この度は、閲覧いただき誠にありがとうございます。
埼玉県北西部在住の「一養蜂家の半生」を支え、「みつばち」の保護と「養蜂業」保守のため応募させていただきました。            中学校の理科の教員時代から「蜂の生態」を研究し始めて、かれこれ50年にもなられますが、ミツバチとのお付き合いも半世紀ともなりますと家族のような存在にもなられるようです。在来でおとなしい日本ミツバチに惹かれていらっしゃいますが、今や大変希少なものとなってしまいました。
養蜂家としても長年、技術を培いながらも定年後は、同じく教員でした奥様とフリースクールを開き、不登校児童への学習指導を行なわれました。奥様と死別後は、フリースクールをを閉校し現在は、主に西洋ミツバチによる 養蜂業を営み、国内生産は「日本のはちみつ総量」の10%未満という無添加で加熱処理無しの「国産の純粋天然生はちみつ」をお届けしております。


ミツバチからの恵み
そのミツバチ達が自然な生態系の中でもうひとつの重要な役割が、私たちが毎日のように目にし、食生活に欠かすことのできない野菜や果物が、実はミツバチが、花の蜜からはちみつを作るだけでなく、作物を実らせるため受粉を行っています。驚くべきことに何と世界の農産物の3分1が受粉によるもので、その主な作物は、ブロッコリー 、キャベツ、人参、カリフラワー 、セロリ、 茄子、玉ねぎ、かぼちゃ、 メキャベツ、 桃、梨、りんご、スイカ 、マンゴー、 梅、アーモンド、アスパラガス、ブラックベリー、カカオ、サクランボ、ライチ、マカダミア、ナツメグ、、パッションフルーツ、ラズベリー、ポンカン、等々。
「世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒介している」と国連環境計画(UNEP)アヒム・シュタイナー事務局長が2011年に報告しています。また、経済損失の面からも各国連機関の報告から何十兆規模という数字も算出されています。


ミツバチの異変
そのミツバチ達に異変がおこってきています。それは世界中でミツバチ達が姿を消しているというのです。確かに日本各地でミツバチ達の大量死や巣箱での異変の話しがありますし、身近にも天敵のダニによる被害を除いてもミツバチ達の死を目の当たりにしています。その原因は、複合的要素もありますが、世界共通事項としてラウンドアップに代表されるネオニコチノイド系の農薬使用であることがわかっています。世界的な大手メジャー、農薬や薬品化学企業による大量販売とその消費は明らかです。有名なTEDという番組でも昆虫学者のマーラ・スピヴァクさんが「ハチが消えつつある理由」について、話してくれています。

TED日本語 - マーラ・スピヴァク: ハチが消えつつある理由 | デジタルキャスト (digitalcast.jp) 


その危機感からいちはやくヨーロッパ各国では、2018年頃より全面禁止から部分的禁止まで、また米国でも限定禁止など、その使用禁止が始まっています。しかし、ここ日本においては、それらに逆行するかのように、何と世界有数の農薬大国になっているではありませんか。しかも最先端技術まで取り入れ、中にはドローンなどを用いて空中農薬散布を行っています。そうなりますと農薬は、空中を漂い風にのり広範囲へ広がりをみせていきます。このままの状態が続きますと将来は、ミツバチ達が姿を消し、国産の野菜や果物の農作物も消えていくことになります。
このような状態に危機感を覚え、一養蜂家を支え、また国民のひとりとして国や行政に対して種子法や種苗法の農業全体も含め、規制強化の声を上げ、国民の皆様へも意識を高めていただきたいとの思いからも投稿させていただいております。

「国産の純粋天然生はちみつ」の普及
その保護すべき「みつばち達からの恩恵」のもうひとつは、何と言っても「はちみつ」ですが、日本では、まだまだ「生はちみつ」の総需要は、食文化の違いもあり、まだまだこれからのところが大きいといえます。古来いにしえより、人類最初の「甘さ」への出会いのひとつが「はちみつ」と言われるほど歴史と伝統ある大変貴重な「天然自然甘味料」です。
日本における「はちみつ」は、世界的にもまれにみる自然の豊かさと四季折々の営みが織りなす植物界からの恵みを享受し、ミツバチの不思議な生態とともに人が手を加え、技術により育んできたものであります。中でも「希少な原生はちみつ」には古今東西、特別な効用があるともいわれております。
一般に市販されている「はちみつ」のほとんどは、人口甘味料として果糖ブドウ糖液糖(コーンシロップ等)などで水増ししたものや添加物と混ぜ合わされたもので占められています。
本来ならば天然の純粋な「はちみつ」は、ミツバチの酵素で、単糖のフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)に分解されてものです。果糖ブドウ糖液糖は、「ミツバチ」が生成するこの果糖とブドウ糖の科学的組成(分子構造)が近いということで、人工的に製造使用され、しかも安価ということで大量生産され混ぜ合わされています。
さらに加熱処理により、大切な栄養素や風味、色や香りまで失われています。
残念ながら現在、日本では、これらのことについて表示の必要がないことが実状となっています。
容器につきましては、やはりプラスチック容器などの石油精製品は、長期保存いよる環境ホルモンの食品への移行も考えられます。
また、花の咲かない冬場に「ミツバチ」へ餌として砂糖水や果糖ブドウ糖液糖を諸食糧以上に与えますと残りを蜜に蓄えてしまいますので、「はちみつ」への混入がおこってしまいます。さらに、「ミツバチ」に寄生するダニの駆除として、巣箱へ抗生剤や殺虫剤を設置しますと「ミツバチ」への影響や「はちみつ」への混入が考えられます。
注意事項としまして、非加熱「生はちみつ」により菌の繁殖の可能性がありますので、免疫力や整腸作用のない1歳未満の赤ちゃんへは、与えないで下さい。
「はちみつ」の選び方を短くまとめますと、以下の通りとなります。
①無添加の天然純正であること
②非加熱であること
③なるべく石油精製品のプラステック容器を避ける
④ミツバチに砂糖水うあブドウ糖果糖液糖などの人口甘味料を餌として与えていないもの
⑤ミツバチに寄生するダニの駆除として巣箱に抗生剤や殺虫剤をを使用していないもの
⑥1歳未満の乳幼児には、与えないで下さい

一年を通して、「ミツバチ」の特性を十分生かした採取範囲から以下のような季節折々の同種の花、また花蜜の違う百花の中から「国産の天然純粋生はちみつ」を提供させていただいております。


さくらの花萩の花アカシアの花

れんげの花

菜の花

藤の花

柿の花

りんごの花

みかんの花


リターンのご紹介

これらの季節の花の中より今回は、採蜜地の埼玉県大里郡と本庄市から
『コクのある味わい深い「萩」のはちみつ』
『あっさりと爽やかな「西洋れんげ」のはちみつ』
『フルーティーでさっぱりした「みかん」のはちみつ』
の3種類を募集終了後11月より発送を始め12月までにお届けいたします。


萩のはちみつ 280g西洋れんげのはちみつ 280gみかんのはちみつ 280g


プロジェクトで実現したいこと

「一養蜂家」のみならず「養蜂業」の保守と育成、またそのための「みつばち」の保護とその受粉による「日本の農作物」を支え守ること。

資金の使い道・スケジュール

「みつばち」保護の活動資金
養蜂家育成資金
「みつばち」と「はちみつ」用の機材や道具購入
養蜂業の職員報酬
CAMPFIRE手数料

大きな目標として、日本のみならず「世界的現象」でもあります「みつばちの減少」を食い止めるため、小さな場所から小さな活動を始めて参りますので、皆さま、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

MIPS
〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 5F

営業時間 9:00~16:00(土日祝祭日休み)
Email mips0125@yahoo.co.jp
URL https://mips.theshop.jp


■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:MIPS
 ●事業者の住所/所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 5F
 ●事業者の電話番号:「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能に
  てご連絡ください。」
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-
  fire.jp/legal)をご確認ください。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2021/11/01 20:17

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/10/31 00:41

    短い期間の中、終了まで残りわずかとなりましたが、これまで温かいご支援と励ましのおことばをいただき、あらためてお礼申し上げますとともに、最後までどうぞご支援賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください