この事業では「里山(農林)資源」の新たな活用法を生み出し、発信していくプラットフォームをつくり、丸太や土などの建築・造園資材の販売の他に、イベントや環境学習などを開催します。さらに地域の森林・田畑とまちが有機的に繋がる社会の実現を目指すため、木材や大地の生産物が循環するモデルを篠山市につくります。

プロジェクト本文

*はじめに*

はじめまして!森を愛する男・NPO法人バイオマス丹波篠山の高橋隆治です。

里山の恵みを、広く多くの人に知ってほしい。

兵庫県の篠山は都市部と近いように感じられているけれど、
生活スタイルが違うため本当の良さを分かってもらえていない。
本当の良さって?
知らないことを知ること。
体験することで知ること。
それをきっちり教えることができること。

篠山の里山にはたくさんの木々が育っている。
今あなたたちに使ってもらうために、早く早くと待っている。
木材の持つ心地よさ、肌触り、香り、あたたかさ…。
木々によってまちまち。
私たち人間一人ひとりの顔が違うように、
同じ樹種の木々も、同じ木目、同じ節などなく、一本一本が全然違う表情をしている。

木材にはいろんな素材があって楽しい。
アベマキの皮、広葉樹の板、赤い板、はかまみたいなヒノキの板、ひのきの枝、スギの年輪板、シラカシの枝。
いろんな木材が集まる場所。

「八百材舎(やおざいや)」に来てもらうと、きっと見つかる。

木の八百屋さん。

そんな場所を作りたい。
気軽に使える里山の資源を見に来てほしい。
知って使ってほしい。

篠山には広葉樹が多い。
落ち葉、伐採した枝葉などを堆肥にすることで、土は豊潤になり、作物は力強く育ち、本来の栄養を蓄える。
人はそれを食し、健全な肉体を維持する。
おいしい食材は人を豊かにする。

小さいことからですが、地域の農林生産者が協力し、里山の恵みを皆様に提供する。
まさに農×林=農林業を元気にし、そこに暮らす人も元気になる。
そんな自然の魅力を知ってもらうためのプロジェクトです。

*里山の資源と活用アイデアがどんどん集まる、『八百材舎(やおざいや)』をはじめます!*

このたび、兵庫県篠山市の西紀中(にしきなか)地区にある「木の駅ストックヤード」を再整備!

約1.5haのフィールドで、原木丸太や枝・土・薪などの資源を直接買い付けできる他、DIYワークショップなどのイベントを開催したり、次世代の農林業従事者を育成するための環境学習やプログラムなども実施する「八百材舎(やおざいや)」を、この春オープン致します!

篠山産材オンリーで新しいライフスタイルを提案する、「里山資源」の循環活用拠点づくりに、ぜひ取り組みたいという仲間を募集します!!

▲再整備予定地:兵庫県篠山市「木の駅ストックヤード」

*「木の駅」とは*

木の駅は、山林所有者が出荷する間伐材や林地残材などを集める場所。未利用の木材を地域通貨や商品券で買い取る「木の駅プロジェクト」の中核となる施設のことです。集められた木材はチップ工場や温泉施設などに運ばれ、利用されます。篠山市では、主に薪やペレットとして利用されていますが、それ以外での活用方法についても検討中です。

▲木の駅ストックヤード

*「八百材舎」のミッション*

私たちは、この「木の駅ストックヤード」の再活性化を図ることはもちろん、地域の「里山資源」を活用した商材や学べる場の提供を通して、人や農林産物の交流と循環をうながし、篠山・西紀エリア全体の魅力アップを実現します。

また、「八百材舎」を運用していくにあたって、以下を事業のモットーとして取り組んでいきます。

・地域の「里山資源」を無駄なく使いこなす
・地域の「里山資源」の新たな活用法について提案するコミュニティーを育む
・地域の農林産物や環境の質の向上につなげる


*「八百材舎」が取り組んでいくこと*

地域の「里山資源」の魅力を発信していくために、「八百材舎」では以下のような取り組み、サービスを予定しています。

・イベント・セミナーなどの開催 ▷ DIY・環境学習・アグリツーリズム・マーケットなど
・メンバーシップ(会員制)の販売▷ 貸し倉庫、競りへの参加権、イベント運営権など
・建材用商材の販売 ▷ 原木丸太、枝丸太、枝、一枚板、粗製材の板、端材など
・農業/造園用商材の販売 ▷ 枕木、土、マルチ、チップ、枝、ドライ素材、種、苗など
・その他生活商材の販売 ▷ 薪、精油(アロマ)素材、染料素材、鹿皮、鹿角など



 

*ぜひ「八百材舎」で挑戦してみたいこと*

「里山資源」の活用法について、みんなで考え、提案できるプラットフォームをつくりたい。そのために、より多くの人がおもしろがってくれるような、みんなで何かを生み出すような、そんな状況に遭遇した次世代の子供たちが、さらにおもしろがって継承してくれるような、そんな場づくりを実践したい!と思っています。(※写真は、イメージです)

 ▲クリエイティブな発想が生まれるギャザリングや飲み会を開催

▲新しい資源の活用法を形にしていくワークショップやコンテストを実施

 ▲子供たち(次世代)が興味を持ち、面白がってくれる木育や環境学習

「八百材舎」では、こんな魅力的なコミュニティーづくりを共に楽しめる仲間を募集しています!!

*「八百材舎」オープン予定地、篠山とは?*

篠山市は兵庫県の中東部にあり、人口は42,620人(平成28年12月末現在)、総面積は377.59平方キロメートル。

東は京都府、西・北は丹波市・加東市、南は大阪府・兵庫県三田市などに隣接。舞鶴若狭自動車道の開通やJR福知山線の複線化によって、大阪・神戸からの時間的距離が大幅に短縮されて、およそ1時間で行けるようになりました。

市の基幹産業は農業。主な特産品は、丹波篠山黒豆(黒枝豆)や丹波篠山山の芋、丹波栗、丹波松茸、丹波茶、丹波焼、丹波木綿など。全国的に知られる民謡「デカンショ節」のふるさとでもあり、8月には「デカンショ祭」が盛大に行われます。また、年間を通じて「陶器まつり」や「味覚まつり」などのさまざまなイベントが開催されています。

 

*「八百材舎」の立ち上げを決めた理由*

【「里山資源」が無駄に廃棄されている現状をなんとかしたい!】

現在、日本の山林の木材自給率は20%程度で、農業も40%程度。管理する担い手がおらず、荒れ放題の山や田畑が増えており、実り豊かな資源を提供してくれるはずの地力が著しく低下しています。

里山では本来、人々が日々の暮らしに用いる資源を手に入れるために、多くの人々の手で山や田畑の手入れが行われ、美しい景観が守られてきました。ところが資源の利用先(売り先)が年々なくなり、利用価値もなくなってしまったのです。そのため、人が山や田畑の中に入ることが少なくなり、美しい里山の景観を維持するための技術が次世代に継承されず、多くの里山資源が有効に活用されなくなり、ゴミとして廃棄処分されているのが現状です。

だから今こそ、豊かな里山の緑の資源を、現代のライフスタイルに合わせて循環活用することが重要だと思うのです。

 

【武庫川・加古川・由良川の源流域を守りたい!】

恵み豊かな海を育むには、その海に流れ込む川の水質を豊かにし、それを生み出す美しい里山の環境(源流域)を守っていく必要があります。

次世代へのかけがえのない財産として、河川の源流域を遺すことも、このプロジェクトの大切なミッションです。

 

【篠山の農林環境(一次産業)の魅力を伝えたい!】

篠山には、こんな現状にあっても、美しい里山環境を守っていこうと取り組む生産者が大勢おられます。日々、たゆまぬ努力で豊かな農林産物を生産し続けているのです。

「八百材舎」はさまざまな取り組みを通して、篠山の恵みを育む人たちとその恵みを受け取る人たちとの交流を生み出せたらすばらしい、とも思っています。

 

 

*「NPO法人 バイオマス丹波篠山」が取り組んできたこと*

「バイオマス丹波篠山」は、木を使うことから始まる「顔の見える循環社会」の創造を理念とし、木質エネルギーの利用促進、木の駅、森林環境教育、里山整備等の事業を行ってきました。

さらに、2017年度は1年を通じて、「ササノワ LLC.」と「株式会社フェリシモ」の森活部との共催で「森の学び舎」を開催。里山の資源を活用するためのノウハウを学び、「森から暮らしへのデザインづくり」の実行をめざして行われました。

具体的には、里山の資源でつくった土で綿を育て、糸紡ぎや染めを体験し、間伐した木でオリジナルの織り機をつくり、育て紡いだ綿を実際に織る…という「森から暮らしへ」の一連の流れを体感できるプログラムでした。

「森の学び舎」は今後も継続的に開催する予定です。「八百材舎」を拠点に、さらに充実した内容で実施します!

 *このプロジェクトの資金の使い道*

「八百材舎」は、まず現地の再整備を実施します。さらに、この取り組みを広く周知していくとともに、仲間を増やしながらコミュニティをつくりあげていく際のシンボルとなるロゴの制作や情報発信ツールの開発などに活用したいと思っています。

・木の駅ストックヤードの再整備費(インフラ、施設など):150万円
・設計デザイン、ロゴのデザインなど:50万円

*「八百材舎」からのリターンについて*

より多くの方々が「八百材舎」に足を運んでくださり、「里山資源」の新たな活用法を一緒に考えていくための場をつくるにあたって、次のようなリターンを考えています。

・ギャザリングやイベント、ワークショップなどの無料参加権
・メンバーシップ権(倉庫貸し、競りへの参加権、イベント運営権など)
・「里山資源」を活用した商品(プランター、ペレットストーブなど)

*「八百材舎」からのご挨拶*

「里山資源」が持つ可能性や未来について関心をお持ちの方、何かカタチにしたいとお考えの方、仲間を求めている方…ぜひ、私たちと一緒に考え抜いたり、実際に行動しませんか!

忘れ去られてきた「里山資源」を、私たちの手でこれからもずっと必要なものに。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

(八百材舎プロジェクト実行委員会一同)

*八百材舎プロジェクト実行委員会*

幹事会社:
NPO法人 バイオマス丹波篠山
〒669-2714 兵庫県篠山市垣屋159-2
https://www.bio-sasayama.com
info.bmtsasayama@gmail.com
079-593-1150

事業提携:
ササノワ LLC.
https://www.facebook.com/sasanowa.llc

協力:
・篠山西紀中地区の農林業生産者のみなさん
・ミドリカフェ
・SHARE WOODS
・フェリシモ森活部
・神戸大学・篠山市農村イノベーションラボ
・有限会社山高建設
・今津修平(muff)/北川浩明/二階堂薫/池上直樹(コトホギデザイン)/AKIND

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    活動報告

    八百材舎、敷地の整備が始まりました!

    2018/05/24 10:57

    いよいよ八百材舎の整備が始まりました! 今月中に敷地を均して、販売用の資材を整理していきます。 並行して、管理事務所やハウスなどのデザインも本格的に検討に入りました。 管理事務所やハウスにおいては、ワークショップなどでみんなでつくっていければと思っており、後ほどイベント告知していきますの...

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    活動報告

    八百材舎のロゴ!

    2018/04/12 15:57

     八百材舎のロゴが決まりました!! 八を八個、八角形にして作った、八尽くめ。 素敵すぎます!!

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    活動報告

    木材資源活用について語る「飲み会」を開催します!

    2018/04/06 20:47

    直前の告知となってしまい、大変申しわけありません!汗 4月7日の土曜日に、green drinks KOBEという「飲み会イベント」にて、HASE65のウチダ(ミドリカフェ)とヤマサキ(SHARE WOODS)の2人が、これからの動きについてお話させてもらいながら、活動の共通項である「木質資...

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