理数系の弱いフィリピンの子どもたちへ「そろばん教育」を通じて地頭を強くする。将来、彼らの手で産業を起こし、多くの雇用を生む、そんな当たり前の仕組みの土台部分を支えたい。その為にフィリピン人の先生をもっと雇用し、多くの子ども達にそろばんを教える体制を構築したい!ぜひ本文を読んでみて頂けると嬉しいです。

プロジェクト本文

*【12/6】ストレッチゴールを設定しました!

皆さまの温かいご支援で想定より早く集まり、驚きと嬉しい誤算で、ここ三日間ほど放心状態でした。クラウドファンディングの終了日2018年1月6日までちょうど1ヶ月、本日より新たに目標を掲げ走り出します!

本日より「120万円(150%)」のストレッチゴールを掲げ再出発します。使い道としては、現在マンダウエ市内で運営している、日曜そろばん教室を「IPPO第二教室」へと正式に開校させる為の費用へ使わせいただきます。既にご支援頂いた金額で「2018年3月開校」へ向け前向きに動き出そうとしていますが、万全を期して少し多めに予算を確保できれば、と思っております。

 

肝心の運営の方は25名を超えてくれば安心ラインです。2017年12月6日現在、マンダウエ日曜教室(=第二教室予定)には16名の生徒が既におります。このまま2017年3月の正式開校まで生徒数が増え続ければ、安心できるスタートとなりそうです。

※なお、今回の目標金額を超えた場合「IPPOでの活動費全般」に活用いたします。来年以降、安心して運営できるように引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします!

*【12/4】リターンを追加しました!

OUT OF STOCKになっていた「そろばんボランティア先生(10万円)コース」を追加しました。
*こちらのリターンは2018年3月以降にご利用になれます!

*【12/2】目標金額を達成しました!

ご支援頂いた皆様のおかげで開始三日で35名の方に応援頂き、目標金額800,000円を無事達成しました!!!そろばん普及活動を拡大する為に100%使用させて頂きます!

クラウドファンディングの終了は2018年1月6日23時59分迄!
最後まで本プロジェクトに対して責任を持って気を引き締めていきたいと思います!

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◆ご挨拶◆

本プロジェクトをご覧頂き大変有難うございます!プロジェクトオーナーの鵜飼と申します。

現在フィリピン・セブ島で『IPPO Japanese Math School(以下IPPO)』というそろばん教室を運営しています。

突然ですが、フィリピンってどんなイメージがありますか?スラムなどの「貧しい国」のイメージ?それとも最近話題の英語留学先としてのイメージでしょうか?

はい、実は今、英語公用語や人口増加を背景にドンドン経済成長しているのがフィリピンなのです。と同時に格差も広がっています。

 

マニラやセブではフィリピン人の高い英語力に着目した米国向けのコールセンター事業を中心とする外資系企業、また日本人や韓国人向けの英語語学学校が多く進出しています。そのお陰で多くの雇用も生まれています。

フィリピンでは幼稚園から大学までの英語教育が義務付けられているので、大卒者であればとても流暢な英語を話すことができます。なのでフィリピン人学生の大半は「英語力を武器」にコールセンターや語学学校を就職先として目指します。

しかし、、、フィリピン人学生、それで本当にいいの?と思ってしまうのは僕だけでしょうか?


大卒高度人材の現実的な就職先が「コールセンター」「語学学校の先生」が多くを占めます。一部の優秀な人はより高い収入を求めて海外へ仕事を求めます。(*問題なのは"絶対的雇用の少なさ"!)

人口1億人を抱えるフィリピンが豊かになるには「外資の力」だけではなく、フィリピン人による産業育成や雇用創出などの活性化が必須だと思います。

国内雇用が増えれば、賃金競争が発生し、国民全体が豊かになります。そして"海外で働かざるを得なかった"優秀な人材も国内回帰することで、フィリピン経済に大きく貢献するでしょう。

*フィリピン賃金上昇率はアジア最低水準、絶対的雇用が少なく労働者が「買い手市場」なので賃金が抑えられています。

 
◆産業無くして国は豊かにならない◆

産業を生みだすには論理的思考力や物事を判断する力の源になる「地頭」が必要です。他国から技術やサービスを真似する開発能力が必要です。国の発展は先進国から「盗み、学ぶ」ことで成し遂げることができます。

日中韓台などの東アジア地域は、「地頭」が強いので、そうやって発展してきました。

「地頭」とは、考え抜く力や論理的思考能力、数字への強さですが、この力がフィリピン人は大変弱いように感じます。ですが、この能力は小さいうちから鍛えることができます。

 
◆どうやってフィリピン人の地頭強くする???◆

 

 

日本人の教育レベルは昔から世界的にトップレベルでした。幕末期には多くの国民が、字の読み書きができ、更には計算までも出来ました。「読み書きそろばん」教育が寺子屋などを通じて武士階級だけでなく、一般庶民にまで普及していたからです。だからみんな「地頭」が良かったのです。

幕末の開国後も国民の学力が高かった為、西洋技術に食らいつきながらも富国強兵できたし、戦争で負けても、勤勉さを武器に製造業であっという間に復興から立ち直ることが出来ました。国民の「地頭」が強かったことが原動力となった為です。 

独自に日本人とフィリピン人の計算力比較データ実施しました!ご参考まで!
とにかくフィリピン人の学力は日本人よりも劣っていることだけは伝わるかと思います!

詳しくフィリピン人学力が低い理由を知りたい方はリンクをクリック:
【かけ算】フィリピン人の計算力が絶望的な理由!【比較データ有り】

 

◆英語力だけでなく地頭も!◆

 

 フィリピンは英語公用語なので国民が高い英語力を有します、なのに貧乏なのは何故でしょうか?

理由は「英語が話せる」だけでは国は豊かにはなれないからです。それは「海外出稼ぎ大国」この国自身が証明してきたのではないでしょうか。彼ら自身が産業を生み、雇用を生み、利益を自国に還元することが貧困脱出への近道だと私は考えます。

またフィリピン人は英語で世界中に容易にアクセスできるという「最大のメリット」が仇をなし、自国での産業の保護育成や高度人材育成(=地頭強化)に力を入れてきませんでした。

日本人は英語が下手でも「地頭」を活かして、世界第2位の経済規模まで登り詰めることができました。もしフィリピンが「英語力」だけでなく、日本並みの「地頭」を手に入れたらどうなるでしょうか?

フィリピンは1億人もの人口を有するだけでなく、英語力も国際的に高い、天然資源も豊富、更に地頭を鍛え理数系が強くなれば、間違いなくアジア有数の豊かな国になると思います。

 

◆フィリピンでのそろばん普及活動の目指すところ◆

つまり「そろばん」で「フィリピン」は変われる!

だから、そろばんを流行らせたい。そしたらもっと先生が雇用できる、そうするともっと多くの子どもへそろばんを教えれることができる!そして将来そろばんで「地頭」を強くした子どもが事業を起こし、雇用を作る!

 

何とか1年やってきました。そろばんを基礎学力の低いアジアで広めることを理にかなってますし、貧しい国で整ってない国だからチャンスが有ると思います。もっと事業を大きくして、もっともっと多くの子どもにそろばんを教えたいです!

 

さて長くなりましたが、、、

2016年12月に「そろばん教室」をフィリピン・セブ島で開業しました。現在はそろばん教室運営だけでなく、スラムの子ども達へ音楽を通じて支援活動をする「NPOセブンスピリット」や近隣小学校への出張授業も毎週行ってます。事業が拡大すればもっともっと色々なことができると思います。 


2017年1月: 街中でのチラシ配布の様子。集客云々より現地の方々より結構ウケてました。


2017年2月: 小学校前の物件オーナーに頭を下げて広告を設置してもらいました。

2016年12月に第一教室をオープンした当初は生徒が全く集まらず、たったの「2人」で初月が終わりました。その為、年明けから死ぬ気で集客に本腰を入れ、近隣に看板設置したり、小学校前や高級ビレッジ付近でビラ配り、富裕層向けスーパーでブース設置して集客を行う、などの広告活動を通じて集客に努めてきました。

現在2017年11月末時点で4拠点84名の子どもたちへそろばんを教えています!以下各拠点についてご紹介していきます!

◆活動紹介①:IPPOバナワ教室◆


土曜日の授業の様子です。日本のそろばん教室をイメージしています!

●指導日時:15:00-19:00(火水金)、10:00-15:00(土)
●生徒数:31名
2016年12月開校、90%の子どもたちがフィリピン人の生徒です。こちらにIPPOオフィスが有り、メインの活動拠点になります。

◆活動紹介②:IPP0日曜そろばん教室◆


日曜そろばん教室(マンダウエ地区)の様子「マンダウエ第二教室(仮)」の様子。

●指導日時:10:00-12:00(日曜日)
●生徒数:16名
今年2017年8月に日本人の多く住む地域に「マンダウエ第二教室」を仮開校。日本人からの反応が高く、とても集客がしやすい立地です。生徒も増え手狭になってきましたので資金が集まった段階で正式開校の準備を、と考えています。

◆活動紹介③:NPO法人セブンスピリット◆


日本のそろばん会社から「そろばんの寄付」を頂いたので、寄贈式の際の一枚!

●指導日時:17:00-18:00(土曜日)
●生徒数:13名
セブンスピリットは音楽の力でスラムから通う子ども達に生きる活力を与えるため活動しています。現在、そろばんの先生が足りず13名の生徒を対象にしています。事業拡大すれば、先生を雇えます。そうすれば、もっと多くの子どもにそろばんを教えることが可能になります。

◆活動紹介④:私立小学校「MZEDクリスチャンスクール」◆


学校教育として認めて貰ったことは、今後フィリピンでの活動に必ずプラスになります!

指導日時:10:00-12:00(火&水)
●生徒数:小学校2-4年生 計24名 
2017年9月からそろばん授業を正式カリキュラム導入!身体障害や発達障害を持つ子もいますが、学校側のサポート支援をいただきながら授業を進めています。そろばんは指先を使い、脳を刺激しますので発育にも良い影響を与えるかもしれません。

◆お願い◆

もし私がやっている「そろばん教育の海外普及活動」に賛同してくれる方、どうか支援をお願いできないでしょうか?
もちろん完全なボランティアという訳でもなく、間接的なビジネス支援になるかと思います。

しかし、実際に1年フィリピンでそろばん教室を運営してみて、教育は改めて時間がかかるということが身に染みて理解しました。そろばんの知名度もそもそもないので、金銭的余裕がない限り、地道な活動を繰り返すしか有りません。

ですので前向きなIPPOの事業拡大費用として、そしてボランティア活動への教材代や人件費などの費用へと使わせていただきます。

今まで正直、何度も資本金がショート仕掛けましたが何とか乗り切ってきました。集まった資金を足がかりに「IPPOそろばん事業全体」の安定経営まで持って行きたいです。何卒ご支援のほどよろしくお願い致します。

 

◆このプロジェクト立ち上げに関わっている方の声◆

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株式会社イシド(能力開発のいしど式)代表取締役
石戸珠算学園学園長 沼田紀代美

貧困問題の解決には、教育水準を上げることがその一助となります。教育の基礎は「読み、書き、そろばん」。日本でも再注目されるそろばんが、フィリピンの子どもたちにとっても役立つことは間違いありません。「そろばん」でフィリピンの子ども達の未来に貢献しようと、日々奮闘している鵜飼さんを応援しています。

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一般財団法人全国珠算連盟 理事長
そろばん博物館館長 石戸謙一

日本の伝統文化でもあるそろばんは、計算だけではなく人間の基礎能力を高めます。フィリピンの子どもたちが、そろばんを楽しみながら、日本の文化にも興味を持ち、将来的にそろばんを通じた文化交流ができるようになることが楽しみです。鵜飼さん頑張ってください。

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未来を創る子ども教室 NPO法人セブンスピリット
代表理事 田中宏明

毎週、土曜日にボランティアで子どもたちにそろばんを教えにきてもらっていますが、計算の苦手な子どもたち。すぐに飽きちゃうんじゃないかと心配していましたが、勉強というよりもゲームのような感覚で、毎回、そろばん教室が始まるのを楽しみにしています。算数の点数に直結する以上に、そろばんを習うことで集中力や論理的な思考力が養われるようで、子どもたちの変化が面白い‼フィリピンでもそろばんをもっともっと広めてくださることを期待しています。

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ブロガー・フリー素材モデル
カルロス(小林勝宗)

事業の良し悪しは“人”で決まると思っています。鵜飼さんは本当にナイスガイでした。難しいことにも果敢にチャレンジし、その渦中でも周りに笑顔を絶やさない素敵な存在です。彼は「やる」と言ったことはきっとやり通すことでしょう。途上国に民間として貢献する姿は本当に美しい。これからもそろばんを通してフィリピンに貢献する鵜飼さんの活動が楽しみです!僕は鵜飼さんの奮闘をずっと見守っていきたいと思っています!

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日本習字 セブ教室
永井竹子先生

そろばん学習は右脳の働きを鍛え、集中力、記憶力、判断力など身につく学習方法です。是非この機会に子ども達や、大人の方も始めてみませんか?私もセブ市内で日本習字教室をしておりますが、皆さん揃って「日本文化をセブ市でお稽古ができるとは思わなかった」とおっしゃっています。日本文化としてそろばんも全く同じだと思います。フィリピンの子ども達に「そろばん」を広めようと活動している鵜飼さん、頑張ってください!

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◆これまでの活動

そろばん教室の運営だけでなく、小学校へのカリキュラム導入、NPOでのボランティア活動、イベント出店、ブログサイトやSNSの立ち上げから運用、外部サイトへの寄稿、チラシ配りや自力で広告看板設置するなど、と自分が出来る範囲のことを時間と気力の許す限り尽くしてきました。

"これまでの活動"の詳細に興味ある方はこちら!
リンク:【海外起業】準備→開業→集客を時系列で振り返ってみた。【スタートアップ】


近隣40箇所に看板広告設置。お金はほとんど掛っていないのでいつか恩返しを。


創業時から一緒にやって来たポーリン先生。かなり無理させているので少し楽にさせてあげたい。

IPPOでの活動を支えたくれたフィリピン人スタッフの努力も無駄にしたくありません。また広告活動を通じて知り合って近隣の方々のせっかくの善意に応える為にもっとスケール化したいです。そして、あの時は可哀想な日本人だったけど、貴方を助けて正解だった、などと言われて見たいものです。

 

◆終わりに


IPPOバナワ教室のオフィス付近での一枚

ここまで読んで頂いた方々、大変有難うございます!

フィリピンがより良い未来を迎えるためには、自分達で産業を作ることが必要です。そのためには理数系人材を育成する必要があります。ご存知の方も多いかも知れませんが、フィリピン人は算数や計算などは全くできませんよね。

モノづくりには数字的感覚が必要です、集中力や緻密性が必要です、そしてスケジュール感が必要です。全てに関わるのが数字です。

その感覚をフィリピンで「そろばん教育」を普及させて、幼少児より養ってもらうのです。

フィリピン人は英語も操ることができ、笑顔に溢れ、家族愛やコミュニティー愛があって凄くホスピタリティーに溢れています。十分に素晴らしい国だと思います。でも算数や計算が致命的に弱いことにより、少し残念な国になっています。

「そろばん」を使い、フィリピン人の「地頭」を鍛えたい。そしてフィリピン人自身が自分達でビジネスを作り、自立した経済発展を遂げれる国となるよう教育という基礎の土台部分から手助けしたい!

みなさま改めましてご支援のほどお願い致します!

以上

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