はじめに

こんにちは!私たちは任意団体の PHICS(フィックス)です。Philosophy Connects Students という私たちの目標、理念の頭文字を取ったPHICS という団体名で活動中です。現在、高校生の若林壮太郎(中学は渋谷幕張、現在はアメリカの高校に在籍中)と加藤誠心(渋谷幕張高校)は中高生のための哲学ワークショップを開催するために、活動しています。
このイベントでは、中高生を対象に、実際に哲学を専門とする大学教授の方に哲学に関する興味深いお話をして頂いた後、参加者同士で哲学対話を行います。哲学対話と聞くと小難しい議論を哲学にとても詳しい参加者でするのかとお思いになるかもしてませんが、そんなことは全くありません。後ほど哲学対話に関する説明を詳しくしますが、哲学対話では、参加者が普段疑問に思っていることを議題に自分の考えを発表したり他の参加者の考えを聞いたりすることで、自分の考えが変わる瞬間を楽しむというものです。哲学に関する知識は必要ありません。
第一回目のイベントは2022年1月9日(日)12時30分に開催します。今冬でのイベント開催だけではなく、定期的にこのようなイベントを開催しようと考えています。どうか、皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

【いつ】2022年1月9日(日)午後12時30分から2時30分(運営の都合上、開催時期を変更させて頂きました)
【どこで】zoom
【何を】哲学を専門にする大学教授による講義(第一回目は「哲学ってなに?」についてです)、そして参加者同士で哲学対話を行います。
【誰と】中高生が対象です(定員:30人)。大学教授(立教大学 渡名喜庸哲 准教授)と行います。

当日のスケジュール

12:30~12:40 開会の挨拶(主催者・講師の方の紹介)
12:40~12:50 参加者同士の交流(アイスブレイク)
12:50~13:35 講師の方の講義「哲学ってなに?」
13:35~14:15 参加者同士による哲学対話(トピックは当日の参加者による投票で決定)
14:15~14:25 講師の方(大学教授)への質問コーナー
14:25~14:30 閉会


哲学対話とは

哲学対話と聞いても、哲学対話とは?という方もいらっしゃると思います。哲学対話の概要は以下の通りです。
哲学対話とは、参加者が普段感じている疑問、当たり前だと思っていることについて、色々な考え方を持つ人々で話し合うというものです(「自分らしさ」や「正義」ってなに?など)。哲学に関する知識は全く必要ありません。また、哲学対話は通常のディベートや討論とは違い、相手を論破したり、正しい正解を求めるものではありません。色々な考え方に触れたり、普段自分が考えていることを話すことによって、今までの自分の考えが変わったり自分の考えをより深く理解することをめざします。また、自分の考えを言語化することによって、実はその概念について全然知らないという新たな発見をすることもあります。参加者は自分の疑問や考えを話し、他の参加者の考えを聞くだけでいいのです。


私たちがこのイベントを開催する目的

当イベントの目的はこの二つです。
1.哲学に興味ある全国の中高生の知的好奇心を刺激しつつ、彼らが日常的に持つ哲学的疑問の思考のきっかけを作り、他の参加者から新たな考え方を得る。
2.哲学に興味ある中高生同士や彼らと哲学を研究する大学教授との交流を促進する。

この二つの目的を達成させるために、私たちは日々活動しています!


イベント開催の経緯

私はもともと、学校の授業や個人的な先生との興味深いお話を通して、哲学に興味を持つようになり、もっと哲学について学びたいと思うようになりました。今夏、高校生中心の哲学対話をする機会がありました。そこで、同年代の人と哲学的に何かについて語ることがこんなにも楽しいのかと新たな発見をしました。誰かの意見を聞くたびに、自分のある概念に関する考え方が更新されていき、こんな考え方もあったのかと驚いたり、自分のぼんやりと考えていたものが言語化されより深く理解できるようになったりと、私にとって新鮮な体験ばかりでした。
哲学の知識のある先生との会話と、同年代の人との哲学対話。これらの楽しさ、面白さを知った私は、両方を同時に体験できるイベント開催しようと思い、今回のイベントを企画しました。


これまでの活動

講義をして頂く大学の先生には協力のお願いをし、承諾して頂きました。
今回の講師の方は、立教大学文学部 渡名喜 庸哲 准教授です。
1980年、福島県生まれ。一橋大学卒業後、東京大学大学院、パリ第7大学大学院で学ぶ。慶應義塾大学准教授を経て現在立教大学准教授。
主著に『レヴィナスの企て 『全体性と無限』と「人間」の多層性』(勁草書房、2021年)ほか。翻訳書に、エマニュエル・レヴィナス『レヴィナス著作集』(法政大学出版局、1〜3巻)、グレゴワール・シャマユー『ドローンの哲学』(明石書店)、ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で 破局・技術・民主主義』(以文社)。

ホームページを作成しました。以下のリンクから閲覧できます。
https://www.phics.net/


資金の使い道

ご支援して頂いたお金は、主に、講義をして下さる大学の先生への謝礼金、さらに、参加者募集の際のホームページやポスター作製時にかかる費用に使わせて頂きます。

なお、ご支援して頂いたものの一部は、CAMPFIRE へ手数料として支払われます。


プロジェクト遂行までのスケジュール

クラウドファンディング公開~1月4日 SNSやウェブページ、ポスターなどを通して参加者募集
1月4日 応募仮締切
1月7日 応募本締め切り
1月9日 イベント開催
1月末 リターン履行完了


リターンについて

リターンは3種類ございます。

1.私たちから感謝の気持ちをメールで、伝えさせて頂きます。

2.メールを通して感謝の気持ちを伝えさせて頂くことに加え、イベント終了後のアンケートの結果、参加者の感想なども報告させて頂きます。

3.支援して頂いた方には無条件でイベントに参加することができます。また、私たちの感謝の気持ちもメールを通して伝えさせて頂きます。
(注)上記のリターン(3)は中高生本人、またはその保護者の方、限定とさせて頂きます。


最後に

私たちは、この「中高生のための哲学ワークショップ」を今冬に一度開催し成功させるだけではなく、今後も定期的に同じようなイベントを開催しようと思っています。また、団体の運営メンバーを増やしつつ、日本にいる哲学に興味を持つ中高生によるコミュニティを作り、イベントだけでなく、日常的に交流することができるようにしたいと思っています。それが団体名、PHICS(Philosophy Connects Students) の由来になっています。ぜひ、あなたのご支援で、哲学に興味はあるけれどなかなかその知的好奇心を探究しきれていれない中高生のサポートをしてみませんか?

まだ高校生である私たちにとって、全てが初めての挑戦で、未熟である所はたくさんありますが、このイベントを成功させたいという気持ちは誰にも負けません。ご支援をよろしくお願いします!

質問やご意見がある場合は、CAMPFIRE のメッセージ機能を使って頂くか、以下のメールアドレスに送信してください。
phicsoa@gmail.com 

イベントのお申込みはこちらから https://forms.gle/XGe9G4iP28KPS1Ky5


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/12/01 06:04

    「Philosophy Connects Students 中高生のための哲学ワークショップ」をご支援してくださる皆様へこんにちは。PHICS代表の若林です。ご支援やコメント、ありがとうございます。おかげさまで、現在19000円の支援が集まり、目標金額の38%を達成しております。今回、イベント...

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