発達障害者のために世界で通用するプログラミング、デザインを学べる場所を創りたい

集まった支援総額
¥5,530,000
パトロン数
55人
募集終了まで残り
終了

現在110%/ 目標金額5,000,000円

このプロジェクトは、2016/03/05に募集を開始し、55人の支援により5,530,000円の資金を集め、2016/04/30 23:59に募集を終了しました

発達障害を抱えた人たちにプログラミング、デザインが学べる機会、場を提供し、就職を支援する施設を2016年6月に東京都渋谷区に開所・運営するための資金を集めています。

発達障害を抱えた人たちにプログラミング、デザインが学べる機会、場を提供し、就職を支援する施設を2016年6月に東京都渋谷区に開所・運営するための資金を集めています。ITで仕事に就きたい発達障害者と、ITスキルを持つ障害者を雇用したい企業をつなぐ事業です。主に企業の人材・CSR担当者を対象としたクラウドファウンディングです。

発達障害の母がいる家庭は、特殊ではなかった

私、河崎純真が代表を務める「GIFTED AGENT合同会社」は「偏りを活かせる社会を創る」をテーマに発達障害者を抱える人に対して、プログラミング、デザインに特化した研修、就労支援の事業を行ってまいりました。

その根底には、
発達障害に対する代表の個人的な思い入れがあります。

私の母はアスペルガー症候群とADHDの併発型の発達障害でした。その所為で、3, 000万円の借金を父が負いました。

私の母は当時、アニメーターとして「カリオストロの城」や、「ベルサイユのばら」といった作品を手がけてきたアニメーターでしたが、父と結婚し、専業主婦になりました。しかし、母は家事やお金の管理がうまくできず、いつの間にか家はゴミ屋敷に、父の会社の資産運用も上手くできず、父の会社は3, 000万以上の借金を抱えてしまいました。


私がちょうどお腹の中にいた時です。


借金は父が働き続けて完済できましたが、その間は何度も引っ越しをし、借金によって多くの問題も起き、家庭環境は良好とは言えない状態でした。しかし、私が小学3年生の時、母に発達障害(ASD、ADHDの併発)の診断がおりたことで、状況が徐々に変わりました。


母は気になることについては、ひらすら情報を集めるのが趣味だったので、国内外の書籍を買いあさり、発達障害について学ぶことで、自分ができないこと、できることをハッキリと言うようになりました。


その結果、今までは母がやるものだと思っていた炊事や洗濯、お金の管理を周りが行うようになり、母には得意なことだけを任せるようにすると、家庭内の問題の多くが解消するようになりました。


私は15歳で自立するまで、私の家庭環境は特殊なのだと考えていましたが、社会に出て、多くの場所で、多くの人と出会った結果、発達障害を抱えている人が実は多いことを知りました。


多くの皆さんが、自分が上手く目の前の問題を処理できない原因が分からず、ただただ自分の責任、能力的な問題だと卑下して精神的にまいっていました。周りの人々も原因がわからず、どう対処して良いのか、全くわからない状態のようでした。


こうした人々に対して、私が何かできないかという思いが募りました。それが「就労したい発達障害者と、障害者を雇いたい企業を繋げたい」という事業に繋がっています。 

20ヶ月以上の実践から学んだ4つのこと


GIFTED AGENTでは、これまで発達障害を抱える人や企業を対象とした勉強会、セミナー、ハッカソンを行ってまいりました。15人以上の発達障害者へのプログラミングやデザインの教育、300社以上の企業へのヒアリング、面談を行うことで、発達障害者が就労する上での課題と、それの解決策を模索してきました。


私たちが学んだ点は4つあります。


① 発達障害を抱える人の多くが自分の才能を活かして就労したいと考えている。
② 発達障害を抱えている人でも、やる気さえあればプログラミング、デザインのスキルを問題なく学習できる。
③ 障害者を雇用したいと思う企業は相当数存在する。
④ 障害者を雇用したいが、なかなか条件にマッチしないため、最終的に雇い入れる事が出来ない企業が多数存在する。


私たちはこれらから、就労したい発達障害の当事者と、障害者を雇用したい企業を結ぶには「2年間のプログラミング教育を通じて、発達障害への理解があり、IT人材を必要としている企業へスキルを持った障害者を紹介すること」だと確信しました。

 


就労移行支援施設「GIFTED ACADEMY」の3つの特徴


GIFTED ACADEMYは、3つの特徴を持っています。

① 発達障害(ADHD, 自閉症, LD)に特化することによる配慮、脳構造診断を利用した独自の診断基準 



Araya Brain Imagingさまが提供されているNeuro Profileを利用して脳構造からの特徴判断、支援を行います。
http://www.araya.org/

 

② 世界でも通用する実践的なプログラミング、デザイン教育

発達障害の特徴と時代のニーズにマッチした、実践的なプログラミング教育を行います。

 

 

③ ハリウッドで行われるボディワークを活用したメンタルヘルスケア

スキル、学習以上に大切なメンタルケア。ハリウッドで行なわれているボディワークを講師を招いて行います。

資金は施設の開所、運営に使います。

本プロジェクトでご支援いただいた資金は、施設の開所、パソコンや各種ソフトウェアなどの設備、1年間の運営費用として利用させていただきます。

また、より多くの企業にご支援いただくことで、より多くを講師、教材、設備などに分配でき、より質の高いプログラミング、デザイン教育を行うことができます。

安心できる就労先と、確かなITスキルを持つ発達障害の方々の雇用が繋がることで、当事者、家族、そして企業のそれぞれの課題を解決して行きます。

想定されるリスク

施設開所自体はすでに不動産の契約、東京都の申請許可、サービス管理責任者を確保しているので、確実に行うことを保証いたします。ただ、施設の内装や不動産の契約時期の変更によって6月から開所が延びる可能性があります。

人材紹介サービスはあくまでも年間登録料金の割引であり、
人材のマッチングは当事者との相談となるため人材の紹介、雇用は確約できません。その点をご理解の上で、ご支援をお願い致します。

最後までご覧くださり、ありがとうございます。

2011年に小学生対象に文科省が行った調査によると、約6%の小学生に発達障害の疑いがあるとされました。日本人口に換算すると、約600万人以上の人々が発達障害の特徴があるということになります。発達障害を抱えた多くの方が自身の課題に気付かず、自身の特徴を活かせないまま、周囲との違いに疲弊してしまっています。

私たちがそうした課題を持つすべての人たちを支援できるわけではありませんが、皆様の支援によって、そうした課題を抱える人たちが確実に今の状況から抜け出すお手伝いができます。


皆様のご支援を心よりお待ちしております。 

リターンについて

Q. 一般向け特別セミナーとはなんですか?
A.「発達障害を抱える人の新しい働き方」をテーマにしたセミナーを6月12日 13:00~17:00(予定は変更になる可能性があります)に弊社、新施設で開催します。今回のクラウドファウンディングに応募いただいた方のみが参加出来るイベントになります。イベントへの参加情報は個別に連絡を行います。


Q. 授業体験、ワークショップではどのようなことを行いますか?
A. 弊社が通常1日あたり1万円で提供する教育プログラムに(プログラミング訓練、フェルデンクライスをベースにしたボディワーク)に1日だけ参加することができます。日時は個別のご相談になります。


Q. キャリアカウンセリングではどのようなことを行いますか?
A. 弊社の就労移行支援施設に通う方のみが受けられる特性、能力を基にしたキャリアカウンセリングを弊社、施設にて行います。発達の特性をどのように活かせるかを個別に面談いたします。障害者の日時は個別のご相談になります。

Q. 企業向け特別セミナーとはなんですか?
A. 「発達障害を抱える人の雇用の仕方」をテーマにしたセミナーを6月11日 13:00~17:00(予定は変更になる可能性があります)に弊社、新施設で開催します。今回のクラウドファウンディングに応募いただいた企業の担当者さまのみが参加出来るイベントになります。イベントへの参加情報は個別に連絡を行います。

当事者向けQ&A

Q. 対象者は高機能自閉症のみですか?
A. いいえ。自閉症、ADHD, LDなどを含みます。しかし、プログラミング、デザインを学ぶための言語理解、論理性は求められます。本記事では企業の方にわかりやすく伝わるように高機能自閉症と説明しております。

Q. 2年間、通い続けないといけないですか?
A. いいえ。自由なタイミングで卒業、就労することができます。

Q. 障害者手帳もしくは受給者証を持っている必要がありますか?
A. いいえ。必須ではありません。ただし、通常は1日1万円の受講料が必要になります。お住いの自治体の福祉課から受給者証を受けている場合は0割もしくは1割負担で通所することができます。

Q. 障害者雇用の場合、賃金は安くなりますか?
A. いいえ。弊社を通じた紹介の場合は通常のエンジニア、デザイナーと同じ水準の給与になります(年棒400〜1000万円程度)

企業向けQ&A

Q. マッチング時に紹介手数料は別途かかりますか?
A. 紹介手数料はかかりませんが、希望する企業様に対して当事者の就労サポートを3か月行います。その際に通常、年収の30%がかかります。(マッチングチケットをお持ちの企業は、無償で3ヶ月の就労サポートを受けることができます)


Q. 発達障害と精神障害の違いは何ですか?
A. 発達障害は脳機能の発達問題なので「目が悪い」「耳が悪い」のと同じように、「字を読むのが苦手」「空気を読むのが苦手」「じっと座っているのが苦手」という問題を抱えています。あくまでも機能課題が主なので環境をしっかりと整備することで健常者と変わりなく働くことができます。また、弊社が就労後もサポートを行うことで当事者の方が働きやすい環境を創ってゆくことをサポートいたします。