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【おじいちゃん猟師を救いたい!】イノシシ狩りを超効率化するIoT罠に高専生が挑む

高専発のプロジェクトをお届けする『Hello world project』第一弾。おじいちゃんのイノシシ狩りを支援するため、19歳の高専生がIoTデバイス開発に挑んでいます!高専卒業生を中心としたメンバーによる技術/事業支援を受けての本気の事業開発を、是非応援して下さい!

現在の支援総額

503,000

251%

目標金額は200,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/11/30に募集を開始し、 46人の支援により 503,000円の資金を集め、 2018/01/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

503,000

251%達成

終了

目標金額200,000

支援者数46

このプロジェクトは、2017/11/30に募集を開始し、 46人の支援により 503,000円の資金を集め、 2018/01/30に募集を終了しました

高専発のプロジェクトをお届けする『Hello world project』第一弾。おじいちゃんのイノシシ狩りを支援するため、19歳の高専生がIoTデバイス開発に挑んでいます!高専卒業生を中心としたメンバーによる技術/事業支援を受けての本気の事業開発を、是非応援して下さい!

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木更津高専3年生の望月です

初めまして!木更津高専情報工学科3年の望月です。

※老けて見えますがまだ19歳です

このプロジェクトは

イノシシ狩りをする猟師のおじいちゃんを助けるため

始まりました。

イノシシ狩りって、最近流行りのジビエ系ビジネス?

違います。田舎に行くとわかるのですが、イノシシは農家が大切に育てた農作物を食い荒らす害獣で、農家の皆さんはイノシシにより毎年51億円以上の被害を被っています。それを防ぐために、猟師の人達は山でイノシシ狩りをしており、自治体がそれを補助するというエコシステムが成り立っています。

※罠にかかったイノシシ

 

僕の祖父は千葉県の印西市でイノシシ狩りをしています。イノシシ狩りは主に山中に罠を仕掛ける方法で行われるのですが、

罠を抜け出したイノシシが回避学習をしてしまうため、頻度高く見回らなくてはならない

という事情があり、高齢化する猟師の方々にとって負担が大きい仕事になっています。中には町でバスの運転手をしながら猟師をやっている人もいて、毎日山に入るというのは時間的にも体力的にも非常に大きな負担となっています。

※山中に仕掛けられた罠

 

そんな話を祖父に聞いた時、

IOTセンサーで罠の動作を検知できれば負担が減らせるのではないか?

と思い始まったのがこのプロジェクトです。

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトのゴールは3つあります。

その1:祖父の助けとなる『IoT罠』を開発する

先ずは、祖父や猟師の方々に実際に使って貰えるプロダクトの完成をゴールとして、このプロジェクトを推進したいと考えています。利用者が高齢なため、実際に利用してもらうまでに出会う課題の数は通常のプロダクトよりも多いと思っています。既に始まっているα版開発と実地検証をやり抜き、実際に使えるβ版プロダクトを開発していきたいと思っています。

※罠に設置して検証中のα版プロダクト。左側の紐がトリガーとなって作動するモデル

 

その2:祖父と同様の助けを求めている猟師の方々に広くプロダクトを使って頂く

祖父の他にも、既に複数の猟友会にアプローチしており、β版テストの承諾を取り付けることに成功しています。α版で基本的な課題を解消した後、β版のテストでは製品化に向けた取り組みを推進し、「鳥獣被害対策プラットフォームの構想」を練り上げた上で来年中の事業化を目指していきたいと考えています。

その3:グローバルに通用する猟師支援事業にスケールする

祖父との会話から生まれたこのプロジェクトですが、色々と調べると「食料問題」の観点で優れた事業になり得ることがわかってきました。現在、みなさんが食べている牛肉を1kg作るために、10kgの穀物が消費されています。穀物はアメリカの他、南米の発展途上国などで生産されたものを輸入しており、貧困国で生産された穀物が市民に行き届かず飢餓が発生しているとも言われています。

狩猟により手に入るいわゆる「ジビエ」肉は、鳥獣被害を防ぐだけでなく、食することでグローバルな食料問題に対する貢献にもなるのです。しかし、「野生動物は臭みが非常に強いため、狩猟後数十分以内に血抜きを行わなければならない」など、加工段階での様々な問題が存在しており、狩猟されたジビエ肉の流通はまだまだ発展途上の段階です。我々は、このプロジェクトを推進することにより、狩猟からジビエ肉販売までを俯瞰したプラットフォーム事業としてグローバルに通用する事業を実現することもできると考えています。

※ちょっと言い過ぎました!

これまでの活動

プロダクト開発は既に進行しています

※罠の作動を検知して通信する試作品

 

α版プロダクトが80%程度の完成度となっています。また、祖父の協力の元で実地検証を始めており、現場で実際に利用できるレベル(β版)に向けてハード/ソフト面の課題を洗い出しています。現状挙がっている主な課題点は「防水加工」「電源」「猟師への通知方法」ですが、実地検証を繰り返すことにより解決できる見込みです。

『第16回 ベンチャー・カップCHIBA』学生部門グランプリ受賞!

公益財団法人千葉市産業振興財団が主催するビジネスプランコンテストにおいて、学生部門のグランプリを受賞しました !創造性、独創性溢れるビジネスプランとして受賞しており、今後同団体の支援も得ながらビジネス化を推進する予定です。

ベンチャー・カップCHIBA

資金の使い道

今回支援して頂くお金については、α/βテストの中で20台ほど作る予定のプロトタイプ制作費として利用させて頂きます。1台あたり3万円程度の原価がかかるため、原価60万円の一部をご支援頂きたいと考えています。

チーム

このプロジェクトは、高専キャリア教育研究所の『Hello world』の一環として、高専卒業生を中心としたCXOクラスの心強いメンバーの支援を受けます。

望月雄太(木更津高専3年生)

株式会社Water Fowl CTO

役割:プロダクトオーナー

菅野流飛(東京高専卒業)

株式会社高専キャリア教育研究所 CEO

役割:事業開発支援

略歴:東京高専物質工学科卒業。東工大にて分子生物学を専攻し博士課程まで進学(中退)。Speee、リブセンス、リクルートなどベンチャー企業から大手企業までを渡り歩き、事業部長や事業開発リーダーを歴任。2017年に高専生のキャリア教育を行うため『高専キャリア教育研究所』を設立。

茨木隆彰(神戸市立高専卒業)

合同会社ヘマタイト CEO

役割:ソフトウェア支援

神戸市立高専電子工学科卒業。学生時代より複数のベンチャーで経験を積み、技術を身につけた野生のエンジニア。これといった得意技術は無いが、なんでもソコソコに作る。高専ベンチャー技術顧問。「人とコンピュータの良い関係をつくる」ヘマタイト代表。

下山輝昌(東京工業大学卒業)

合同会社アイキュベータ CEO

役割:ハードウェア支援

略歴:東工大の材料科学を専攻し、修士課程修了。その後、NECにて、ハードウェアの研究開発に従事。研究初期フェーズから製品化フェーズまで幅広く担当。退職後はデータ分析・機械学習等の実務経験を積みながら、合同会社アイキュベータを設立。人工知能・IoTなどの可能性や方向性を研究しつつビジネス化に取り組んでいる。

リターンについて

リターンについては以下の選択肢からお選び頂ければと考えています。

その1:お礼メール

本プロジェクトを応援して下さった方にプロジェクトの進捗報告を兼ねたお礼の手紙を送らせて頂きます。

その2:プロジェクト報告会にご招待!

高専生とオトナがどのように共同プロジェクトを推進するのか?生々しい活動の報告会(3月開催予定)にご招待します。Hello worldや高専生とのコラボレーションに興味のある方は是非こちらをお選び下さい。

その3:検証実験へのご招待!

本プロジェクトのリアルな現場を見て頂けるよう、α/β版の検証実験の現場見学に招待させて頂きます。場所は千葉県内を予定しておりますので、狩猟の現場やジビエに興味のある方で足を運べる方はぜひこちらをお選びください。

最新の活動報告

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  • 開始10日でサクセス! 11/30に開始したこのプロジェクトですが、高専卒業生を中心とした方々の力強いご支援により12/10にサクセス致しました!開始まではどうなるかと思っていたメンバー一同は、安堵と責任感で心が一杯です。ご支援頂きましたみなさま、本当にありがとうございました。 プロダクト開発会議を実施 時を同じくして12/10に、望月、菅野、茨木によるプロダクト開発会議を実施致しました。望月が秋葉原で買い付けた部品類を入念に精査し、製品化を踏まえハード/センサーに活用する部品のコストと実現性について議論しました。コストを抑えながら必要な機能を実装するためにはまだまだ工夫が必要ですが、電子工学専攻からソフトウェアエンジニアに転向した茨木のサポートでなんとか乗り切ろうと思います! ※ヘマタイトオフィスの近くでプロダクト議論を重ねる望月と茨木 千葉市の方々と獣害駆除について意見交換 翌週の12/12の夕方、千葉市役所にて産業振興財団、農政センターなどを担当する方々と意見交換を行いました。内容としては、 ・望月よりプロジェクト及びプロダクトについて説明 ・千葉市役所の方々より獣害の現状と対策状況について説明 ・本プロジェクトを推進する上での協働可能性の検討 をメインに1時間半程度お話しました。 ※メイン画像はその際の打ち合わせ風景です 千葉市ではまだ鳥獣被害が大きな問題にはなっていませんが、周囲の市町村から徐々にイノシシやハクビシンが侵入しその対策を推進していること、そして、民間の助けも含め鳥獣被害を食い止めたいことなどについてざっくばらんにお話することができ、とても勉強になりました。また、来年春を目処に仕上がる予定のベータ版の試験運用についても相談させて頂けることとなりました。   今後も、本プロジェクトの推進を通じて社会貢献に繋げていきたいと思います。 引き続き、みなさまのご指導ご鞭撻をお願い申し上げます! もっと見る

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