はじめに

「いただいた御札をどうすればいいの?」
神主さんと相談して、新しい御札入れを作りました。


「OFUDA-Pocket」のこだわり・特徴

プロダクトを考えるにあたり失礼な形状とならないように、神主様にご相談させて頂いて、意見交換することで生まれたデザインです 。


●場所を選ばず祀りやすいウォールポケットデザイン

神棚は設置する方角などが決められているため、設置する場所を確保するのが難しいですが、壁にピン1つで祀ることができる「壁掛けスタイル」で簡単に設置して頂けます。

●御札をきちんと引き立てるサイドフレームデザイン

御札を大切に祀ることを考え「御札の字がきちんと見える」ように、サイドフレームにして真ん中がきちん見えるデザインになっています。

●お部屋に馴染みやすいファブリックデザイン
気軽に設置していただけるように、またお部屋のインテリアに合わせて頂けるように、馴染みのある帆布素材を利用し、カラーも選べるデザインです。


素材からサイズまで様々な種類のある御札を、きれいに納められて祀ることができるように作っています。

●小さなサイズでも中央にきれいに納めて祀る事が可能
大きなサイズに対応すると小さな御札を飾る際にバランスが悪くなったりしますが、生地(帆布)の摩擦により小さな御札でも中央に祀ることを可能にしました。

●複数枚の御札でも納めて祀る事が可能
複数の御札を納められる仕様にすると、一枚ではバランスが悪くなってしまいがちですが、下側にはマチがなく側面を芯材で支えて上に空間を作る特殊なデザインにより、一枚でも複数枚でも同様にバランス良く祀ることが可能です。


神様にファストファッションは似合わない、そこで愛着を持って丁寧に長く楽しむスローファッションを目指しました。

●国産帆布生地「富士金梅®」を使用
素材に選んだのは、日本では室町時代より使われている歴史のある素材でありながら、現代でもカジュアルな素材として幅広く使われている帆布です。日本製帆布生地ブランドの「富士金梅®」を使用しました。帆布は生地自体が丈夫なため、長く使っていただけて、使い込むごとに風合いが増し、経年変化を楽しめることから選びました。

●ひと針にまでこだわったコンピューター縫製
今回のデザイン特徴である「角」となる部分を仕上げるためには、人による縫製でピッタリと「角」に針を落として縫製することはかなり難しく、そこで厚紙と帆布という分厚い縫製を綺麗に仕上げるために、正確にひと針ひと針を計算して縫うことのできるコンピューター縫製で仕上げました。

●御札をしっかりと支えてきれいに見せる為に、厚紙を芯材に使用

帆布が丈夫でハリがある素材とはいえ、帆布だけや、帆布と接着芯だけでは御札を支えるには頼りないため、御札がしっかりと支えられ、またきれいに見せれるように厚紙を芯材に利用しています。

プロダクト誕生までのお話

子供の七五三のお詣りに神社へ行った際に、神主さんから「御札」をいただきました。
でも家には神棚はもちろん、適当な置き場所もありません。
「このいただいた御札、どうすればいいですか?」神主さんに聞くと、実は神主さんも困っているとのお話が。
「近年、日本家屋が少なくなっていくのと同じに、神棚を家にお祀りする習慣がなくなりつつあります。神棚は敷居が高く感じるのか、もしかしたら洋室に神棚はお洒落ではないと思われるのか、とても寂しい話です。もっと身近に神様を感じてほしい、気軽に神様のいる生活を送ってほしいのですが。」

神主さんのお話を受けて、簡単で、気軽で、部屋のインテリアに寄り添う「御札入れ」の企画を考え始めました。
最初は、モダンな木製の神棚を考えました。でも類似品はないかな~ってネットで検索すると、あります!とてもたくさんありました!ダメじゃん…同じようなものを作っても意味ないですよね。
原則は、壁に引掛ける!そして簡単!そうだ縫製品(布を加工した商品)で作ろう!

というのも、スタッフは前職で、ホームセンターなどで売られている「壁掛けポケット」を作ってきた経験がありました。
よし!これなら他の会社も作ってないし、新しい!なにより手軽ですよね。
このアイデアを「OFUDA-Pocket」プロトタイプのデザインとして起こしました。

「OFUDA-Pocket」のデザインを神主さん(のちに神主さんではなく、宮司さんとお呼びすることを知りました。)にお見せすると、「これなら神棚をお持ちでないご家庭、会社、お店に紹介できるね。」と喜んでいただきました。

ただその後に「この商品、できるなら国内で作ることはできますか。今は値段重視で海外製の授与品(神棚や御守など)がほとんどなんです。日本の神様をお祀りするのですから、可能なら日本製で作れませんか。」とお話は続きました。
このお話には、スタッフ一同悩みました。
海外の方が、圧倒的に安価で製造できます。
前職で培った生産のノウハウも、海外の工場で製造することが前提でした。
でも本当にそれでいいの?と「日本製」が頭から離れません。
長い時間、スタッフ全員で話し合いました。
そして結論、日本製でいこう!

日本製「OFUDA-Pocket」の商品開発がスタートしました。

リターンのご紹介

・【SET割引】OFUDA-Pocket セット(赤と緑)× 各1個 、10セット
・【早期割引】OFUDA-Pocket(赤)、OFUDA-Pocket(赤)、各30セット
・【応援割引】OFUDA-Pocket(赤)、OFUDA-Pocket(赤)

製品情報・仕様
【OFUDA-Pocket】

・サイズ:幅10.7cm × 高さ29cm × 厚み約1cm
・重量:57g
・素材:綿
・製造国:日本
※縫製品のため、サイズ・重量は、表記より若干異なる場合があります。


スケジュールについて

●プロジェクト実施期間

2022年2月5日~2022年2月27日

●商品製造からお届けまでの予定

・国内製造で小ロットずつの製造になりますので、応援購入者様が集まり次第、順次生産を開始していきます。
・3月中旬から、弊社から応援購入者様に順次、商品を発送を開始。
・4月末までには全ての商品の発送を完了する予定です。

リスクについて

【OFUDA-Pocket(御札ポケット)】を製作するために、現在社内ではデザイン・仕様を実現できるよう、プロジェクトを誠心誠意進めております。 開発中の工程において、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。
製造スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数で調整しておりますが、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。
本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。
応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から3ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
プロジェクトページに掲載している内容に変更がある場合は、できるだけ早く活動レポートなどで共有を行っていく予定です。
またモニター環境によって、画像の色が実物と異なって見える場合がございます。
応援購入の性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

資金の使い道

皆様からの資金は量産の際の金型代、今後のプロモーション活動の費用に充てさせて頂きます。

会社の紹介

私たち「合同会社らゑる」は、「市場にないものを、足りなかったものをつくりたい」との想いを持ち、いろんな考え方、いろんなアイデアを否定するのではなく、共生していく道を常に模索して、「ものづくり」に昇華していく努力をしています。

今回のプロジェクト「OFUDA-Pocket」では、御朱印集めが趣味で、週末は神社仏閣巡りを楽しんでいるスタッフと、全く興味がないスタッフが、商品開発していくうえで意見が分かれました。
「歴史的背景を考えて慎重に」と「今の人はそんなことは気にしていません」。
ただ「足りなかったものをつくりたい」という想いは共有してありました。
そこで何度も神社に通い、宮司さまにアドバイスを伺い、デザインのすり合わせ作業を繰り返しました。

結果「無くしていけない伝統は守る」そして「今のライフスタイルを崩さない」をデザインに落とし込みました。
「OFUDA-Pocket」はこんなスタッフたちがつくったプロジェクトです。

最後に【OFUDA-Pocket】を手に取った皆さまに喜んでもらえるよう、また素敵な「おまいり生活」を送っていただけるよう、スタッフ一同心を込めて対応していきますので、応援よろしくお願い申し上げます。

募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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