はじめに・ご挨拶
はじめまして、ジオカタログ株式会社と申します。本プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。
21世紀初頭まで、G7の国の中で、世界地図のデジタルデータベース(空間データベース)を有していない国は、日本とカナダでした。戦後の検定済教科書に準拠した世界地図帳も、欧米地図の海岸線等の骨格や都市名、自然地名等を引用し、日本語化して作成されていました。特に、海外製地図データは、「極東(日本を含む東アジア)」を軽視していたのか、極端に精度が悪いものとなっていたのです。これではいけないと今から15年前から徐々に「日本製」の世界地図空間データベース作成してきたのが、当社であります。
5年ほど前から納得のいくデータベースとなり、世界地図データ製品としても提供を始めております。「地図情報は生もの」です。現在でもデータは進化し続けています。
そのデータベースの名称をRaumkarte(ラウムカルテ)と呼んでいます。このデータは、高価な専用基本ソフトウェア向けのデータベースであるため、官公庁または報道機関向けのユーザーが大多数でした。販売実績[最終ユーザー]はこちら。(※今回のクラウドファンディングには関係しておりません)
そこで、簡便にWebで閲覧できる仕組みを考え、他の地図サイトとも異なる地図利用を目的に、実験的にGeographia(ゲオグラフィア)という名称でサーバーを構築しているところです。私たちは、日本の為の、日本で作られた、日本の世界地図作成を目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
日本製世界地図Webサイトのタブレット版の作成です。
学校教育現場では、タブレットの普及が促進されていますが、コンテンツが必ずしも多くないのが実情です。その一助として、「地理」だけではなく、物理・地学・生物などの理科系科目、英語、歴史、社会など文科系科目、さまざまな教科、課外活動、学際(様々な学問、学術を融合した思考)として利活用できるタブレット版のデジタル世界地図帳を普及させ、英語教育のみでは得られないグローバル人材を育むことが必要と考えています。
旅をする場合、パリ市内は詳しいけど、広くフランスを見てブルターニュ、ボルドー、シャンパーニュ、ボジョレー等の地域も理解しようとする方は、どれ位いらっしゃるでしょうか。地形や地勢、文化や歴史を理解するには地図が必要となります。
また、日本の主張する領土(国土)、日本の意見が反映された世界を網羅した世界地図も、すぐに見られる環境を提供することが、私たちの使命とも考えています。
プロジェクトをやろうと思った理由
「本物の地図」を見る機会を増やしたいと思ったからです。
現在、書籍としての「地図帳」の発行は激減しています。昭和時代、7社の出版社が大判(B4判)の世界地図帳を発行していました。しかし、現在の日本で安定的に世界地図帳を発行している出版社は1社のみとなってしまいました。
さらにカーナビの普及により紙の道路地図帳は皆無となりつつあります。そんなカーナビですらスマホの登場により苦境に立たされている状況も見受けられます。出発地と目的地のみのピンポイントの地図利用は得てして簡素なルート案内となりがちです。道路地図帳を見ながらナビゲートしている時代は、行程の途中に「こんなものもあるのか」「なんだろこのマークは」などと道路を選択しながらその周囲を見回せたものでした。目的地には早く着くかもしれないけれど、見落としているものもあるのかもしれない。この「地図は読み物」という感覚を、世界地図でも味わってもらいたいと思っていました。
現在はPCブラウザで閲覧して用に「Geographia(ゲオグラフィア)」というサーバーを立ちあげています。このWebアプリを中高生にも簡便に体現していただくため、普及が進められている「タブレット」対応が必要と考えました。私どもは原資に限界がある零細企業です。そのため、皆様のご協力を賜り、具現化したいと考えている次第です。
これまでの活動
2007年創業。日本製の世界地図空間データベース「Raumkarte」を作成すべく、トライしてきました。中央官庁や、公共放送・民報等の報道機関、国立大学を始めとする研究機関でご利用いただいております。
2017年に実験サイトとしてWebサーバーを立てました。日本の方々が簡便にPCブラウザで閲覧できるよう、デジタル世界地図帳「Geographia(ゲオグラフィア)」という名称で立ち上げています。
地形図のみではなく、主題図(文化・文明・自然・政治・危機管理等)も重ねて表示できる機能や、地名検索、距離計算等の機能もWebでできるようにしました。また、地図同士を重ねて新たな情報が生み出せるよう、地理情報システム(GIS)機能の一端を用いて現在に至っています。
現在では、大学・報道機関でご利用いただいております。そして、中高生にも利用できるようにするため、今回のプロジェクトに至りました。
資金の使い道
ブラウザ用プロダクトデータベースの作成 90万円
地図表示用(画像)データライブラリの作成 38万円
タブレット用外部設計およびプログラミング 86万円
運用テスト、諸経費およびCAMPFIRE経費 56万円
合 計 270万円
リターンについて
500,000円(限定5組)
・オリジナルTシャツ3種(魚釣島、択捉島、竹島)各1点(L)
・オリジナル過去カレンダー3種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・Geographia1ライセンス5年分発行(2023年6月下旬から) デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」
・弊社編纂書籍「地図で読む世界史」1冊贈呈(実務教育出版発行)
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
・HPに協力者としてご芳名記載
300,000円(限定5組)
・オリジナルTシャツ3種(魚釣島、択捉島、竹島)各1点(L)
・オリジナル過去カレンダー2種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・Geographia1ライセンス3年分発行(2023年6月下旬から) デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」
・弊社編纂書籍「地図で読む世界史」1冊贈呈(実務教育出版発行)
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
・HPに協力者としてご芳名記載
100,000円(限定20組)
・オリジナルTシャツ1種(魚釣島、択捉島、竹島)1点(L)※希望の「島」を備考欄に記入下さい
・オリジナル過去カレンダー2種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・Geographia1ライセンス1年分発行(2023年6月下旬から) デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」
・弊社編纂書籍「地図で読む世界史」1冊贈呈(実務教育出版発行)
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
・HPに協力者としてご芳名記載
50,000円
・オリジナルTシャツ1種(魚釣島、択捉島、竹島)1点(L)※希望の「島」を備考欄に記入下さい
・オリジナル過去カレンダー1種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・Geographia1ライセンス1年分発行(2023年6月下旬から) デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
・HPに協力者としてご芳名記載
20,000円
・オリジナルTシャツ1種(魚釣島、択捉島、竹島)1点(L)※希望の「島」を備考欄に記入下さい
・オリジナル過去カレンダー1種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・Geographia1ライセンス1年分発行(2023年6月下旬から) デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
10,000円
・オリジナル過去カレンダー1種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・Geographia1ライセンス半年分発行(2023年6月下旬から) デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
5,000円
・オリジナル過去カレンダー1種各1点(年次によりインクジェット印刷)
※以下URLより希望年次を備考欄に記入下さい(※記入のない場合はランダム)
※最新カレンダー(2023年)を希望の方は下記「カレンダー2023『太平洋』について」をご参照ください)
・弊社ロゴ入りオリジナル不織布バッグ1個(サイズ:高350mm× 幅270mm)
カレンダー2023『太平洋』について
現時点で完成していないため、暫定的ではありますが、イメージ画像を載せておきます。
完成次第、「活動報告」欄にてご案内いたします。
デジタル世界地図帳「ゲオグラフィア」Web版(通常料金)について
Tシャツについて
以下の3種類となっております。
実施スケジュール
12月下旬:クラウドファンディング募集開始
1月31日:クラウドファンディング募集終了、ブラウザ用データベースの作成開始
3月中旬 :リターンの制作および発注、データライブラリ作成および外部設計
4月 :プログラミング
5月 :テストおよびリターンの送付開始
6月下旬 :運用開始
最後に
第2次世界大戦以前、日本は「外邦図(がいほうず)」として海外の地図を作成(調製)していました。中国東北部・昭南島(シンガポール)・大宮島(グアム)・エチオピア等の地図を日本が作成していました。殊にミャンマーの北部は、近年まで、戦前日本が測量した地図を利用していたほどです。また、ソ連を通過しない東京発ベルリン行きの鉄道計画の図面等も作成されていました。
戦後、軍事目的を主として作成されていた「外邦図」が不要となり、特に20年前までは、自衛隊では海外の地図を購入することもできませんでした。日本製の海外の地図を必要としなくなり、海外の地図は自国で作成されなくなりました。
日本の行政機関は日本の測量・地図調製の部署ですが、その名のとおり「国土」すなわち、国内の地図調製のみが対象となります。アメリカやハンガリーには民間の地図会社がありますが、それらに比類する民間会社も日本にはありませんでした。
当社は、極小零細企業ですが、日本のインテリジェンスを含む社会契約として邁進いたします。大企業では事業規模として採算が合わないかもしれません。極小零細企業ならではの特化された取柄と共感していただけるのであれば、皆様のご支援を賜りたく思います。是非よろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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2023/01/12 14:552023年のカレンダーは「太平洋西部」です。返礼品でも選択可能です。 もっと見る
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