【第一目標金額達成とネクストゴールについて】

プロジェクトオーナー、總鎮守八幡神社 若宮司の清家貞文です。
2月16日、お蔭様で目標金額の380万円に到達することができました。
本当にありがとうございます!!
高齢化の進む八幡浜で、足が悪くてお参りができない、と惜しむ方に
何とかお参りできるようにしたい、という思いから始まりました裏参道バリアフリー化。
多くの皆様からご賛同、ご支援ご協力を賜り、この計画を立てて良かった、と実感しております。
1300年プロジェクトが成功しましたこと、心から感謝申し上げます。

さて本文にも書かせていただきましたが、1300年記念事業は1000万円近く不足しております。

そこでネクストゴールを500万円に引き下げて残り2日、最後までご支援の呼びかけをさせて頂くことに致しました。いただいたご支援は社務所屋根の修繕費に充てさせていただきます。
クラウドファンディング終了の2月18日23:59まで
どうか変わらぬご支援ご協力をいただきますよう、
何卒宜しく御願い申し上げます。

令和4年2月16日(水)23:10

八幡浜の地名の起源 總鎮守八幡神社 若宮司 (禰宜)
プロジェクト実行者
清家貞文


はじめに・ご挨拶

皆様、はじめまして。プロジェクトをご覧いただきまして誠に有難うございます。

プロジェクト実行者・愛媛県八幡浜市矢野神山鎮座、八幡神社若宮司(禰宜)の

清家貞文と申します。現在、八幡神社御鎮座1300年記念事業として永年の悲願で

ありました社務所改修並びにバリアフリー化を計画し、令和4年(御鎮座1305年) 

8月19日の落成式を目指して進めております。

お一人でも多くの方々にご支援賜りたく、プロジェクトを立ち上げました。

何卒宜しく御願い申し上げます。

【自己紹介】

愛媛県八幡浜市生まれ。地元高校卒業後、神職の勉強の為に國學院大學へ。

卒業後、東京都文京区鎮座根津神社、讃岐金刀比羅宮で修業の後、平成17年帰浜。

八幡神社禰宜を拝命し、宮司(父)のもとで現在も修業中。

また在京中、小野雅楽会に入会し、宮内庁楽部の先生に師事。

離京後は雅楽の指導に奔走し、帰浜して榊雅楽会を発足。

初心者を中心に雅楽や舞の演奏や指導を行っております。


プロジェクトの立ち上げ 幻となった社務所新築

概要にも書かせていただきましたが、社務所改修は永年の悲願であります。

今をさかのぼること43年前の昭和53年1月19日、八幡神社の社務所が急傾斜地に

立地していて老朽化で危険となったために、新しく社務所を建て替えるべく

「八幡神社社務所御造営奉賛会」の発会式を発足しました。事業を進めようとした

その4日後の昭和53年1月23日未明、何と神社の御本殿以下御社殿ことごとく

全焼してしまいました。


当時の宮司(亡祖父)は御神体を御救い申し上げるべく、

全身に水をかぶり猛火の御本殿に飛び込みました。

御神体を発見したものの炎の勢いが凄まじく、御本殿内に取り残されてしまいました。

御神体諸共最期を迎える、と覚悟した時、

ふと畳の上にあるはずもない石が落ちておりました。

宮司はその石で壁をぶち壊して脱出、無事御神体を救出致しました。

その石は現在、境内に安置しております。

石には「吉丸」と記されております。

今でもその石が何故御本殿内にあったかは謎のままです。

宮司は背中に大やけどを負ったようですが、命に別状はなかったそうです。

燃え盛る 猛火が包む御魂をば 守護せし宮司を 崇め伝えむ 義秋(当時の氏子総代)


社務所よりも御本殿以下御社殿の復興が急務であるために

急遽、「八幡神社復興御造営奉賛会」 に切り替え、奉賛活動を行いました。

火事の原因がわからず捜査は難航しておりましたが、市内で同様の神社火災が起こり、

犯人が捕らえられ、「八幡様も放火しました」と自供したことから、放火と

断定されました。それから氏子の皆様はじめ、八幡浜にご縁のある皆様のご支援を

いただき、5年以上の歳月をかけて神社の復興にご尽力いただきました。

当時のお金で約2億円かかった、といわれております。

御本殿以下御社殿は復興致しましたが、社務所に着手することができず、

社務所機能を神楽殿へ移して現在に至っております。

御鎮座1300年に社務所復興を

時は昭和から平成に替わり、平成29年に御鎮座1300年を迎えました。

記念事業として社務所復興を立案しましたが、

このご時世、田舎の経済状況を鑑みて

社務所新築を断念し、社務所改修を中心とした1300年記念事業を

行っているところでございます。

そして御鎮座1300年から5年後の

令和4年8月19日八幡神社御鎮座1300年記念事業竣工落成式を行い、

神事の中で疫病鎮静を祈祷する舞楽五常楽急の生演奏を計画しております。


八幡浜・八幡神社のご紹介

四国の西の玄関口である 八幡浜(やわたはま)は、日本一長い佐田岬半島の付け根に

位置し、「みかん」と「さかな」そして近年は「ちゃんぽん」「鱧(はも)」の町として

知られております。

人口は約3万3千人、温暖で風光明媚な土地で、

古くは海上交易がさかんで「伊予の大阪」と謳われておりました。

みかんの収穫時期には全国からみかんアルバイターが集まり、

中でも温州みかんは質・量ともに全国有数の産地です。


また八幡浜港は天然の良港として栄え、魚市場は四国一を誇ります。

さらに地元ソウルフード「八幡浜ちゃんぽん」を目当てに来る観光客が絶えず、

8年前にできた道の駅「八幡浜みなっと」は年間100万人の利用があります。

令和4年春には新しいフェリーターミナル、さらには自動車専用道路の開通、と

更なる往来客が見込まれるところです。

八幡浜の地名は「八幡(やはた)の大神の鎮座する浜の聚楽」という意味で

八幡神社の御鎮座と関係が深いです。


奈良朝は元正天皇の御宇、養老元年(717年)8月19日

神主始祖清家治部大夫清原貞綱が矢野郷三十三箇村(八幡浜市(保内町を除く)、

西宇和郡全域、大洲市平野町野田、平地を含む)の總鎮守として御創建申し上げた

神社でございます。

中野幡能著『八幡信仰史の研究』によると第三節 行幸会(真薦神験の更新)の中で

当社は『伊予宇和郡八幡浜の宇和八幡宮』として記され、

大分県の宇佐神宮と神事のつながりでとても深かったことが見受けられます。

市内の中心部に位置しており、初詣に始まり、節分星祭、春季大祭(舞楽陵王奉納)、

夏越邪気祓ワヌケ祭(八幡神楽高野地神楽部奉納)御鎮座記念日祭、

秋季大祭(御神輿三基御巡幸)、七五三祭など、氏子の皆様とともに

古より継承して参りました。


プロジェクトの詳細について

社務所新築の立案時、基礎工事だけでも「億」という単位が頭をよぎりました。

近年の地元の経済状態からして難しい、と判断して社務所改修、となりました。

今回は急傾斜地にある建物自体を改修致します。

外部に関しては、ヒビ割れの補強や朽ちてる箇所を修復致します。

50年を超える建築物ですが、

硬い岩盤上に立地しており、建物倒壊の危険性が随分低くなります。

内部に関しては、できるだけ修繕しなくてもよさそうな箇所はそのままに、どうしても

修繕しなければならない箇所を重点的に精査した結果、トイレの水洗化が一番に

あがりました。そして日頃使い勝手の悪い箇所の修繕を行います。

さらには車いすの方でもお参りができるよう、裏参道バリアフリー化を計画致しました。

さらにいただいた寄附金でできることから着手することに決定致しました。

奉賛会を発足して奉賛活動を行ってまいりましたが、昨年からコロナ禍で

御願い申し上げることが難しくなってまいりました上に、予定の工事見積が増大し、

不足の事態に陥りつつあります。

御寄附目標額3000万円に近付いておりますが、

さらに1000万円近く不足しております。

この費用は主に裏参道バリアフリーの一部 、そして社務所屋根の修繕費

充てさせていただきます。

これに返礼品・リターン諸費用、CAMPFIREへの手数料として300万円

合計1200万円を試算しており、

そのうちの380万円を今プロジェクトにて挑戦致します。


実施スケジュール

工事スケジュールです。

社務所前引戸の付け替え 6月~7月      ⇒ 完了

社務所改修(仮設工事)10月~令和4年3月

社務所改修(内部工事) 9月~12月

社務所改修(基礎外部)11月~令和4年2月

社務所改修(屋根工事)11月~令和4年2月  ⇒ 屋根瓦のみ完了 

スロープ工事      8月~11月     ⇒ 完了 

社務所内装完了後、畳・ふすま替え 来夏までに

その他境内整備 来夏までに

※工期はあくまで目安のため、コロナ等の状況によっては変更や遅延が考えられますので、

ご諒承いただきますよう、御願い申し上げます。


リターンのご紹介

・御礼状(全コース)

令和4年8月19日落成式、事業完遂のあかつきには

支援者全員に封書・メールでお送り致します。

・御神札(記念品不要コースを除く全コース)

当社御祭礼の御神札(縦21.5cm×横7.3cm、千社札のような薄い厚さ) を

お送り致します。

・絵葉書(記念品不要コースを除く全コース)

菊池十四一(きくちとしかず)氏版画の絵葉書です。

愛媛県内最古といわれる当社の延宝鳥居(八幡浜市指定文化財)が描かれております。


・落成式オンライン配信(1万円コース~) 

令和4年8月19日落成式神事をオンライン配信致します。


・御朱印帳(10万円コース~)

当社神紋入りオリジナル御朱印帳です。

御鎮座1300年記念日大祭、御鎮座1300年記念事業落成式の御朱印を謹書致します。


・ステンレス製か石碑掲示板(5万円、10万円コース)

表参道西側の道路沿いに記念碑を建立致します。

ご支援いただいた方のご氏名を謹刻致します。

※掲示板の素材は進捗状況で改めてご報告させていただきます。

※画像はイメージです。


・寄附石一本石(30万円コース~)

表参道西側の道路沿いに記念碑を建立致します。

ご支援いただいた方のご氏名を謹刻致します。


・八幡浜産くずし詰合せ(3万円コース)

上板2本、ちくわ2本、じゃこ天3枚入1袋


・八幡浜産くずし詰合せ(5万円コース)

特上板2本、ちくわ5本、揚巻1本、じゃこ天3枚入2袋


・八幡浜産くずし詰合せ(10万円、30万円コース)

特上板5本、ちくわ5本、じゃこ天5枚入2袋、白天5枚入1袋


・八幡浜産くずし詰合せ(50万円コース)

あげ巻1本、錦巻1本、すまき1本、上板3本、削りかまぼこ2袋、ちくわ2本、

じゃこ天5枚入2袋


・八幡浜産くずし詰合せ(100万円、200万円コース)

あげ巻1本、すまき1本、風香2本、特上板2本、ちくわ3本、じゃこ天5枚入2袋、

白天5枚入1袋



・マーマレード(130g)(10万円コース~)
 (ライム&ゆず・英国マーマレードアワード3年連続金賞受賞)
 柑橘王国八幡浜で誕生しました。

※7種類(ライム&ゆず 、伊予柑、夏みかん、レモン&アップル、マドンナ、

レモン& ブルーベリー、レモン& キウイ)からお好みのマーマレードが選べます。

備考欄にご記入いただきます。

※コースにより個数が変わります。


・令和4年8月19日落成式神事並びに祝賀会(30万円コース~)

落成式神事にご案内差し上げます。当日ご参列の上、玉串拝礼をしていただきます。

また祝賀会は八幡浜市内のお食事処を予定致しております。

なお大変恐縮に存じますが、現地までの交通費・宿泊費等は自己負担頂きますよう

お願い申し上げます。※画像はイメージです。

※感染状況により祝賀会を中止する場合があります。その際はご連絡致します。


・雅楽あそび体験3時間(50万円コース~)

当社で開催している「さわってみよう!雅楽あそび体験」(雅コース)を

実際に体験できます。

・雅楽の生音を聴くことができます。

・雅楽の楽器(笙・篳篥・龍笛)の体験ができます。

・直垂(ひたたれ)装束の着付け体験ができます。

総鎮守八幡神社ホームページ http://hachimansama.sakura.ne.jp/wp/

雅楽体験

http://hachimansama.sakura.ne.jp/wp/%e9%9b%85%e6%a5%bd%e4%bd%93%e9%a8%93/

さわってみよう!雅楽あそび体験(いやしの南予博) | Facebookページ

https://www.facebook.com/gagakuasobi

※コースにより招待参加人数が違います。

なお大変恐縮に存じますが、現地までの交通費・宿泊費等は自己負担頂きますよう

お願い申し上げます。


・拝殿貸切、舞楽万歳楽奉納、記念撮影(舞15分、撮影15分)(100万円コース)

支援者のために拝殿を貸し切り当社で舞楽二人舞を奉納致します。

奉納後、拝殿内で舞人と記念撮影を行います。 

日時は令和4年8月25日~令和6年6月30日のうち当方と相談の上で決定します。

 (神社の祭典日等は不可)

  ※生演奏ではなくCD演奏です。

  ※カメラをご持参下さい。

  ※現地までの交通費・宿泊費は自己負担となります。

  ※都合により演目が変わる場合があります。


・出張舞楽演奏(200万円コース)

ご相談の上、ご指定いただいた会場へお伺いして舞楽二人舞を奉納致します。

(以下の条件を満たすこと)

1、日本国内であること。

2、演奏場所を提供していただけるところ。

  大変恐縮に存じますが、会場費 、控室費、現地までの交通費は

  自己負担頂きますようお願い申し上げます。

  舞う広さは三間四方、雨や雪でも濡れず、畳か床が希望です。

3、荷物を預かることができる場所があること。(個人宅可)

4、CD音楽を流せる音響設備があること(CDプレーヤー、スピーカー等)

5、日時は令和4年8月25日~令和6年6月30日のうち当方と相談の上で決定します。

 (神社の祭典日等は不可)

  ※生演奏ではなくCD演奏です。

  ※装束は演目等により変更する場合があります。

  ※奉仕員の都合で一人舞の場合もあります。

  ※画像はイメージです。


結びに

このプロジェクトは100年に一度の大事業でございます。

八幡大神様とのご神縁をいただきまして本事業(プロジェクト)が完遂できますよう、

皆様方のご支援ご協力の程、伏して御願い申し上げる次第でございます。

当八幡神社は毎朝午前6時(夏時間は午前5時半)に御扉開け、太鼓を打ち、

朝拝にて皆様方の御家内安全、身体堅固、そして新型コロナウイルス収束の御祈祷を

行っております。一刻も早く平穏な世の中になるよう、御祈り申し上げます。

最後までお読みくださいまして誠に有難うございました。


八幡浜の地名の起源 總鎮守八幡神社 若宮司 (禰宜)

プロジェクト実行者

清家貞文


本プロジェクトは購入型で実施されておりますので、寄附控除は受けられません。

ご支援いただいた資金は社務所改修、バリアフリー化のプロジェクト

及びリターン関係費のみに使用させていただき、宗教活動費への転用は一切行いません。

本プロジェクトは All-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、

リターンをお届けします。(落成式後、令和4年9月の予定です)

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください