はじめに・ご挨拶

皆様、はじめまして。

八王子いちょう祭りを運営しております八王子いちょう祭り祭典委員会と申します。

昭和2年から4年にかけて、八王子市追分町交差点から高尾駅入口まで、約4kmにわたる甲州街道(国道20号)の両側に、大正天皇陵造営の記念樹として約770本のいちょうの木が植樹されました。以来、季節に応じてそれぞれの風景で街を彩り、秋になると特に美しく黄葉し、道行く人の目を楽しませてくれています。

「八王子いちょう祭り」は、その黄葉の時期に合わせて開催されるお祭りです。

いちょう並木を守り、育ててきた沿道の人々や、新旧の市民、さらに、学生や若い市民たちとの交流を通じて、八王子の街を愛する心をお互いに確かめ合いつつ、育てる機会を作ってまいりました。

併せて、自然と心のふれあう地域文化を創造し、地域の発展と社会的な拡がりを作ることを目指して、市民の活力を生かした協働のまちづくりを推進するため、昭和54(1979)年に有志市民により第1回八王子いちょう祭りが企画・開催されました。以来、多くの市民の参画を得て市民手づくりの新しい祭りとして実施運営されています。

今年の八王子いちょう祭りについて

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、日本だけではなく世界中に蔓延し、多くの人々が日々の生活に苦慮し続けております。八王子市内においても全てのお祭りやイベント等が自粛、中止となり、経済全体にまで多大な影響を及ぼしております。

私たちは、ただお祭りを中止してしまうのではなく、私たちに与えられている大切な時間を現在の状況に即した形で提供するために、今年は全体規模を縮小しながらのブース出店関所オリエンテーリングスマホを使ったむーちゃんスタンプラリーを計画しております。


一年に一度、八王子の街がひとつになる「八王子いちょう祭り」を通して、八王子の歴史や文化を知る

むーちゃんスタンプラリーでは、約2ヶ月の間、自分の好きな時間に楽しく回遊していただき、八王子いちょう祭り「日本遺産認定記念事業」として、東京都で初の「日本遺産認定ストーリー構成文化財」や「三国の結びめぐり」などをまわりながらタイムスリップして歴史のロマンを味わっていただきます。

しかし、一方でこれらを実施する予算を考えたとき、コロナ禍の中で、例年通りの企業協賛を集められないという背景もあり、「非常に厳しい」という数字上の課題が出てまいりました。

そこで、我々の思いを繋ぐために今回、有志個人の皆さまに発信し、クラウドファンディングとして支援・個人協賛を募ることに相成りました。


私たちの「八王子いちょう祭り」の存在意義

「八王子いちょう祭り」の本来の趣旨は、八王子の素晴らしさを伝えたい、甲州街道のいちょう並木をたくさんの方々に知らせたい、何よりも黄葉の美しさを知ってもらいたいということです。

甲州街道のいちょう並木は、いちょう祭りを開催する前から黄葉の時期には数万人の方々が訪れておりました。そのことが、町おこしや町の活性化、地域コミュニティの役に立てればという思いから「八王子いちょう祭り」が始まりました。

さらに、いちょう祭りにはもう一つの目的もありました。それは大人も子供も老若男女すべての人たちが楽しく黄葉を眺めながら元気に歩くということです。

毎年、11月になると、甲州街道のいちょう並木は美しく黄葉し、いちょうの葉は黄色い花びらのように風に舞い、散り、踊り、道路や歩道一面は黄色い世界(黄金色)となり、多くの人たちはその美しさに心を和ませております。

プロジェクトを立ち上げた背景

私たち八王子いちょう祭りは、日本でも数少ない民間・市民が中心となって開催しているお祭りです。

昨年の「第41回八王子いちょう祭り」で初めてクラウドファンディングを行い、皆様のおかげでコロナ禍にも関わらず無事に開催することができました。本年度も新型コロナウイルスの影響感染拡大の影響によって通常開催ができなくなり、昨年度より資金不足に陥っております。本来であれば約50万人の来場者の皆様に楽しんでいただくためのイベント等は、残念ながら全体規模を縮小して開催することになりました。しかし、それでも運営するための経費が必要となります。私たちは何とか市民の皆様のお力をお借りして継続できる体制作りのため、クラウドファンディングを始めとしたいちょう祭りサポートプロジェクトを立ち上げることにいたしました。

サポートプロジェクトで様々な活動を実施し、八王子いちょう祭りを未来に残し続けるために共に参画し、共に創り上げることを感じていただき、このコロナ禍で数多くの方々への清涼剤、生きる活力に繋げたいと考えています。

資金の使い道・実施スケジュール

今回のプロジェクトを成功させるためには、総額で200万円ほどの予算が必要と考えております。

地域企業からの有志協賛と合わせて、「祝 日本遺産記念事業」「祝 JR高尾駅開業120周年記念事業」をメインテーマにした本年度の第42回八王子いちょう祭りの運営・維持費用や、むーちゃんスタンプラリーのWebサイト構築費用として活用させていただきます。

今年度の具体的な実施内容としては、10月初旬から黄葉シーズンに向けていちょう並木を舞台に、昨年同様にスマートフォンを使用し、ソーシャルディスタンスを取りながら追分町交差点から高尾(小仏関跡)までの様々なルートを歩いていただきながらスタンプを集めて回る「第2回むーちゃんスタンプラリー」を企画しています。ルートマップにある様々なポイントのGPS情報をスマートフォンを使って読み込むことで、八王子の歴史や日本遺産、周辺地域の紹介を見ながらスタンプを貯めて景品に応募できます。

また、11月20日(土)、21日(日)の2日間は関所オリエンテーリング、出店ブースをご用意して縮小版でお祭りを開催予定です。

リターンのご紹介

八王子を愛し、八王子いちょう祭りを愛し、今回のご支援いただいた方には感謝の気持ちを込めまして、八王子の関所になぞらえた、今回しか手に入らない「特別手形」を提供いたします。さらに、八王子いちょう祭りのマスコットキャラクター、むささび「むーちゃん」のグッズ、さらに、毎年「全国・近隣観光物産展」にご出店されているお店の物産品や特別商品など、いちょう祭りの雰囲気を楽しんでいただけるような返礼品をご用意しております。

最後に

「八王子いちょう祭り」はこれまでの41回実施しておりますが、行政等の主体ではなく、有志個人と団体による「実行委員会形式」での開催を行っております。それはつまり、一度途切れてしまえば次年度以降の継続が困難になってしまう可能性もあるということでもあります。

八王子いちょう祭り祭典委員会一同は、「市民のための、市民参加による、市民手作りのお祭り『八王子いちょう祭り』をずっと守っていきたい」、そう考えています。

私たちは、私たちの街の歴史と文化を、次世代に、子供たちに繋いでゆくため、またいちょうの黄葉の力で人々に上を向いてもらうために、日本中を笑顔に変えていくために、新しいカタチの『八王子いちょう祭り』の開催を目指してまいります。

皆さまからの暖かいご支援を心よりお願い申し上げます。



■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:八王子いちょう祭り祭典委員会
 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名
  請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の住所/所在地
  請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●事業者の電話番号
  請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
 ●送料:送料込み(離島価格など例外がある場合には記載)
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄 https://camp-fire.jp/legal をご確認ください。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/02/02 20:11

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2022/01/24 22:53

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/11/30 15:58

    この度は、「八王子いちょう祭りをずっと守りたい」に多くのご支援をいただき誠にありがとうございました。約1カ月という短い期間にも関わらず、たくさんの方からご支援いただけましたこと深く感謝申し上げます。 昨年に続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため縮小開催となかったことから運営資金の不足が考...

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