はじめに・ご挨拶

初めまして。「Bambooにthank you Project」実行委員会です。

私たちは甲南大学と朝日新聞様が共同で開催している「関西湾岸SDGsチャレンジ」に参加して神戸市の放置竹林問題に関するフィールドワークを行い、課題の解決策を発表しました。甲南大学が中心となって竹林問題を解決し、その竹を資源として活用する循環モデルに関する提案を行い、優秀賞を受賞しました。

しかし、その際に気づきました。提案だけで終わっていて解決につながっていないと...

そして私の胸に強い想いが沸き上がってきました。
問題解決に取り組んでいる方々の背中を少しでも押したい!
提案で終わらせたくない!
このプロジェクトを通じてコロナで失った大学生活を誇れるものにしたい!

提案を実行することで「私たちの想いをカタチに」する。

このプロジェクトで実現したいこと

竹林を資源として活用した循環モデルの形成

竹林整備によって休耕田の再生を行い、日本の大きな課題の一つでもある食料自給率問題改善につなげる整備した竹は竹炭や竹パウダーに加工することで、有機農業の肥料、土壌活性剤として活用できる。竹炭は二酸化炭素を吸収する性質を持つため、地面に埋めることでカーボンゼロにつなげることができる。
また整備した竹林で筍を自分の手で収穫することで、旬の食材を手にいれることができる。

竹炭を用いて環境にやさしい農法で栽培した無農薬野菜をブランド化して販売することや、竹炭パウダーや竹酢液の商品化などを通じて収益を生み出し、事業を持続させることが目的である。

プロジェクトに対する私たちの想い「Bambooにthank you」

私たちは『竹』を通じて竹を取り巻く様々な問題を知ったり、学生、社会人、農家の方々、活動を行う高齢者の方々など様々な人と巡り合うことができました。本来なら交わらない私たちをつないでくれた竹に感謝という意味を込めてBambooにthank youというプロジェクト名をつけました。

この活動のサブミッションとして人々と竹との新たな繋がりを生み出し「双方の居場所」を作りたいという想いがあります。

実際に活動を行っていた高齢者の方々は仕事を退職後、自分たちの居場所を作るために活動を行っていました。その一方でかつて人々の身近であった竹は放置され、邪魔者となり居場所を失いました。活動を通じて竹林問題解決を解決することができれば竹は人々との新たな繋がりを取り戻し、人々も自分たちの居場所を作ることができるのではないかと考えています。

プロジェクトを立ち上げた背景

日本では明治時代に竹の植林が行われ、竹細工や竹炭などとして活用されていました。しかし、技術革新によって石油燃料やプラスチックに代替され竹の消費が減少した結果、竹林面積は年々拡大しています。1年間の増加量は驚異の東京ドーム100個分です。(平成30年10月林野庁「竹の利活用推進に向けて」参照)https://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/take-riyou/attach/pdf/index-3.pdf

竹は成長力も早く、生命力も強いため継続的な整備が必要不可欠ですが、ここでも大きな問題があります。それは「管理にかかわる方々の平均年齢が75歳以上など高齢であること」です。
その理由として、竹を用いたビジネスが難しいことがあります。私たちは当プロジェクトを通じて竹を用いた継続性のある循環的な事業モデルを形成します。

整備・消費・認知のサイクルを回し、竹林問題を継続的に活動できるモデルを作るためプロジェクトチームを発足しました。チームは甲南大学の大学生、神戸版地域おこし協力隊の吉田彰、地域のプロモーションをサポートする地元企業・神戸白黒(はっこく)のメンバーで編成されており、社会人チームがサポートしつつ、学生が主体となって事業を動かす実践型のプロジェクトです。

放置竹林増加による問題

①鳥獣被害、農作地の減少

竹林の増加によって住宅と森の区別がなくなり、イノシシやシカなどの鳥獣被害が増加している。森林伐採で住処を失った動物たちが放置竹林に住み着くことで近隣の畑を荒らしており、全国年間被害総額158億円計上されている。(平成30年度農林水産省「野生鳥獣による農作物被害の推移(鳥獣種類別)」参照)https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/attach/pdf/191016-2.pdf

さらに、放置竹林増加による農林地の浸食、日光遮断により食料生産にも影響を与え、輸入に頼っている日本に大きな影響を与えかねません。

②土砂災害

竹林が増加すると土砂災害が増加し、それには特殊な根の性質が関わってきます。竹は根を15センチしか張らないため本体を地面に固定できず、そのまま滑り落ちてしまいます。また、この根は横に生えるため通常の伐採では竹の成長を止めることができず、すぐに生えています。実際に、平成10年9月の高知豪雨災害の際は、被災地の約1/3は竹林であったというデータもあります。日本地すべり学会誌「地すべり」vol.41 No.4(2004年)「都市周辺山麓部の放置竹林の拡大にともなう土砂災害危険性」参照 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jls2003/41/4/41_4_323/_pdf

活動内容

①オンラインで全国にプロモーション『KUROMAKA -真っ黒なまかない!?-』

飲食店に竹炭パウダーを使ったまかないを作っていただき、各飲食店のSNSでレシピと共に公開していただく企画。知り合いの飲食店にバトンを渡すリレー方式で繋いでいただくので、色んな店舗の真っ黒なまかないがSNSに登場。食べ物という親しみやすいコンテンツから、広い層へのアプローチを行い竹林問題の認知拡大を目指します。

②大学生の仲間にプロモーション『ブラックうまいデー 〜黒い竹とのふれあいウィーク〜』

大学の学食を運営する生協の協力を得て、期間限定で学食メニューとして竹炭パウダーを使ったメニューを提供。大学生の仲間に向けて、活動を周知する事を目的としています。メニューは学生メンバーが中心となって考案した自慢のデザートになる予定です。

③上級生から下級生へプレゼント『巨大な“竹のクリスマスツリー”の製作』

竹林整備の際に出た竹を活用し、竹のクリスマスツリーを製作。ギネス記録認定を目指し、約5mの高さになる予定。クリスマスツリーの設計は、神戸でも活躍している名古屋のアーティストプロジェクト「SEAGULL」の若手建築士が担当。コンテストの優勝経験を持つ実力派です。コロナの影響で、せっかく入学した大学になかなか通う事ができない下級生に向けて、上級生が激励の意味を込めてプレゼントします。

学内に設置予定の竹のクリスマスツリー(イメージ図)

資金の使い道・実施スケジュール

資金の使い道は主に竹林整備などの活動経費に利用します。
返礼品にかかる費用とクラウドファンディング手数料にも利用します。

<活動経費>
①竹林整備活動費
 ノコギリ、ヘルメット、軍手などの道具費、無煙炭化器の購入費
②プロモーション利用のための竹炭パウダー購入費
③竹のクリスマスツリー作成費
 加工費、道具費、運搬費
④支援者の方への返礼品にかかる費用
 商品の材料費、加工費、梱包資材、送料
⑤クラウドファンディング手数料

<実施スケジュール>
2021年11月 甲南大学内のカフェ「パンセ」にて竹炭入り限定メニュー販売
2021年11月 クラウドファンディング終了
2021年12月 返礼品発送
2021年12月 甲南大学にて竹のクリスマスツリー制作&展示

リターンのご紹介

神戸のお店のご協力によって、竹炭をつかった返礼品を用意することができました。
今回はスケジュールの関係で竹炭は市販のものを利用して商品化していただきましたが、クラウドファンディング終了後には、自分たちでつくった竹炭パウダーを利用した商品化を計画しています。


最後に

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

茶道や仏教に由来する日本の四字熟語として、一期一会という言葉があります。
一生に一度だけ会うことができる貴重な縁という意味です。ここで出会えたこともひとつの縁です。
共に活動を行い新たな繋がりや居場所を作りましょう!

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/12/21 14:14

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/12/01 23:12

    皆様からの応援が大変嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。目標金額には達成致しませんでしたが、私達の活動費用として大切に使わせて頂きます。認知度の拡大にこれからも力を入れ、放置竹林問題解決に向けて今後も持続的に活動していきます。来年度以降の活動新メンバーも続々と増えていますので、引き続き我々の活動...

  • 2021/11/30 11:48

    甲南大学の生協さんに協力いただき実施させていただいた企画「ブラックうまいデー」が終了しました。ありがとうございました。販売協力いただいた大学構内のお店「パンセ」の方々には、朝日新聞の記事をポップにしていただいたり、学生だけでなく教職員の方々にも活動の宣伝をしてくれたり、多大なサポートをしていた...

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