はじめに・ご挨拶

はじめまして。埼玉県さいたま市で活動している「なないろフードパントリーさいたま」です。


~なないろフードパントリーさいたまは、子育てに必要な「食」を応援しています~

本事業は、児童扶養手当またはひとり親家族等医療費受給者証等をお持ちの、頑張る子育て家族を応援すするために、地域で活動している社会福祉士・精神保健福祉士が中心となって、さいたま市内初のフードパントリー(※1)として、埼玉県の協力を得てさいたま市見沼区に立ち上げました。


現在は2ヵ月に1度定期的にフードパントリーを開催し、110超の世帯に、約20人のスタッフにて「食」の応援をしております。


※1)フードパントリーとはフードバンクやフードドライブ、各ご家庭や企業・地域の農家等で集まった「もったいない食品」を支援が必要な家庭に直接提供することで、食品ロス削減に寄与すると同時に、食を通して支援を必要とする家庭につながるきっかけとなる活動です。






このプロジェクトで実現したいこと

250名の子供たち1人ひとりに進級・進学のお祝いに図書カード2,000円分とチョコを手渡したいです。プレゼントに関しては、子供のたちの年齢の幅もある事と、たくさんの本を子供たちに読んで欲しいと言う思いもあり図書カードに決めました。図書カードを手に持って、自分で好きな本、好き学用品を嬉しそうに選んでいる子供たちの顔が浮かびます。

なないろフードパントリーさいたまは、地域で働くソーシャルワーカーが、頑張っているひとり親等の子育て家庭を食で応援したいと考えて立ち上げました。

ソーシャルワーカーが出会う家庭には、貧困の家庭、支援や福祉を必要とする家庭、支援や福祉を必要としているのにSOSが出せない家庭、様々な事情で栄養のある食事を十分にとれない家庭、必要な社会資源との繋がりがない家庭などあります。
また、進級・進学の時期に、学用品や制服を揃えるのに大変な家庭も少なくありません。
私たちは、フードロス問題対策に寄与しながら、食を通した支援を入口に、必要な支援を必要としている方々に届けたいという想いで、この団体を立ち上げ活動を開始、継続しています。
子育て家庭が住み慣れた町で、安心して生活し続けられるために。
私たち団体の初心は、スタッフが増えた今も、お互いに確認し合い語り継がれながら、活動本来の軸を変えることなく継続しています。
この活動は、SDGsの1:貧困をなくそう 2:餓死をゼロに 3:すべての人に健康と福祉を 11:住み続けられるまちづくりを 12:つくる責任・使う責任の役割を果たすものと考えています。

今回のプロジェクトでは、上記のような生活背景をもった、頑張っているひとり親等の子育て家庭のお金がかかる進級・進学の時期に、必要な学用品や書籍などを購入できる助けになり、子供たちが笑顔で進級進学できるようにしたいと考えています。

春には、少しでも子供たちの笑顔が増えることを祈っています。





私たちの地域のご紹介


見沼区はさいたま市の北部中央寄りに位置し、人口・面積ともに10区の中で2番目の大きさを誇ります。

さいたま市が生誕して20周年。各10区の色は小中学生の投票で決まりました。

見沼区は、「自然が豊かで澄んだ青空が広がっているから」との理由で、「そらいろ」に決定されました。
区名の由来でもある『見沼田んぼ』と呼ばれる田園地帯が広がります。

見沼田んぼは、江戸時代に荒川と利根川の治水の溜井として整備され、その後この溜井が干拓されて「見沼田んぼ」となりました。
西から南に芝川が、東に加田屋川と見沼代用水東縁が流れ、緑地が保護されています。近年は災害の多い日本ですが、見沼区は平たんな土地のため災害時の被害の心配がない地域として注目を集めています。
都会の中にわずかに残された田んぼののどかな風景が、都会の風景になれた人の心のオアシスなのではないでしょうか。




めずらしい野鳥の生息も確認されていて、都市近郊では数少ない自然教育の場を提供しているところでもあります。




埼玉県は東京からも近いので、土地の利便性から人気が高いスポットでもあります。
緑が豊かな地域でありながら、住宅地も多いため、にぎわいもあります。
程よくのどかさを感じながら暮らせることが魅力です。
見沼田んぼの桜回廊は見沼代用水の西縁と東縁に沿って市民や団体による桜の植樹が行われてきたものを、さいたま市が「目指せ日本一!サクラサク見沼田んぼプロジェクト」として継承しました。
2017年3月に総延長20kmを超え、『桜の下を散策できる日本一の桜回廊』となりました。





見沼田んぼ沿いに設置されている看板には、歴史や風景の紹介と合わせて、桜回廊を示す桜のマークが付けられています。
見沼代用水東縁沿いに緑のヘルシーロードが整備されておりますので、ガイドマップ片手に散策される方も多くおられます。


中学生まで子供の医療費が無料など、子育て支援にも力を入れていて子育てしやすい地域と言えるでしょう。
テレビでも話題になるほどの東大進学コースとして有名な進学校「栄東高等学校」があるのもさいたま市の見沼区です。
なないろフードパントリーさいたまの活動地域にある「七里小学校」は明治5年(1872年)に開校して今年度150周年を迎えました。親子3代で同校を卒業するなど、長らく地域・保護者に温かく見守られて大切にされてきたかが伺えます。




プロジェクトを立ち上げた背景

コロナ禍以前から、地域でひとり親で頑張る支援を必要とするご家庭のご相談を受けながら、子育て家庭が健康な生活を送るうえで、「食」がいかに大切かを改めて考えるようになりました。また、食品の配布を通して、支援を必要としている家庭が、必要な支援に繋がりました。
このことにより、子供の笑顔が保護者の笑顔になり、保護者の笑顔が子供の笑顔になり、それを支援する私たちスタッフも笑顔になることも実感して参りました。この笑顔の連鎖を充実させるため、2022年4月のフードパントリーに参加する進級・進学する子供たちに、ボランティアスタッフが、一人ひとりにお祝いのメッセージとプレゼントを手渡したいと考えこのプロジェクトを立ち上げました。



これまでの活動



≪2019.9月≫   
 
なないろフードパントリーさいたま 発足!

数名の福祉分野のサポートメンバーが集まってスタート!!


≪2019.11月≫  
 
なないろフードパントリーさいたま 初回開催(参加世帯数約30件)

買い物かごを使い、決められた数量内で、各家庭が必要なものを取っていくスタイル以降、偶数月第一日曜日を基本開催日として、運営開始。


≪2020.4月~≫  

開催場所として提供して頂いていた特別養護老人ホームの会場をコロナ禍で使用出来なくなり、開催場所を地域の自治会館に変更。



この頃から、地域のサポートメンバーが増え始める。
食品管理方法について、オンデマンド学習。
新型コロナウイルス感染対策のため、食品を布方法を各世帯毎の箱詰めにて渡す方式に変更。
検温・消毒・マスク着用の徹底を図る。


≪2021.9月~≫ 

さいたま市の協力で対象者に情報が行き渡り、参加申込世帯数が100世帯を越える。埼玉県の他パントリーとの協力体制強化。スタッフの人数も増えこれまでの、SNS内で協議・共有に加え、 第1回スタッフミーティングを開催。
スタッフユニフォームが完成し、団結力アップ!





資金の使い道・実施スケジュール

≪資金の使い道≫

プレゼント費 635,000


チョコレート代『YUI CHOCOLATE 』135,000円(計250個)


2,000円の図書カード代:500,000円(計250枚)


諸経費 35,000円


CAMPFIRE様、手数料  130,000円


※図書カードは近所の本屋さんで購入します。

※チョコレートは「就労継続支援施設B型 YUI CHOCOLATE」で購入します。


≪実施スケジュール≫
クラウドファンディング募集期間
2022年2月1日~2022年3月13日

プレゼント準備期間
2022年3月13日~2022年3月31日

パントリー開催・プレゼント配布
2022年4月


リターンのご紹介

ご支援いただいたリターンとして、お礼メール、活動報告、子供たちからのメッセージをメールにてお届けいたします。

お礼のお手紙は、郵送にてお届けさせていただきます。

子供たちからのボイスメッセージは、メールにてお届けさせていただきます。

※リターンの参加には本人と保護者の許可を得ています。

※活動報告は、2022年4月に1回とさせていただきます。


最後に

今回のプロジェクトにより、長期休暇中の子供たちの食の支援や、普段頑張っている家庭や子供たちへの年度はじめの楽しい思い出づくり、「支えてくれる地域の大人」への親近感や信頼感、子供たちの健康な心身の成長の一助になっていけると思っています。日ごろから我慢するシーンが多い子供たち、そして傍でその姿を見ている保護者の方の笑顔が少しでも増えることを願ってご支援のほどよろしくお願いします!!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
目標金額が達成出来なかった場合は、一人ひとりに配る図書カードの金額を下げてプロジェクトを遂行します。
目標金額を超えた場合は、一人ひとりに配る図書カードの金額を上げてプロジェクトを遂行します。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください