こんにちは!初めまして
「旅するエンターテイメント集団 LES WORLD(レ・ワールド)」のアーティスト、鈴木和智です!
これは今年8月、インドネシアで通りかかったお祭りで子どもたちと撮った写真です!
現在自分は筑波大学の教育学類に通いながら、国内外で子どもたちにアートを通した新しい体験・学びを届けています
LES WORLDとは?
私たちLES WORLD(レ・ワールド)は「世界中の子どもたちが自分の可能性を信じられる世界」を目指し
子どもたちにダンス・アート・音楽のエンターテイメントと教育(エデュケーション)を掛け合わせた「エデュテイメント」教室を届けるチームです
私たちは特に生まれた環境や経済的な問題で子どもたちが自分の可能性を信じられず、社会で活躍することなく消えていってしまう
という課題に特に焦点を当て、世界中の孤児院(日本で言う児童養護施設)の子ども達を主な対象としています
そして今回、私たちは2018年2月26日(月)から3月10日(日)までの2週間をかけて
フィリピンの孤児院「House of Joy」にダンス・アート・音楽のエンターテイメント教室を届けることが決まりました!
フィリピンの現状
今回私たちが訪れるフィリピンは世界的に見ても孤児が多い国だといわれています
フィリピンでは避妊が一般的ではなく、それによってどんどん子どもができてしまっています
にもかかわらず、経済的な問題等で子どもを育てられない親が育児放棄をする、という悪循環が生まれてしまい、孤児ばかりが増えていくという問題が起きています
孤児院にいる子どもたちは被災したり、虐待など家庭環境が悪かったことが原因で元々ストリートチルドレンであった子が多いと言われています
孤児院では、そのような子ども達に対し18歳まで学習環境や食事、住居を提供しています
しかし、18歳で孤児院を出ると子どもたちは仕事をして、自ら稼いだお金で生活していかなければなりません
子どもたちには生まれ育った環境により基礎的な生活能力が乏しい、周りの人と上手くコミュニケーションが取れない、学歴や資格もない、といったことが原因で定職に就くことが難しい現状があります
施設の集団生活からいきなり一人暮らしを余儀なくされ、身近に相談できる大人もいない。お金や人間関係のトラブルに巻き込まれると、自力で乗り越えることが出来ない
たまたまその環境に生まれたというだけで、子どもたちは困難を抱え、自分のやりたいことも満足にできず、力を発揮することもなく消えていってしまう
フィリピンには、このような子どもたちを取り巻く厳しい現状があります
なぜエンターテイメント?しかも孤児院?
じゃあそもそもなぜそんな活動をしているのか?と言いますと、それはメンバーのダンサー、田中昂佑の活動に端を発します
「毎日のように学校で殴られ、夜中にも呼び出されボコボコにされる。そんな日々が1年間続いた。」
壮絶ないじめを受け、文字通り夢も希望もなかった中学時代。彼はダンスを通じて病気の子や貧しい子どもたちに手を差し伸べるマイケル・ジャクソンの姿に魅了されてダンスを始め
「世界一のエンターテイナーになる」ことを志しました
その後世界一周をするなかで各国の孤児院でダンス教室を開くようになり
今回お邪魔するフィリピンの孤児院「House of Joy」では18歳の少年がダンスを通じて自身の生活費を工面するというプロジェクトを成功させました
そのなかで少年がダンスを通じて自らの夢を抱くようになり、成長していく姿を見て「子どもたちはこんなにたくさんの可能性の種を持っているんだ」と気づき
「自分を変えてくれたエンターテイメントを通して子どもたちの持つ可能性を広げていきたい」と思うようになりました
そして同じく世界一周を経験した代表の志藤大地
多くの教育事業に携わりマーケティングを得意とするプロデューサー山下優紀
世界各地で子どもと壁画を描いて旅をするアーティスト鈴木和智
バンド楽器からボーカル、ピアノ、作詞作曲まで何でもこなすミュージシャン南雲俊樹
の5人が同じ思いのもと集い、LES WORLDが結成されました
このようにして私たちは現在メンバー5人で、自分たちのエデュテイメントを通して世界中の子どもたちに価値を届けるため活動しています
メンバー紹介
代表 志藤大地
大学2年生の時にカンボジアの学校にボランティアに行き、そこで初めてストリートチルドレンに出会う。「その時ストリートチルドレンの男の子に何もできなかった自分が、この先の人生で何をすべきなのか」という問いの答えを出すため、大学3年生で休学し、1年間世界一周の旅に出る。帰国後、同じ世界一周経験者で同じ想いを持ったダンサー田中昂佑と出会い、LES WORLDの発起人となる。豊富なビジネスへの知見を活かしメンバーを取りまとめている。
プロデューサー 山下優紀
山口大学教育学部英語教育4年。大学2年生の時カンボジアの子どもたちに運動会を届けるプロジェクトのため渡航。途上国の子ども達の現状を目の当たりにし、心の豊かさや経済格差に興味を持つようになる。大学4年生で休学しITベンチャー等での長期インターンシップを数社経験し、マーケティング等ビジネス知識を磨く。教育・ビジネス両者への豊富な知識を生かし、LES WORLDでは主にビジネスモデルの構築を支えている。
ダンサー 田中昂佑
マイケル・ジャクソンに憧れて「世界一のエンターテイナー」を志し、独学でダンスを学ぶ。これまで世界50カ国以上を回り、子ども達にダンス教室やパフォーマンスを届けている。また、世界一周クルーズ「ピースボート」乗船を果たし、世界的に有名なエンターテイナーたちとも共演するなど実績を積み上げている。現在は文部科学省の官民共同プロジェクト、トビタテ留学日本代表として、アメリカのロサンゼルスにダンス留学中。
アーティスト 鈴木和智
筑波大学教育学類3年比較・国際教育学専攻。大学2年生から国内外を行き来するなかで、インドで子どもたちとともに環境問題を考える壁画を作成し、絵が持つ可能性の大きさに気づく。今年8月にはインドネシアでも子どもたちと動物問題をテーマに壁画を制作する。壁画活動と並行して自身のスプレーアートにも精力的に取り組んでいる。また、普段から児童養護施設の子ども達や、発達障害を持つ子ども達に関わる機会も多く持っている。
ミュージシャン 南雲俊樹
筑波大学教育学類2年。小学一年生の時にピアノと出会い、高校1年生の時にバンドを始める。以来ボーカル、ギター、ドラム、ベース等多数楽器を演奏し、作詞作曲も行う。バンドの他ソロでの活動やデュエットでの活動等、幅広い音楽活動を展開している。音楽活動の傍ら、小学生を対象とした教育イベントの実施や、児童養護施設への学習支援等も行っている。
これまでの活動
実はLES WORLDが発足したのは今年の6月と、まだまだ日は浅いのですが、ありがたいことにこれまでにもたくさんの活動の機会を提供して頂きました!
7月
・Ozone合同会社様主催のMud Land Festに、パフォーマーとして出演
泥だらけになりながら会場を巻き込んでパフォーマンスを披露しました!
8月
・一般社団法人オレンジキッズケアラボ様の企画「軽井沢キッズケアラボ」にて5日間、医療的ケアが必要な子どもたちを対象としたダンス・アート・音楽のワークショップを開催
参加者の皆様からは「この子たちののこんな姿初めて見た」「想像をはるかに超えるステキなワークショップだった」という声を頂きました
たくさんの子どもたちの「可能性の芽」を見ることができました!
・東京都の限界集落で行われた東大生主催の合宿企画でトークライブ・ダンスワークショップを開催
参加者みんなが自分を表現したダンスワークショップ!
真剣に話に耳を傾けてくれ、中には目に涙を浮かべる人も...
9月
・音楽イベント「渋谷ズンチャカ」にて、Ozone合同会社様主催のサイレントフェスでワークショップを担当
ヘッドフォンを付けた自分たちだけに聞こえる爆音の中で、それぞれが自分の殻を破って踊るワークショップ、大好評でした!
10月
株式会社Tabippo様のイベント「旅大学」にてワークショップを開催
南雲のオリジナル楽曲と鈴木のスプレーアートのコラボパフォーマンス!
「自分を見つめ直すすごくいい機会になった」「LES WORLDに出会えてよかったです」「音楽もスプレーもすごかった!」と大好評のワークショップになりました!
【2017年11月21日追記】
11月
・同じく株式会社TABIPPO様主催のイベント、「旅大学」を福岡で開催
たくさんのステキな方々が自分たちのために足を運んでくださり、「今までで一番の旅大学だった!」「この人たちの企画は想像を超えてくるからスゴい!」といった声をいただきました!
・様々な理由で学校に通えない子ども達のための教室「マイスクール」さんで、小中学生向けに特別授業
初めて触れるスプレーアート、のはずなのに、みんなとても上手!ステキな作品が出来上がりました
自分たちからの「どんな状況にいたって、夢を追いかけることが出来る」というメッセージ、みんな真剣に耳を傾けてくれました
この他にもアート教室や、講師の依頼など多くの依頼をいただいており、本当にたくさんの方に支えられて活動しております
資金の使い道
皆様からご支援いただいた資金は、主に
・メンバー5名の航空費(田中のみ現地集合となる為片道分)
・孤児院での宿泊費(日本円で1人1泊約3000円。孤児院への寄付を兼ねるためこのような金額に設定されております)
・ワークショップの材料費(絵具等画材が主で、必要に応じて音楽機材を購入する可能性があります)
に当てさせていただきます
【2017年11月21日追記】
皆様の温かいご支援により、開始24時間で目標金額を達成し、さらに現時点で189%ものご支援を頂いております。メンバー一同心よりお礼申し上げます。
現在航空費が予定していた金額を上回ることが想定されておりますが、その上で余剰金が発生する可能性がございます。その場合、発生した余剰金は、今後の孤児院・児童養護施設等で実施するワークショップのための費用として当てさせていただきます。皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。
最後に
私たちは「エデュテイメント」を通じて、世界規模の孤児院の子どもたちのネットワークを創り、最終的に子どもたちのエンターテイメント世界大会を開催する
そのなかで、「エンターテイメントだけにとどまらない、子どもたちのたくさんの可能性の花を咲かせていきたい」という大きな夢を抱いています
だからこそ今回のフィリピンでのプロジェクトは、その夢に向けた第一歩目として、必ず成功させたいと思っています
是非、皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします!!
ご連絡はこちらまで↓
E-mail:lesworld0123@gmail.com
Facebookページ:LES WORLD - facebook page
Twitter:LES WORLD - Twitter
instagram:LES WORLD - instagram
最新の活動報告
もっと見る活動総括です!(資金の使い道等も記載しております)
2018/04/04 13:23活動総括です!!! 今月7日まで約2週間にわたって実施しましたフィリピンの孤児院House of Joyでの活動について、今回改めてその全行程の報告をさせていただきます 初めに、皆様にご支援いただいた資金の使い道等確定致しますまで時間がかかり、全体の報告が遅くなってしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。では、早速以下より報告させていただきます 今回「エンターテイメント×教育=エデュテイメント」教室のひとつの形として自分たちが選んだのは「ミュージカル」でした ミュージカルは、ダンス、音楽、アートすべてを融合した総合芸術であり、演者自身が、演目のなかでその伝えるべきメッセージを体現できるものです そしてそれは、ダンスの振り、音楽の歌詞やメロディ、目に見える形でのアート、そしてメッセージを伝えるべく演じた経験そのものと、様々な形で子どもたちの心の中に自分たちのメッセージを残してこれるのではないか、いつか彼らがその意味を理解し、彼らをどこかで支えるものになれるのではないか、と考え、今回このような選択をしました よし、ミュージカルをやろう。と決断をしたのは1月頃。そこから劇団四季やヤングアメリカンズの方等にアドバイスをもらいながら、脚本作り、ダンスの振りつけ、舞台芸術の設計など、準備を進めてきました しかし2月22日、出発のわずか3日前、2か月前から先に現地に赴き活動していたメンバー田中昂佑から一本の連絡が入りました 「ミュージカルをやりたい子が5人しかいない、やることを変えた方がいいかもしれない」 昂佑自身も、他のHouse of Joyのスタッフたち、オーナーも、皆がこれは絶対に実現できない、と考えていたといいます それでも、「たった5人でも、やりたいと思っている子がいるのなら、その子たちにだけでも全力で届けよう」と決断し、決行に踏み切りました その日からほかのメンバーが到着するまでの間、昂佑は、寸劇を作って見せたり、ダンスのワークショップを考えるなどして、子どもたちにミュージカルについて伝え、用意を進めてくれました そして迎えた2月26日、メンバー全員がフィリピンはミンダナオ島へ、House of Joyに到着。子どもたちと対面しました 日本人の訪問者たちにはもう慣れっこのようで、人懐っこく、笑顔で自分たちに接してくれる姿が印象的でした さあそしていよいよ、ワークショップの日々が始まります。子どもたちの生活リズムを崩さないため、平日は寝る前の30~45分間、休日は2時間ほどの時間をいただいて臨みます 初日の夜は子どもたちの「今の自分」と「将来の自分」を考えるワークショップ。子どもたちとスタッフ、メンバーどうしで自分の好きなものや、夢を可視化し、共有することを通じて、お互いがお互いのことを知ることができました 2日目からはいよいよミュージカルの練習へ。今日はミュージカルのためにメンバーあなごんが書き下ろした曲「Don't Stop Believi'n」を歌う練習をします。メンバーは「果たしてどれだけの子どもたちが集まってくれるのだろうか」と不安でいっぱいでした そこにやってきたのは人一倍明るく、男勝りで元気な女の子、アイリス。今回のミュージカルの主役の一人です。彼女が恐る恐る歌い始め、あなごんのギターの音がHouse of Joyに響き渡ります。すると、少しずつ子どもたちが興味を示し、集まってきてくれました 1人目主人公、アイリス そして気づけば10人以上の子供が集まる大合唱に!メンバーもスタッフにも驚きの光景でした。代表の志藤大地が何回練習してもうまく歌えなかったサビをたった30分でものにしている子どもたちを見て、彼らの持つポテンシャルの高さを感じました。あなごんも自分の曲を歌って踊っている子どもたちの姿を見て、思わず涙していました 3日目からは、子どもたちにさらなるチャレンジを用意しました それは、覚えた曲を「みんなの前で、一人で歌う、こと」。私たちでも、緊張して委縮してしまう人は少なくないのではないでしょうか普段人前に立つことも少ないという子どもたち。さあ、どうだ!LES WORLDからの挑戦状です すると…、真っ先に手を挙げたのはアイリス!この日もカッコイイ姿を一番に見せてくれました それを見た子どもたち、恐る恐る手を挙げてきます。元気いっぱいの4兄弟、長男フェルナン、次男ジャンレ、3男マイケル、4男ジャンジャンもチャレンジです! ところが、恥ずかしくなったのか、なかなか大きな声が出せなかったり、逃げてしまいそうになったりしてしまいます。それでもみんなの応援をうけて最後まで歌い切った姿は、カッコよかった!あっぱれです! そこからはいよいよセリフをみんなで合わせて、それぞれがなりきるキャラクターはどんな人なのか考えたり、ふりをつけて読む練習をしたりしました 事前に渡してあった台本を全部覚えてきてくれる子もちらほら…。そしてその中でひときわ輝く演技を見せたのは、少しおとなしめのリセルとリサメイ姉妹。リセルは主人公、リサメイは占い師の役でそれぞれ出演します 2人目の主人公、リセル 普段は人前に出たりすることは少ないという二人。しかし、セリフを読み合わせているのに耳を傾けると、感情のこもった、姉妹で息ぴったりの演技が聞こえてきました それでもやはりなかなか参加してこれない子はいます。本番にはでたくない、という子もまだまだいました そこでLES WORLDメンバーとHouse of Joyのスタッフ4人で力を合わせて、子どもたちにミュージカルのお手本をつくってみせることにしました。スタッフの中のミュージカル経験者の演技指導の下、大人の本気を披露しにかかりました そしてその夜、大人たちの本気をみた子どもたちは大うけ!メンバーの真似をして演技したりするようになる子がでてきたり、僕もやっぱりやりたい、という子がでてきたりしました お手本作戦は大成功!子どもたちにとって大きなモチベーションになったようです!! 一方で5日目からスタートしたのは大道具制作。ようやくアートに大きな出番が回ってきました まずはスプレー缶を用いて、みんなで巨大スプレーアートを作ります。ステージの背景を埋めるほど大きな板に、初めて扱うスプレー缶。みんな大興奮でした! ここはアート担当の自分が主導して進めたのですが、実は自分がしたのは基本的に、大まかな完成図の提示と、大枠を描いて見せたことだけ。あとはほとんど子どもたちがスプレーや、道具を使って色をつけていきました みんなで作業しているから、安全確保くらいで精いっぱい!果たしてどうなっているのか…と思って絵を見てみると、そこには自分が思い描いていたものを超える、子どもたちの作品がありました 練習5日目。自分たちは14歳の女の子、ジュリアンにある相談をしました。それは「歌のAメロ、Bメロをソロで歌う」こと。実は彼女、初日の「将来の自分」のワークショップで、「私の夢は女優になること」と伝えてくれました。彼女がこの夢を語るのは今回が初めてだそう 3人目の主人公ジュリアン 今回のミュージカルの主役の一人でもある彼女。メンバーもうっとりの、すごく綺麗な歌声で歌も歌います。それならば!ということで、彼女に今回の話をしました 初めは少し恥ずかしそうでしぶっていたけれど、「やってみようと思う」と話してくれました ここからあなごんとの個人レッスンのスタートです。あなごん自身「難しい」と話す曲、今からこれを練習するのはさすがに厳しいか?という声もありました。しかし練習初日、何度か繰り返して歌うだけで、ほとんど歌詞を見なくても歌えるようにまでなったんです!! 踊りの振りをつけて、歌も歌うというのは、自分たち大人でもパッとできることではないと思います。それをいきなりやって見せたジュリアン。その才能を垣間見ることができました そしてメンバー到着後は計7日間のワークショップを経て、いよいよ本番というとき。気づけば18人の子ども達全員がステージの上に立って一緒に練習していました 町の市長さんから、子どものお母さん、孤児院のスタッフ、そしてHouse of Joyの創設者烏山さんとアイダさんご夫妻まで、総勢30名以上の方が足を運んでくれました それを見た子どもたちも緊張していた様子。それでも勇気を振り絞って、みんな練習以上の姿を見せてくれました ひときわ大きな声を出して、全力の演技を見せてくれたアイリスは、みんなを率先して盛り上げてくれました 演技派のリセルとリサメイは、持ち前の演技力で見ている人たちをミュージカルの世界にグイっと引き入れる活躍を見せてくれました そしてジュリアンも練習以上に声を出して、みんなを引っ張る演技を見せてくれ、そして歌のソロパートも、まっすぐな声で堂々と歌い切りました ミュージカルは大成功!市長さんや創設者烏山さんたちからも、「とてもよかった」「歌がきれいだった」といった感想をいただきました 改めて、今回自分たちから子どもたちへ伝えたかったことは、「自分を信じること」。 人は、何かを達成したり、誰かに認められたりすることで、自分の持つ可能性をよりいっそう信じられるようになります。しかし中には、人生でちゃんと人に褒められた経験は一度しかなかった、という子もいました だからこそまずLES WORLDが徹底したのは、「ウザいくらい褒める」こと。そして、「自分たちが率先して行動し失敗する姿、挑戦する姿を見せる」ことで、「みんなが挑戦しようと思える」「お互いを励ましあえる」空間を作ることでした その効果は確かにありました。最初はなかなかチャレンジできなかった子が前に出て歌えるようになったり、ダンスも絵も、上手くいった時も失敗した時も、子どもたちが笑顔で、またトライしたり、もっと上手にやって見せたりする、という経験を届けることができました そしてメッセージはあなごん作曲の「Don't Stop Believi'n」の中にも。 I don't stop believi'n myself. 「決して自分を信じることをやめない」 I never forget, this words forever. この言葉は絶対に忘れない I will know where I mean to be someday. いつか、僕のいるべき場所を知るだろう And I will say I'm right. そして「僕が正しかった」って言うんだ Don't stop believi'n. 信じることをやめない というサビのフレーズは、毎日のように子どもたちが口ずさむようになりました。音楽は、きっといつかその意味が本当にわかる時が来る。ふとこの歌を思い出したとき、それがどこかで彼らを支えることができればいいな、という思いでこの曲を届けました これがベストな方法でもないかもしれません。「エデュテイメント」としての活動の意義や、クオリティなど、まだまだ至らないところばかりです。それでも今回このような形で子どもたちとともにミュージカルという大きなものを作り上げ、今できた精いっぱいの形で自分たちの想いを、メッセージを伝えられたことは、非常に意義のあるものだったと感じています 今後は、もっともっとクオリティを追いかけながら、まず1年間かけて世界を回り実績を積み重ね、より多くの人を巻き込み、活動の規模を拡げていく予定です まず5年間で50か国を目標に掲げ、そして一歩ずつ「世界中の孤児院の子どもたちが参加する、エンターテイメントの世界大会を開く」という目標に向けて突き進んでいく所存です 改めまして、今回のプロジェクトをご支援いただき、そして自分たちとともにプロジェクトをつくってくださり、本当にありがとうございました。皆様のご支援なくして、今回の自分たちのプロジェクトの成功はありませんでした ですがまだまだ、今回のプロジェクトで自分たちが、子どもたちがその場で経験したものを、皆様に十分にお届けするには至っておりません。4月よりチームは本格的に始動し、体制を整えて参ります そのなかで、今回のプロジェクトの様子も、より詳細に、写真や動画をまじえてお伝えしていきたいと考えております。その胸の連絡も後日こちらを利用してさせていただきますので、よろしくお願いいたします また、以下に今回のプロジェクトでの収支について記載させていただきます。資金をご支援いただいた皆様にはぜひともご確認願いたいと考えておりますので、あわせてよろしくお願いいたします 収入の部 クラウドファンディング支援金 621,000 計621,000 支出の部(フィリピンペソと日本円の為替は2018年2月26日当時の換金レートにより算出) 移動費・交通費(航空券代)219,040(志藤47,310 田中(片道)18,528 山下55,780 鈴木47,310 南雲50,112) 孤児院宿泊費 100,000(1人1泊3,000円、孤児院への寄付を含む) 材料費 8,333(1円=0.4822ペソ)→小道具代(衣装)955ペソ 大道具代(暗幕、ベニヤ板)1,612ペソ 画材代(スプレー、ペンキ)1,530ペソ リターン費 50,638 →Tシャツ作成7,500 タオル作成40,200 ポストカード作成2,938 計378,011 残金は今年度の海外孤児院でのワークショップ費用として利用させていただきます。尚、今年度はアジア2か国、アフリカ2か国の計4か国に渡航予定です 今年度は、志藤、鈴木、南雲の3人は北九州を拠点にNPO法人(現在申請中)としてのLES WORLDの基盤づくりに、田中は東京でエンターテイナー活動をメインに、4人で海外渡航を繰り返しながら、LESWORLDとして活動していきます。 重ねて、今回のご支援は本当にありがとうございました。メンバーを代表してお礼させていただきます。 まだまだチームとして至らないところは多くありますが、今後とも応援していただければ幸いです。ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、これからも情報を更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします! もっと見る
無事報告会も終了!そして今回は…動画をお届けします!
2018/03/16 19:04先日活動報告会も無事終了しました! 報告会に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました! そしてそして今回は、報告会で公開したHouse of Joyでの自分たちのエンターテイメントワークショップ、その中で作り上げたミュージカルの動画のショートバージョンをお届けいたします! 今回は、自分たちの理念でもある「自分の可能性を信じる」ことをテーマに、子どもたちとミュージカルを練習していくことを通じて、そのメッセージを伝えることを目指して、10日間の活動を終えてきました それではそれでは…メンバーのあなごん(南雲俊樹)の楽曲「Don't stop Believi'n」にのせて、かわいい子どもたちと、ワークショップの様子をご覧ください!! いかがでしたでしょうか 自分たちが目にしてきたものが、少しでも皆さんに伝われば嬉しいです 次回の活動報告では、今回撮ってきた写真達とともに(日本はWi-Fiがあるのでやっと思う存分送れます…!!)、今回の活動の総括をさせていただきます。 是非次回もご覧いただけると嬉しいです、よろしくお願いいたします! もっと見る
全行程を終了、帰国しました!!
2018/03/08 13:29全行程を終え、帰国しました!! 最終日、子ども達が開いてくれたfarewell partyでは、子ども達がサプライズでkiroroの「Best Friend」をメンバーに歌ってくれました 歌っている最中に泣き出してしまった子ども達を見て、メンバー達、そして砂漠のハートを持つと言われる代表の志藤まで、号泣してしまいました House of Joyにはたくさんビジターが来ては去って行くけれど、こんなに子ども達が泣くことはそうそうない、と言っていただきました それだけの関係を10日間の間に築けたことを嬉しく思うと同時に、色々な感情が込み上げてきて、子ども達を抱きしめる手がぐっと強くなっていくのを感じていました これにて全行程が終了し、子ども達やスタッフとの別れを経てメンバーは帰路につきました帰りは飛行機が遅れることもなく、先程無事日本に帰国しました ついに、自分達の夢への1歩目を踏み出すことができました支援して頂いた皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。メンバーを代表して改めてお礼申し上げます 10日には活動報告会を控えております! https://m.facebook.com/events/739447599582576/?ti=iclこちらから詳細がご覧いただけます。 また、当日会場に来ることが出来ない方向けにライブ配信も予定しておりますそちらをご希望の方は、以前送信させていただいたメッセージへ、お名前を添えてご返信をお願い致します。大変お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。メンバー一同心よりお待ちしております 鈴木和智 もっと見る
コメント
もっと見る