国鉄時代から続く信越本線を引継いだしなの鉄道。115系車両で初代長野色、湘南色、横須賀色を復活させ、勢揃いと思ったが、30年前の「コカ・コーラ」レッドカラーの電車が足りないと判明。皆様のご支援のもと、「コカ・コーラ」レッドカラーの電車を実現し、115系の動く博物館の完成を目指すプロジェクトです。

プロジェクト本文

▼115系が次々に懐かしの車体カラーに

 しなの鉄道では、本年10月1日に開業20周年を迎える記念事業として、地元の方々や鉄道ファンの皆様にお楽しみいただけるよう、115系の「懐かしい車体カラー」を次々に復活させてきました。

 4月に「初代長野色」、5月に「湘南色」、7月に「横須賀色」が甦り、現行の「しなの鉄道色」「長野色」「観光列車 ろくもん」を合わせると6色が走っていて、まさに115系車両の「動く博物館」になっています。

▼「1つ足りない」とファンから指摘が・・・、見送りか、挑戦か、

 しなの鉄道としては、「信越本線時代から走っていた車体カラーはこれで全て」と思っていたところ、あるファンの方から「もう1色、「コカ・コーラ」レッドカラーの電車もあったのでは」との指摘をいただきました。調べたところ、確かに全面広告列車として「コカ・コーラ」レッドカラーの電車が30年前に走っていたことがわかりました。

 当初は、今期の予算が確定しており、新たに「「コカ・コーラ」レッドカラーに塗り替えることは見送り」としていました。しかし、社員有志から「ここまで来たら完成させたい」「30年前に「コカ・コーラ」レッドカラーに塗られた編成がしなの鉄道でS11編成として現存しているのは運命的」「115系が廃車されていく中で、全て揃うラストチャンス」「並べて写真撮ってみたい」「地元の方もきっと喜ぶ」との声があがりました。

 そこで、日本コカ・コーラ様、北陸コカ・コーラボトリング様へ企画を持ち込んだところ、「とても面白い企画。「コカ・コーラ」レッドカラーは30年前から変わっていない。過去のデザインそのままは使えないが、現在のデザインなら問題ない。」と快諾いただけました。

 これを受け、「12月までに塗り替え費用が捻出できたら」という条件付きで「「コカ・コーラ」レッドカラーの電車の実現」に挑戦することにしました。

 多くの方々から応援してもらいたいと思い、募金方式も検討しましたが、信頼性の高いクラウドファンディングで応援を募ることとしました。

<「コカ・コーラ」レッドカラーの電車完成イメージ>

(注)最終的なデザインは、日本コカ・コーラ株式会社様の確認の上決定します。

▼しなの鉄道のご紹介

 しなの鉄道は、1997年10月1日の北陸新幹線「高崎~長野間」の開業により、JR東日本様から経営分離された信越本線「軽井沢~篠ノ井間」の経営を引き継いだ全国初の並行在来線を経営する第三セクターの鉄道会社です。

 2015年3月14日には、北陸新幹線「長野~金沢」間の延伸開業に伴い、JR東日本様から経営分離された信越本線「長野~妙高高原」間の経営を新たに引き継ぎました。

 営業路線は、軽井沢~篠ノ井間の「しなの鉄道線」と長野~妙高高原間の「北しなの線」の2路線で、営業距離は102.4km。爽やかな信州の大自然に抱かれながら、年間1,400万人余りのお客様にご利用いただいており、本年10月1日に開業20周年を迎えました。

▼「コカ・コーラ」レッドカラーの電車とは

 今から30年前の1987年、民営化されて間もないJR東日本長野支社では、増収策の一環として車体に商品広告を施すこととなり、「コカ・コーラ」の広告電車が信越本線で走り出しました。

 車両は、当時の北長野運転所の115系N12編成で、車体全面が「コカ・コーラ」の赤色に塗られ、側面にはロゴマークが入った大胆なデザインでした。

 また、車内はロングシート化されて、コカ・コーラ社様の自動販売機も設置されるなど、大変注目を集めました。その後、1990年に契約が終了し、初代長野色に塗り替えられました。

約30年前信越本線を走っていた「コカ・コーラ」レッドカラーの電車

(注)今回のプロジェクトの車両のカラーは、30年前と同じ「コカ・コーラ」レッドカラーですが、「コカ・コーラ」のロゴデザイン及びキャッチコピーは、現行デザインとなりますので、あらかじめご了承ください。

▼全国で廃車が進む115系 しなの鉄道で懐かしい色が次々に復活

 開業20周年を迎えるにあたり様々な記念事業を展開しています。その一つとして、「全国で廃車が進む旧国鉄の115系車両59両を保有し、運行する鉄道会社としてできることを」との思いから、かつてこの路線を走っていた懐かしい色を115系で復活させる「懐かしの車体カラー」プロジェクトを立ち上げました。JR東日本様のご理解をいただき、今年4月より「初代長野色」、「湘南色」、「横須賀色」の3種類の車体カラーを復活させています。

   

 

 

 

※左から「初代長野色」「湘南色」「横須賀色」

▼当時と全く同じ車両で実現できるラストチャンスか!?

 30年前、「コカ・コーラ」レッドカラーに塗り替えられた車両・編成は、今でも、しなの鉄道S11編成として現役で走っており、現在は「イイヅナのリンゴ」ラッピング列車として運行しています。

 通常、塗り替えを行うには、数日間運行を休止する必要があり、一般的には、4年又は走行距離40万km毎に行われる「重要部検査」などで入庫されるタイミングで行います。このS11編成は、たまたま来年2月に重要部検査を迎える予定になっており、このチャンスを逃してしまうと次は4年後となってしまいます。

 4年後では、JR東日本様のご理解のもと特別に塗り替えた3種類の「懐かしの色」も、「しなの鉄道色」に戻すことになってしまい、揃えることができなくなってしまいます。

 また、115系車両は製造から40年近く経過し、老朽化などから全国的に次々に廃車され、姿を消しつつあります。しなの鉄道が保有する59両も同様で、製造から36~39年を経過しており、今回のチャンスを逃すともう二度と実現できないかもしれません。

 

【参考】115系S11編成(こちらの車体を「コカ・コーラ」レッドカラーに塗り替えます)

▼「115系の動く博物館」の完成に向けて

 しなの鉄道は、国鉄時代に製造された115系車両を59両保有しています。今後、車両の買い替え費用など多額な負担が予定されている中で、自分たちにできる取り組みは限られていますが、115系車両は、私たちの大切な財産であり、懐かしの車体カラー復活などにより、沿線に少しでも人が訪れ、鉄道ファンや「コカ・コーラ」ファンの皆様に楽しんでいただき、地域に少しでも貢献できたら、と思っています。

 わずかですがお返しをご用意しましたので、「全色揃えて写真を撮ってみたい」「「コカ・コーラ」レッドカラーの車両が懐かしい」「沿線のためになるなら」「「コカ・コーラ」が好き」「しなの鉄道が好き」など、この取り組みにご賛同いただけましたら、応援いただけますと幸いです。

 最後の一色!「115系の動く博物館」の完成に向けて、何卒お力をお貸しください。

※上段は左から「初代長野色」「湘南色」「横須賀色」

 下段は左から「長野色」「しなの鉄道色」「観光列車「ろくもん」色」

▼今後の流れ

2017年10月14日募集開始

2017年12月17日募集締切

平成30年1月下旬着工

平成30年3月上旬運行開始※

※正確な日程は確定後に、ご支援いただいた皆様にはお伝えします。

▼目標金額内訳

塗装費         250万円

リターン・手数料      40万円

計           290万円

▼リターン

ご支援いただいた皆様には、金額に応じてリターンをご用意しております。

また、S11編成車内にご支援いただいた皆様のお名前を掲載致します掲載をご希望されない方は、「リターン選択画面」の「備考欄」に、「S11編成車内へのお名前掲載をご希望されない」旨、ご記入いただきますようお願い致します。

<3,000円コース>

・「記念列車運転時刻表レプリカ」

・「しなの鉄道開業20周年記念ピンバッチ」

<5,000円コース>

・「オリジナルピンバッジセット」

・「記念トレインカード+カードホルダー」

・「記念デザインプレート」

・「記念フリーきっぷ(2路線1セット)」

・「復刻記念1日子ども駅長」(※先着4名様)

<1万円コース>

・「記念臨時列車へご招待」(※先着150名様)

・「S11編成 車両番号銘板」(※先着50名様)

・「記念フリーきっぷ(2路線2セット)」+「「コカ・コーラ」ミニボトルキーホルダー」(※先着100名様)

<2万円コース>

・「車両工場見学(S11編成入場時)」(※先着10名様)

<10万円コース>

・「記念ヘッドマーク」(※先着2名様)

  • 活動報告

    ご支援ありがとうございました

    2017/10/19

    しなの鉄道代表取締役社長の玉木 淳です。   このたびは、「コカ・コーラ」レッドカラーの電車を実現し、115系の動く博物館完成を目指すプロジェ…

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