▼はじめに・ご挨拶

今回、初めてのプロジェクト参加となります。

私は城下町金沢に生まれ、金沢で育って39年の若岡真紀と申します。現在は、地元の誇れる伝統工芸や和文化をプロデュースする会社【若岡和奏 wakaokawasou】を経営しております。

私です。

作家や職人ではなく、小売店でもない、プロデュース。なぜ、この仕事をしているのか?

それは10年前に、伝統工芸品「加賀友禅」の親善大使である、「ミス加賀友禅」の8代目に選出されたことがキッカケとなり、伝統工芸を「伝える」必要性を感じました。

作る人だけでは伝統工芸は広がらない。だったら私しかできない、伝える役割をやらなければと、   独立しました。

↓ミス加賀友禅時代の写真

この頃から、伝えることの楽しさを感じていました。

そして現在は、地元ラジオ番組に出演させて頂いております。

↓アーカイブ是非聞いてください。


小学生の頃は、今では観光地で人気のある「長町武家屋敷」をランドセルを背負って駆け巡っていた、 おてんば娘でした。
自宅には、普段の食卓には九谷焼が並び、お正月には輪島塗のお椀でお雑煮、母は普段から着物を着たりと、古い街並みや伝統工芸、文化が日常にある暮らしをしておりました。

それが当たり前の光景で、身近に触れる機会があった私だからこそ、この地元の素材のクオリティの高さを分かっています。

しかし、一方で保守的な県民性であるが故に起きている、素材を活かしきれていないという現状が残念ながらあります。

【その現状を変化させたい】

私にはとてもとても熱い思いがあります。

その想いを発信し、形にするプラットホームが欲しかったのです。

その為に、今回CAMPFIREを利用させて頂き、賛同してくださる方と出会いたい。と思っております。

是非、私の想いをお聞きください。



▼このプロジェクトで実現したいこと

テーマは【支援に繋がるアニバーサリーフォトを ”金沢”で設立したい】
何を支援するのか?大きく4つあります。

①厳しい現状に置かれている「伝統工芸」
→伝統工芸で作られたブライダルアクセサリーなどのブランド化
 作家や職人の職業を守る。

②少数派で理解する方法論がまだ浸透していない「LGBTQ₊」
→当事者が不安なく、利用できるフォトプランの確立。

③特に着物における、超大量廃棄の「衣装ロス」
→行き場を失った衣装の導入、アップサイクル。

④観光産業の街で、コロナ打撃を受けている「店舗や施設」
→SNSに拡散しやすい、アニバーサリーフォトがPR素材に。


大きくまとめて、この④つの支援に繋がるプラットホームが、私のご提案する【アニバーサリーフォト】です。「金沢」という素材の高さを活かし、私たちの「演出」によって盛り上げる。

世の中にあるフォトプランとは、ちょっと違います。(ここがpointです!)

このプロジェクトの利用者が増え、話題になることで、上記④つに対する支援の輪が広がるキッカケになるという、連鎖の仕組みを作ります。



▼プロジェクトをやろうと思った理由

初めから読んでくださっている方、私の熱い思い伝わってきているでしょうか??
まだまだ続きます!

ご挨拶でも触れましたが、
伝統工芸や和文化を身近に触れる環境でありながら、実は私自身、興味を示すことなく大人になりました。
(小学校でも学んだはずだし、日常的に身近にあったはずなのに・・・)
10年前の29歳の時、ミス加賀友禅になるまで伝統工芸のこと、着物についての知識がほぼありませんでした。
そんな私が、1年間のミスの活動を経験し、伝統工芸の「現状」について知ることとなります。それは伝統工芸の仕事は、職業として成り立たなくなってきているということ。
その事実を知った瞬間に「伝える人」になろうと心に決めました。

そして、もうひとつ。

私は、幼い頃から「皆と一緒」が苦手で、更には自分の想いが強すぎて、それをストレートに言葉や行動に表す性格により、集団生活に溶け込めずにいました。
「自分らしさ」を表現することのデメリットを感じたまま大人になりましたが、自分らしさを取り戻すキッカケに出会い、「私」を受け入れてくれる環境が整ってきて、今では自分の想いを形にする為に起業をしました。

今の仕事を立ち上げてから7年目となります。少しずつですが、経験値も積んできました。
そして、私には二人三脚で力を貸してくれる、信頼するパートナー(主人)もいます。

ミスコンプロデュースのキャリアは
モデルの魅力を最大限に活かす
経験値となっております。
工芸品に関しては、石川県の伝統工芸ディレクター
としての7年のキャリアを活かします。

この仕事を始めた当時は、業務内容にまったく理解もされず、邪魔者扱いも多々ありました。     

しかし、今では私たちを支援してくださる方が増え、一緒に夢を持って関わってくれる仲間もいます。

私が「自分らしさ」を表現することを、デメリットからメリットに変わったように、このプロジェクトが誰かのプラスとなる存在でありたい、そしてこれまでのキャリアを存分に活かしたいという想いが   立ち上げた理由となります。


▼これまでの活動

このプロジェクトの始まりは、コロナ打撃を受けた取引先である、店舗やホテルなどを支援しようとプロデュースを始めたフォトプランで、昨年の5月に立ち上げました。

観光客がメインの顧客のため、客足もなく、休業も余儀なくされ・・・しかしこのピンチをチャンスに変えるべく、地元民に店舗やホテルの魅力を知ってもらうキッカケとして、撮影場所として利用してもらうことを考えました。

七五三、成人式、ブライダル、プロフィール。これまで撮った写真はこんな感じです。

通常のフォトプランとは違い、写真の上手な撮られ方レクチャーや、現場を盛り上げる私たちがコーディネーターとしてついていますので、奇跡の1枚が撮れるのです。色褪せない、自身を持って見て欲しいと思える写真が撮れると好評を頂いております。


私が自ら同行します。これまでの経験を活かし、誰もが納得の写真に仕上げます。


私の実績:美しいウォーキング指導

モデル、取材等での撮影経験

「美しく魅せる」ために培った12年以上のキャリアを活かします。

ミリ単位の細やかなポージングは、仕上がりに大きく差が出ます。
私が同行し、微調整しながら撮影をします。


そして。何組かの撮影を担当し、沢山の方と関わっていく中で、誰かの支援になるためのフォトプランとしてもっと大きなプロジェクトに育てたいという想いが強くなりました。

2021年11月にコンセプトを膨らませ、このプロジェクトに向けて2件のサンプル撮影を思い切って実施しました。

興味を持っていただくために、私のイチオシをいくつかご紹介しますね。

いかがですか?

この写真たちは、工芸品、衣装、店舗の支援に繋がるサンプル撮影でした。


お客様にイメージをして頂くための、サンプル写真はまだ、足りていません。

撮られるご本人たちが満足いく撮影を行うことはもちろんのこと、
撮影を通して、関わるモノ・ヒト・コトが嬉しくなる要素を取り入れていきたいのです。それが支援の輪となります。


▼資金の使い道

①工芸ウェディングアイテムの商品開発費用(伝統工芸支援のため)

②未撮影ジャンルのサンプル撮影費用(LGBTQ₊支援のため)

③衣装調達費用(衣装ロス支援のため)

④拠点地費用(お客様との打合せ、衣装保管のための場所代)

⑤リターン準備費や発送代

⑥CANPFIRE手数料


▼リターンについて

5つのリターンをご用意させて頂きました。
ちょこっと応援から、本気応援まで。
いいね!と思って頂いたお気持ちに合った内容に支援をお願いします!

▼実施スケジュール

2022年
1/23 :プロジェクト開始
2/27 :プロジェクト終了
3月中旬:リターン発送完了
4/上旬:アニバーサリーフォト一般販売開始



▼最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。

私がこのプロジェクトを立ち上げた思い、そして石川県、金沢を本気で盛り上げたいと思う熱意を形にする為に、ずっとずっと思い描いていたイメージが、このプロジェクトの成功により繋がります。

この金沢というポテンシャルの高い素材を持っている街には、盛り上げる力が足りません。
皆さんの応援で、一緒に盛り上げて欲しいです。

このままでは、この土地に息づく伝統工芸の未来は一向に明るくなりません。
この街に住んでいるLGBTQ₊対象の方が、自分らしく生活できる環境が整いません。
着物を始めとする和文化が薄れ、知識を持っている人がいなくなってしまいます。

伝統を守る力が備わっている街ですが、多様性を認める方向性になっている今の時代には、残念ながらこの先の持続力が弱まっているのが現実です。

このプロジェクトのテーマに掲げた「Borderless ボーダーレス」

沢山存在する垣根をなくし、未来に繋がるキッカケとなるプロジェクトにします。
我々の撮る写真には、そのパワーがあるはずです。

プロジェクトの支援対象となるモノ・ヒト・コトの応援団の一員になってください!

私は、皆さんがずっと誇りに思えるようなプロジェクトに育てることに全力投球します!!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/02/04 14:09

    今朝、地元新聞社様に取材して頂いた記事が掲載されました。かなり大きい記事でしたので、嬉しかったです。記事はこちらで出せないのが残念です。様々な支援の輪に繋がればという想いで立ち上げたプロジェクト。地元では、伝統工芸に関する話題には関心が高いです。工芸品は、元々我々の日常生活に欠かせないものが多...

  • 2022/01/26 10:25

    閲覧者様が増えてきており大変嬉しい日々です。ありがとうございます。さて、フォトプランの準備も進めております。昨日、作家さんより工芸品のアクセサリーの試作品が届きました!!金沢の工芸品「加賀手毬」と言います。こちらの由来は徳川家康の孫で、三歳で前田家に輿入れした珠姫が持参してきた手まりに由来しま...

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