はじめに・ご挨拶

この度はこのページをご覧頂きありがとうございます。 有限会社進藤冷菓 代表の進藤博永です。昭和28年より続く「ババヘラアイス」の三代目を継承しております。

秋田では他県同様に新型コロナウイルス感染症の対策として、地域イベントの中止、帰省の自粛、そして竿灯まつりや大曲の花火大会といった夏の風物詩さえも自粛せざる得ない状況です。

当然ながら、イベントと共に露店を展開する「ババヘラ」も大幅に縮小を余儀なくされ、2年連続での大幅なダメージを受けております。そもそも時代の変化もあり、昭和の伝統的なアイス「ババヘラ」は、全国流通の大手アイスクリーム等の夏のデザートの多様化により、小規模なローカルアイスとして徐々にそのマーケットは狭くなっています。

そんな時代を背景に秋田独自の食文化である「ババヘラ」を、決して絶やさないためにも、全国流通可能なカップアイスの開発や、新規需要を求めたババヘラソフトの開発、さらには地元秋田の魅力である素材を追求した、ご当地食材での新たなフレーバーの開発など、「ババヘラ」の新たな魅力づくりを行っております。

今回、仲間たちからの紹介で、このような機会を頂き、当初は及び腰になりましたが、より多くの方々に「ババヘラ」を知って頂くチャンスであり、かつ時代に合わせた新たなお客様との繋がりが出来ると気づかされ発起いたしました。ぜひ、この機会に秋田名物「ババヘラ」を食べて応援して頂ければ幸いに存じます。

商品・お店が作られた背景

秋田名物「ババヘラアイス」

「ババヘラアイス」は秋田県男鹿市(旧若美町)周辺でのみ、製造されていたご当地アイスです。
見た目にわかる通り、黄色と赤の二色が特徴で、その昔いちごやバナナが高級だった時代に、その風味や香りを楽しんでもらえるように味付けしたシャーベット状の氷菓です。

その売り方も昭和から続く伝統で、多くが「露店」という方式で行われます。断熱材を仕込んだ大きな缶に、アイスクリームの入った一回り小さい缶が入る事で、電気無しで一日中溶けずに冷却できる状態となり、その缶から売り子さんがコーンに盛り付けて販売します。

いまでこそ多くのババヘラ露店に、ビーチパラソルが屋根となって配置されていますが、これを考えたのが現・進藤冷菓の会長であり、先代社長の私の父でした。夏の炎天下に少しでも売り子さんに直射日光が当たらないように考えたのが、現在まで脈々と引き継がれています。

パラソル、缶、そして売り子さんで構成される日本最小級のアイスクリームショップが「ババヘラアイス」のスタイルとして定着し、いつしか、 秋田にしかない秋田の名物になりました。

ババヘラと呼ばれ始めたのは、1970年頃。秋田では親しみを込めてお婆さんは「ババ」と呼ばれ、売り子さんである「ババ」が、銀色の「ヘラ」で盛り付けてくれることから、地元の学生たちが「ババヘラ」と呼び出し、1980年代には俗称が名称へと昇華し「ババヘラアイス」と呼ばれるようになりました。


私たちの商品・お店のこだわり

進藤冷菓のババヘラのこだわり

今でも男鹿市内には数件のババヘラアイスを作る会社が存在しますが、歴史の中で、それぞれの家で代々レシピが受け継がれ、それぞれ微妙に違う味わいや、口どけ感となっており、同じババヘラアイスでも微妙に違うものになっています。

ババヘラアイスが誕生した創世から続く、当社のババヘラアイスは、昔ながらの製法をまもりつつ、初代、先代、そして現在まで、変化するその時代の良質な食材に対応し、より美味しく、より滑らかに、より口溶けの良さを求め続けて参りました。おかげさまで県外のイベントやメディアの皆様方からも、数あるババヘラアイスの中から「進藤冷菓のババヘラ」を指定して頂くようになりました。

また同時に、数あるババヘラアイスの中で「進藤冷菓のババヘラ」をブランディングするために、2002年に「ババヘラ」の商標を取得。黄色と赤の二色のパラソルをオリジナルで作り、売り子さんのエプロンを黄色にピンクの差し色を使用することで、見た目での差別化と認識を高めました。同時に進藤冷菓の売り子さんをイメージしたババヘラのキャラクターを作成し2006年に商標登録。絶対的な自信に裏付けられた味わいの違いを、見た目でも認識して頂ける「進藤冷菓のババヘラ」を目指したのです。

また2004年から2006年に弊社が東京・横浜・大阪などで開催された全国のアイスが集まるアイスクリームイベントで、それまで県内の一部の売り子さんが遊びでやっていた盛付け「バラ盛り」をブランド化することで、ババヘラ=2色のバラ盛りという文化を国内中に発信したことも、進藤冷菓のババヘラアイスを全国区にして頂いた要因だったと感じております。

これまで県民のみ知りえる懐かしさだったり。子供たちの駄菓子としての位置付けだった「ババヘラ」が、いまでは秋田名物、そしてご当地グルメとして認知される要因のひとつとして、当社の進藤冷菓のババヘラアイスの味へのこだわり、全国への発信を通じて、多少なりとも寄与出来た事を誇りに思っております。

リターンのご紹介

【秋田名物「ババヘラ」を食べて応援】の名の通り、ババヘラアイスを全国の方々に召し上がって頂きたいと思っています。とはいえ冷凍品となりますので、各家庭によって用途は変わると思いますのでボリューム感の違った返礼品を数種類ご用意いたしました。
また、2021年夏に発売し、県内のスーパーで完売続出となった「プレミアムババヘラメロンのバラ盛りカップ」を返礼品として数量限定で復刻いたしました。秋田県の旧若美町で栽培される希少な「若美メロン」果汁果肉を使用したプレミアムババヘラアイスは、内側は赤肉メロンで、外側は青肉メロンを使い分けてバラ盛りにしております。

①3,500円 『ババヘラ・バラ盛りセット(6個入)』
  内容: ●手盛りの「バラ盛りカップアイス」6個
      ・売り子さんがひとつづつ盛り付けた秋田伝統の味。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。

②3,500円 『タッパー入りババヘラ1リットル×1個 セット』
  内容: ●タッパアイス1パック(1,000ml×1)
      ・赤と黄色が半々入った秋田伝統の味。
      ●アイス用コーン5個
      ●専用へら 1本
      ・売り子さんも使用する本物の「へら」です。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。        

③5,000円 CANPFIRE限定セット
      『プレミアムババヘラ メロン「バラ盛りカップアイス 」(6個入)』
      秋田県の旧若美町で栽培される希少な「若美メロン」果汁果肉を使用した
      プレミアムババヘラアイスを手盛りでバラ盛りにしました。
      内側は赤肉メロン、外側は青肉メロンを使い分けて使用することで
      食べ終えるまで奥深い味わいが堪能できます。
  内容: ●プレミアムババヘラメロン・手盛りの「バラ盛りカップアイス」6個
      ・売り子さんがひとつづつ盛り付けました。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。

③5,000円 CANPFIRE限定セット
      『バラ盛りカップアイス メロン3個ババヘラ3個セット(6個入)』
  内容: ●手盛りの「バラ盛りカップアイス」6個
      ●プレミアムババヘラメロン・手盛りの「バラ盛りカップアイス」3個
      ・売り子さんがひとつづつ盛り付けました。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。

④5,000円 『タッパー入りババヘラ1リットル×2個 セット』
  内容: ●タッパアイス2パック(1,000ml×2)
      ・赤と黄色が半々入った秋田伝統の味。
      ●アイス用コーン5個
      ●専用へら 1本
      ・売り子さんも使用する本物の「へら」です。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。

④15,000円 CANPFIRE限定セット 『バラ盛りカップ30個エプロンセット』
  内容: ●手盛りの「バラ盛りカップアイス」30個
      ・売り子さんがひとつづつ盛り付けた秋田伝統の味。
      ●ババヘラ仕様<子供エプロン(三角巾付)>1セット
      ・売り子さんと同じ黄色とピンクのエプロン レプリカ品
       120cmのお子様用としてオリジナルで作りました。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。

⑤25,000円 CANPFIRE限定セット 『プレミアムババヘラ メロン バラ盛り30個エプロンセット』
  内容: ●プレミアムババヘラメロン・手盛りの「バラ盛りカップアイス」30個
      ・売り子さんがひとつづつ盛り付けました。
      ●ババヘラ仕様<子供エプロン(三角巾付)>1セット
      ・売り子さんと同じ黄色とピンクのエプロン レプリカ品
       120cmのお子様用としてオリジナルで作りました。
      ●ババヘラアイスシール(非売品)5枚
      ・新旧のカップアイス等に使用していたシールを台紙ごと封入
      ●感謝の手紙
      クール便での配送費用も含まれます。 


プロジェクトで実現したいこと

イベントが無くなって販路が大きく削減される中、従業員の雇用を支える事はもちろん、感染症が終息した後のための、新しい商品の開発や設備の改善に用いることで、当社の看板商品である昭和からの伝統の秋田名物であり、秋田のソウルフードであるババヘラを後世に残していくことが使命であると考えます。
ご支援頂けることはもちろんのこと、この活動を通じて秋田名物「ババヘラアイス」の事を全国に知って頂く事こそ、このプロジェクトの重要なポイントであると考えます。


資金の使い道・スケジュール

ご支援いただいた資金については、主に売上として運転資金に充てさせていただきます。
⚫︎事業継続の為の運転資金
⚫︎新規商品開発のための試作開発費用
⚫︎リターン発送関連費用
⚫︎クラウドファンディング関連費用

プロジェクト終了後、11月末から12月を目処にリターンの品を発送開始予定です。ご支援いただいた皆様へは進捗状況を随時ご報告させていただきます。


最後に

70年以上引き継がれた伝統のアイス。初めて食べるにも関わらず「懐かしい」というフレーズを頂く事が数多くあります。日本人のDNAに刻まれた「懐かしさ」を引き出す事の出来る「ババヘラ」に絶対の自信を持っています。

時代と共に変化する食文化ではありますが、若い世代が、秋田のババヘラを残したいという思いを持って働いて行けるようにするためには、秋田県内はもちろんのこと、全国各地に応援して下さる方々を増やしていかねばと考えます。

秋田弁で「ねばね」という言葉があります。直訳すれば「~なければならない」。
そいう意味で「今やらねばね」。こんな大変な時期だからこそ皆さんと繋がるために「今、やらなければいけない」と思っています。是非、食べて応援宜しくお願いいたします。

有限会社進藤冷菓
〒010-0422 秋田県男鹿市角間崎字下屋長根12-1
代表取締役 進藤 博永
電話 0185-46-2066
WEB http://babahera.net/
メール info@babahera.net

   ●送料:送料込み(沖縄及び離島は送ることができません。)
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<本プロジェクトの写真等について>
本プロジェクト内の写真は有限会社進藤冷菓が保有する写真を使用しております。本プロジェクトにかかわる内容以外での使用はご遠慮願います。

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