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2/1追記
ご支援いただいたみなさま、ページを閲覧いただいたみなさま、応援してくださっているみなさま本当にありがとうございます!

まだまだ目標金額には届きませんが、ラストスパートがんばります!
そこに心強い後押しが!!
スキージャンプ界のレジェンド・葛西紀明選手から応援コメントをいただきました!!

活動報告にもアップしていますので、ぜひシェアしてください!

最後まで応援よろしくお願いいたします!

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◇はじめに◇

このページをご訪問いただきありがとうございます。
私たちは、山形県蔵王温泉スキー場で上の台ゲレンデのリフトを運営をしている、蔵王温泉観光株式会社と申します。

この度、日本スキー史初期から伝統を持つ「蔵王温泉第1ペアリフト」を新しく架け替えることになり、その為に莫大な予算が必要です。
蔵王温泉スキー場を愛するみなさまと共にこのピンチをまたとないチャンスに変えるため、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

私たちはリフト運営の他に、レンタルショップやレストランを併設するベースセンター「ジュピア」や、開湯から1900年以上の歴史を持つ蔵王温泉を代表する日帰り入浴場「大露天風呂」も運営しています。

【ベースセンタージュピア】
【大露天風呂】

◇蔵王温泉スキー場について◇

第二次世界大戦の混乱が納まりつつあった昭和26年の冬、当時の蔵王村が山形県で最初のスキーリフトを上の台(うわのだい)スキー場で営業開始しました。これは全国で国から認可を受けた2ヶ所目の民営スキーリフトでした。
昭和31年に蔵王村が山形市に合併した際に、現在の蔵王温泉観光株式会社を創立しました。
弊社は通常の株式会社の組織構造とは異なり、地元住民が株主となり、役員は蔵王温泉で商いを営む経営者などが担っております。

現在は、14のゲレンデと12のコース、42基のリフト・ケーブル・ロープウェイがある国内で有数のスキー場で、昭和53年から開始したナイター営業も人気です。
他にも国内では珍しい強酸性の泉質が自慢の温泉、「スノーモンスター」と呼ばれる樹氷や、五色岳の「お釜」など、観光地としても全国的に知られています。

1990年台のスキーブーム到来により、最盛期の1992年には160万人もの方が訪れていましたが、ブーム終焉によりスキー客は減少し続け、またコロナ禍の影響により昨スキーシーズンは20万人を下回りました

◇上の台ゲレンデについて◇

私たちがリフトを運営している上の台ゲレンデは、蔵王温泉スキー場の中でも、幅広いレベルの方が楽しめるゲレンデです。
特に初級者の方には、第1ペアリフトを降りた場所からは緩やかな斜面のみになっていますので、安心して練習できる環境が整っています。
初級者だけではなく、上級者や競技者も満足できる斜面も持ち合わせています。

上の台ゲレンデをさらにたくさんの方に楽しんでいただくため、昨シーズンから降雪機の新設・増設にも力を入れています。
近年の気候変動により降雪量にも影響が出ていますが、雪が少ないシーズンでも安定した雪質を長い期間提供できるよう努めています。

【賑わう上の台ゲレンデ(第1ペアリフト乗り場周辺)】


◇多くのスキー場が抱える「大きな課題」◇

スキー場にはリフトが不可欠です。
みなさまに安全・安心してご利用いただくため日々メンテナンスを欠かさず営業しておりますが、老朽化を避ける方法はありません。
上の台ゲレンデでは、今年「蔵王温泉第1ペアリフト」の架け替えが必要となりました。
ベースセンタージュピアの目の前にあり、先述した通り上の台ゲレンデを利用するほぼすべての人が利用する重要な役割を担い続けています。

【支柱が木造の初期第1ペアリフト】

このリフトは先述した山形県で初めてできたリフトを改修しながら現在に至ったものです。

・昭和26年 「蔵王温泉第1スキーリフト」建設
・昭和31年 起点と終点を除く7基の木造支柱を鉄柱に改修
・昭和37年 安全確保のため1人乗りリフトへ全面改修
・昭和51年 新設ペアリフトへ改修、現在の「蔵王温泉第1ペアリフト」へ改名
その後現在に至るまでの45年間、スキーヤーを運び続けてきました。

【昨シーズンまで稼働していた第1ペアリフト】

今回の改修では、運転速度を上げることで運搬能力が1時間当たり1200人となり、300人ほど多くなります。

またお子様や不慣れな方のために、乗り降りの際の速度を遅くすることもでき、安全バーやお子様用ストッパーを付けることで安全性が格段に上がりますので、さらに初級者の方に利用しやすいゲレンデになります。

しかしながら、リフト架け替えには莫大な費用がかかります。
今回の改修は、すべて新設で施工すると約3億円もの費用が必要でした。
これは私たち蔵王温泉の住民にとって、とても大きな負担です。
少しでも費用を抑えるため苦肉の策として、最盛期に臨時駐車場からゲレンデまでのルートを運行していましたが最近は使用頻度が減った「唐松ペアリフト」の支柱を移設する案を採用しましたが、それでも約2億円の費用が必要です。

老朽化によるリフトの架け替えは、すべてのスキー場で避けては通れない課題です。
この一大事業を、蔵王温泉スキー場を愛する多くのみなさまの力をお借りし、想いを共有することで未来への架け橋にしたいと考え、クラウドファンディングを通じて多くの方に知っていただく機会としました。
また、多くのスキー場が抱える課題を、こうしてファンのみなさまと共に乗り越えていく実例をつくることで、他のスキー場を運営するみなさまの希望になりたい、とも強く思っています。

◇資金の使い道◇

・リターンにかかる費用 約400万円 *予測目標金額が達成した場合の予測
・クラウドファンディングページ構築・運営費(外部委託) 25万円
・CAMPFIRE手数料 165万円(10%+税) *目標金額が達成した場合の金額
目標の1500万円を達成した場合、上記以外の残金約900万円はすべて、第1ペアリフト建て替え費用に充当いたします。

◇実施スケジュール◇

・21年6月 改修工事開始
・21年12月 新リフト稼働スタート
・22年2〜3月 リターン発送予定

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

◇最後に

今の時代、たくさんのアクティビティに溢れ、ウインタースポーツは多くの中の選択肢のひとつとなりました。
ですが、厳しい冬の季節こそ楽しく元気に過ごすには、これ以上のアクティビティはないと思っています。
コロナ禍でアウトドア需要が増していることもあり、ウインタースポーツも再注目されています。
その中で、来てくださるみなさまにより安全・安心に、ストレスなく心から楽しんでいただけるよう、私たちは日々努力を続けていきます。
今回のリフト架け替えもその一環ですが、大きな決断が必要でした。
素晴らしい蔵王の自然環境の中で、みなさまに愛されるスキー場を未来永劫繋いでいきたい。
そのためには、そう思ってくださる方を1人でも多く増やし、想いを共有し、行動していただく必要があります。
今回のクラウドファンディングは、私たちの新たな決意表明と、挑戦への大きな一歩です。
みなさまと明るい未来を共に目指して行けるとこを願っています。

ぜひ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

蔵王温泉株式会社 一同

  • 2022/03/26 11:57

    この度のクラウドファンディングにご支援いただいた皆様へ、改めて御礼申し上げたいと考え、動画を作成いたしました。この度いただいた温かいご支援を糧に、今後とも蔵王温泉スキー場を盛り上げていく所存です。今後とも皆様からの応援、よろしくお願い申し上げます。

  • 2022/02/01 11:58

    みなさまこんにちは!本日は、スキージャンプのメダリスト、葛西紀明選手から蔵王温泉スキー場・上の台ゲレンデへの応援メッセージをいただきましたのでぜひご覧ください!葛西紀明オフィシャルブログ「神風ジャンパーの挑戦」 土屋ホームスキー部【TEAM TSUCHIYA】OFFICIAL SITE ファン...

  • 2022/01/22 14:03

    ご支援いただいたみなさま、プロジェクトページをご覧いただいているみなさま、日々の応援誠にありがとうございます。この度、目玉リターンになっている「第一ペアリフトへの名入れ」のサンプルができあがりました!このリターンにご支援いただいた方は、2022-23と2023-24の2シーズンの間、このような...

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