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はじめに・ご挨拶

こんにちは!フルート奏者の福永吉宏です。

前回は私の主宰する「京都・バッハ・ゾリステン マタイ受難曲 延期公演」のためのプロジェクトにご支援を賜り、誠にありがとうございました。お蔭様でコンサートを無事開催し、成功裡に終えることができました。感謝申し上げます。

私は京都の地において、約45年間、音楽活動を続けて参りました。フルート奏者として、今まで多くの楽器を吹いて参りましたが、25年前、ベルリン芸術大学元教授のロスヴィタ・シュテーゲ女史の計らいにより、幻の名器「ヘルムート・ハンミッヒ」を手に入れることができたことがきっかけで、この楽器に魅せられ、それ以来、複数の「ヘルムート・ハンミッヒ」を吹く機会に恵まれ、今日に至っております。

この楽器の素晴らしい魅力を多くの人にお届けするため、最高のCDを作成したいと思い、皆様の資金のご協力を賜りたく、第2回目のプロジェクトを立ち上げることにいたしました。皆様の引き続いてのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。


このプロジェクトで実現したいこと

フルートのストラディヴァリウスといわれる幻の名器「ヘルムート・ハンミッヒ」数本を用いてCDを作成し、その音色を後世に伝えていきたい。主にバロック時代のフルートの名曲だけでなく、皆さんのよくご存知の親しみやすい曲も加えて、コロナ禍の現在、疲弊した心に癒しとなる音楽をお届けしたい。

・製作予定CDの概要:

 JS.バッハ「G線上のアリア」「ポロネーズ」「シチリアーノ」
 ヘンデル「オンブラマイフ」 グルック「精霊の踊り」 
 ビゼー「アルルの女よりメヌエット」
 サン=サーンス「白鳥」  マスネー「タイスの瞑想曲」 
 フォーレ「子守歌」「シチリアーノ」
 ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」 
 山田耕筰「赤とんぼ」「この道」 など

使用楽器(予定):ヘルムート・ハンミッヒ №11、№092、№228、№436


プロジェクトをやろうと思った理由

・旧東ドイツの今は亡きフルート製作の名匠ヘルムート・ハンミッヒ氏の手によるフルートは生涯で約460本しか製作されず、数あるドイツ・フルートの中でも特に希少価値の高い名器として知られています。

・現在では中古楽器が市場に出ることも稀な幻の楽器であり「フルートのストラディヴァリウス」ともいわれています。

・その音色は人の肉声のように温かく、鈴が鳴るような独特の響きがあり、音が詰まっていて、芯のある太い響きが特徴であるといえます。

・また、彼の楽器は1本1本が手作りのため、製造番号が違えば個体の特徴が異なり、音色も各々独特であるといえます。

・この楽器で演奏したCDを作成し、素晴らしい名器の音色を後世に伝えていきたいと思ったのがプロジェクト参加の最初の動機です。


演奏者紹介

福永 吉宏(フルート)
1979年、大阪芸術大学演奏学科卒業。フルートを故山田忠男、小久見豊子、荒井博光、西田直孝の諸氏に師事。リコーダーを西岡信雄氏に師事。1976~1980年まで大阪リコーダーコンソート在籍中、1976年全日本リコーダーコンクール、アンサンブル部門最優秀賞・朝日新聞社賞受賞。1978年大阪文化祭賞、音楽クリティッククラブ奨励賞を受賞した。1980年ドイツ、カールスルーエ音楽大学入学。レナーテ・グライス・アルミン氏に師事。1981年京都・バッハ・ゾリステンを結成し、主宰する。1988年、第1回フルートリサイタルを京都府立文化芸術会館で開催し好評を博す。1999年いずみホールで行ったフルートリサイタル(バッハ・フルートソナタ全曲。チェンバロ:小林道夫)において、大阪文化祭賞奨励賞を受賞。1994年のドイツ演奏シリーズに於いてライプツィヒ聖トーマス教会にて指揮したマニフィカートが当地のテレビ・新聞にて絶賛される。1996年、2000年カールスルーエおよびフライブルクなど各地の独日協会文化局の主催によりドイツ公演を行っている。フルート奏者として活躍する傍ら、各地でのレクチャーコンサート等を開催するなど、その活動は多彩である。005年ワオンレコードよりCD『J.S.バッハ フル-トソナタ全集〈全曲〉』(チェンバロ:小林道夫)を、2011年『G.F.ヘンデル フルートソナタ集』(チェンバロ:上尾直毅)をリリース。日本フルート協会代議員。大阪芸術大学客員教授。神戸女学院大学講師。京都・バッハ・ゾリステン主宰、指揮。第29回藤堂音楽賞を受賞。



CD録音ピアノ伴奏者  長谷川 美沙

3歳よりクラシックピアノを始め、4歳でイェルク・デームスの弟子となる。数々の国内コンクールで入賞し、コンサート出演やオーケストラとの協演を果たす。 15歳より毎年米国にてピアノコンサートを開催し、全米各地で注目を集め、米国ユタ州立大学音楽部ピアノ演奏学科より特待入学許可を得る。2013年にはデームス氏の薦めでルッツ・レスコヴィッツ氏と初共演し、翌年にミラベル宮殿コンサートに招聘された。2015年にはザルツブルグ名門コンサートシリーズのマイスターコンサートのピアニストをつとめ、2017年のドイツのレリンゲン音楽祭で、ジェレミ・メニューインの代役をつとめ、好評を博し、その後、主にヨーロッパ各地の音楽祭から毎年、春と秋に招聘を受け、ソリスト、室内楽奏者として活躍している。これまでに主に、アメリカ、中国、ドイツ、オーストリア、イタリア、日本などでの演奏活動を行っている。2011年の中国ツアーにおいては、南京平和友好コンサートにてソリストをつとめ、日本と南京市の平和の象徴として感謝状を授与された。

後進の指導にも力を注ぎ、ドイツで現地の音楽家達とコンクールを立ち上げ、世界で活躍できる音楽家の発掘を目指し、定期的なマスタークラスを開催している。また、入賞者へのステージマナーを指導するクラスは、特に人気が高い。立ち上げ2年目して、エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール入賞者を輩出している。

共演者は、ダヴィッド・ゲリンガス、アイレン・プリッチン(ムジカ・エテルナ ゲストコンマス)、ウラデミール・メンデルスゾーン(クフモ音楽祭音楽監督)、ソレン・ペダシー(ベルギー国立管弦楽団 コンミス)、ルッツ・レスコヴィッツ、デンマーク王立管弦楽団首席奏者(イネマ・ブランテリド、メッテ・ハンスコフ)、ヨアヒム・シェーファー(ドリスデン・バッハ=ゾリスデン主宰)、ウーバ・ヒルス=シュミット、ハンブルク交響楽団メンバー、ローマ歌劇場管弦楽団首席メンバー、ザルツブルガーゾリスデン、小林美恵、林裕、松実健太など。共演者からも信頼が厚い。世界的リコーダー奏者のミカラ・ペトリからは「最高峰の室内楽奏者」と評価され、ドイツでショーソン:コンセールを演奏した公演では、「センセーショナルを巻き起こすピアニスト」として翌日のハンブルグの紙面の一面で紹介され、室内楽奏者、またソリストとしても高い評価を受けた。

現在、ザルツブルグ名門コンサートシリーズの日本代表を務め、東日本大震災復興支援活動や、被災地域活性化事業などにも力を注ぎ、定期的にコンサートやマスタークラスなどを行っている。 

室内楽ではルッツ・レスコヴィッツと共に『Harmony of the Duo』、『Jörg Demus作品集』、『Mozart Duoソナタ全曲集vol.1』をリリース。ピアノソロでは『シューマン』(レコ芸:準特選盤)、『Mozart』、『Mozart Vol.2』(レコ芸:準特選盤)をリリースしている。これまでに、イェルク・デームス、ハリーナ・C・ステファンスカ、スーザン・ダルマイヤー、池田明子、和田克、山本瑛子、加藤崇子の各氏に師事。


資金の使い道

・CD製作費(ホール代、録音・編集代、ジャケット製作代等)

・伴奏者演奏依頼費

・リターングッズ製作費・送料

・クラウドファンディング手数料

・その他諸費用


リターンについて

・CD1枚コース(5,000円)
今回製作したヘルムート・ハンミッヒフルートによるCD1枚をサイン入りで提供いたします。

・CD2枚コース(10,000円)
今回製作したヘルムート・ハンミッヒフルートによるCD1枚と、演奏者の別のCD1枚(バッハもしくはヘンデルのフルートソナタ集)をサイン入りで提供いたします。

・コンサートご招待コース ※30名限定 (30,000円)
今回製作したヘルムート・ハンミッヒフルートによるCD1枚と、演奏者の別のCD1枚(バッハもしくはヘンデルのフルートソナタ集)をサイン入りで提供いたします。また、2022年7月18日(月・海の日)京都・洛陽教会にて開催予定の「第87回京都・バッハ・ゾリステン室内楽コンサート」(曲目:JS.バッハ カンタータ、ミサ曲、協奏曲)にご招待します。

・出張演奏コース(100,000円) 
今回製作したヘルムート・ハンミッヒフルートによるCD1枚と、演奏者の別のCD1枚(バッハもしくはヘンデルのフルートソナタ集)をサイン入りで提供いたします。また、出張演奏にてヘルムート・ハンミッヒ使用によるフルート演奏を行います。演奏可能地域は日本国内とさせていただきますが、交通費は別途ご負担願います。

 

実施スケジュール

2021年10月    クラウドファンディング開始

2021年11月下旬  クラウドファンディング終了

2021年12月以降  目標金額を達成次第、CD作成開始

作成に着手後、約1か月超で完成、順次リターンをお届けして参ります。


尚、本プロジェクトは、All or Nothing 方式にて実施します。
目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。


最後に

コロナ禍の中、音楽により心を救われた方もおられるのではないでしょうか?素晴らしい楽器が奏でる音色により、音楽の持っている本来の素晴らしい力を知っていただきたく、今回の企画に参加することにいたしました。私の思いに共感して下さる皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております!


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