビニやカップラーメンに頼りがち」
という悩みです。食べる時間もまちまち、栄養は偏りがち。頑張るあなたの健康が心配です。
何よりも、食べることは「日々の楽しみ」であってほしい。
決して「お腹を満たすためだけのもの」ではないと、まちの社員食堂は考えます。
地元の飲食店が毎週週替わりで出店してくださるまちの社員食堂では、人気のお店が働く人のために自慢のメニューを週替わりで振舞ってくださいます!
働く人の健康を考えたお野菜たっぷりのメニューや、お肉やお魚をバランスよく使ったメニューを取り入れるなど、毎日の活力になるようなものばかり。
まちの社員食堂を介して、もっと身体を思いやってほしい。
元気に暮らしていくために、日々の食事を大切にしてほしい。
そのお手伝いがしたいと思っています。
コロナ禍で気付いた、暮らす地域との関わりの大切さ。
(長いです・・・)
外出の自粛を要請され、人との接触を避ける日々。
孤独を感じ、これからの生活に不安を感じている方も多いと思います。
特に家族や友人と離れた場所で生活をする方にとっては、自宅で仕事をして、ひとりで食事をし、外にはほとんど出ないという環境になっている方も増えています。
私がまさに地元を離れている人間で、大切な人と食卓を囲む事がどれだけ幸せだったか、笑って乾杯できる環境が尊かったか、そのありがたみを感じる日々です。
そんな中で、「まちの社員食堂に来れば、誰かに会える。スタッフさんと挨拶をして、その時に会った人となんでもない会話が出来る。それが嬉しいんです。」と言ってくださったお客様がいらっしゃいました。
「そうか、美味しいものが食べられればそれでOKってことじゃないんだ。」
誰かと何かを共有しながら食事をすることは、やはり特別なのだと思います。
食器の音やBGM、話し声や炒める音を聞きながら。気になるお店の情報を交換したり、最近のまちの様子を知ったり。
隣り合わせた人との何気ない会話に、元気がもらえることもあるのかもしれない。
そして私自身も、アットホームなこの環境に救われている事に気が付きました。
今は制限がありますが、お店が開けられる。そしてまちの社員食堂には、日常的に来てくださる顔見知りのお客様がたくさんいらっしゃいます。
毎週メニューが変わるのでドタバタな食堂ですが、笑って許してくれる寛容な方に恵まれています。
日々をまちで暮らす人と共有し、笑って過ごせるこの場があって良かったと心から思うのです。
今、何かしらで人と関わって生きていきたいと、多くの人が強く感じているはずです。
必ずしも家族や友人がいる場所でなくても、居心地の良いお気に入りの場所がある。
繋がり方はそれぞれでいい。
それが自分の生活の近くにあったらより幸せなのかもしれない、と感じています。
それがまちの社員食堂で食事をすることでもよし、
出店してくださったお店がお気に入りになったり、
よく顔を合わせる人とまちで挨拶を交わした、でもとても素敵なことだと思います。
そんな「地域でのコミュニケーションの拠点」になっていけたら。
そこに暮らす人たちが、もっとそのまちを好きになっていけるんじゃないかと思うんです。
素晴らしい人々が、日々この場所に集います。
もっと知って欲しい。
その為に、安心して利用出来る環境を整えたいのです。
コロナ禍でも日常の食事を楽しんでほしい!
私たちは長期化するこの状況を見据えて「より安心してお食事が出来ること」を大切にしたいと考えます。これまでも感染拡大防止対策に努め、
・パーテーションの設置
・席数を減らし、ソーシャルディスタンスの確保
・消毒の徹底
・個食での提供、セルフサービスにより接客時の感染リスクを防止
・テイクアウトの導入
など、お客様にもご協力いただきながら営業してまいりました。
より快適にお食事をしていただき、安心して交流を楽しんでいただけるように。
そして出店してくださる飲食店の皆様、運営する私たちスタッフも安心して働くことができるように。
すべての「働く人」が心地よく過ごせる環境があること=働く人の食生活を支えることにつながっていきます。利用するお客様だけが満足する環境ではなく、提供する側も含め関わるすべての人にとって充実した環境が整うことが「地域の活性化」にもつながっていくはずです。
提供や流れがスムーズになる事で、もっと提供出来る料理の幅が広がったり、お店の事を知るきっかけが持てるかもしれない。もっと大事な事に時間を使えるはずです。
「すべての人が心地よく過ごせる場所」を目指して、実現させたいことがあります。
*中庭のテラス席に屋根を設置
現状、屋根のないまちの社員食堂の中庭テラス席ですが、日差しが強い中お食事をしていただくご不便があったり、雨の日には席が使用出来ないことも。
店内は席数を減らして営業しているため、満席によりお断りをするケースも多々あります。
働く人の休憩時間は限られた貴重なものです。
換気の良い屋外にしっかりとお席を確保し、より多くの方に快適に利用していただきたい思いです!
◇これからの展望は・・・
○テラス席までつかった開放的なマルシェ
○ 結婚式の二次会などのアットホームなパーティー
○ ヨガクラスなどワークショップ
まちの社員食堂は地域に開かれた場所でありたいと考えています。
つながりの拠点として、鎌倉を盛り上げてくれる仲間も募集しています!
*両替不要!高額紙幣対応の券売機への変更 さらに接触を低減する電子決済の導入
お客様からも常にお声のあった「両替をお願いすることが申し訳ない」というご意見。
まちの社員食堂は一万円・五千円の紙幣が使用出来ず、スタッフが都度両替を行っておりました。調理と並行して現金に触れる事は衛生面でも懸念点が多く、飲食店の皆さまからも度々ご意見をいただいておりました。これを改善したいと考えております。
さらに電子決済(Suica) を導入。現金の使用に対して不安を覚える方にも、安心してご利用いただけます。
導入することで、混みあうランチタイムもよりスムーズに食券のご購入が出来るはずです!
*サニタリースペースのリフォーム
*券売機側の厨房入り口にスイングドアの設置
現状、まちの社員食堂の厨房スペースは店内の奥、中庭側一箇所しか出入り口がありません。お客様自身に食器を下げていただく導線とぶつかってしまい、ご迷惑をお掛けすることも多くありました。状況に応じて出入り口を変え、対面接触を減らすことが出来ると考えています。
そして、飲食店の皆さまが食材搬入をする際にもご不便をお掛けしておりましたが、より使い勝手の良い厨房へと進化出来る良さもあります。
●中庭のテラス席に屋根を設置 200,000円
台風など風の強い日は取り外しが出来るように、安全性の高いタープを検討しています。
●タッチレス電子決済、高額紙幣対応の券売機への変更 500,000円
(2021年12月より運用目標)
券売機の購入費用160万円のうち、100万円は神奈川県の感染症対策事業費に対しての補助金が受けられることになりましたので、残りの50万円を資金として募りたいと思っています。
(残額10万円、諸経費は食堂で負担いたします)
●サニタリースペースのリフォーム 40,000円
(2021年10月頃導入予定)
・オートディスペンサーの導入 6,000円×2台
・ペーパータオルホルダーの設置 6,000円×2台
・トイレの個室内にも鏡の設置 16,000円
●券売機側の厨房入り口にスイングドアの設置 100,000円
(2021年11月までの施工を目標)
●ミニ冷蔵庫購入 60,000円
カフェタイムもご利用いただけるよう、客席側にドリンクを保存する小さい冷蔵庫を設置したいです。
ランチタイムでもドリンクの幅を増やす事が出来ます。
●クラウドファンディング手数料 100,000円
実施内容については、All or Nothingで実施させていただくので、達成出来た後からになってしまいますが・・・!随時活動報告をさせていただきます!
店休日を利用して、営業と並行して実施出来るようにする予定です。
ここではリターンの内容を一覧でご紹介します!
今回のプロジェクトを進めるにあたり、「まちの社員食堂らしいリターンってなんだろう」と考えたのですが、「社食を応援すると、他のお店を応援する事に繋がる」が一番しっくりきました。
いつも出店やご近隣でお世話になっている、鎌倉の素晴らしいお店の商品を何店舗かご用意いたしましたので、ぜひそちらもご覧ください!
◇鎌倉のお店の商品
●アナンスパイス メタ・バラッツさんセレクトのスパイスセット
●THE GOOD GOODIES コーヒー豆2種とステンレスマグのセット
●CHABAKKA TEA PARKS えらべる日本茶とお茶漬けの素セット
●Romi-Unie Confiture いがらしろみさんセレクト・ジャムとお菓子のセット
●鎌倉ビール醸造 鎌倉ビール・特別醸造ビールとグラスセット
◇まちの社員食堂オリジナルチケット
●まちの社員食堂で使えるお食事券1食分+まちのコイン1000クルッポ
(まちのコインのアプリをインストールしていただくことが必要です)
● オリジナルロゴ入りプレート
● カフェタイム先行ドリンクチケット5杯分
● まちの社員食堂を土日祝日一日貸し切り券~客席のみ~
● まちの社員食堂を土日祝日一日貸し切り券~キッチン利用もOK~
(上記2つはスペースレンタルとなります)
● 金曜日の夜にまちの社員食堂で貸し切りパーティーが出来る券
(お料理やドリンク代としてお使いいただけます)
◇面白法人カヤックチケット
●カヤック社員とガーデンオフィスで焚き火ブレスト券
●カヤック社員とランチブレスト券
●社食店長の愛子を一日貸出券
●地域資本主義をまるごと体験できる!鎌倉視察ツアー
◇ご支援チケット
●リターン不要のご支援もご用意しております。
枠として金額を設定しておりますが、上乗せ支援にてお好きな金額に設定も可能です。
このプロジェクトに思いを綴っていく日々を過ごして、自分の中でどんどん感謝の気持ちが大きくなっています。オープンから3年半、まちの社員食堂を運営していく中でたくさんの方と関わってきました。
掲載にあたり過去の写真を振り返ったりしたのですが、いろんな方のお顔が浮かんで、会いたい人がたくさんいる事に気が付きました。
「まちの社員食堂」がこの街にある価値はなんだろう?
大切にしたいことはなにか、何のためにあるのか、今一度考えるきっかけになりました。
難しい言葉は苦手なので、私が素直に思った感想ですが・・・
社食を通して知ったお店のご飯が大好きになりました。
そして、それをつくるお店の方の事が大好きになりました。
好きなお店の事をもっと知ってほしい、と思うようになりました。
知ってくれた方がお店に食べに行って、またファンが増えて嬉しくて。
人が人を紹介し合って、また出逢いが生まれて。私自身の生活はとても豊かになりました。
この街で暮らせてよかったなーとしみじみ思っています。
そんな人が少しずつ増えたらいいな、と思う日々です。
出店者の皆さまにもお客様にも、これまで数え切れないほどご迷惑お掛けしたと思います。
たくさんの方に支えられて、今があります。
ご支援くださり、共に運営してくださる会員企業の皆さま
心をこめてお料理をつくってくださる出店者の皆さま
いつも本当にありがとうございます。
もっともっと良い食堂にしていきたいと思っています。
食を介した繋がりはもちろん、集う人々がその多様性を認識し合いながら気持ちよく暮らしていけたら。
心からの愛と感謝をこめて、ご挨拶とさせていただきます。
ここまでご覧いただいた方に、心から御礼申し上げます。
会員企業一覧
(2021年9月現在)
出店者一覧
(2021年9月現在)
■ 特定商取引法に関する記載
●販売事業者名: 面白法人カヤック
●事業者の住所/所在地:〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町11-8
●事業者の電話番号:0467-61-3399
●送料:送料込み
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
最新の活動報告
もっと見る\ 目標金額を達成いたしました!! /
2021/10/05 23:09たくさんのご支援、本当にありがとうございます!!おかげさまで昨日、目標金額100万円を達成することが出来ました!ご支援くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。日々利用してくださる方々からも、”支援したよ!” ”頑張ってね!”とたくさんのお声掛けをいただき、驚きとともに本当に幸せな期間となりました。電子決済が導入されたらとても嬉しい、テラス席に屋根が欲しかった!と感想をいただくことも多く、利用してくださる皆さまからのご意見をいただく機会にもなったと思います。これがまさに「まちのみんなでつくる社員食堂」なのだなと。これからも皆さまと意見を交わしながらどんどん進化して、まちのために変化していけたらと考えております。とても貴重な機会が持てた事、なにより得難い経験が出来ました。目標金額を越えて、現在もご支援が続いており、本当に嬉しい思いです。100万円を越えた資金につきましても、必ずまちの社員食堂の費用に充てさせていただきます。こちらの活動報告にて、ぜひご報告させてください!さぁ、明日はクラウドファンディングの最終日です!あっとゆうまの12日間でした。10月から緊急事態宣言も解除になり、19:30までお酒の提供も可能になりました。明日はどうやら、まちのコインで特別な日本酒が!https://coin.machino.co/お世話になっている懐石料理の鎌倉御代川さんより、日本酒をお裾分けしていただきました。コロナの影響で在庫を抱えてしまった京都市の佐々木酒造さんの日本酒です。御代川さんが酒造を応援したい!!という思いから、まちの社員食堂にもお裾分けしてくださいました。ぜひ、まちのコイン(300クルッポです!)で達成の乾杯をさせてください!!お待ちしております。 もっと見る
コメント
もっと見る