こんにちは!初めまして

「旅するエンターテイメント集団 LES WORLD(レ・ワールド)」のアーティスト、鈴木和智です!

これは今年8月、インドネシアで通りかかったお祭りで子どもたちと撮った写真です!

現在自分は筑波大学の教育学類に通いながら、国内外で子どもたちにアートを通した新しい体験・学びを届けています

LES WORLDとは?

私たちLES WORLD(レ・ワールド)は「世界中の子どもたちが自分の可能性を信じられる世界」を目指し

子どもたちにダンス・アート・音楽のエンターテイメント教育(エデュケーション)を掛け合わせた「エデュテイメント」教室を届けるチームです

 

 

私たちは特に生まれた環境や経済的な問題で子どもたちが自分の可能性を信じられず、社会で活躍することなく消えていってしまう

という課題に特に焦点を当て、世界中の孤児院(日本で言う児童養護施設)の子ども達を主な対象としています

 

そして今回、私たちは2018年2月26日(月)から3月10日(日)までの2週間をかけて

フィリピンの孤児院「House of Joy」にダンス・アート・音楽のエンターテイメント教室を届けることが決まりました!

 

フィリピンの現状

今回私たちが訪れるフィリピンは世界的に見ても孤児が多い国だといわれています

フィリピンでは避妊が一般的ではなく、それによってどんどん子どもができてしまっています

にもかかわらず、経済的な問題等で子どもを育てられない親が育児放棄をする、という悪循環が生まれてしまい、孤児ばかりが増えていくという問題が起きています

孤児院にいる子どもたちは被災したり、虐待など家庭環境が悪かったことが原因で元々ストリートチルドレンであった子が多いと言われています

孤児院では、そのような子ども達に対し18歳まで学習環境や食事、住居を提供しています

しかし、18歳で孤児院を出ると子どもたちは仕事をして、自ら稼いだお金で生活していかなければなりません

子どもたちには生まれ育った環境により基礎的な生活能力が乏しい、周りの人と上手くコミュニケーションが取れない、学歴や資格もない、といったことが原因で定職に就くことが難しい現状があります

施設の集団生活からいきなり一人暮らしを余儀なくされ、身近に相談できる大人もいない。お金や人間関係のトラブルに巻き込まれると、自力で乗り越えることが出来ない

たまたまその環境に生まれたというだけで、子どもたちは困難を抱え、自分のやりたいことも満足にできず、力を発揮することもなく消えていってしまう

フィリピンには、このような子どもたちを取り巻く厳しい現状があります

なぜエンターテイメント?しかも孤児院?

じゃあそもそもなぜそんな活動をしているのか?と言いますと、それはメンバーのダンサー、田中昂佑の活動に端を発します

「毎日のように学校で殴られ、夜中にも呼び出されボコボコにされる。そんな日々が1年間続いた。」

壮絶ないじめを受け、文字通り夢も希望もなかった中学時代。彼はダンスを通じて病気の子や貧しい子どもたちに手を差し伸べるマイケル・ジャクソンの姿に魅了されてダンスを始め

「世界一のエンターテイナーになる」ことを志しました

その後世界一周をするなかで各国の孤児院でダンス教室を開くようになり

今回お邪魔するフィリピンの孤児院「House of Joy」では18歳の少年がダンスを通じて自身の生活費を工面するというプロジェクトを成功させました

 

そのなかで少年がダンスを通じて自らの夢を抱くようになり、成長していく姿を見て「子どもたちはこんなにたくさんの可能性の種を持っているんだ」と気づき

「自分を変えてくれたエンターテイメントを通して子どもたちの持つ可能性を広げていきたい」と思うようになりました

 

そして同じく世界一周を経験した代表の志藤大地

多くの教育事業に携わりマーケティングを得意とするプロデューサー山下優紀

世界各地で子どもと壁画を描いて旅をするアーティスト鈴木和智

バンド楽器からボーカル、ピアノ、作詞作曲まで何でもこなすミュージシャン南雲俊樹

 の5人が同じ思いのもと集い、LES WORLDが結成されました

このようにして私たちは現在メンバー5人で、自分たちのエデュテイメントを通して世界中の子どもたちに価値を届けるため活動しています

 メンバー紹介

代表 志藤大地

大学2年生の時にカンボジアの学校にボランティアに行き、そこで初めてストリートチルドレンに出会う。「その時ストリートチルドレンの男の子に何もできなかった自分が、この先の人生で何をすべきなのか」という問いの答えを出すため、大学3年生で休学し、1年間世界一周の旅に出る。帰国後、同じ世界一周経験者で同じ想いを持ったダンサー田中昂佑と出会い、LES WORLDの発起人となる。豊富なビジネスへの知見を活かしメンバーを取りまとめている。

 

プロデューサー 山下優紀

山口大学教育学部英語教育4年。大学2年生の時カンボジアの子どもたちに運動会を届けるプロジェクトのため渡航。途上国の子ども達の現状を目の当たりにし、心の豊かさや経済格差に興味を持つようになる。大学4年生で休学しITベンチャー等での長期インターンシップを数社経験し、マーケティング等ビジネス知識を磨く。教育・ビジネス両者への豊富な知識を生かし、LES WORLDでは主にビジネスモデルの構築を支えている。

 

 

ダンサー 田中昂佑

マイケル・ジャクソンに憧れて「世界一のエンターテイナー」を志し、独学でダンスを学ぶ。これまで世界50カ国以上を回り、子ども達にダンス教室やパフォーマンスを届けている。また、世界一周クルーズ「ピースボート」乗船を果たし、世界的に有名なエンターテイナーたちとも共演するなど実績を積み上げている。現在は文部科学省の官民共同プロジェクト、トビタテ留学日本代表として、アメリカのロサンゼルスにダンス留学中。

 

 

アーティスト 鈴木和智

筑波大学教育学類3年比較・国際教育学専攻。大学2年生から国内外を行き来するなかで、インドで子どもたちとともに環境問題を考える壁画を作成し、絵が持つ可能性の大きさに気づく。今年8月にはインドネシアでも子どもたちと動物問題をテーマに壁画を制作する。壁画活動と並行して自身のスプレーアートにも精力的に取り組んでいる。また、普段から児童養護施設の子ども達や、発達障害を持つ子ども達に関わる機会も多く持っている。

 

 

ミュージシャン 南雲俊樹

筑波大学教育学類2年。小学一年生の時にピアノと出会い、高校1年生の時にバンドを始める。以来ボーカル、ギター、ドラム、ベース等多数楽器を演奏し、作詞作曲も行う。バンドの他ソロでの活動やデュエットでの活動等、幅広い音楽活動を展開している。音楽活動の傍ら、小学生を対象とした教育イベントの実施や、児童養護施設への学習支援等も行っている。

 

これまでの活動

実はLES WORLDが発足したのは今年の6月と、まだまだ日は浅いのですが、ありがたいことにこれまでにもたくさんの活動の機会を提供して頂きました!

7月

Ozone合同会社様主催Mud Land Festに、パフォーマーとして出演

 

泥だらけになりながら会場を巻き込んでパフォーマンスを披露しました!

 

8月

一般社団法人オレンジキッズケアラボ様の企画「軽井沢キッズケアラボ」にて5日間、医療的ケアが必要な子どもたちを対象としたダンス・アート・音楽のワークショップを開催

参加者の皆様からは「この子たちののこんな姿初めて見た」「想像をはるかに超えるステキなワークショップだった」という声を頂きました

 

たくさんの子どもたちの「可能性の芽」を見ることができました!

 

・東京都の限界集落で行われた東大生主催の合宿企画トークライブ・ダンスワークショップを開催

 

参加者みんなが自分を表現したダンスワークショップ!

真剣に話に耳を傾けてくれ、中には目に涙を浮かべる人も...

 

9月

・音楽イベント「渋谷ズンチャカ」にて、Ozone合同会社様主催サイレントフェスでワークショップを担当

 

ヘッドフォンを付けた自分たちだけに聞こえる爆音の中で、それぞれが自分の殻を破って踊るワークショップ、大好評でした! 

 

10月

株式会社Tabippo様のイベント「旅大学」にてワークショップを開催

 

南雲のオリジナル楽曲鈴木のスプレーアートのコラボパフォーマンス!

「自分を見つめ直すすごくいい機会になった」「LES WORLDに出会えてよかったです」「音楽もスプレーもすごかった!」と大好評のワークショップになりました!

 

【2017年11月21日追記】

11月

・同じく株式会社TABIPPO様主催のイベント、「旅大学」を福岡で開催

たくさんのステキな方々が自分たちのために足を運んでくださり、「今までで一番の旅大学だった!」「この人たちの企画は想像を超えてくるからスゴい!」といった声をいただきました!

 

様々な理由で学校に通えない子ども達のための教室「マイスクール」さんで、小中学生向けに特別授業

初めて触れるスプレーアート、のはずなのに、みんなとても上手!ステキな作品が出来上がりました

自分たちからの「どんな状況にいたって、夢を追いかけることが出来る」というメッセージ、みんな真剣に耳を傾けてくれました

 

この他にもアート教室や、講師の依頼など多くの依頼をいただいており、本当にたくさんの方に支えられて活動しております

 

資金の使い道

皆様からご支援いただいた資金は、主に

・メンバー5名の航空費(田中のみ現地集合となる為片道分)

・孤児院での宿泊費(日本円で1人1泊約3000円。孤児院への寄付を兼ねるためこのような金額に設定されております)

・ワークショップの材料費(絵具等画材が主で、必要に応じて音楽機材を購入する可能性があります)

 に当てさせていただきます

 

【2017年11月21日追記】

皆様の温かいご支援により、開始24時間で目標金額を達成し、さらに現時点で189%ものご支援を頂いております。メンバー一同心よりお礼申し上げます。

現在航空費が予定していた金額を上回ることが想定されておりますが、その上で余剰金が発生する可能性がございます。その場合、発生した余剰金は、今後の孤児院・児童養護施設等で実施するワークショップのための費用として当てさせていただきます。皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。

 

最後に

私たちは「エデュテイメント」を通じて、世界規模の孤児院の子どもたちのネットワークを創り、最終的に子どもたちのエンターテイメント世界大会を開催する

 そのなかで、「エンターテイメントだけにとどまらない、子どもたちのたくさんの可能性の花を咲かせていきたい」という大きな夢を抱いています

 だからこそ今回のフィリピンでのプロジェクトは、その夢に向けた第一歩目として、必ず成功させたいと思っています

 是非、皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします!!

 

 

ご連絡はこちらまで↓

E-mail:lesworld0123@gmail.com

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  • 2018/04/04 13:23

    活動総括です!!! 今月7日まで約2週間にわたって実施しましたフィリピンの孤児院House of Joyでの活動について、今回改めてその全行程の報告をさせていただきます 初めに、皆様にご支援いただいた資金の使い道等確定致しますまで時間がかかり、全体の報告が遅くなってしまいましたことを、深くお詫...

  • 2018/03/16 19:04

    先日活動報告会も無事終了しました! 報告会に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました! そしてそして今回は、報告会で公開したHouse of Joyでの自分たちのエンターテイメントワークショップ、その中で作り上げたミュージカルの動画のショートバージョンをお届けいたします! 今回...

  • 2018/03/08 13:29

    全行程を終え、帰国しました!! 最終日、子ども達が開いてくれたfarewell partyでは、子ども達がサプライズでkiroroの「Best Friend」をメンバーに歌ってくれました 歌っている最中に泣き出してしまった子ども達を見て、メンバー達、そして砂漠のハートを持つと言われる代表の...

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