【セカンドゴールに挑戦します!】


皆さまからのご支援のおかげで、開始から9日で目標額に達成致しました!ありがとうございます!!応援のメッセージもたくさん届いています。今回のプロジェクトに込めた願い「多様性のある社会を創りたい」を実現するため、より大きく歩みを進めるべく、私たちはセカンドゴール(240,000円)に挑戦することにしました。


【セカンドゴールで、さらに実現したいこと】


①オリジナルソング2曲目とそのリリックムービーを作ります。タイトルは「ありがとう」。
2曲目ではメンバーもムービーに登場します。今回のクラウドファンディングをきっかけに、メンバーの中にさらに高まっていった「自分らしく社会と関わりたい」という気持ちを、ムービーを通して表現することで…
②重度の障害を持つ当事者の社会参加を、より具体的に促したい。
③「生きづらさを抱えた人が夢や希望にチャレンジしづらい現状を、みんなで一緒に変えていこう」というメッセージを社会に広く発信したい。


【セカンドゴールまで含めた資金の使い道】


●楽曲制作費用2曲分(演奏・歌唱等7名、映像編集2名の計9名の最低限度の謝礼/交通費/練習室借用代/通信費 ※それぞれの手話歌バージョンの制作費用も含む):216,240円(108,120円×2曲分)
●CAMPFIRE事務手数料、決済手数料:21,600円
●消費税:2,160円
合計 240,000円


みなさまへ(朝霧 裕より)

1曲目「きかせてよ きみのこと」への応援を本当にありがとうございました。まだまだ期間もあるこを踏まえて、今度はイラストだけでなく、障害当事者である私たち自身が、PVに出て、歌います。

障害のある人もない人も、ともにいること。

生き生きと、学校や、仕事や、暮らしの場を、選択できる世界が拡がっていくこと。

そんな未来を見たくて、2曲目を制作いたします。新曲のタイトルは「ありがとう」。

この企画を通じて、出会ってくださったおひとりずつに向けて、心を込めて作ります。



はじめまして!オリジナル曲「きかせてよ きみのこと」制作チーム、リーダーの朝霧 裕です。

わたしたちは、詩・曲・歌、コーラス、ギター、ピアノ、イラストの7人チームです。

今後、必要時に、楽器の増員、映像編集その他、1~2名程度増えることがあるかもしれませんが、楽曲制作のメインメンバーは7人。

障害のある人・ない人の混合チームで、「だれもが、暮らし、学び、仕事など、生きる場所から排除をされず、生き生きと輝ける社会」に向けて、声の歌、手話歌、詩やことば、イラストなどの表現活動で、今と未来に願うことを可視化します。


★オリジナル曲「きかせてよ きみのこと」のイラストと歌詞のリリックムービーを作りたい

★音楽や表現を通じた、特に重度の障害を持つ当事者の社会参加のきっかけ、及び仕事の創出をしたい

★こどもからおとなまで、だれもが、多様な人の中で「心のバリアフリー」について考えるきっかけつくりとしての楽曲制作


制作チームのリーダーであり、本楽曲制作の歌唱を担当するメンバー、朝霧 裕は、進行性の筋肉の難病であるウエルドニッヒ・ホフマン症(脊髄性筋萎縮症)の当事者です。

これまで、車いすのシンガーソングライターとして、全国さまざまな街でのライブ活動や、学校講演などを通じて、障害の有無を問わないだれもが、生き生きと、自分の可能性にチャレンジできる世の中作りの前例になるべく、表現活動を続けてきました。

特に、2003年から2018年まで発起人として継続したチャリティーコンサート「彩の国 ゆめコンサート」(彩の国 芸術劇場小ホール)では「障害をもつ私たちが、常に受け身で、チャリティーの受け手でいるだけではなく、できるときには担い手に!」と、【障害をもつ当事者自身が、世の中に姿を見せていくこと】。その旗振り役を務めました。

そして、時の変遷の中で、世の中もバリアフリーに大きく変わってきた矢先。

今回のプロジェクトに取り組むきっかけとなる事件が、神奈川県で起こりました。


それは、5年前。

「障害を持っている人は、なにもできない。生きていたってかわいそう。」などと身勝手な言い分で、元介護従事者が施設に入所していた障害を持つ方々を19名殺傷、職員さんらを含む26名が重軽傷を負うという相模原障害者施設殺傷事件です。

朝霧は、特に特別支援学校の卒業生であり、その日から、社会とかかわる接点が少なくなりやすい、特に重度の障害を持つ仲間たちと共に、

「自分と違う身体や考えの人は排除」、、、そんな冷たい未来ではなく、

「世の中は、多様な人がいて当たり前。だれもが、その人生を幸せに、存在を尊びあえる社会づくりを希求する」

この価値観を可視化するための歌を作りたいと考えました。


けれど、朝霧が、いざ歌詞を書こうとした時。事件のことを考えれば、怒り悲しみの言葉ばかりで、聞いて尚辛くなるような言葉しか、なかなか心から出てきません。

でも、それだけでは「どんな未来に、どんな世の中になってほしい?」という【希望】の部分が足りません。

そんなある日のことです。大きなヒントをくれたのは、制作メンバーのギタリスト・奥野裕介氏の娘さん。当時5歳くらいだった奥野氏の娘さんや、朝霧の介助さんなど数人で、歌の練習の帰り道、近くの珈琲とワッフルのとってもおいしいカフェに歩いて行った時のこと。

奥野氏の娘さんが、歩きながら、ふと、何気なく

「私の大好きな場所(その珈琲屋さん)にだっこさん(朝霧のあだなです)を案内するよ!だって、友達だから。」

と言ってくれた時。


今と未来が、どんな世の中になってほしいか。

わたしとあなたは、身体の形や、好きなことや、選ぶものがそれぞれ

ひとりずつ違うけど

違うからこそ、聞きあうことができて、新しい世界にめぐりあえて

他者と自分の世界が拡がっていく。

その喜びに触れたいという願いを、友達と会話をするように

書けばいいんだ。

と、心にひらめきが走りました。


そして、作詞をはじめたまさにその時。今度は、SNSで、偶然に、イラストレーターkidsnacoの絵に出会いました。

障害のある子もない子も一緒に楽しめるダンスの場を、長年創ってきた彼女。その絵の中には障害のある子もない子も、同じ地域に、生き生きと、共に生きる。そんな子どもたちの様子が、今にも動き出しそうに描かれていました。

その絵を見た瞬間。

歌の練習の帰り道、「障害のある子とない子、両方の出会いのきっかけになるような歌をつくりたい…」と思った日のことと、kidsnacoの絵のインパクトとがつながって

歌詞と、はなうたでの主旋律のメロディーが、いっきに降ってきました。


私たちは、入所施設や特別支援学校など、重い障害を持つ仲間の学びの場、暮らしの場を否定する気持ちはありません。

障害を持つ本人が、よりここちよく居られる場所を【たくさんの選択肢の中から、柔軟に、自由に選べること】こそが、一番大切なことだと思っているからです。

でも、もしも、学校や、職場や、生活の場を「障害者はこちら」「健常者はこちら」と極端には分けられず、子どもの頃から「どんな人も、街の景色の一部のように、そこに居ることが当たり前」の世界になれば、

「障害者はなにもできない。不自由。動けない。かわいそう。」

「もしも障害者になったら、人生は辛く苦しく、不幸なばかり。」

そんな漠然としたネガティブなイメージが、まったく違うものになるのではないか?


重い障害のある当事者も含めた

社会との接点、輝ける場所を増やしたい

そのことを、音楽や絵を通じても伝えてゆきたい


ここまで考えたときに、この歌については、特に重い障害を持つかたで「これまでは、社会参加の機会が少なかったけれど、これからは、自分の体験や見える世界のことを、外へ向けて発信してゆきい!!」と夢を持つ人に共に参加をしてほしいと思いました。


「こんな人達いるよ!」「私たちもできることあったら応援するよ!」と手を挙げてくださる人と一緒に、このリリックムービーを広めてゆきたい。


そんな思いで、SNSなどを通じて日頃から交流のあった方々のうち「ぜひ参加したい!!」と手を挙げてくださった障害当事者の方々にもコーラス、手話歌に加わっていただくと共に、本クラウドファンディングの応援団のみなさんもを仲間に含めたプロジェクトとして、リリックムービーや、今後にも続くかもしれない活動を作ってみようと思いました。


私たちが、生きる姿を見せながら活動することこそが
身体的な理由のみにとどまらず
学校や職場、生活の場などで「生きづらさ」を抱えている人などを含めて
【どんな人も、その存在を尊び合える社会】への、楽しい啓もう活動になる。



こんな想いで取り組みます。

★心のバリアフリーのある世界を音楽やイラストを通じて可視化する。

★詩やイラストについては、特に重い障害を持つ当事者が、「家族だけ」とか「介助さんだけ」などごく限られた人との交流だけではなく、多様な人々と世界を広げるきっかけになるような内容にする。

★これらの表現活動が、全て無償の趣味・遊びの範囲ではなく、願わくば、少しでも「障害を持つ当事者の仕事のひとつ」ともなるように、前例を作る。

★歌詞とイラストとメインとしたリリックムービーの他に、てんちゃんの「手話歌」バージョンも作る。


これらのアクションとしての楽曲制作に、もしご共感をいただけましたらば「障害を持つ人や、社会的に弱い立場にある人を含むだれもが、夢や希望にチャレンジする機会を得られる。そんなバリアフリーな未来を作る」わたしたちの応援団になっていただけませんか。


皆様のご支援、本クラウドファンディングへのご参加をどうぞよろしくお願い申し上げます。


■朝霧 裕(あさぎりゆう:詩・曲・歌)

進行性の筋肉の難病、ウエルドニッヒ・ホフマン症当事者で電動車いすユーザー。重度訪問介護を利用し24時間の介助サポートの元、さいたま市にひとり暮らし。

2003~2018年まで、ふれあい福祉基金チャリティーコンサート「彩の国 ゆめコンサート」(彩の国さいたま芸術劇場)を発起人として企画開催。心のバリアフリーをテーマとする全国の学校への講演、ライブへの出演、企画開催など、先駆的に活動。

「誰もが輝ける社会」を夢とし、書き、語り、歌う。

著書「バリアフリーのその先へ!ー車いすの3.11ー」(岩波書店)他。


■るぅ(コーラス:本人より自己紹介)

みなさんこんにちは!北海道出身、道産子生まれの歌うことが大好きなるぅです!!18歳から21歳まで介護の仕事をしていましが、23歳の頃、線維筋痛症、筋痛性脳脊髄炎、強直性脊椎炎、痙攣重積、発達障害と複数の障害を診断されました。一時はどん底に落ちましたが、私に光をくれたのはBEYONDGIRLSという車いすで活動する女性音楽ユニットの皆さんでした。絶望の毎日から立ち上がり、今度は自分が、皆さんを元気にしたいです!!!

どうぞよろしくお願い致します‼


■町田佳織(まちだかおり:コーラス 本人より自己紹介)

元々は健常者として生まれ、短大卒業後、特別養護老人ホームで介護職に従事していました。

13年前に線維筋痛症を発症し、全身の痛み・こわばりで寝たきり、車椅子生活になりました。音楽は、コブクロと絢香が大好きです。Facebookやオンラインなどで同じ病気の方や様々な方と交流したり、自分の生活を発信しています。

コロナ禍の中、皆さんと直接にお会いすることはまだできませんが、楽しく歌いたいと思います。よろしくお願いします。


■椎名展子(しいなのぶこ:手話歌 本人より自己紹介)

愛称:てんちゃん。先天性二分脊椎当事者であり、合併症の骨髄炎を併発して入院、手術を長く繰り返してきました。家族や訪問看護師さんのサポートを受けてながら現在に至ります。

特技は、手話で話すこと、手話歌(日本語のみ)、手話をだれかへ教えること、文章を書くことです。
夢として、声を使ったお仕事も何かできるといいなと思っています。
手話歌を作らせていただくたびに、私の手話表現も進化することができます。

みなさまとの繋がりに感謝して、心を込めてお届けします。どうぞよろしくお願いいたします❤️


■Kidsnaco(きづなこ:イラスト)

インクルーシブな身体表現活動に20年以上携わってきた経験を基に、2020年より多様性をテーマとしたイラストの発信を開始。様々な人が自然に寄り添う世界を描いたイラストは、多く人から共感を得ている。


■奥野裕介(おくのゆうすけ:ギター)

上記朝霧裕のコンサートや講演のサポート他、その他アーティストのギターサポート、レコーディングやミックス、マスタリングも担当。

ソロ活動として今年、アコースティックギターアルバム “Songs Of The Meadow”をリリース。


大関麻子(おおぜきあさこ:ピアノ)

「日常を、映画に。」をテーマに活動しています。
あなたの、私の、なんてことない毎日に、そっと寄り添うBGMを。
ピアノトリオのトート・リオで作曲・演奏しています。
人と場所と音楽が、笑顔でつながる場所を、マイペースに音楽で旅しています。


資金の使い道(追記:セカンドゴールも含めた使い道はページのTOPをご覧ください)

●楽曲制作費用(参加者演奏・歌唱等7名、編集1名予定 計8名の最低限度の謝礼、交通費、練習室借用代、通信費)108,120円

●CAMPFIRE事務手数料、決済手数料 10,800円

●消費税 1,080円

※コロナ禍ゆえ、できる限りの最大限にネット環境を使っての宅録で行いますが、どうしてもの必要がある場合には、防音室などレンタルをして録音します。

※イラストと歌詞のリリックムービーのため、手話歌てんちゃんの、手話歌バージョンも、本予算内にて別途制作します。

※もし、ネクストゴールの目標設定まで至りました場合には、2曲目、3曲目の制作、コロナ禍の状況的に可能ならば、メンバーとの無観客ライブなど、メンバーで相談をしながら制作します。

※制作のメンバーは今7人ですが、映像編集などで1~2名程度増える可能性があります。


リターンについて

※チーム「きかせて」応援団Facebookグループとは

チームのメンバー、および支援して下さった方限定のFacebookグループです。皆さんも書き込み大歓迎です。練習時の裏話や写真、リリックムービー公開後の進捗などを綴ってゆきます(Facebookアカウントが必要になりますことをご了承ください)


実施スケジュール(めやす)

10月中旬くらいまでに 奥野裕介氏のギター、大関麻子さんのピアノにて、演奏音源を作る

11月  歌・コーラス録音(コロナ禍を考慮し、全員で一同に集まることは避け、宅録などできる形で)

12月末までに 編集、公開

※小さなお子さんを子育て中のメンバー&難病のメンバーが主のため、メンバー各位のどうしてもの体調の変動などで、少し遅れる可能性もあります。その場合には、必ず支援者の皆様に随時ご連絡いたします。

最後に

わたしたちの、バリアフリーな今と未来へのアクションとしての歌作り。

支える仲間に加わっていただけませんか。

皆様の応援を、どうぞよろしくお願い申し上げます!

※こちらのプロジェクトは、リーダーは朝霧 裕、オーナーはkidsnacoで実施しています。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/12/22 09:23

    きかせてよきみのことプロジェクト、2回目となるクラウドファンディングが昨日スタートしました。タイトルは「英語版リリックムービーの制作&初ライブ開催を目指します!」前回よりも規模の大きな企画です。今回は様々なリターンをご用意しました。ライブのチケットが含まれたリターンもございます。(チケットは、...

  • 2022/10/12 13:38

    先日ご報告した、東京新聞さいたま版(令和4年10月6日号朝刊)大きくカラーで掲載して頂けました!開いた瞬間に、パッと明るくなるような紙面タイトル文字の後ろには、ト音記号と五線も描かれています。取材してくださった記者の浅野さんや、新聞社の方のあたたかい気持ちも感じられて感謝の気持ちでいっぱいです...

  • 2022/10/05 20:36

    きかせてよきみのことプロジェクトをご支援下さった皆様明日(令和4年10月6日)の東京新聞埼玉版の朝刊に本プロジェクトが掲載されます!埼玉県内のコンビニで購入できます。埼玉県内にお住いの方、お近くの方、ご覧頂ければ嬉しいです! また、ネットでは全国から見られます!クラウドファンディングを行ってか...

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